54%の取引所にセキュリティホールが存在するというレポートが発表される
2018/10/04・
Crypto Times 編集部
ニュース
仮想通貨投資家にとって、取引所のセキュリティは重要視するべきポイントの一つです。昨今では、Coincheckの事件に始まり、Zaifもハッキング被害に遭うなど、人ごとではなくなってきています。
そんな中、全ての仮想通貨取引所のうちの54%がセキュリティホールを抱えているというレポートが公開されました。
仮想通貨取引所Zaif(ザイフ)にハッキング攻撃 67億円相当が流出
ICOレーティングサイトのICOrating.comは取引所のセキュリティホールに関する調査を実施し、その多くがずさんなセキュリティだったというレポートを公開しました。同サイトは24時間の取引高が100万ドル(約1.13億円)を超える100の取引所を対象に調査を行いました。
その結果は以下のようになっています。
- 41%が8文字以下のパスワードを許可している
- 37%が数字もしくはアルファベットのみでのパスワードを許可している
- 5%がメールアドレスの認証なしで登録可能
- 3%が2FAを採用していない
この4つを全て満たしていたのは全体の46%で、高度なセキュリティを有していると評価されたのはわずか4%に止まりました。
一方で、レジストラやドメインに関するセキュリティも調査の対象になっており、以下のような結果が公表されています。
- 2%がレジストリロックを使用
- 10%がDNSSEC(データ偽造を防ぐ拡張機能)を採用
ICOrating.comはそれぞれのセキュリティを数値化したランキングも公開しており、トップはCoinbaseについでKraken、最下位はOKcoinとなりました。
記事ソース: ICOrating.com
kaz
海外の取引所選びに迷ってる方はこのレポートを参考にしてみてもいいかもしれませんね