メタプラネット、業績予想を上方修正|売上2倍でBTC戦略加速か
よきょい

引用元: Allora Empire Art / Shutterstock.com
株式会社メタプラネット(Metaplanet)は2025年度の連結業績予想を大幅に上方修正しました。BTCインカム事業が好調に推移したことを受け売上高は前回予想の2倍となる6,800百万円、営業利益は約1.9倍の4,700百万円を見込みます。
また2025年9月30日時点でビットコイン(BTC)の保有量が30,823 BTCに達し、年度目標としていた30,000 BTCを前倒しで達成したことも明らかにしました。
メタプラネットのBTCインカム事業は、第3四半期に2,438百万円の売上収益を計上し、前四半期(Q2 2025)比で115.7%の成長を達成しました。Q3の業績を受け、25年度連結業績予想を修正しました:
売上高: 6,800百万円(前回予想: 3,400百万円)
営業利益: 4,700百万円(前回予想: 2,500百万円)… pic.twitter.com/2xFllQKXDj— Simon Gerovich (@gerovich) October 1, 2025
今回の業績予想修正はBTCインカム事業の収益が大きく伸長したことが主な要因です。同事業の2025年度第3四半期の売上高は2,438百万円となり前四半期比で115.7%増と過去最高を記録しました。この力強い成長が企業全体の収益基盤を押し上げています。
同社は新たな成長戦略として「Phase II」を掲げています。この戦略は普通株式の希薄化を避けながらビットコインの蓄積能力を強化することを目的としています。その中核となるのがBTCインカム事業やプラットフォーム事業「Bitcoin.jp」といった収益事業の拡大と新たに計画されている永久型優先株式の発行です。
永久型優先株式はBTCインカム事業などの収益を原資として配当を行う設計です。これにより新たな資金調達手段を確保しビットコインの追加購入を加速させます。優先株式の想定配当率は上限年6%とされており、日本の投資家に対して新たな投資機会を提供することを目指します。
メタプラネットは今後もビットコインを財務戦略の中心に据え事業を拡大していく方針です。2027年までにビットコイン総供給量の1%にあたる210,000 BTCを保有するという長期的な目標を掲げており、今回の業績上方修正と新戦略はその実現に向けた重要な一歩となります。
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