音楽NFTプラットフォーム「ONE OF」有名アーティストが参加予定
Crypto Times 編集部
有名アーティストが参加する、音楽NFTプラットフォーム「ONE OF」がシードラウンドで約69億円の資金調達を完了しました。
ONE OFは、NFTで問題になっている「環境問題」と「高価格なNFT」の2点を解決しようとしています。
"OneOf’s platform, built on the @Tezos blockchain, first set of #NFT releases include music by the late Whitney Houston, Doja Cat, Quincy Jones, Jacob Collier and G-Eazy."
Read the full story in @CoinDesk now. https://t.co/geKghvxSeW@DojaCat @G_Eazy @QuincyDJones @jacobcollier
— Superlogic (@getsuperlogic) May 25, 2021
ONE OF 概要
ONE OFはTezosネットワーク上に構築されており、アーティストのNFTのデザインを支援するとともに、アーティストがファンにデジタルグッズを手頃な価格で販売するためのマーケットプレイスを提供する予定です。
さらに著名音楽家たちが参加することで注目されています。
・John Legend
・Alesso
・Whitney Houston
・Charlie Puth
・Doja Cat
and more
現状のNFT業界は、これらの著名アーティストのNFTは数十万円から数百万円しています。
価格は公開されていませんが、ONE OFは「すべてのファンがアクセスできる手頃な価格帯」にする予定です。
またTezosネットワークを利用することで環境問題についても解決できるのでは?と声が上がっていました。
Tezosネットワークを利用
現状、Ethereumでは高価格で売られてるNFTまたはNFTプラットフォームがあります。
しかしONE OFは、Ethereumネットワーク上になると直面するかもしれないいくつかの問題を以下の通りに指摘しています。
・ミントにおけるコスト
・Ethereum取引は高いガス代がかかる
・EthereumはTezosに比べて200万倍のエネルギーを使用
Tezosネットワークを利用することで、これらの問題を解消でき環境にもユーザーにも優しいNFTプラットフォーム運営ができる可能性を秘めています。
アーティストと環境への配慮
ONE OFは「Emerging Artist Spotlight Program」として可能性のあるアーティストへのマーケティングサポートプログラムを用意しています。
今後飛躍していくだろうと思われるアーティストを支援するプログラムです。
NFTが環境に与える影響も考慮して、プラットフォームで得た収益の約5%を慈善団体や環境保護団体に寄付する予定です。
今後の展開
ONE OFは今後、有名アーティスト212名のNFTドロップを予定しています。
1年間で徐々にリリースしていく模様です。プラットフォーム自体は6月からスタートする予定です。
参加予定のDoja Catは、「プロジェクトをスタートする前に環境への配慮とすべてのファンへのアクセスを考慮したいと思っています。この2つの問題に取り組んでいるOneOfと一緒に仕事ができることを嬉しく思います」と述べています。
ONE OFには環境、アーティスト、ユーザーのことをしっかりと考えプラットフォームを展開していくことが期待できます。
HP:https://oneof.com/
Twitter:https://twitter.com/oneofnft