『金持ち父さん 貧乏父さん』著者、イーサリアムへの投資を推奨

『金持ち父さん 貧乏父さん』の著者として世界的に知られるロバート・キヨサキ氏が、イーサリアムへの投資を推奨していることが明らかになりました。同氏は最新のソーシャルメディア投稿で、シルバーとイーサリアムを現時点で最良の投資先として挙げています。

REMINDER: I predicted the biggest crash in world history was coming in my book Rich Dad’s Prophecy. That crash will happen this year.

Baby Boom Retirements are going to be wiped out. Many boomers will be homeless or living in their kids basement. Sad.

REMiNDER: I have…

— Robert Kiyosaki (@theRealKiyosaki) October 11, 2025

キヨサキ氏がイーサリアムを推奨する理由として、単なる価値の保存手段であるだけでなく、実際の産業で使用されていること、そして現在の価格水準が相対的に低いことを挙げています。イーサリアムは分散型金融(DeFi)、NFT、RWA（現実世界資産）の分野などで用途を拡大しているブロックチェーンプラットフォームです。

同氏はまた、自身の著書『Rich Dad’s Prophecy(金持ち父さんの予言)』で予測していた「史上最大のクラッシュ」が今年発生すると改めて警告しました。ベビーブーム世代の退職金が壊滅的な打撃を受け「多くの高齢者がホームレスになるか子供の家の地下室で暮らすことになる」と過激な比喩を用いながら予測しています。この警告の中でキヨサキ氏は紙幣資産ではなく実物資産への投資を強く訴えておりその代表例としてイーサリアムとシルバーを挙げています。

キヨサキ氏は長年にわたり「貯蓄者は敗者」という理論を一貫して唱えています。インフレが貯蓄者の現金を無価値に変えてしまうため、紙幣資産を貯蓄しないよう警告してきました。代わりに同氏が推奨するのは、金、銀、ビットコイン、イーサリアムといった実物資産への投資です。

キヨサキ氏は投資家に対し、シルバーとイーサリアムの支持者と批判者の両方の意見を研究し、それぞれの資産の長所と短所、実際の使用用途を学んだ上で自分自身の金融知識で投資判断を行うよう推奨しています。