トランプ氏発行の仮想通貨「利益相反なし」- 責任者の見解
Crypto Times 編集部
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ドナルド・トランプ氏が発行した仮想通貨$TRUMPについて、AI・仮想通貨責任者のデービット・サックス氏が言及しました。サックス氏は$TRUMPには「利益相反の懸念はない」との見解を示しています。
Today President Trump signed Executive Orders to make the U.S. the global leader in both Crypto and AI. I appeared on @FoxBusiness to discuss. pic.twitter.com/TkLDdkhVG5
— David Sacks (@DavidSacks) January 24, 2025
サックス氏はデジタル資産には様々なカテゴリーが存在し、$TRUMPは野球カードや切手のようなコレクティブ(収集品)に該当するとコメント。人々が何かを記念して購入したいと思うようなコレクタブルな側面を持つ存在であるとの個人的見解を示しています。
この発言の背景には、トランプ氏が大統領令に署名しデジタル資産に関する包括的な規制枠組みの策定を行う作業部会の設立が行われたことが挙げられます。サックス氏はこの作業部会の部会長を務めており、ステーブルコイン規制や国家デジタル資産備蓄などデジタル資産分野における政策立案の中心人物となっています。
$TRUMPは発行からわずか数日で時価総額1兆円を超えるなど大きな話題を呼びましたが、一方で大統領自らが仮想通貨を発行することへの利益相反の懸念も指摘されていました。サックス氏の今回の発言はこうした懸念に対する公式な見解に繋がるものだと言えます。
Chainalysisの分析によると、$TRUMP保有者の多くは仮想通貨初心者であることが判明しています。
$TRUMPの発行は新規ユーザーのオンボーディング(市場参入)を促すプラスの側面と政治的影響力のある人物による直接的な関与による市場の不安定化というマイナスの側面が存在し、今後も動向が注視されます。
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