2017年5月に仮想通貨への投資を開始。ブロックチェーンや仮想通貨の将来に魅力を感じ、積極的に情報を渋谷で働く仮想通貨好きITリーマンのブログを通じて発信するように。
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インタビュー
2021/06/21「nanakusaを通じてNFTを所有する価値理解や意識を伝えて、大きなエコシステム形成へ」株式会社スマートアプリ CEO : 高長徳
2021年に入り、世界中で注目の集まるNFT。国内、国外でも多くの有名アーティストがNFTを発行してきました。 そんな中、4月26日に正式リリースした国内NFTマーケットプレイス『nanakusa』は、多くの認定アーティストと提携し、アート、写真、動画のNFTを販売しています。 アートNFTだけではなく、ゲームNFTなども幅広く扱っている国内で勢いのあるNFTマーケットプレイスです。またEthereum Networkだけではなく、Polygon Networkに対応しており、問題視されている環境問題改善も務めています。 CRYPTO TIMESでは、スマートアプリ社のCEOである高長徳さんに『nanakusa』に関しての、リリース後から現在まで、競合プロダクトと比較した際の優位性、NFT業界への意気込みなどを聞いたインタビューをしました。 以下、インタビューの内容となります。 NFTマーケットプレイス『nanakusa』とは -nanakusaの正式リリースおめでとうございます。nanakusaの特徴について教えてください。 高長徳:nanakusaはクリプトアーティストに向けたNFTマーケットプレイスで、登録制を採用している点が特徴です。 デザイナー / イラストレーター / 作家 / 音楽アーティスト / 声優など、さまざまな分野におけるアーティストが参加できる NFT マーケットプレイスとなっています。 公認アーティストになるためには審査が必要で、結果として優秀なアーティストを抱えクオリティの高い作品を販売する NFT プラッ トフォームを実現することができると考えています。 初回時は380人の公認アーティスト審査への応募があった中、約80名が正式に公認アーティストとして認定されました。 -初回時は、狭き門を越えたアーティストが公認されたということですね。アーティストになるためには選考を突破する必要があるようですが、どのような観点で審査を行ったのでしょうか? 高長徳:まずはコンプライアンスです。ポートフォリオで著作権や版権を侵害した活動を行なっているアーティストは採用することができません。またアートやアートとする対象がモラル的に問題がないものである必要があります。 クオリティの面も勿論重要で、実際にクリプトアーティストとして活動している方々に審査を依頼しました。その中で、クリプトアートとの相性をチェックしてもらいました。 審査員の中にはSuper Rareという海外のハイレベルなNFTマーケットにも公認され、数百点の販売実績のあるアーティストも含まれています。 -- そして、第2期の公認アーティスト募集もスタートしていましたが、こちらは順調に集まりましたか?初回と比べたときと比較して、どのような反応があったか教えて下さい https://twitter.com/nanakusa_io/status/1397757409464971271 初回募集時の数と比較すると今回の応募数は半分以下になりました。ただ、応募者のポートフォリオのクオリティは全体的にレベルが高いという印象を感じています。 前回の募集では、とりあえず応募してみようかという方が多かった印象ですが、今回はしっかりとNFTを意識した作品をポートフォリオとしてあげてくる方が多いです。 リリース後のnanakusaでリストされている作品を見て、しっかりアジャストされたと思っています。そのため、初回公募時と比べて合格率がかなり高くなっています。 nanakusaでのNFT発行に関して -公認アーティストがnanakusaでNFTを発行する際の方法や、nanakusa上で発行するメリットを教えてください。 高長徳:NFTを発行する際はEthereumまたはPolygonのネットワークから選択することが可能です。発行を行う際は、nanakusaのコントラクトアドレスだけでなくアーティスト自身のコントラクトアドレスを使用することも可能です。 nanakusaでNFTを発行する際に、そのNFTの閲覧権を所有者のみに限定できる機能があります。 この機能を使うことで、例えば漫画や雑誌などの電子書籍をNFT化して、所有者のみに限定することで、読み終えた作品を二次流通へ流すというようなこともできます。 また、アーティスト同士のコラボレーションを促進するためにクリエイター手数料のスプリット機能を導入しています。公認アーティストが発行したNFTに関して、コラボ相手などのウォレットを登録しておくと自動的に手数料が分割されて送られます。 そして、nanakusaでは、著作権や二次利用に関する規約なども、様々な形の規約文言をテンプレート化しています。 その規約文言をNFTの説明に売買規約として、しっかりと記述することを推進しています。ポリシーをテンプレートとして、公開することでアーティストが使いやすいプラットフォームになるよう心がけています。 -- 因みに公認アーティスト同士のコラボとして、POiNT×とぅんぬがコラボしてnanakusa上でNFTのリリースをしていましたたが、今後は公認アーティスト同士のコラボなどはありますか?nanakusaの公認アーティストになるとこのようなコラボ相手も繋げてくれたりとかもしますか? https://twitter.com/point_party_/status/1402203826061459462 公認アーティストに対してですが、コラボは基本的に一任しています。なので、コラボも公認アーティスト同士じゃなくても問題ないと思っています。 我々が、アーティスト同士のコラボマッチングをすることは考えていませんが、公認アーティストとコンテンツホルダーなど様々な企業とのコラボは企画しています。 これも今後動きが出てくると思うので、楽しみにしていてください。 現在までのnanakusa -- ここからは最近多くでているニュース関していくつか質問をさせてください。直近のニュースで特に気になった点でいうと、OEM事業の第一弾としてサミーとの提携が発表されましたが、これはどのような経緯で提携が進んだのでしょうか https://twitter.com/nilforce/status/1402171982179823622 OEMの構想自体はずっと前からありました。今回のOEMの件に関して、プレスリリースを5月末に発表しました。本発表を見たサミー社が興味を持っていただき、そこから約1ヶ月ほどで提携リリースの発表まで至りました。 -- サミー社との取り組みでいうとどういう形の取り組みになりそうですか? サミー社が持つIPのツインエンジェルシリーズを利用していきます。他にも様々な版権を利用して、サミー社が持つコンテンツを画像や音声などの色々なコンテンツを利用したNFTを作って、販売していく予定です。 -- 楽しみですね。サミー社以降でもOEMは決まっているのでしょうか。 まだ、言えないところが多いのですが、今後もOEMのニュースは多くでてくると思います。デジタルコンテンツ系、アート系、リアル系など色々出る予定なので楽しみにしていてください。 -- 続いて、マイサガの原画オークション実施に関してですが、こちらの手応えはいかがでしたか? 今回のマイサガのオークションは、Ethereumベースでオークションを実施しました。国内マーケットプレイス出初のオークションシステムかどうだったので、大きな事故もなく安定稼働した点はヒットしています。 ここでコケたら、やっぱりマーケットプレイスは海外だな、みたいな雰囲気になりそうだったので正直ドキドキしていました。(笑) -- 逆に課題点などはありましたか? https://twitter.com/mycryptosaga/status/1401511539539021825 今回のオークションの課題点としては、自動延長の仕組みが無かったんです。やはり自動延長は盛り上げる仕組みとしても必須機能であったなと痛感しています。 こちらは今月中に追加実装でリリースする予定です。また、UI部分での課題も見つかったので、合わせて改善を続けていきたいと思っています。 競合プロダクトとの比較と優位性 -Opneseaなど世界規模で話題になっているNFTマーケットプレイスやNFT関連プロダクトがありますし、最近では多くの新規NFTマーケットプレイスもローンチしていますが、nanakusaの戦略や差別化はどのように行っていますか? 高長徳:日本のコンテンツを世界に発信するために、引き続き優秀なクリエイターをたくさん抱え、ゆくゆくは世界一のクリエイターチームとしてブランディングしていけたらと考えております。 それができるのは、現状nanakusaだけだと思いますし、そこに自身もやらないとという責任を感じています。そして、世界に向けては、いわゆる日本の「和」なテイストをしっかりアピールして戦っていけたらと考えています。 -現在は、EthereumとMatic上のみのNFTマーケットプレイスですが、今後他のチェーン(Binance Smart Chainなど)にも対応する予定はありますか? 高長徳:これから、世界的にも普及しそうなチェーンについては注目しています。対応を行う意思決定を行った際は速やかに実行できるように準備も整っています。 今、注目しているのはやはりFlowですかね。他にも様々なレイヤー2ソリューションが出てきており、常に注視しております。 -ブロックチェーンに関する経験や知識がまだ浅い潜在的な日本のユーザーに対して、対応チェーンを増やす以外にもマーケット拡大のための施策は用意しているのでしょうか? 高長徳:マーケットプレイスを利用するための導線を分かりやすくすることで参入障壁を減らす必要性を感じています。例えば、クレジットカード決済は必須だと思っています。なので、nanakusaでもまもなく、クレカ決済に対応する予定ですのでご期待ください。 また、アートに対する認識や価値観が違う一般層のユーザーについては、アート以外の分野のNFTを提供することを検討しています。既存で価値を持っているものをNFT化することで新たなユーザーを取り込むことができると考えています。 [caption id="attachment_63648" align="aligncenter" width="800"] スマートアプリ CEO : 高さん[/caption] -これは個人的に気になる点としてなのですが、将来的にnanakusaにも独自トークンを組み込んで、エコシステムを創造していく!なんて予定もあったりしますか? 高長徳:もちろん独自トークン発行にはチャレンジしていきたいです。しかし、市場の動向や法的整備なども含め、引き続き検討していくことになりそうです。 -様々な分野での応用が盛り上がりを見せているNFTですが、ビジュアルアート以外のNFTの取り組みはどのように考えていますか? 高長徳:アートや動画など、いわゆるデジタルコンテンツ以外に関してもたくさん企画しています。NFTの本質は「権利」、「所有」、「譲渡」なので、それを活用した様々なサービスは今後出てくると思います。弊社でも早ければ夏頃には、アートなどのデジタルコンテンツ以外の新たなNFTサービスを発表できる見込みです。 -今後の中長期的な戦略やマイルストーンを総合的に教えてください。 高長徳:引き続き、国内外の優秀なアーティストを沢山募集していきます。そして今後は、企業とアーティストの様々なコラボなども手掛けていきます。OEM事業に関しても、コンサルティング事業と合わせて推進していくことで、コンテンツホルダーの方々もNFT市場に入りやすい環境を作っていければと考えております。 今後のNFT業界の考察と意気込み -NFTがニュースなどでも大きく取り上げられていますが、今後のNFT業界の発展や状況についてどのように考えていますか? 高長徳:NFT市場は国内でもその認知度が急激に上がり、様々なサービスが生まれてくると思います。また、マーケットプレイスも国内大手IT企業がこぞって参入してきています。 それぞれが特徴のあるサービスになりますが、国内市場での取り合いのような状況が発生するのはまずいなと考えています。弊社もそうですが、今後はより海外ファーストを意識することが大事だと考えております。 -今後、NFT業界で活動を行うにあたって、意気込みなどを聞かせてください。 高長徳:NFTは新しく出てきた分野で、まだ流動的な市場です。しかし、クリエイターやアーティストはNFTを期待の市場だと考えています。こういった気持ちに応えるためにも、事業者やプラットフォーマーとして支えていきたいと思います。 また、市場そのものに関しても、NFTを所有する価値とはどう言うものかといった理解や意識を伝えていくこともプラットフォーマーの役割だと思います。こういった活動を通して、大きなエコシステムを形成していきたいと思います。 インタビュー , 記事編集 : 新井 nanakusa各種情報 web site: https://nanakusa.io/ Twitter : https://twitter.com/nanakusa_io

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2021/06/18BinanceXによってインキュベートされたNFTマーケットプレイスFEATUREDが正式ローンチ
BinanceXによってインキュベートされたNFTマーケットプレイスFEATUREDが本日ローンチされました。 https://twitter.com/binance/status/1405550437009403906?s=20 FEATUREDが取り扱うNFTは、世界的に有名なアーティスト、ミュージシャン、ブランドなどのラインナップとなっています。 またFEATUREDの独占的なアーティストとして、Dylan Coleを発表しています。 Dylan Coleはハリウッドで20年以上に経験を持つ、アーティストでロードオブザリングのモルドールやアバターのパンドラの世界などの象徴的な環境を作成した世界的なビルダーです。 Dylan Coleが関わった60以上の映画には、マレフィセント、トロン:レガシー、アリータ:バトルエンジェル、不思議の国のアリスが含まれています。 Dylanのアートは、6月21日にドロップされ、コレクターがDylanと交流するためのオンラインイベントの開催も予定されています。 他にもFEATUREDのアーティストは多くおり、FEATUREDのホームページから確認することが可能です。 現在、海外にとどまらず日本国内でもNFTマーケットプレイスが多く存在しております。特徴として、どこのNFTマーケットプレイスでも著名のアーティストを起用することが見受けられます。 また、BinanceでもNFTマーケットプレイスのローンチが6月24日に予定されており、今回のFEATUREDとの差別化や棲み分けも気になるところです。 今後、多くのNFTマーケットプレイスがどのように発展していくのか、どこのNFTマーケットプレイスにユーザーが集まるかなど非常に注目が集まります。 記事ソース : FEATURED Blog

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2021/06/17DeFi用のスマートウォレットInstaDappがガバナンストークン $INST を発行、対象者にエアドロップ
Aave、MakerDAO、Compound、UniswapなどのDeFiプロジェクトに簡単にアクセスすることができるDeFi用のスマートウォレットであるInstaDappがガバナンストークンである$INSTを発行しました。 Instadappが発行する$INSTはEthereumネットワーク上に立ち上げられ、InstadappのプロトコルアップグレードをオープンコミュニティディスカッションとINST所有者の投票を通じて行われるようになります。 今回発行された$INSTは合計で1億枚が発行され、4年間ですべてがアクセスできるようになります。割当は下記のようになっています。 55% (55,000,000 INST) : Instadapp コミュニティーメンバー分 23.79% (23,794,114 INST) : 4年間の権利確定期間付きで現在のチームメンバー分 12.07% (12,078,714 INST) : 4年間の権利確定期間付きで投資家分 7.85% (7,851,941 INST) : 将来のチームメンバーとエコシステムパートナーシップ 1.27% (1,275,231 INST) : 4年間の権利確定期間付きでアドバイザー分 今回、55%のうちの一部の割当がDeFiの利用ユーザーへのエアドロップとして配られます。 $INSTがリリースした際に、Ethereumネットワーク上でMainnetのMaker、Compound、またはAaveでDeFiポジションを利用しているユーザー向けに10,000,000 INSTがエアドロップされます。 同様に、Polygonネットワーク上でAaveを利用していたユーザーに対しても、1,000,000 INSTがエアドロップされます。これらのトークンは、Instadappプロトコルでアカウントを作成し、DSAv2にアップグレードすることで手に入れることができます。 また、Instadapp内で対象のDeFiを利用していなくても、各DeFiのサイトから利用をしていた場合でも、ウォレットの連携とアカウントの作成を行うことでエアドロップの対象となっています。 そのため、$INST利用時に対象DeFiを利用していたユーザーは確認をしてみると良いでしょう。 現在、3ヶ月間に渡るInstadappの流動性マイニングと、Uniswap Ver3でのStaking報酬も始まっているため、こちらも合わせてチェックすると良いと思います。 InstaDappは2018年にプロジェクトを立ち上げ、3年間で55000のInstadappDSAが作成、Instadapp DeFi スマートアカウントで50億ドルを超えるTVL、Ethereumの全Flashloan Volumeの50%以上をInstadapp経由で発生というマイルストーンを達成しています。 また、6月11日にはStandardCryptoをリード投資家として、1,000万ドルの新規資金を調達したことも記憶に新しいです。 Instadappは4月のブログのポストで、Instadapp Protocolとガバナンストークンの発表を行っていました。 過去にもUniswapや1inch , BadgerなどのDeFiアプリケーションが多くのユーザーに対してガバナンストークンのエアドロップを行っています。今後もこのように大型プロジェクトのガバナンストークンのエアドロップもあり得るため、諸々情報を追っておくと良いかもしれません。 記事ソース : Instadapp Blog

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2021/06/16Kusama NetworkのParachain Auctionが正式にスタート
Polkadotのカナリアチェーンとして利用されているKusama Networkの第1回Parachain Auction開始の提案が、Kusama審議の2/3以上の賛成票を得て、可決されました。 これにて、正式にKusama NetworkにおいてParachain Auctionがスタートしたことになります。 これにより、以前CRYPTO TIMESのニュースでも報じたとおり、下記のスケジュールにてParachain Auctionが開催されるようになります。 6/15: 第1回Kusama Parachain Slot オークション開始 6/22: オークション終了、勝者決定 6/22: 第2回オークション開始 6/29: 第3回オークション開始 7/6: 第4回オークション開始 7/13: 第5回オークション開始 最初のParachainのSlot Auctionは5日間にわたって進行し、最初の2日間は予備入札が可能になります。 第1回目の勝者は6月22日の日本時間20時に決定となり、2回目のオークションが1時間後に開始されるスケジュールとなっています。 既に第1回オークションの入札も開始 Parachain Auctionがスタートする前に、Parachainになりたい各プロジェクトはCrowdloanにて事前にKSMをユーザーからロックしてもらうことが可能です。 2021年6月16日14時現在、約60万枚近いKSMがCrowdloanにてロックされており、Parachain Auctionが非常に盛り上がっていることが伺えます。 現在、最もKSMをユーザーからロックしているのはKarura Networkで約40万枚、続いてMoonriverの9万枚、Shiden Networkの7.5万枚となっています。 Parachain AuctionはAuction 終了時点のKSMのロック枚数で決まるのではなく、全オークションプロセス終了後Ending Periodの中からランダムでスナップショットが取られ、そのタイミングでの入札額で勝敗が決定することになります。 そのため、Crowdloan開始よりユーザーからKSMを多くロックしてもらっているプロジェクトは、Auction開始後に入札のタイミングでそのKSMを利用できるのでParachainになる際に有利になります。 現状では、Karura Networkが第1回目のAuctionにてCrowdloanで集めたKSMを利用して、既にBidding(入札)を行っています。 今後、7月後半まで続く、Parachain Auctionですが、Crowdloanには参加しないプロジェクトも参入してくるため、どうなっていくか注目があつまります。 Kusama Networkに関しては、CT Analysisでも過去にレポートを配信しています。こちらを読んで頂ければ、基本的なことは学習できますので、是非チェックしてください。 Polkadotエコシステム 動向調査レポート 記事ソース : PolkaAssembly

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2021/06/16分散型デリバティブ取引所を提供するdYdXがシリーズCラウンドで6500万ドルを調達
分散型デリバティブ取引所を提供するdYdXがParadigmが手動となり、シリーズCラウンドで6500万ドルの資金調達を実施しました。 更に新しい投資パートナーとして、下記のVCやプロジェクトが発表されています。 流動性プロバイダ : QCP Capital, CMS Holdings , CMT Digital , Finlink Capital , Sixtant , Menai Financial Group , MGNR , Kronos Research 暗号通貨VC : HashKey , Electric Capital , Delphi Digital パートナー : StarkWare dYdXは過去にもa16zやPolychain Capitalからの投資も受けており、今回の追加の資金調達をもとに暗号通貨市場のボラティリティを通じて、dYdX取引所の流動性を大幅に向上させることができると発表をしています。 dYdXの成長は、2020年から2021年における暗号通貨の強気相場における分散型デリバティブの拡大を反映しており、過去5か月間で、11,000を超えるユニークなトレーダーから22億ドル以上の取引量を生み出しています、 また、ロックされたそのTVLは、13,000以上の一意のアドレスで4000万ドルに達しています。また、15個の市場が立ち上がり、今後も増加予定となっています。 今回の資金調達の資金の使いみちとして、モバイルアプリケーションの立ち上げ、インフラプレーヤーとの提携による集中型と分散型のギャップの埋め合わせ、アジアなどの国際的な成長市場への投資の継続など、を行うために使用されることを発表しています。 dYdXにトークンは組み込まれるか? 現在、dYdXには独自トークンは発行されていません。しかし、独自トークンが発行されることは前々より噂がなされていることです。 今回のシリーズCラウンドでの資金調達を行ったことからも近いうちに独自トークンが発行されるのでは?という期待が高まっていることも事実です。 過去に、Uniswapや1inchでは流動性を提供していたり、アプリケーションの利用をしていたユーザーに対して、独自トークンのエアドロップが行われました。 現状、dYdXにトークンが発行されるかどうかは明確ではありませんが、一度dYdXのアプリケーションを利用するなどしておくと、将来的にトークンがもらえる可能性もあるかもしれません。 記事ソース : dYdX Blog

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2021/06/15Coinbase ProにPolkadotの $DOT が新規上場
アメリカで最大の暗号通貨取引所であるCoinbase ProにてPolkadotのDOTトークンの新規上場を発表しました。 DOTの入金は6月14日より開始され、Coinbase Proが利用できるすべての地域に対応するものとしています。取引は6月16日にスタートする予定となっており、BTC,USD,EUR,GBP,USDTのペアで提供される予定です。 Coinbase ProにてPolkadotのDOTの取引が利用できることにより、今後、よりPolkadotにも注目が集まることが予想されます。 現在、PolkadotのカナリアチェーンであるKusama Networkでは Parachain Auctionの前段階であるCrowdloanが実施中です。現在、10プロジェクトがCrowdloanに参加しており、全部で53.3万枚のKSMがロックされています。 このロック量から見ても、現在のParachain Auctionが非常に盛り上がっていることが考えられ、将来的に行われるPolkadotのParachain Auctionの期待も非常に高まります。 記事ソース : Coinbase Pro Blog

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2021/06/13Dapper LabsがFlow Blockchain上にてステーブルコインFUSDを発表
NBA Top ShotやFlow Blockchainの開発を行うDapper Labsが、Flow Blockchain上で、USDにペッグされたステーブルコインFUSDをローンチしたことを発表しました。 今回、Dapper Labsが提供するFlow USD / FUSD は米ドルに担保されるステーブルコインで、発行をPrime Trustが担うことを発表しています。 FUSDを提供することによって、金融機関やウォレットプロバイダーは、幅広いFlowのエコシステムに対して、簡単にフィアットのオンランプを提供できるようになると説明しています。 また、将来的にFUSDを統合することで、プロジェクトが潜在的なターゲットオーディエンスを増やし、ユーザーのエンゲージメントを向上させることができることも狙いとしてあげられています。将来的にはMoonpayのようなシンプルなフィアットからクリプトへのオンランプの統合を可能にするとしています。 記事ソース : Flow Blog

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2021/06/11Plasm , Shidenの開発を行うステイクテクノロジーズがFenbushi Capitalをリード投資家に11億円の資金調達を完了
日本発のパブリックブロックチェーン「Plasm Network」と「Shiden Network」の開発を行うStake Technoloiges Pte Ltd. (以下ステイク)が、総額約11億円の資金調達を行なったことを発表しました。 今回の資金調達では、Fenbushi Capitalがリード投資家となり、Polkadot共同創業者により設立されたファンドHypersphereやGumi Cryptos Capitalなど、また元ソニーの会長で現クオンタムリープの出井伸之氏や株式会社ホットリンク内山幸樹氏らなどのエンジェル投資家からも出資を受けています。 調達した資金で今後のプロダクト開発、国際的な⼈材採⽤、パブリックブロックチェーンエコシステムの拡⼤に充当していくことを発表しています。 Plasm Networkは今年の2月にはBinance Labsを初めHashKey、PAKA Ventures、LongHash Ventures、Digital Finance Groupなどから2.5億の資金調達、また3月からはOKExの組成したファンドであるBlock Dream Fundからの資金調達も行っています。 今回の資金調達や現在実施中のCrowdloanに関して、渡辺創太氏より下記のようにコメントを貰っています。 Polkadot, KusamaのパラチェーンになるというのがPlasm/Shidenを創り始めてからの最も重要なMilestoneです。Crowdloanはあと6日以内に参加いただければ最も高いボーナスでのSDN(Shidenのネイティブトークン)の配布があるので是非サポートお願いします。 Crowdloanも現在絶賛開催中、Shiden Networkは54000枚のKSMがロック 現在、Kusama NetworkのParachain Auction開催に先立って各プロジェクトによるCrowdloanでのKSMのロックもスタートしています。 現在、Shiden NetworkはCcrowdloanにてKSMをユーザーから54000枚(約2530万ドル)がロックされており、Parachain AuctionでShiden Networkがスロットを獲得することで、ユーザーに対してShiden Networkが発行するSDNが手に入る仕組みとなっています。 現在、Karura Networkに続き2番めにKSMを集めているため、Kusama NetworkへのParachain Slotの獲得も非常に期待が高まっている状態と言えるでしょう。 今回のCrowdloanに関しては、CT Analysisでも過去にレポートを配信しています。こちらを読んで頂ければ、基本的なことは学習できますので、是非チェックしてください。 Polkadotエコシステム 動向調査レポート 記事ソース : プレスリリース

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2021/06/10Solana Labsがa16zとPolychain Capitalがリード投資家となり340億円の資金調達を実施
Solanaブロックチェーンの開発を行うSolana Labsが、Andreessen Horowitz (a16z) と Polychain Capital がリード投資家となり、プライベートトークンセールで3億1,415 万ドルの資金調達を実施したことを発表しました。 今回のラウンドの資金調達では、Alameda Research、CMS Holdings、CoinShares、Jump Trading、Multicoin Capital、Sino Global Capital などが含まれています。 Solana Labsは今回調達した資金を利用して、Solanaエコシステム専用のベンチャー投資部門とトレーディング デスクとともに、Solana上に構築された分散型アプリケーションとプラットフォームの開発を加速するインキュベーションスタジオを立ち上げることを発表しています。 今回のラウンドの資金調達をリードしたa16zのAli Yahya 氏は、テクノロジーとしての暗号通貨の無数のユースケースを想像するのは簡単ですが、それらを何百万人もの人々が使用する実際の製品に組み込むには、高性能なブロックチェーンが必要です。Solanaは、その高い基準を満たすことができる次世代のブロックチェーンです。 Proof of Historyを使用することで、Solanaは他の分散型ブロックチェーンを悩ませているネットワークの混雑と冗長性を劇的に減らしました。これにより、Solanaプロトコルは、取引、注文、修正、キャンセルを処理するための Nasdaq マッチング エンジンの速度でオンチェーン トランザクションを強化し、DeFi イノベーション、取引所、非代替トークン全体で可能なことの新境地を切り開いていきます。 Solanaに関しては、CT Analysis(アナリシス)でレポートを配信しています。こちらを読んで頂ければ、基本的なことは学習できますので、是非チェックしてください。 Solanaプロジェクト概要レポート Solana/Serumエコシステム概観レポート 記事ソース : Solana Labs Blog

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2021/06/09Kusama Network、Parachain Auctionが6/15より開催予定、Crowdloanでは既にKarura , Shidenが $KSM のロックを開始
PolkadotのカナリアネットワークとなるKusama Networkが2021年6月15日よりParachain Aucrionを実施する予定であることをPolkadotの開発者であるGavin Wood氏がブログにて発表を行いました。 今回のKusama NetworkのParachain Auctionは、Kusama評議会にて提案が出され、提案が通れば以下のスケジュールでParachain Auctionがスタートします。 6/15: 第1回Kusama Parachain Slot オークション開始 6/22: オークション終了、勝者決定 6/22: 第2回オークション開始 6/29: 第3回オークション開始 7/6: 第4回オークション開始 7/13: 第5回オークション開始 Kusama NetworkはPolkadotの実験的なネットワークとされるカナリアネットワークとなっており、今回のKusama NetworkでParachainとして接続されるParachain Auctionが実施された後、Polkadotでの本格運用につなげていく計画となっています。 Kusama Networkに関しては、CT Analysisでも過去にレポートを配信しています。こちらを読んで頂ければ、基本的なことは学習できますので、是非チェックしてください。 Polkadotエコシステム 動向調査レポート Crowdloanでは既に17万枚近いKSMがロック 実際、Kusama NetworkのParachain Auctionがスタートする前に、CrowdloanにてParachain候補となるプロジェクトによるKSMのLockも本日6月9日よりスタートしており、Karura Network , Shiden Networkが他のプロジェクトよりもひと足早くCrowdloanによるKSMのロックをスタートさせています。 Crowdloanをプロジェクト側が選択することで、ユーザーのKSMを借りて、Parachain Auctionへの入札を行う仕組みとなっており、ユーザーはKSMを一定期間ロックすることで、対象プロジェクトのトークンを獲得することができるようになる仕組みです。 記事執筆時点となる2021年6月9日18時52分現在では、Karura Networkが14万KSM、続くShiden Networkが2.7万KSMをロックにより集めています。こちらより確認が可能です。 現在、KrakenやOKExなどの取引所もKSMのParachain Auctionのサポートを発表しており、今後も各取引所がParachain Auctionのサポートも発表していくことが予想されます。 https://twitter.com/krakenfx/status/1402536069153890308?s=20 https://twitter.com/OKEx/status/1402238873288286212?s=20 記事ソース : Kusama Network Blog















