メタプラネット、1300億円調達でBTC購入へ｜海外投資家の呼び込みなるか

日本のビットコイン財務企業であるメタプラネット（Metaplanet）は、海外市場での株式売却を通じて1300億円を超える資金を調達する計画を明らかにしました。調達資金の大半は暗号資産ビットコイン（BTC）の追加購入に充てられる予定です。

海外募集による新株式発行に関するお知らせ pic.twitter.com/9d9w1un2c7

— Metaplanet Inc. (@Metaplanet_JP) August 27, 2025

同社は取締役会が最大5億5500万株の新株発行を承認したと発表。9月1日の株主総会でこの提案が承認されれば、メタプラネットの発行済株式総数は現在の7億2200万株から約12億7000万株に増加します。

今回の株式発行は海外市場限定で行われ、長期的な機関投資家からの資金を呼び込みグローバル市場での流動性を向上させることを目的としています。

メタプラネット、株価900円の壁突破なるか｜52.5億円繰上償還

メタプラネットは2024年4月にビットコインを財務資産として購入する戦略を開始しました。ビットコイン財務データを扱うビットコイン・トレジャリーズによると、同社はすでに18,991 BTCを保有しており、企業のビットコイン保有量で世界第7位にランクされています。

メタプラネットは積極的なビットコインの購入と保有資産から継続的なキャッシュフローを生み出す収益戦略を組み合わせています。このアプローチにより財務資産を第一とするモデルを確立し、長期的な成長に向けた強固な財務基盤の構築を目指しています。