ぺぺの価格が28%急上昇、一部の投資家は改良版トークンとしてPepe Unchainedを支持
Crypto Times 編集部
仮想通貨の推進派として注目されているトランプ前大統領は、先週末に発生した銃撃事件を受けて、11月に実施される大統領選で勝利する可能性が高くなったと考えられていることから、Bitcoin(BTC、ビットコイン)を始めとして、仮想通貨市場全体の価格が高騰しています。
ミームコインのトップ3であるPepe($PEPE、ぺぺ)は、過去24時間で28%の価格高騰を記録しており、現在は0.00001215ドルあたりを推移しています。
しかしながら、今回Pepeの価格が高騰しているのは、市場全体の勢いを受けたものであり、これ以上は伸びないと予想している投資家もいます。
そのように考えている投資家たちは、$PEPEの改良版として発表された最新トークンPepe Unchained($PEPU、ぺぺアンチェーンド)に興味を示しています。
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ぺぺの改良版Pepe Unchainedがプレセールで400万ドル達成間近に
Pepeの改良版として発表されたPepe Unchainedは、現在プレセールを実施していますが、すでに370万ドル以上の資金を集めており、400万ドル達成が間近に迫っています。
本稿執筆時点で$PEPUは、1トークンあたり0.0084598ドルですが、開発チームは早期参加者がリターンを得られるように、ステージごとに価格を上昇させる方法で販売を行っています。
公式サイトで公開されているトークノミクスによると、総供給量80億$PEPUトークンのうち、最も多い30%はステーキング機能へ、次いで20%がプレセールに配分されています。
このようにPepe Unchainedは、コミュニティを重視するプロジェクト方針で進めています。
Pepe Unchainedのステーキング機能でユーザーは、現在501%のAPY(年間利回り)で高額な報酬を提供しており、プレセール段階から参加できるようにされています。
このような$PEPUに大きく期待する仮想通貨の専門家が増えており、Pepe UnchainedがDEX(分散型取引所)に上場した際には、価格が高騰する可能性があるだろうと予想しています。
$PEPUは、主要取引所への上場も噂されており、仮想通貨市場が回復する動きを見せる中で多くの投資家から注目されています。
従来のぺぺよりも低コスト・高速な取引を実現するPEPU
$PEPUは、$PEPEと同じくEthereum(ETH、イーサリアム)上で動作するミームコインですが、独自のレイヤー2ブロックチェーン上で稼働、改良版として発表されました。
$PEPEは、Ethereumのレイヤー1上で稼働していますが、ユーザーが急増してネットワークが混雑した場合に、取引が遅延したり手数料が高騰したりすることが課題となっていました。
新しい$PEPUは、レイヤー2を利用することでこういった$PEPEの課題にソリューションを提供しつつも、そのコンセプトや魅力はそのままにしているため、既存のPepeコミュニティにとっても魅力的な選択肢となっています。
$PEPUは公式サイトで、取引手数料を低くして、ETHの100倍の速度を目指すことを説明しています。
ETHのレイヤー1だと、取引速度の目安が1秒あたり約15件の処理ですが、レイヤー2だと途中の取引をブロックチェーンの外(オフチェーン)で処理をするため、負荷が減り圧倒的に速い速度を実現できます。
例えば、レイヤー2上で動作するPolygon($MATIC、ポリゴン)だと、取引速度が1秒あたり429件ともいわれており、$PEPUにもこのくらいのスピーディーさが期待されています。
またPepe Unchainedのブリッジ機能では、PepeチェーンとETHの間でトークンをスムーズに移行することができます。
独自の「ブロックチェーンエクスプローラー」では、自分の取引履歴およびPepeネットワーク上で行われる取引をすぐに確認、そして検証することも可能です。
このように、Pepe Unchainedは$PEPEの改良版としてその実用性の高さをアピールしており、ミームコイン愛好家たちも次のPepeとして今後の動向を注視しています。
ぺぺの価格が28%急上昇、復活するミームコイン市場のトップへ
本稿執筆時点で、Pepeは過去24時間で28%、過去1週間で31%の高騰を記録しており、復活するミームコイン市場で最も高いパフォーマンスを披露しています。
ミームコイン市場は最近流れが停滞していましたが、ここ数日で大きく巻き返す動きが見られ、Pepeに続いてdogwifhat($WIF、ドッグウィフハット)は過去24時間で約23%、Floki($FLOKI、フロキ)は約20%上昇しています。
ミームコイン市場では、トランプ前米大統領が事件発生直後にとったポーズが話題となっており、同じポーズをとるPepeのミーム画像がXで出回っています。
このように投資家から注目されている$PEPEですが、過去1ヶ月間の値動きを見てみるとあまりよくはなく、一時は20%も価格を下落させる動きも見られたことから、今回の高騰が落ち着いたら再び下落相場へ転じるのではないかと心配する声もあります。
IntoTheBlockのデータでは、クジラ(大口投資家)が10万ドル〜1000万ドル相当の$PEPEを徐々に売却する様子も確認されており、Pepeを取り巻く様々な予測が行われています。
したがって、Pepeの代替案として最新ミームコインのPepe Unchainedに移行を決める投資家も出てきており、$PEPUは今後どのように成長していくのか注目されています。
Pepe Unchainedの公式サイトは、X(旧Twitter)またはTelegramからご確認いただけます。
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