大口投資家がXRPロング手仕舞い、市場反落で利益確定か

オンチェーンデータ分析のLookonchainによると、ある大口投資家（クジラ）が暗号資産リップル（XRP）の大きなロングポジションを決済し、利益を確定した模様です。

Due to the market pullback, this whale has closed $ETH and $XRP long positions, locking in a profit of ~$7.5M.

He’s still holding a $15.4M long on $SOL, currently down $560K.https://t.co/VCde0KlT1Dhttps://t.co/K3QnpVS15l pic.twitter.com/Ob75lWB1ue

— Lookonchain (@lookonchain) May 13, 2025

この投資家はイーサリアム（ETH）のロングポジションも同時に解消し、合計で約750万ドルの利益を得たと報告されています。Lookonchainは、この判断の背景には最近の暗号資産市場全体の反落があると指摘しています。

このクジラは以前、1200万ドル規模で2倍のレバレッジをかけたXRPのロングポジションを保有していました。XRPは5月12日（月曜日）に2桁の価格上昇を見せ、市場全体とは異なる動きで注目を集め、一時的に時価総額でテザー（USDT）を抜きトップ3入りを果たしました。

しかし、その後の市場全体の調整により、XRPはこの強気の勢いを維持することが困難になっています。今回のXRPロングポジションの解消は、市場の変動性と大口投資家の機敏な対応を示すものと言えそうです。