米医療系企業が「仮想通貨財務企業」へ|ソラナ取得へ向け資金調達
Crypto Times 編集部

医療機器メーカーのシャープス・テクノロジー(ナスダック:STSS)は8月25日、ソラナ/$SOLを主要保有資産とするデジタル資産財務戦略の確立に向けて、4億ドルを超える私募増資による資金調達を発表しました。今回の資金調達にはPantera、Arrington Capital、ParaFiなどデジタル資産分野の主要投資家が参加しています。
調達した資金は主にSOLの公開市場での取得、同社のSOL財務業務の確立、運転資金および一般的な企業目的に充当される予定です。さらに同社はスイスのツークに拠点を置く非営利財団であるソラナ財団と基本合意書を締結しました。この合意により、ソラナ財団は特定条件下で5000万ドル相当のSOLを30日間の時間加重平均価格から15%割引で売却することを約束しています。
この戦略的転換に伴い同社はJamboの共同設立者であるAlice Zhang氏を新たに最高投資責任者(CIO)および取締役会メンバーに任命。Zhang氏は「ソラナはデジタルインフラの標準を定義しており、優良株から債券、プライベートアセットに至るまであらゆるものに対して高スループット、低コスト、リアルタイムの決済レイヤーを提供しています」と述べています。
また、Jamboの最高経営責任者兼共同設立者であるJames Zhang氏が戦略アドバイザーおよびコンサルタントとして参画します。同氏は「ソラナはインターネット資本市場であり、グローバル金融の次の進化です。デジタル資産財務戦略を構築することはシャープス・テクノロジーの株主にとって重要な長期的価値を生み出すと信じています」とコメントしています。
ソラナは現在、約7%のステーキング利回りを提供しており、2024年には7,500人以上の新規開発者が参加しています。ソラナ上のアプリケーションは年初来で13億ドルの収益を生み出し、四半期トランザクション数は89億件、1日の取引量は60億ドルに達しています。また、1日あたりの平均アクティブウォレット数は380万を記録しています。
取締役会長のPaul K. Danner氏は「我々のデジタル資産ネイティブなアドバイザリーチーム、明確な蓄積戦略、そしてトップクラスの資産運用会社とのパートナーシップは、我々を主要なSOL財務管理者になるための良い位置につけてくれると信じています」と述べています。
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記事ソース:PR Newswire