スクエニのNFTプロジェクト、「Mocaverse」と覚書締結

スクエニのNFTプロジェクト、「Mocaverse」と覚書締結

引用元: T. Schneider / Shutterstock.com

スクウェア・エニックスはNFTベースのファンタジーアドベンチャーゲーム『SYMBIOGENESIS』において、Animoca Brandsが手掛ける「Mocaverse」との覚書の締結を実施しました。

MocaverseはNFTコレクションを活用したプロジェクトで、ユーザーは仮想世界で交流したり、遊んだり、収益を得たりすることができる相互運用性のある消費者ネットワークが構築されています。

『SYMBIOGENESIS』は、スクウェア・エニックス初のNFTコレクティブルアートプロジェクトとして、1万点のNFTとブラウザ向けコンテンツを融合した新しいエンターテイメント体験を提供。プレイヤーは謎解きや物語を進める中でNFTを活用した独自のゲーム体験を楽しむことができます。

今回の提携により、『SYMBIOGENESIS』は、Moca Networkの180万人以上のユーザーへリーチできるようになり、Web3ゲーム市場でのさらなる拡大を目指すとしています。

また、『SYMBIOGENESIS』のユーザーは、Moca Networkが提供する様々なWeb3ゲームや体験を利用できるようになります。両プロジェクトはガス代やシードフレーズ管理といったWeb3参入の障壁を取り除くことで、新規ユーザー獲得を目指すとしています。

今回のMocaverseとの提携は『SYMBIOGENESIS』が2024年4月に締結したAnimoca Brands Japanとのグローバルマーケティング強化の覚書に続くもので、Web3領域における積極的な事業展開を象徴しています。

MocaverseはTon財団との提携も

Mocaverseは先日、Moca財団とTON財団との戦略的パートナーシップを締結しました。

このパートナーシップではMocaネットワークとTonチェーンのエコシステムにおいて、IDおよび評判ベースのコンシューマーネットワークの実装を目指しています。2000万ドルの積立金を活用し、開発者とユーザー導入のためのインセンティブプログラムも展開予定です。

記事ソース:Animoca Brands

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