米バイオ企業、約828億円調達へ｜$CCトークンの財務戦略に転換

バイオテクノロジー企業のTharimmune（$THAR）が、約828億円（5億4000万ドル）の資金調達を実施し、デジタル資産戦略へ大きく舵を切ることを発表しました。今回の資金調達はCanton Coin ($CC) を中心としたデジタル資産の財務戦略を構築するために行われます。

同企業の株価は2倍以上に一時急騰し、現在は直近24時間で+8.4%の価格パフォーマンスとなっています。

Canton Coin ($CC) はCanton Networkを支えるトークンです。Canton Networkは機関投資家向け金融に特化した初のパブリック・パーミッションレスブロックチェーンでプライバシー、相互運用性、スケーラビリティを兼ね備えており、様々な資産クラス間で複数取引の一括処理を可能にします。

今回の資金調達はDRWとLiberty City Venturesが主導し、ARK Invest、Kraken、Polychain Capitalといった著名な投資家も参加しています。特に注目すべきは、Canton Networkを監督するCanton Foundationが上場企業への初の投資（支援）として参加している点です。

Tharimmuneは調達した資金をCanton Coinの取得、バリデーターノードの運用、そしてCanton Network上でのアプリケーション開発に充てる予定です。

ビットコインから始まった財務戦略に仮想通貨を組み込む動きは、現在イーサリアムなどその他のアルトコインまで広がり続けています。引き続き同企業の動向に注目が集まります。