リップル（XRP）、対BTCで「50%急騰」再び？ボリンジャーバンド極限スクイーズが過去の爆上げ前夜と酷似

仮想通貨リップル（XRP）の対ビットコイン（BTC）価格チャートにおいて、過去の急騰前と酷似したテクニカルパターンが出現しているとの分析が注目されています。ボリンジャーバンドが極端に収縮しており、これが解消されれば最大50%の価格上昇につながる可能性があると指摘されています。

Tradingview

現在、XRP/BTCペアは0.0000244 BTC付近で取引されています。テクニカル分析指標の一つであるボリンジャーバンドを見ると、上下バンド間の幅が8.5%まで極端に狭まる「スクイーズ」と呼ばれる状態が発生しています。これは市場のボラティリティ（価格変動性）が極めて低下していることを示します。

価格はボリンジャーバンドの中央線付近を推移しており、市場の方向性が定まっていない様子がうかがえます。上値抵抗線となるアッパーバンドは0.00002573 BTCに位置しています。

この現在の状況は、2024年初頭に見られたパターンと非常に似ています。当時、XRP/BTCのボリンジャーバンド幅は9.66%まで収縮した後、XRPは価格を大きく伸ばしました。

2024年1月には、約0.000025 BTCからブレイクアウトし、2週間足らずで一時0.0000376 BTCまで、約50%の急騰を記録しました。現在のスクイーズ状態とミドルバンド付近での価格推移は、この過去のブレイクアウト直前の状況を彷彿とさせます。過去には、XRP/BTCがボリンジャーバンドのスクイーズ後に大幅上昇した事例が複数報告されています。

XRP/BTCペアに見られるボリンジャーバンドの極端なスクイーズは、近い将来の大きな価格変動を示唆している可能性があります。過去のパターンが繰り返されるか、市場参加者の注目が集まっています。