2億ドル超のロング清算、暗号資産市場に異変か

2025/07/02・

よきょい

2億ドル超のロング清算、暗号資産市場に異変か

7月1日の第3四半期開始の取引で、暗号資産市場は前日のビットコイン(BTC)の月間終値が記録的であったにもかかわらず、大幅な下落を記録しました。ビットコインは10万5000ドル台を維持しましたが、アルトコインは急落し一部の銘柄では2桁の損失を記録するなど、市場全体で売りが優勢となりました。

Coinglassのデータによると、過去24時間で約10万4000人のトレーダーがポジションを清算され、その総額は2億6757万ドルに達しました。このうち、2億1832万ドルがロングポジション(買い手)の清算でした。銘柄別ではビットコインが7977万ドルと最も多く、次いでイーサリアムが6019万ドルでした。

市場心理には広範な経済の不透明感が重くのしかかっています。根強いインフレ圧力により米連邦準備制度理事会(FRB)が従来予想されていたよりも長く高金利を維持するとの懸念が広がっています。また、7月9日に迫った関税期限を巡る地政学的緊張も投資家の慎重な姿勢を強めています。

同日の米国株式市場はダウ工業株30種平均が1%上昇した一方、ナスダック総合指数とS&P500種指数は下落し、まちまちな結果となりました。投資家は今週後半に発表される米国の労働市場に関するデータを注視しており、その結果がFRBの金融政策の方向性や今後のリスク資産の動向を左右する可能性があります。

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情報ソース:Coinglass


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