レイヤー1「Ton」にUSDTが対応|約100億円のインセンティブプログラムも実施

2024/04/20・

ユッシ

レイヤー1「Ton」にUSDTが対応|約100億円のインセンティブプログラムも実施
ct analysis

Telegram発のレイヤー1ブロックチェーンTon (The Open Network) にTether社が手掛けるステーブルコイン$USDTが新たに対応します。

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Tonはこれを受け新たに1100万$TON(現在価格約104億円)のUSDTインセンティブプログラムの実施を決定。

全体の約半分に相当する500万$TONは、Telegramで作成されたTonネットワーク上のウォレットでUSDTを購入または入金したユーザーに対する利回りとして配布されます。さらに、500万$TONは、現在Ton上のトップDEXであるSton.fiとDedustの$USDT/$TONペアの流動性プールにおけるリワードのブーストに充てられます。

また、残りの120万$TONは2024年6月までの限定期間でOKXやBybit、Kucoinなどの仮想通貨取引所からの$TONの出金手数料の負担に充てられ、対象ユーザーは無料でTonネットワーク上へ資産を引き出すことが可能となります。

Tonではステーブルコインのネイティブな展開はこれまで行われておらず、ユーザーがTonネットワーク上で米ドルにペッグ状態(またはそれに近い状態)で資産を保有するには、クロスチェーンプロジェクトOrbit Chainを活用したブリッジにてEthereumチェーン上からUSDTをJUSDTに、USDCをJUSDCに通貨を交換する方法が存在しました。

今回新たにUSDTがTonネイティブに対応されることで、従来以上にTonエコシステムの安定、成長が見込まれます。

記事ソース:Ton

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