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ビットコインマイニング大手、昨年の採掘総量は12,852 BTCに

ビットコインマイニング大手、昨年の採掘総量は12,852 BTCに

ナスダック上場企業マラソン・デジタル・ホールディングスが、ビットコインマイニング事業に関する最新報告を発表しました。同社は、昨年2023年にビットコインを合計12,852 BTC(現在価格約811億円)を採掘したとしています。

発表によると、マラソン・デジタルは先月12月に1,853 BTCのマイニングに成功。その38%にあたる704 BTCは営業経費を賄うために売却することが決定しているとしています。

先月には米テキサス州ガーデンシティにあるマイニング施設にて、約8,900台のマイニングマシンが新たに稼働させたとする同社。先月1日時点でのマラソン・デジタルが抱える稼働中のマイニングマシンは合計約199,200台になったとしています。

同社は現在、アブダビやパラグアイにあるマイニング施設の拡張を計画しており、今後さらに多くのマイニング関連機器の稼働が予定されているとしています。

事業拡大を続けるマラソン・デジタル社は先月19日、Generate Capital,PBCの子会社よりテキサス州グランベリーとネバダ州カーニーに展開されていた2箇所のマイニング施設を総額1.78億ドル(約257億円)で買収することを発表。買収は今月中旬に完了予定となっており、今後コスト構造の改善が見込めるとしています。

同社最高財務責任者のサルマン・カーン氏は上記取引について下記コメントを残しています。

マラソン・デジタル サルマン・カーン氏

“「私たちはこの1年間、キャッシュポジションを増やし、ビットコインの保有を増やし、負債を減らすことでバランスシートを強化してきました。今回の取引はその長期戦略の一環です。

現在の営業コストを30%削減し、十分な拡大機会を提供することで、この取引は即座に当社に利益をもたらします。”

昨年10月の底値より右肩上がりで上昇を続けていたマラソン・デジタル社の株価は、年末一時急落を見せた後に回復。現在は10月の底値より約3.6倍の価格を付けています。

今後、マイニング報酬が減少するビットコイン半減期の到来なども予想されるなか、昨年12月31日時点で合計15,174 BTCを保有している同社の今後の動向に注目が集まります。

記事ソース:MARATHON DIGITaL HOLDINGS

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