ビットコイン(BTC)、不気味な静けさー「ベアフラッグ」形成か【仮想通貨チャート分析】
よきょい

記事の要点
▪️「ベアフラッグ(Bear Flag)」あるいは「ペナント」と呼ばれる形状に近い推移
▪️る90,000ドルを明確に超えることでパターン否定なるか
85,000ドルでの急落から一服しているビットコイン(BTC)ですが、この停滞は嵐の前の静けさかもしれません。日足チャートの形状を分析すると、典型的な下落継続のパターンが形成されつつあり、楽観視できない状況が浮き彫りになります。

BTC/USD – TradingView
BTCの日足チャートをパターン分析の視点で見ると、現在の動きは「ベアフラッグ(Bear Flag)」あるいは「ペナント」と呼ばれる形状に近い推移を見せています。
- フラッグのポール(旗竿部分): 12月中旬の94,000ドル付近から、85,000ドル付近までの鋭い下落が「ポール」を形成しています。これは強い売り圧力を示唆します。
- フラッグ(旗部分): 現在の85,000ドル〜88,000ドル付近での小幅な揉み合いが「旗」の部分に当たります。重要なのはこの反発が非常に弱く、V字回復のような力強さがない点です。
テクニカル分析のセオリーでは、急落後の弱い反発(横ばい)は売り方が一時的に利益確定をしているだけであり、エネルギーが溜まり次第再度同じ方向(下落)へ動き出す可能性が高いとされています。
◆今後のシナリオ:エネルギー放出の行方
現在、市場のエネルギーは圧縮されておりどちらかに大きく弾けるタイミングが迫っています。
弱気シナリオ
「ベアフラッグ」が完成する場合、現在の保ち合いの下限である85,000ドルを割り込むことがトリガーとなります。 セオリー通りであればポールと同じ値幅(約9,000ドル幅)分だけ下落する可能性があり、その場合のターゲットは76,000〜80,000ドル付近まで深掘りするリスクがあります。
強気シナリオ
この弱気パターンを無効化(否定)するには、フラッグの上限を力強くブレイクする必要があります。具体的には、直近の戻り高値であり心理的節目でもある90,000ドルを明確に超えることです。
ここまで戻せば「底打ち」の認識が広がり、ショートカバー(空売りの買い戻し)を巻き込んだ上昇が期待できます。
◆まとめ
移動平均線による「上値の重さ」に加えチャートパターンも「下落継続」を示唆しており、ビットコインは依然として崖っぷちに立たされています。現在の小康状態を「買い場」と判断するのは尚早であり、85,000ドルを維持できるか、それとも割り込んで弱気パターンが完成してしまうかが次の大きな動きを決める決定打となります。
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