インド、仮想通貨包括規制へ向け協議文書を発表予定
2024/08/23・
Crypto Troll
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インド政府は、仮想通貨セクターに対する包括的な規制を導入する準備を進めており、今後数週間以内に利害関係者からの意見を募る協議文書を公開する予定です。
この動きは、2023年10月にニルマラ・シタラマン財務大臣がG20諸国が仮想通貨規制の統一化の必要性について合意に達したことを強調した声明に続くものです。
経済局(DEA)長官が率いる委員会が協議文書の草案を主導しており、9月から10月の間に公開される予定です。文書は、責任ある規制機関の特定、規制枠組みの必要な要素の概要、実施のためのタイムラインの提案など、仮想通貨規制のさまざまな側面を網羅する予定です。
この取り組みは、仮想通貨に関連するリスク、特に金融安定性への懸念が高まっている新興国市場におけるリスクを軽減するためのインドのより広範な戦略の一部です。
インドは既に予備的措置を実施
インドはすでに仮想通貨セクター規制に向けて予備的な措置を講じており、国内で事業を行うことを希望する仮想通貨企業に対して新たな登録要件を確立しています。
インドでの仮想通貨利用は、規制の不確実性と厳しい税制環境にもかかわらず、著しい成長を見せています。2024年現在、推定1億1500万人のインド人が仮想通貨投資に関わっており、これは18歳から60歳の人口の約15%を占めています。
インドは世界的に見ても最大のデジタル資産市場の一つとなっており、将来の成長に注目が集まります。
情報ソース:CNBC