3日早朝のビットコイン(BTC)急騰 価格とOIの関係性が再度顕著に
2019/09/03・
Crypto Times 編集部
ニュース
昨夜から今朝にかけて大きく上昇したビットコイン(XBTUSD, BitMEX)ですが、現在は$10,350近辺を推移しています。
中国の人民元下落がBTC急騰に影響したのではなどと騒がれていますが、現状何が要因で上昇したかは定かではありません。
しかし、日頃考察されているOI(未決済建玉)と価格の関係性に注意していた人は、今回の価格上昇は比較的予想できたのではないでしょうか。
価格と共にOIも上昇していたため、ショートを入れるのはかなり厳しい状況であったと言えます。
朝方になりOIが減りながら価格が上昇している(画像の赤丸部分)のは、ショートポジションの損切り多発(ショートカバー)による価格上昇だと考えられます。
大規模なショートカバーが起きてたくさんのショートポジションが清算されると、それ以上価格が上昇する燃料(ショートポジション)がなくなってきます。したがって、価格は上昇しにくくなっていきます。
記事執筆現在も価格とOIの逆行現象が起きているため(画像の黄色線部分)、このあとの値動きにも要注目です。