11兆円分のビットコインを保有|Strategy社が買い増し

11兆円分のビットコインを保有|Strategy社が買い増し

取引所や資産運営会社を除いた公開企業として世界最大のビットコイン保有企業であるStrategy(旧MicroStrategy)が、155枚のビットコイン(BTC)を約1,800万ドルで追加取得したことを発表しました。今回の取得価格は1 BTCあたり約11万6,401ドルとなっています。

この追加取得によりStrategyのビットコイン総保有量は62万8,946 BTC(約11兆円)に達しました。同社は1 BTCあたり平均約7万3,288ドル、総額約460億9,000万ドルでこれらのビットコインを取得しています。

発表によると同社は年初来25.0%の*ビットコイン利回り(*同社が導入する独自の利回り指標)を達成しています。これは同社の積極的なビットコイン取得戦略が継続的に実施されていることを示しています。

Strategyは2020年8月に初めてビットコインを企業資産として購入して以来、一貫してビットコインの買い増しを続けており世界最大級の企業ビットコイン保有者としての地位を確立しています。同社のビットコイン投資戦略はデジタル資産を長期的な価値保存手段として位置づけるもので機関投資家によるビットコイン採用の先駆的な事例となっています。

今回の追加取得はビットコイン価格が10万ドルを超える水準で推移する中で行われたもので、同社が引き続きビットコインの長期的な価値上昇に強い確信を持っていることを示しています。

仮想通貨を企業資産として保有する「仮想通貨財務戦略」を採用する企業は近年急速に増加しています。BitMine Immersion Technologies(NYSE AMERICAN: BMNR)は先日、同社のイーサリアム(ETH)保有量が115万263枚に達し、その評価額が49億6,000万ドルを超えたと発表しました。同社は世界最大のイーサリアム保有企業となっています。

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イーサリアム財務戦略を取り入れるBitMineはoStrategyとMara Holdingsに次ぐ世界第3位の仮想通貨保有企業となっています。

BitMineの株式は現在米国で最も活発に取引される銘柄の一つとなっており、1日平均22億ドルの取引高を記録し、米国上場企業5,704社中25位にランクインするなど仮想通貨財務戦略企業が株式市場でも高い注目を集めていることが分かります。

このような企業による大規模な戦略の広がりは仮想通貨が企業財務における重要な資産クラスとして確立されつつあることを示しており、市場の成熟と機関投資家の参入加速を象徴する動きとなっています。


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