政治をトークンエコノミーで活発化!「ポリポリ」β版を使ってみた感想!
Crypto Times 編集部
7月2日、株式会社PoliPoliから「ポリポリ」β版がAppStote上にて公開されました!
今回はiPhoneアプリである「ポリポリ」の紹介と、実際に使ってみた感想をまとめました!
目次
ポリポリとは
ポリポリは、トークンエコノミーを用いて経済圏を創出することで、政治というイノベーションが遅れている分野を「エンターテイン」することを目的としたサービスです。
ユーザーの発言に応じて、ポリポリ独自トークンである「Polin」をインセンティブとして流通させることで、誹謗中傷などが多く荒れやすい政治コミュニティサービスの質を高め、政治家と市民が発言しやすいプラットフォームを形成します。
今回リリースしたβ版では独自トークンである「Polin」は実装されず、2019年の参議院選挙、地方統一選挙へ向けて、9月〜12月にトークン配布、12月にPolinが実装された完全版リリースを予定しているそうです。
β版の機能
今回のβ版の機能は大きく分けて3つあります。
議論機能
気になる政治のトピックについてトークルームを作成したり、既存のトークルームに参加することで議論をすることができます。
また、政治ニュースに対してのコメントも可能です。完成版では良い発言をすると独自通貨のPolinをもらえる設計となるようです。
政治家の一覧機能
ポリポリに登録している政治家の政策や実績などの情報を見ることができ、選挙時には各候補者の情報を比較することが出来ます。
また、完成版ではPolinを投げ銭できるようになります。
政治家への質問機能
政治家へ質問・意見・政策提言などが行えます。
質問の中でいいねが多かった質問には直接ポリポリに登録している政治家から回答が返ってきます。
実際に使ってみて
サービスを開始して間もないため、政治家プロフィールや議論機能等、まだ充実していない部分も多くありますが、一通り実際に使ってみました!
まずはApp Storeからダウンロードし、画面の表示にしたがって必要事項を入力するだけで登録完了です。FacebookやTwitterから登録できればさらに便利ですが、現段階でその機能は搭載されていないようです。
以下のような画面に遷移すれば、登録完了です。
政治家の経歴欄が面白い
個人的には(おそらく政治家が自分で書いているであろう)経歴の欄が面白かったです。
中には、下記のような経歴を書いている方もいました。
新聞やニュース記事でよく見る政治家の紹介文と比べ、もっと親近感の湧く自己紹介を見ることができます。
政治家との距離がものすごく近い
ポリポリには、政治家に対して質問・意見・政策提言が行える機能が搭載されています。今回はその機能を実際に使い、とある政治家の政策に対して、質問を投げかけてみました。
本記事執筆時点でまだ返答はありませんが、一般ユーザーの質問に対して丁寧に答えている方もいらっしゃいました
また、政治家→政治家への質問もできるようで、政治に参加する全てのユーザーの距離が縮まっていると感じました。
まとめ
今回は、7月2日にβ版がリリースされた政治コミュニティープラットフォームアプリPolipoliを紹介させていただきました。
このアプリを使ってみて、各政治家の政策についてより深く知ることができるようになったと共に、政治家との距離が近くなったと感じ、有権者として投票する立場にも関らず、いかに政治について知らないかを思い知らされました。
これから年末に向けてトークン機能が実装されることで、ますます信頼性のある政治コミュニティーになりそうで楽しみです!