
StarkNet、メインネットのアップグレードを来年1月に予定|$STRKでガス代の支払いが可能に

Crypto Times 編集部
ブロックチェーン専門メディアCRYPTO TIMES編集部です。CRYPTO TIMESのニュース、コラム、インタビューなど全ての編集を行っています。 元エンジニア出身なので、ブロックチェーンのノードを建てたり、簡単なスマコンの実装まで対応できます。Twitterもよろしく。
トランザクション手数料を$STRKで支払えるようになるStarkNetのメインネットv0.13.0へのアップグレードが、2024年1月22日に予定されていることが明らかとなりました。

コミュニティに投稿された情報|画像引用元:StarkNet
このアップグレードによりStarkNetのユーザーは$ETH(イーサリアム)と$STRKの両方を使用してガス代を支払うことが可能に。これは、StarkNetの柔軟性と利便性を高めると共に、トークンのユーティリティの面でArbitrumやOptimismなどの$ETHのみをガス代として使用できる他のレイヤー2との差別化にも繋がることが予想されます。
関連:Scroll徹底解説|他zk系レイヤー2との比較からコントラクトのデプロイまで
アップグレード後の$ETHと$STRKの価格フィードには、Pragmaが開発したゼロ知識暗号化技術を活用したオラクルが採用される予定です。
StarkNetでは、メインネットv0.13.0の前段階となるv0.12.3へのアップグレードを2023年12月11日に実施予定。左記アップグレードでは、トランザクションの順序付けの役割を担うシーケンサーの状態を問い合わせるためのソリューションであるフィーダーゲートウェイが廃止され、代わりにStarknetフルノード(Pathfinder、Juno、Papyrus)とRPCサービスが新たにシステムに組み込まれます。
StarkNet財団は先日、プロジェクトへの初期貢献者に対して5000万$STRKを配布すると発表しました。
Announcing the Starknet Early Community Member Program (ECMP)
1/ Today, we’re excited to announce the introduction of the ECMP, a program dedicated to recognizing the various pillars of our community that have contributed to Starknet to date.https://t.co/1otPM9oymS
— Starknet Foundation (@StarknetFndn) October 30, 2023
$STRKの配布は申請制のプロセスが採用されており、StarkNetのコンテンツを定期的に発信したユーザー等が配布対象として選ばれるとされています。*申請期限は2023年11月23日迄
配布される$STRKは2024年4月までロックされる予定。ガス代が$STRKに対応するメインネットv0.13.0がリリースされるのが2024年1月22日であることなどを考慮すると、仮に$STRKのエアドロップが行われる場合はこれらの日付の近くであることが予想されます。*エアドロップの実施は明言されていないのでご注意ください
Ethereumレイヤー2ソリューション「Starknet」AMAまとめ
記事ソース:StarkNet
関連記事 同じライターから
同カテゴリの人気記事
- ニュース2021/02/20
IOST保持者に向けたDonnieトークン / $DON のエアドロップ詳細が判明
Crypto Times 編集部
IOST保持者に向けたDonnieトークン / $DON…
- ニュース2023/01/26
ポルシェ NFTの価格が1日で3.5倍に | 最高値は約70万円
Crypto Times 編集部
ポルシェ NFTの価格が1日で3.5倍に | 最高…
- ニュース2019/03/16
SamsungのGalaxy S10に搭載される仮想通貨ウォレットの詳細が公開される
Crypto Times 編集部
SamsungのGalaxy S10に搭載される仮想通貨…
- ニュース2019/07/02
BraveブラウザがRedditとVimeo上での投げ銭機能を実装へ
Crypto Times 編集部
BraveブラウザがRedditとVimeo上での投げ…
- ニュース2019/03/11
広告視聴で仮想通貨が稼げるBraveブラウザ、BATトークンの配布を開始
Crypto Times 編集部
広告視聴で仮想通貨が稼げるBraveブラウザ…