XRP、2.8ドルの重要局面続く｜中東・欧州で事業拡大の中

暗号資産XRP（リップル）は現在、重要なサポートラインである2.8ドル付近での攻防を続けています。

日足では7月以降、この水準が何度も反転の起点となっており、市場参加者の注目が集まるポイントです。一方、1時間足では9月末の上昇後に失速し、SMA50とSMA100の両方を下回る展開が続いています。移動平均線が下向きに推移していることから、短期的には戻り売り優勢の地合いといえます。

チャート形状もディセンディングトライアングル（下降三角形）を形成している点も注目点。これを上に突破する動きを見せた場合、7月の最高値である3.6ドル付近を目指す動きとなる可能性も否定できません。

XRPを支えるリップル社は10月9日、バーレーン・フィンテック・ベイとの戦略的パートナーシップを発表しました。

Next up → the Kingdom of Bahrain. 🇧🇭
We’re expanding our presence in the Middle East through a partnership with Bahrain @FinTechBay: https://t.co/6ygStbtPPv

Building on our Dubai regulatory license, this move reinforces our commitment to the MENA region.

Together, we’ll…

— Ripple (@Ripple) October 9, 2025

欧州でも動きがあり、Rippleの法務責任者がルクセンブルク財務大臣と会談したことが明らかになりました。

The EU led in creating comprehensive rules for digital assets – and nations like Luxembourg are leaning in. Thanks to Luxembourg Finance Minister @RothGilles and his team for a great meeting last week. @Ripple is excited about our future in Luxembourg and the EU. https://t.co/8vHbPBH7R0

— Stuart Alderoty (@s_alderoty) October 9, 2025

引き続き同通貨の動向に注目が集まります。