a16z出資のSyndicate、独自トークン「SYND」を今月発行へ

特定のアプリケーション専用のブロックチェーンを構築するためのインフラを提供する「Syndicate」が独自トークン「SYND」を今月（9月）中に発行することを発表しました。同社はa16zなどの著名ベンチャーキャピタルなどから支援を受けており、その動向が注目されます。

SYND. Launching in SEPTEMBER.

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— Syndicate (@syndicateio) September 3, 2025

SYNDトークンの総発行量は10億枚に固定されています。このトークンはSyndicate Networkのネイティブガストークンとしての役割を担います。開発者はSYNDを利用することでSyndicateが提供するインフラ上で独自のアプリケーションに最適化されたブロックチェーンを構築・運用することが可能になります。

トークンはチーム、投資家、エアドロップ受領者などに割り当てられますが、現在はローンチ前の段階にあるためすべてのトークンは譲渡不可に設定されています。これは公正な配布とエコシステムの準備を目的とした措置です。

Syndicateは複雑なブロックチェーン開発の技術的なハードルを下げ、開発者がより容易にWeb3サービスを構築できる環境の提供を目指しています。今回のトークン発行は同社のエコシステムを本格的に稼働させ、プロジェクトの成長を加速させるための重要な一歩となります。また、将来的には分散型非営利団体（DUNA）を通じて、コミュニティがネットワークの所有権と管理を担う仕組みを構築することも明らかにしています。