中国上海市、ブロックチェーン産業の発展目指す新計画を近日公開

中国上海市、ブロックチェーン産業の発展目指す新計画を近日公開
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中華人民共和国上海市がブロックチェーンの発展を促進するための新計画をまもなく発表します。

昨日、上海で「ブロックチェーン+WEB3新開発フォーラム」が開催され、同フォーラムに登壇した政府機構上海市経済情報委員会のチャン・ホンタオ副主任が「上海は将来に向けた産業発展の要点を把握し、ブロックチェーンの革新的発展に向けた計画を発表する」と発言しました。

発表予定の計画には、ブロックチェーン技術に関連したイノベーションシステムの構築や金融、海運、貿易などの分野でブロックチェーンに関するアプリケーションや実証プロジェクトを創出し、広範な相互接続を推進する方針が含まれる予定。

同市は新たなインセンティブの仕組み等を設定し、ブロックチェーン関連企業を集め競争や統合を進め、同エリアにおけるイノベーションを強化していくとしています。

前述のイベントに登壇した上海市経済情報委員会ディレクターによると、現在上海には国内第2位の数字となる264社のブロックチェーン関連企業が確認されており、500社以上の海外ブロックチェーン関連企業やプロジェクトへの投資が行われているとしています。

先日、上海市は「上海市製造業の高品質な発展を促進するための3カ年行動計画(2023-2025)」を公開し、ブロックチェーン技術やWeb3に対して今後取り組む姿勢を示しました。

上海市は、作成された行動計画を元に2025年までに同産業の付加価値として1.3兆元(約25.6兆円)を超えることを目指すとしています。

関連:中国上海市、3ヵ年行動計画を公開|web3・ブロックチェーン分野に取り組みへ

今年5月、中国北京市はWeb3やブロックチェーンについて言及している「インターネット3.0 ホワイトペーパー」を公開。同市は文書の中でWeb3やブロックチェーンについて「経済発展に不可欠な要素である」と高い評価を下しています。

記事ソース:cnstock.com

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