注目DEX「Grvt」、手数料-0.01%でASTERなど8銘柄導入
よきょい

ゼロ知識(ZK)技術を活用した分散型取引所(DEX)のGrvt(グラビティ)が、トレーダーの選択肢を大幅に拡大する8つの新しい取引ペアを実装したことを発表しました。今回の追加により、利用者はPolkadotやWormholeといった注目度の高い銘柄を、魅力的な手数料体系で取引できるようになります。
New pairs for you to trade
(and receive fees from our -0.01% maker fee rebate)☼ ASTER
☼ EIGEN (Eigenlayer)
☼ BARD (Lombard)
☼ AVNT (Avantis)
☼ W (Wormhole)
☼ DOT (Polkadot)
☼ NEAR
☼ LA (Lagrange)Get started: https://t.co/lHe8duePB6 pic.twitter.com/6bdxiG0yzA
— Grvt @ KBW (@grvt_io) September 24, 2025
新たに追加されたのはASTER(ASTER)、EIGEN(Eigenlayer)、BARD(Lombard)、AVNT(Avantis)、W(Wormhole)、DOT(Polkadot)、NEAR(NEAR)、LA(Lagrange)の8銘柄です。
今回の実装の大きな特徴は全てのメーカー注文(取引板に流動性を提供する注文)に対して-0.01%のマイナス手数料が適用される点です。これは取引手数料を支払うのではなく逆にリベートとして収益を受け取れることを意味します。
この手数料体系はこれまで機関投資家向けに提供されることが多かったもので、流動性供給を促しより活発な市場を形成することを目的としています。
GrvtはZKsyncスタック上に構築されており、プライバシーを保護しながら高いセキュリティと処理能力を実現する次世代のDEXです。利用者は自身の資産を完全に管理下に置いたまま高速かつ低コストな取引を行うことができます。
Grvt、プライバシーファーストのオンチェーンファイナンスを開拓し、数兆ドル規模の市場を解放するために1900万ドルを調達
今回の取引ペア追加は同社が先日発表した1900万ドルのシリーズA資金調達に続く動きです。この資金調達には技術パートナーであるZKsyncやEigenCloudなどが参加しており、Grvtの技術開発とサービス拡充が加速していることを示しています。
新しい取引ペアの導入はGrvtが目指す「安全で使いやすいオンチェーン金融」の実現に向けた重要な一歩です。同社は今後も利用者のニーズに応える革新的なサービスを提供し、分散型金融の普及に貢献していく方針です。