Unswap(ユニスワップ)財団、StarkNet展開に関するTwitterスペースを実施
Crypto Times 編集部

Uniswap(ユニスワップ)財団がUniswap V3をStarkNetに展開する提案に関して、Twitterスペースを開催することが分かりました。
On Tuesday Jan 24 at 11 am EST, the UF will co-host a Twitter Space with @StarkWareLtd and @nethermindeth
We will discuss the proposal to deploy v3 on StarkNet, and the novel questions raised by what would be v3’s first non-EVM deploymenthttps://t.co/fa8JZloSx5
— Uniswap Foundation (@UniswapFND) January 14, 2023
StarkNetとは、レイヤー2ソリューションに分類されるプロジェクトで、高い処理能力と低いガス代の実現が可能とされている点や、プログラミング言語として「Cairo」が採用されている点などが特徴に挙げられます。
先日、Uniswapのコミュニティで、V3をStarkNetに展開する提案が、Ethereumの開発言語SolidityをStarkNetのCairoに変換するツールを開発するNethermind社のメンバーによって投稿されました。今回企画されたTwitterスペースでは上記Nethermind社の参加が決定しています。
関連:分散型取引所Uniswap(ユニスワップ)、コミュニティ内でStarkNetへの展開が提案
提案によると、UniswapがStarkNetに対応することでトランザクションコストの削減を行いながら、EVM(Ethereum Virtual Machine)を超えた拡張やネイティブなAccount Abstractionへのアクセスが可能となるとしています。
- Account Abstractionとは?
- Account Abstractionとは、Ethereumのコミュニティを中心に議論されている仕組み。Account Abstractionの仕組みが実現することで、任意のトークンで手数料の支払いが可能となったり、秘密鍵が不要になるなどの利点が有るとされている。
昨年11月、Uniswapは同年に買収したNFTアグリゲーターGenieの機能を活用し、OpenSea、X2Y2、Sudoswap、LooksRare等に対応したNFTアグリゲーター機能をローンチ。ローンチ後1ヶ月のNFTトレードボリュームは約350万ドル(約4.5億円)となっています。
先日、スイスのイベントに登壇した世界最大手仮想通貨取引所Binance(バイナンス)のCEOは「10~15年後にはBinanceを超える規模の分散型取引所が誕生する」と述べるなど、昨今さらに分散型取引所(DEX)への関心が高まるなか、様々な施策をおこなっているUniswapの今後の動向に注目が集まります。
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記事ソース:Twitter