tZEROが暗号資産統合プラットフォームの特許を獲得
Crypto Times 編集部
オーバーストック社(Overstock.com)の子会社であるセキュリティトークン取引プラットフォーム・tZEROが、暗号資産統合プラットフォームを開発し、米特許商標庁から特許を取得したことがわかりました。
今まで、現物資産とデジタル資産は異なる取引所で、異なる投資家を対象に、また同じ資産であっても取引所によって資産価格が異なる状況が続いていました。
同プラットフォームでは、暗号資産を含むデジタル資産と従来の金融資産の取引の場を提供し、これらの異なる資産市場に関する情報を統合して、各資産の最適な価格を見つけることができるといいます。
これによって、現物資産とデジタル資産の取引に内在していた非効率性や価格の不一致が改善されると期待が持たれています。
ブロックチェーンにより資産保有者の認証と安全な取引の実行が可能になり、暗号資産やその他従来の金融資産など、異なる資産が集中する1つの大きなプラットフォームになります。
このプラットフォームの技術開発によって特許の取得に成功したtZEROという会社は、元々Mediciという会社が2014年にオーバーストック社に買収されたことをきっかけに社名変更してできた会社です。現在は、主にセキュリティートークンの取引所として機能しています。
tZERO社の親会社であるオーバーストック社(Overstock.com)は、1999年に創業されたネット通販会社です。1日の平均サイト訪問者あたり算出で最大の利益率を叩き出すサイトであるとして、ニューヨークタイムズ社に取り上げられました。
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記事ソース: Overstock’s tZERO Wins Patent for Integrating Crypto With Legacy Trading Tech