仮想通貨特化のAIエージェント型ブラウザが登場|700万ドルを調達

仮想通貨特化のAIエージェント型ブラウザが登場|700万ドルを調達

引用元: @DonutBrowser

Solanaブロックチェーンを基盤とする世界初のエージェント型クリプトブラウザ「Donut」が、プレシードラウンドで700万ドルの資金調達を実施したことを発表しました。このラウンドは、Hongshan(旧Sequoia China)、BITKRAFT Ventures、Hack VCが主導し、Sky9 Capital、MPCi、Makers Fund、Altos Ventures、Orthogonal Ventures、Badkidsfly、Vessel Capital、Sonic SVMといった投資家も参加しました。

Donutは、従来のブラウザが過去30年間大きな変化を見せていない現状に対し「エージェントの時代」に適合した新しいブラウザ体験の提供を目指しています。同社はユーザーに代わってエージェントが取引を実行する未来を見据え、ブラウザを再構築していると述べています。

OpenAI OperatorやManus AIのような既存のエージェントプラットフォームが一般的な生産性向上に焦点を当てているのに対し、Donutは仮想通貨領域に特化。同領域はリスクが高い金融的なアクションが求められるため、Donutは単なるブラウジングの強化だけでなくリアルタイムでのオンチェーン取引、トレード、収益獲得をターミナルのように支援するブラウザを目指しています。

Donutは仮想通貨の取引をエージェントによって実行し完了させることをビジョンに掲げ、複雑な仮想通貨の環境を横断するドメイン内モデルと多数のブラウザエージェントを構築。ウォレット、分散型取引所(DEX)、各種ネットワークを単一の統一されたエージェント型インターフェースに統合するとしています。

また、DonutはSendAIと戦略的提携を結んでおり、MCPネットワークを通じてエージェント型拡張機能エコシステムを構築することも発表しています。

現在、Donutはプロダクトの待機リストへの登録を呼びかけています。


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