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2024/08/11カリフォルニア州サンタモニカ市、ビットコイン普及促進のため「ビットコインオフィス」開設
カリフォルニア州サンタモニカ市は、ビットコインに関する教育と経済的機会を模索するため、ビットコインオフィスを正式に開設しました。 [caption id="attachment_119337" align="aligncenter" width="1439"] Bitcoin Office[/caption] この取り組みは、7月11日にサンタモニカ市議会によって満場一致で承認され、8月8日に公式ウェブサイトの開設とともに一般公開されました。 ビットコインオフィスは、労働者、組合、年金基金にビットコイン教育を提供することに特化した非営利団体Proof of Workforceとの協力のもと設立されました。 ビットコインオフィスの主な目標は、地元コミュニティの教育、市の経済回復を後押しする潜在的なパートナーシップの模索、住民や学生のためのビットコイン関連のキャリア機会の特定です。 教育活動に加えて、ビットコインオフィスは、10月18日に予定されている「Bitcoin Peer to Pier Festival」を宣伝しています。このイベントは、以前Swan Bitcoinが計画していたフェスティバルの継続と見なされています。Swan Bitcoinは当初、10月17日にイベントを開催する予定でしたが、人員削減のためキャンセルしていました。 サンタモニカの新しいビットコインオフィスとBitcoin Peer to Pier Festivalは、ビットコインを経済構造に統合するという市の取り組みを強調し、「シリコンビーチ」地域内の先進的なテクノロジーハブとしての地位を強化しています。 情報ソース:Bitcoin Office
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2024/08/11IRS、仮想通貨ブローカー向け税務フォームを更新|ウォレットアドレスの要求を削除か
米国内国歳入庁(IRS)は、仮想通貨ブローカー口座向けの仮想通貨税務フォーム1099-DAの草案を更新しました。 🚨 An updated draft 1099-DA form just posted on the IRS website, which reflects the final broker regs issued in June. As a refresher, this is the form that “brokers” will start using in 2025 to report digital asset transactions to customers. https://t.co/NSSu8prl4X Initial… — Ji Kim (@_jikim) August 9, 2024 Crypto Council for Innovationのグローバルポリシー責任者Ji Kim氏は、X上にて、「初期のレビューによると、この草案フォームでは、ウォレットアドレス、取引ID、取得時間などが削除されていることが分かりました。これらは重要な変更です」と述べています。 「ブローカー取引からのデジタル資産収益」を監視するForm 1099-DAは、8月8日に改訂された草案によると、少なくとも部分的には2025年に施行される予定です。 IRSは、米国財務省とともに、2023年8月に仮想通貨ブローカー向けの税務フォームを初めて提案しました。フォームの初期草案では、提出者にデジタルウォレットアドレスの提出と、資産が「非対象証券」であるかどうかの記載を求めていました。 しかし、仮想通貨業界のメンバーは、プライバシーに関する懸念に加え、税務報告が分散型金融(DeFi)業界にどのような影響を与えるかについて懸念を表明していました。 情報ソース:The Block
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2024/08/11ビットコイン半減期後の収益圧迫の中、Riot PlatformsとBitfarmsが7月躍進
ビットコインマイニング企業の7月の月次マイニング更新情報が発表されました。 ビットコインの半減期イベントが発生した4月以降、マイナーたちは収益の減少に苦しんでおり、状況への適応を模索しています。 そうした中、Riot PlatformsとBitfarmsは、互いに買収争いを繰り広げながらも、採掘量をそれぞれ45%と34%増加させました。 その他、主要マイニング企業のビットコイン採掘状況は以下となります。 MARA(旧Marathon Digital):時価総額約50億ドルの最大手のマイニング企業。ビットコイン採掘量は前月比17%増の692BTC、平均稼働ハッシュレートは5%増の27.5EH/s。 CleanSpark:前月比約10%増の494ビットコインを採掘。保有BTCは7,082BTCとなり、前年同期比で567%増加。 Riot Platforms:ビットコイン採掘量は6月から45%増加し、先月370ビットコインを採掘。また、ケンタッキー州に拠点を置くビットコインマイニング企業Block Miningを9250万ドルで買収。 Core Scientific:7月に411ビットコインを採掘したものの、これは6月の430から減少。合計ハッシュレートは20.1 EH/s。 現在、マイニング企業はビットコインだけでなく、AIへの計算能力提供など多角的な事業拡大を行なっています。今後も注目の分野と言えるでしょう。 情報ソース:The Block
プロジェクト
2024/08/09Atleta Network徹底解説|エアドロップが迫るスポーツ特化ブロックチェーン
現在、Web3分野では多くのブロックチェーンが登場しています。 AribitrumやOptimismといった従来のレイヤー2から、SolanaやAvalancheといったレイヤー1が既に有名ですが、RWAやゲームなど特定の分野に特化したチェーンの開発も盛んとなっています。 そうした中で、一際異彩を放っているチェーンが「Atleta Network」です。 Atleta Networkはスポーツ分野に焦点を当てたブロックチェーンであり、Web3プロジェクトとしては珍しいものとなっています。 また、TGEを9月に控えており、エアドロ活動が本格化していることから一般ユーザーからもその関心は高まっています 今回の記事では、Atleta Networkのプロダクト詳細から、エアドロに向けたテストネット活動までを解説していきます。 スポーツ×ブロックチェーンで新たな世界を拓くAtleta Network まずは、Atleta Networkの周辺情報を紹介していきます。 スポーツ産業をリードするブロックチェーンへ Atleta Networkは、スポーツ業界に特化したEVM互換のレイヤー1ブロックチェーンです。 革新的なDeFiアプリ、シームレスな相互運用性、そして安全かつ大規模なデータレイヤーを提供することで、スポーツ界に新たな進歩を生み出そうとしています。 Atleta Networkは、サッカー界の次世代育成や選手キャリア支援などを行うBlockchain Sportsエコシステムの中核技術として、AI分析、パフォーマンストラッキングセンサー、VR、ブロックチェーン技術を融合させ、スポーツ運営の改善や新しい選手のパフォーマンス発掘の機会を提供しようとしています。 Blockchain Sportsとは? [caption id="attachment_118793" align="aligncenter" width="1439"] Football|Blockchain Sports[/caption] Blockchain Sportsは、Atleta Networkの構築に加え、ブラジルでの3つのフットボールアカデミー設立・運営に1000万ドルを投資しているプロジェクトです。 既に400人以上の選手たちがプロのコーチの指導と最新技術を活用し、世界トップレベルのサッカー選手を目指して日々トレーニングに励んでいます。 Blockchain Sportsは、ブロックチェーンといったデジタル分野だけでなく、実世界においても積極的な活動をしていることが特徴であり、かなりの包括的な取り組みをしていることが窺えます。 Blockchain Sportsは多くのパートナーシップを実施 Blockchain Sportsは、Cookie3やBonusBlockといったWeb3プロジェクトと提携することで、プロダクト品質を高めています。 ✍️ Zico Officially Joins Blockchain Sports We are super exited to announce that the Brazilian and global football legend Zico is now an official ambassador for Blockchain Sports! 🇧🇷 This moment brings immense opportunities for our project! 🌟 Zico needs no introduction! He is… pic.twitter.com/TwkDh5yMVA — Blockchain Sports (@blockchainsprts) May 29, 2024 また、ジーコ、ロマーリオ、マテラッツィ、ゼ・ロベルトといった数多くの著名プレイヤーがブランドアンバサダーを務めており、幅広いマーケティングを行なっていることが窺えます。 Atleta Networkの技術的詳細 ここからはAtleta Networkの詳細を紹介していきます。 Atleta Networkは、Substrateベースのモジュール式EVM互換レイヤー1ブロックチェーンプラットフォームです。 パラチェーン、XCM+、クロスチェーン相互運用性、NPoSを組み合わせた独自のアーキテクチャを持ち、スポーツ組織や個々のユーザーに様々なメリットを提供します。 Atletaの構成 Atletaは、実行、相互運用性、ストレージの3つのレイヤーで構成されています。 実行レイヤー(EL): EVM互換のスマートコントラクトプラットフォームであり、トランザクションと分散型アプリケーションの開発を可能にします。 相互運用レイヤー(IO):クロスチェーン通信を担当する「レイヤー0」であり、アセットとメッセージの転送にリレーポイントを使用します。 ストレージレイヤー(SL):ビデオ、テキストファイルなどの任意のタイプの情報を分散型で保存するためのデータレイヤーです。 これら3つのレイヤーはすべて相互接続されており、ノードネットワークによって管理されています。 将来性を意識したAtletaのアーキテクチャ Atletaは、Web3技術の進化と新たな計算パラダイム(AI、LLM、量子コンピューティングなど)の到来に対応できるようなアーキテクチャを採用しています。 モジュール性: コンポーネントを個別に改良できるため、システムの柔軟性と適応性が高まります。 データ可用性(DA):Atletaは、他のネットワークのDAレイヤーの役割を果たすことができるように設計されています。 量子耐性: 量子コンピューティングの脅威に対応するため、社会的介入(social intervention)とアップグレード性の2つの観点から量子耐性ソリューションを導き出しています。 上記の特徴により、現在における必要要件を満たすだけでなく、将来的な拡張や脅威への対策といったことまで見据えた設計がされていることがわかります。 基本的な性能も優れており、2gweiという低い手数料や、ブロックごとに即座に実行されるファイナリティといった仕組みも実装されています。 $ATLAのトークノミクス $ATLAはPoSの仕組みが採用されており、ネットワークは主に$ATLAを担保としてセキュリティを確保しています。 また、$ATLAには以下のユーテリティが用意されています。 アカウントユニット(Unit of Account):ATLETA上のアクティビティはすべて$ATLAで表示されるようになっています。 決済:トランザクションコストは$ATLAで支払われます。 コンセンサスとガバナンス:ユーザーは$ATLAを用いることで、ガバナンスに参加可能です。 パラチェーンの展開:パラチェーンのスロットを確保するには、参加チェーンのネットワークオペレーターが一定量の$ATLAをロックする必要があります。ロックされた$ATLAは、違反時のセキュリティフォールバックなどに用いられます。 これらの他にも、バーニング・メカニズムを実装することで、$ATLAの安定的な価格維持を実現しようとしています。 Atleta Olympiaテストネットが公開中 2024年5月31日に開始されたAtleta Olympiaテストネットは、1か月半で23万ウォレット、400万トランザクションを達成しました。 現在も1000人以上のユーザーが毎日75000件の$ATLAトランザクションを行っており、その勢いは右肩上がりに上昇しています。 エアドロップが期待されるテストネット Atleta Olympiaテストネットが盛んな理由として、エアドロップへの期待が挙げられます。 Atleta Olympiaテストネットの参加者はXPポイントを貯めることができ、メインネットローンチ時には、このポイントがエアドロップに繋がるとしています。 TGEは9月を予定|短期決戦型エアドロ活動が可能 テストネットのアクティビティに準じたエアドロップ活動は、Atleta Network以外にも実施されていますが、Atleta Networkが多くのユーザーに選ばれている理由として、TGEを来月9月に予定しており、短期決戦で結果が出ることが挙げられます。 多くのWeb3プロジェクトは、TVLの維持や、アクティビティ量を高めるために、TGEの延期が数多く行われています。そうした中で、TGE予定が9月と明瞭になっているAtleta Networkは極めて珍しいWeb3プロジェクトと言えるでしょう。 トークノミクスの公開はまだされていませんが、エアドロップへの割り当てはおおよそ6%と噂されており、一般ユーザーにとって非常に魅力的なプロジェクトとなっています。 エアドロップへ向けたテストネット活動解説 ここからはエアドロップへ向けた具体的なテストネット活動を紹介していきます。 これまでテストネットに触ったことがないユーザーだけでなく、ウォレットにも馴染みのないユーザーにもわかりやすく解説していきます。 Atleta Olympiaへアクセスし、ウォレットを接続 まずは以下のURLから、テストネットへアクセスします。 Atleta Olympia:https://app-olympia.atleta.network/ 画像右上の「Connect」から自身のウォレットを選択して、接続して下さい。 ※ウォレットを持っていない場合は、以下のURLからウォレットを作成してください。今回はRabbyウォレットを使用します。 Chrome拡張:Rabbyウォレット Rabbyウォレットを徹底解説|メリットからアカウント作成、メタマスクとの連携方法まで【初心者・DeFiユーザー向け】 ウォレットを繋ぐとチェーンの選択画面が表示されます。 ①「Atleta Olympia」を選択し、②「Add」をクリックして、Atleta OlympiaをRabbyに追加して下さい。 テストネット用$ATLAを入手する 次に、テストネット用の$ATLAを入手します。 ①「Faucet」の欄をクリックします。 すると上記のような画面へと移行します。 ①「Send me $ATLA」をクリックすることで、自身のウォレットに$ATLAを送付することができます。 一度に送付出来る量は25$ATLAですが、②の欄からメールアドレスを登録することで、10倍にあたる250$ATLAを送付することが可能です。 ステーキング まずは、オンチェーン活動の基本となるステーキングを解説します。 ステーキングとは、自身が持っているトークンを預け入れることです。 まずは、①「Staking」から、②「Stake now」をクリックします。 ステーキングしたい$ATLAの数量を①の欄に入力します。 ②の欄に表示されているのは、自身が持っている$ATLAの数量です。この数の範囲内で$ATLAを預け入れることが可能です。 今回は100$ATLAをステーキングするので、①には100と入力しました。 ③「Stake now」から、④「Confirm」をクリックすることで、$ATLAのステーキングは完了です。 ステーキングした$ATLAを引き出したい場合 ステーキング状況は、Staking画面の下部に表示されます。 ステーキングしている$ATLAを引き出したい場合は、「Unbond」をクリックします。 また、この$ATLAの引き出しが完了するには、一定の時間が必要であり、すぐに完了しないことには注意が必要です。 ※引き出し中の$ATLAは、Unbondingとして表示されます ①の欄に引き出したい$ATLAの数量を入力します。 ②「Continue」から取引内容の確認をし、③「Confirm」をクリックすれば、引き出し申請は完了です。 ガバナンス 次にガバナンスのタスクを解説していきます。 ガバナンスでは自身でいくつかの提案(proposal)や投稿(post)を行うことで、ポイントを稼ぐことが可能です。 まずは、赤枠部分「Governance」をクリックして下さい。 この画面から、自身や他のユーザーが行った提案やポストを確認することが可能です。 左上赤枠「Create Proposal」から、自身で提案およびポストを作成してきます。 提案やポストには3種類ありますが、今回の記事では「Tresury proposal」と「Discussion post」の2つを紹介していきます。 Tresury proposal 「Create Proposal」をクリックし、提案選択画面を表示させます。 ①「Tresury proposal」から、②「Next」をクリックします。この際、10$ATLAが必要なことには注意して下さい。 ①の箇所が最初はYesとなっていますので、「No」に変更して下さい。 ②は提案の詳細を記入する箇所ですが、今回はテストなので適当な文章で大丈夫です。 上記が終わり次第、③をクリックします。 ④の箇所には、現在使用しているウォレットとは違うウォレットアドレスを入力しなければなりません。 Rabbyで新しいウォレットを作成し、そのアドレスを入力して下さい。 ⑤「Next」をクリックし、最終確認画面で「Confirm」をクリックすれば、Tresury proposalは完了です。 Discussion post 次は、Discussion postの解説をします。 「Create Proposal」をクリックし、提案選択画面を表示させます。 「Discussion post」をクリックします。 ①の欄は詳細を記入する箇所ですが、今回はテストなので適当な文章で大丈夫です。 ②「Create Post」から内容を確認した後、③「Submit」をクリックすれば、Discussion postは完了です。 リーダーボードを開放する Atleta Olympiaテストネットにおけるポイント活動は、これまでに紹介してきたステーキングやガバナンス提案を継続的に行うことでXPを稼ぐものとなっています。 自身が稼いだXPは、リーダーボードから詳細を確認することが可能です。 「Leaderboard」の欄から、4段階のアカウント認証を進めることで自身のリーダーボードを確認できます。 4つ目の「Invite Code」に悩むかもしれませんが、Atleta Network公式ディスコードの「Invite Codes」の部屋から、入手することが可能です。 Discord:https://discord.com/invite/atletanetwork 認証が完了すると以下のような画面が表示されます。 左上の220XPが、実際に筆者が獲得したポイントとなります。 実際にタスクをこなしてからポイントが反映されるまで、多少の時間はかかることには注意が必要です。 今回紹介したのは「Staking」と「Governance」ですが、将来的にDEXタスクも用意されるため、多様な方法でXPを稼ぐことが可能になります。 まとめ ここまでAtleta Networkを紹介してきましたが、如何でしたでしょうか? Atletaは、スポーツ業界に特化したブロックチェーンとして、そのユースケースと将来性において大きな可能性を秘めています。 RWAやゲームなどの特定分野に特化したブロックチェーンが登場する中でも、スポーツに特化したプロジェクトは非常に珍しく、Web3プロジェクトの中でも頭ひとつ先行しているプロジェクトと言えるでしょう。 また、現実世界のスポーツ育成も実施しており、Web3にとどまらない現実にも拡張したAtletaエコシステムを実現していることも魅力の一つと言えるでしょう。 そして現在、TGEを9月目前に控えており、短期決戦型のエアドロ活動が行えることも、一般ユーザーにとって魅力的なものとなっています。 もし興味を持たれた方がいれば、ぜひ、テストネットのエアドロップ活動から参入してみて下さい。 Atleta各種infomation X:https://x.com/Atleta_Network 公式サイト:https://atleta.network/ Atleta Olympiaテストネット:https://app-olympia.atleta.network/ ディスコード:https://discord.com/invite/atletanetwork
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2024/08/08ビットコインのマイニング収益、過去最低水準に|ハッシュプライスも大幅下落
現在、ビットコイン価格は55000ドルから57000ドルの間で推移するなか、マイニング収益が大幅に減少していることが明らかとなりました。 [caption id="attachment_119132" align="aligncenter" width="959"] Bitcoin Hashprice Index|Hashrate Index[/caption] 8月5日、1ペタハッシュ/秒(PH/s)あたりの推定1日あたりの価値(ハッシュプライス)が、36ドルを下回りました。これはビットコインの歴史上、前例のない低水準となっています。 ハッシュプライスは、マイナーにとっての1PH/sあたりの予想される日次収益を示す指標であり、8月8日時点で40ドル台にまで回復しましたが、これは依然として低い水準にあります。 The Miner Magの分析によると、38ドル/PH/sのハッシュプライスは、多くの上場マイニング企業にとってハッシュコストの損益分岐点を下回る数値となっています。 現在、ビットコインマイナーは低いオンチェーン手数料、低迷するBTC価格、過去最高のマイニング難易度という複合的な課題に直面しており、予断を許さない状況と言えるでしょう。 関連:ビットコインマイニング大手マラソンCEO、事業の安定性を強調|AIとの共生も視野に 情報ソース:Hashrate Index、The Miner Mag
NFT
2024/08/08DeGodsNFTのフロア価格が86%の急騰|コミュニティ統合の発表を受け
NFTコレクションDeGodsのフロア価格が急騰し、1.33 ETHに達しました。これは前日に比べて86%の上昇となります。 NFT Price Action: @DeGodsNFT floor price pumps by 86% to 1.33 $ETH after announcing the migration to the "DEGODS HQ" Telegram chat for all DeGods communities yesterday. pic.twitter.com/tQOgJIK4wG — CoinGecko (@coingecko) August 8, 2024 この価格上昇の前、DeGodsコミュニティに関する発表が行われています。 DeGodsの活動はテレグラムに統合へ DeGodsの公式アカウントは、今後全てのコミュニティ活動を単一のTelegramチャット「DEGODS HQ」に統合することを発表しました。 small update tldr: join the new telegram chat 🌎https://t.co/Z3TVqrxR9A pic.twitter.com/TKNYFpBYAX — DeGods (@DeGodsNFT) August 7, 2024 Telegramチャットへの統合理由として、現在DeGods、y00ts、y7など多くのNFTがあるなかで、断片化の問題があると述べられています。 今後、DeGodsアカウント以外の全てのアカウントからの投稿が停止すると発表されており、今後のプロジェクト動向や最新情報を得るためには新しいTelegramチャットに参加することが推奨されています。 今回の価格上昇は、コミュニティ統合による今後のDeGodsプロジェクトの活性化への期待を反映したものと言えるでしょう。今後の動向に注目が集まります。 [no_toc]
DeFi
2024/08/08ステーブルコインUSDe、ソラナに展開|SOLも裏付け資産に
利回り型ステーブルコインプロジェクトUSDeを運営するEthena Labsは、ソラナブロックチェーンへの展開を発表しました。 August 7th marks Ethena's Solana integration: - USDe deployed on Solana thanks to @LayerZero_Labs OFT - SOL onboarded as a backing asset for USDe, subject to governance - Solana Sats Campaign — Ethena Labs (@ethena_labs) August 7, 2024 これにより、USDeはソラナでも利用可能となり、SOLもUSDeの準備資産の一部として利用されることになります。 積極的な事業展開を見せるEthena Labs 今回のソラナへの統合は、2週間で約3億ドルの償還が行われるなかで行われました。 SOL as a backing asset for USDe will be proposed to governance for implementation next week and opens up an extra $2-3bn of open interest across major exchanges, improving USDe's scalability even further pic.twitter.com/NJ4hlJ9dCv — Ethena Labs (@ethena_labs) August 7, 2024 Ethenaは現在「Solana Sats Campaign」を開始しています。SOLをUSDeの裏付け資産とする提案は、来週ガバナンスに提出され、主要取引所全体で20億ドルから30億ドルの追加の未決済建玉を開放し、USDeのスケーラビリティをさらに向上させるとしています。 また、チームはガバナンス投票の結果次第で、SOLへの関与を徐々に増やしていく計画であると述べています。 ソラナは現在、DeFi取引高でイーサリアムを初逆転するなど成長著しいブロックチェーンとなっています。今回のUSDeのソラナへの進出は、各プロジェクトからのソラナに対する注目の高まりを示すものと言えるでしょう。 関連:ソラナ、DeFi取引高でイーサリアムを初逆転|ミームコイン人気が牽引 [no_toc]
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2024/08/08マイクロストラテジー会長、個人資産10億ドル超のビットコイン保有を継続
ソフトウェア企業マイクロストラテジー社の共同創業者兼会長であるマイケル・セイラー氏は、Bloomberg TVのインタビューで個人的なビットコイン保有量が10億ドル(約1460億円)を超えていることを明らかにしました。 #Bitcoin is a capital investment you can hold for decades that a corporation, competitor, counterparty, or country can’t take away from you. It will create generational wealth for your family, corporation, or country. pic.twitter.com/amQNn4JQwR — Michael Saylor⚡️ (@saylor) August 7, 2024 セイラー氏は4年前に17,732BTCを保有していると公表しており、それ以降も売却を行なっていないとのことです。現在の正確な保有量は明かしませんでしたが「少なくともそれ以上」と述べ、保有量がさらに増加していることを示唆しました。 セイラー氏はビットコインを「個人、家族、企業、国家にとって理想的な投資」と表現し、マイクロストラテジー社としても2020年からインフレヘッジとしてビットコインへの投資を開始しています。同社は7月末までに、226,500BTCを保有しています。 セイラー氏は、楽観的なシナリオでは2045年までにビットコインが4900万ドルに達する可能性があると予測しており、ビットコインが金融システムに革命をもたらす可能性と、インフレに対する耐性が高いことをその根拠として挙げています。 情報ソース:Bitcoin.com News
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2024/08/08リップル社、1億2500万ドルの罰金支払いへ|裁判所はSECの要求を全面否定
リップル社は、長年にわたる米国証券取引委員会(SEC)との訴訟において、1億2500万ドルの罰金を支払うよう命じられました。 The SEC asked for $2B, and the Court reduced their demand by ~94% recognizing that they had overplayed their hand. We respect the Court’s decision and have clarity to continue growing our company. This is a victory for Ripple, the industry and the rule of law. The SEC’s… — Brad Garlinghouse (@bgarlinghouse) August 7, 2024 SECは2020年、リップル社が未登録の証券であるXRPを販売し、13億ドルを調達したと主張していました。 SECの元々の請求額は20億ドル リップル社のブラッド・ガーリングハウスCEOは7月、未解決の法的問題が「非常に早く」解決されると予想していました。 関連:リップル訴訟、間も無く終了か|XRP価格と取引活動が活発化 リップル社の罰金は、SECが提案した20億ドルよりも大幅に低く、リップル社が主張した1000万ドルよりも高い金額となりました。SECは5月に提出した書類の中で、提案した罰金は高額だが、リップル社の提案した罰金は「軽い罰」だと述べていました。 今回の裁判を担当したニューヨークのAnalisa Torres判事は、リップル社に対し、証券取引法違反を今後行わないよう命じました。 情報ソース:The Block [no_toc]
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2024/08/08ビットコインマイニング大手マラソンCEO、事業の安定性を強調|AIとの共生も視野に
ビットコインマイニング企業マラソンデジタルの会長兼CEOであるFred Thiel氏は、CNBCのインタビューで、ビットコインのボラティリティがマイニング事業者に与える影響について述べました。 同氏は「利益率はビットコイン価格に左右されるが、生産コストはエネルギーコストとハッシュレートで決まる。2年以上で見ると、ビットコインは平均に回帰する傾向がある」とコメントし、中長期的な視点で事業を行う上では大きな問題はないと述べました。 Thiel氏はまた、半減期についても言及し、生産基盤の拡大、生産されるエクサハッシュ数の増加、事業の拡大、事業の多角化などにより、事前に準備を進めてきたとしています。 積極的な事業多角化を進めるマラソン社 マラソン社はビットコインマイニングだけでなく、プルーフオブワーク型の仮想通貨Kaspa/$KASのマイニングも行っており、キロワットあたりの収益はビットコインよりも高いことを明らかにしました。 しかし、ビットコインへの注力も怠らず、現在20,000BTC以上を保有していることをアピールしました。 さらに、Thiel氏は事業の多角化として、AIとビットコインマイニングの組み合わせに言及。AI利用の需要は1日の間で変動するため、データセンターがそれに対応しようとすると電力コストに問題が生じると指摘し、この問題を解決するために両者を共生させる必要があると述べました。 マラソン社は現在、AIとビットコインマイニングを共生的に組み合わせられる施設の構築に注力しており、二相式液浸冷却技術に着目し、多くのパートナーと協議を進めているとのことです。 Thiel氏は「ビットコインマイナーがGPUをホストするビジネスに参入するべきだとは考えていない」と述べ、Nvidiaの製品ロードマップの更新頻度に対応して頻繁に機器を入れ替えることは不可能であり、高い収益性を維持できないと自身の考えを説明しました。 関連:マイニング大手マラソン、2000億円以上のビットコイン保有へ|追加購入を公表 情報ソース:CNBC [no_toc]