SEC、バイナンスとCZ氏への訴訟を取り下げ|2年間の法廷闘争が終結
Crypto Troll

引用元: Artsaba Family / Shutterstock.com
米国証券取引委員会(SEC)は、大手暗号資産取引所のバイナンスとその創設者であるチャンポン・ジャオ(CZ)氏に対する民事訴訟を取り下げる申し立てを行いました。2023年6月から約2年間にわたり続いた証券問題を巡る両者の法廷闘争はこれにより終結する見込みです。
今回の申し立てに金銭的な和解は含まれていません。被告側が反訴を提出していなかったため、連邦民事訴訟規則に基づきSECが一方的に訴訟を取り下げることが可能です。この訴訟は今年2月、SEC内に新設された暗号資産タスクフォースが訴訟解決を促進する可能性があるとして両当事者の要請により一時中断されていました。
SECは2023年6月の提訴時、バイナンスが未登録の証券取引所やブローカーとして運営していたと主張していました。また取引量の水増しや顧客資産の不正流用、投資家への虚偽説明なども訴因に含まれていました。これに対しバイナンス側は取り扱う暗号資産は証券には該当せずSECの管轄外であると反論し、不正行為を全面的に否定していました。
Huge win for crypto today. The SEC’s case against us is dismissed.
Thank you to Chairman Atkins & the Trump team for pushing back against regulation by enforcement. U.S. innovation is back on track – and it’s just the beginning.— Binance (@binance) May 29, 2025
バイナンスは公式Xで「暗号資産にとって大きな勝利」との声明を発表しこの決定を歓迎しました。今回の民事訴訟は終結しますが、米国の関連会社であるバイナンスUSは以前締結された同意命令に基づき、顧客資産の管理に関する第三者監査や四半期ごとのコンプライアンス報告を継続する義務を負います。
【590万円相当獲得事例も!】「参加するだけで仮想通貨がもらえるチャンスがあるらしいけど、難しそう…」その悩み、『Candy Drops』が解決します!専門家が選りすぐった厳選情報のみをお届け。「時間がない」「調べるのが面倒」「収入を増やすチャンスが欲しい」といった要望に応えます。
👇まずは過去の実績をチェック!