「エアドロ稼ぎ」は終焉か?新トークン配布モデルとは
よきょい

ベンチャーキャピタルのDragonflyでマネージングパートナーを務めるハシーブ・クレシ(Haseeb Qureshi)氏が、現在のエアドロップに代わる新しいトークン配布モデルを提案しました。
この新モデルはユーザーの過去の行動履歴を評価する「ホルダー・スコア」と、トークン販売手法である「クラウドセール」を組み合わせたものです。長期的に貢献するユーザーを優遇し配布直後の売り圧力を軽減することを目的としています。
Yes, Airdrops are Dumb. But they don’t have to be.
This reaction to this post really got me thinking.
Here’s a question: Why do IPOs always pop?
Simple—it’s by design. Every company wants holders instead of dumpers on their cap table. Institutional investors like BlackRock and… https://t.co/BH81cHvXK0
— Haseeb >|< (@hosseeb) September 15, 2025
クレシ氏は9月15日のソーシャルメディアへの投稿で現在のエアドロップが抱える問題を指摘。多くのエアドロップでは報酬目当ての短期的なユーザーがトークンを受け取った直後に売却するため、価格が下落する傾向にあります。同氏は企業の新規株式公開(IPO)で長期保有が見込まれる機関投資家が優遇される例を挙げ、トークンの配布も同様の仕組みで行われるべきだと主張しました。
提案の中心となるのが標準化されたホルダー・スコアという評判システムです。このスコアはトークンの保有期間やガバナンスへの参加、流動性提供といったユーザーの行動を複数のプロトコルにわたって追跡し評価します。各プロジェクトがこのスコアを公開することでエコシステム全体でユーザーの信頼性を共有できるようになります。
クレシ氏はこのスコアを利用して大部分のトークンをクラウドセール形式で販売することを推奨しています。無料でのエアドロップは全体の15%未満に限定し、スコアの高いユーザーほど有利な価格で多くのトークンを購入できる仕組みです。これにより短期的な利益を狙うユーザーは不利になりプロジェクトへの真剣な関与が促されます。
この方法はユーザーにトークンを購入させるためシビル攻撃への有効な対策にもなります。クレシ氏は特定の貢献に対する報酬としてエアドロップが有効な場面もあると認めつつ、広範な無料配布は持続的なコミュニティの成長にはつながらないと結論付けています。
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