ソニーICL、ICカードで秘密鍵を管理する「仮想通貨ハードウェアウォレット技術」を開発

ソニーICL、ICカードで秘密鍵を管理する「仮想通貨ハードウェアウォレット技術」を開発
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ソニーコンピュータサイエンス研究所(ソニーCSL)は、ソニー株式会社の非接触型ICカード技術を応用した「仮想通貨ハードウェアウォレット技術」を開発したと発表しました。

USBとPCを接続する従来のハードウェアウォレットと比較して、ICカードは小型で持ち運びやすく利便性が高いことが特徴です。

また、高い耐タンパー性(解析されにくさ、堅牢性)のICカード内モジュールで、安全に秘密鍵を生成・保存が可能です。

出典:https://www.sonycsl.co.jp/wp-content/uploads/2018/10/prs201810-2_IC_card.png

同技術は仮想通貨ウォレットの秘密鍵を管理するだけでなく、ブロックチェーンを活用した個人情報管理システムで個人情報の利用許諾をする際の秘密鍵を管理するなど、様々なアプリケーションに応用することも可能です。

ソニーCSLは今後、「仮想通貨ハードウェアウォレット技術」の事業化に向けて取り組んでいきます。

ソニーはブロックチェーンを活用した権利情報処理システムの開発ハードウェア関連の特許を申請するなど、ブロックチェーンに積極的な姿勢をとっています。

記事ソース:【ICカードを利用した「仮想通貨ハードウェアウォレット技術」を開発 〜 ブロックチェーン技術のさらなる普及を目指して 〜

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