ブロックチェーン事業のBlockBaseが家入一真氏率いるベンチャーキャピタルのNOWより資金調達を実施
Crypto Times 編集部
連続起業家として知られ、現在はクラウドファンディングサービスCAMPFIREのCEOなどをしている家入一真氏が率いるベンチャーキャピタルのNOWが、ブロックチェーン技術に関するコンサルティングやプロダクト開発を行うBlockBase株式会社へ出資したことが発表されました。
. @ookimaki_JP さん率いるBlockBaseにNOWとして出資しました!ブロックチェーンを使ったプロダクトのプロトタイピングを高速且つ大量に繰り返し、有用なユースケースを世に問い続けます
ブロックチェーン導入のコンサルティング会社BlockBaseがNOWを引当先に資金調達を実施 https://t.co/sfWrTpBPrF
— 家入一真 Kazuma Ieiri (@hbkr) 2018年12月3日
2018年9月に設立されたBlockBase株式会社は、ブロックチェーン関連技術のコンサルティング業務やブロックチェーン技術を活用したプロダクトの企画・開発事業を中心としている企業です。ブロックチェーン技術の中でも特に顧客データの扱いに注力しており、Ethereumベースで発行されるトークンの1つで個人の認証規格であるERC-725の技術開発コミュニティ「ERC-725 ALLIANCE」にも加盟し、積極的に貢献しているようです。
また、BlockBase株式会社は先日、シェアリングエコノミーのマーケットプレイス構築のプロトコルであるOrigin Protocolとの提携も行っています。
今後の展開として、証券性の高いトークンの発行や金融領域に固執することなく、将来的にブロックチェーンを自社のビジネスに組み込む予定や意欲のある企業へ、課題把握とプロジェクトスコープの再設定・現場の技術者とのプロダクトアウト的な高速プロトタイピングの実行・ボトムアップ的なロードマップの策定や経営層への提案支援を目的としたチームビルドなどのコンサルティングを予定しているようです。
また、同社は企業理念として「プロトコルやチェーンと既存のビジネスの間に立ち、 プロダクトのプロトタイピングを高速且つ大量に繰り返し、本当に有用なblockchainのユースケースを探し続ける」ことを掲げ、ブロックチェーンが活用されうる幅広い領域で多くのプロダクトを世に出すことを目指しています。