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FBIが「ビットコインETF承認」の偽ポスト投稿者を逮捕

FBIが「ビットコインETF承認」の偽ポスト投稿者を逮捕

FBIが米国証券取引委員会(SEC)のXアカウントをハッキングしたとして、アラバマ州出身のエリック・カウンシル・ジュニア容疑者(25歳)を逮捕しました。

2024年1月、カウンシルとその共謀者らは携帯電話会社を不正に誘導し、犯罪者が管理する SIM カードと電話にターゲットの携帯電話番号を再割り当てさせるSIMスワップ攻撃を実行。SECアカウントに紐づけられた電話番号を乗っ取り、SECがビットコインETFを承認したという偽の投稿を行いました。

この偽情報により、ビットコイン価格は一時的に1,000ドル以上上昇するも、SECが承認を否定したことで2,000ドル下落しました。当時ゲイリー・ゲンスラー委員長は声明を発表し、この不正な投稿を否定しました。

現在、カウンシル容疑者は個人情報窃盗およびアクセスデバイス詐欺の罪で起訴されており、FBIによる捜査が続いています。

この事件はデジタルセキュリティの脆弱性と適切なセキュリティ対策(2段階認証など)を講じていない著名アカウントのリスク、1つの情報に左右される市場状況を改めて浮き彫りにしています。

記事ソース:発表

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