イーサリアムがビットコインより「買い」である２つの理由｜ETFとテクニカルで優勢

イーサリアム（ETH）市場が活況を呈しており、資金流入とテクニカル分析の両面から強気な見方が強まっています。

8月13日、現物イーサリアムETFは総額7億2900万ドルという記録的な純流入を達成しました。

この大規模な資金流入は、同日に8691万ドルの純流入だった現物ビットコイン（BTC）ETFを大きく上回るものでした。この動きは機関投資家を含む市場参加者が、ビットコインよりもイーサリアムに強い関心を寄せている可能性を示唆します。

こうしたファンダメンタルズの好材料に加え、テクニカル分析の観点からもイーサリアムの先行きを後押しする見方が出ています。ある著名なトレーダーはイーサリアムの価値をビットコインで測るETH/BTCチャートに注目しています。

そのトレーダーによると、このチャートは長期的なレンジ相場を形成しており現在の価格はレンジの下限付近から反発している段階にあると分析されています。

この分析に基づき、当面はビットコインよりもイーサリアムの方が有望な投資対象となる可能性を指摘し、アルトコインの動向を見る上で対BTCチャートを監視する重要性を強調しました。

イーサリアムの天井はまだ遠い？BTC建てチャートが示す「真の上昇余地」

現物ETFへの記録的な資金流入という実需の強さとテクニカル的な上昇ポテンシャルという二つの好材料が重なり、イーサリアム市場への信頼感が高まっています。今後の価格動向が市場全体の大きな注目を集めることになりそうです。