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2024/07/04ロシア、国際決済でのステーブルコインの恒久的な合法化を検討
ロシア政府は、制裁下にあるロシア企業の国際決済を簡素化するため、国際取引におけるステーブルコインの公式な合法化を検討しています。 ロシア連邦中央銀行(CBR)は、米ドルや金などの安定した通貨または資産にペッグされ、他の暗号資産よりも価格変動が少ないこれらの暗号資産の使用を許可する提案を積極的に議論しています。 制裁への対抗手段としてのステーブルコイン[no_toc] [caption id="attachment_116825" align="aligncenter" width="1000"] アレクセイ・グズノフ副総裁(CBRより引用)[/caption] CBRのアレクセイ・グズノフ副総裁は、恒久的な規制として確立される可能性を示唆しています。 ステーブルコインは国際決済、特にBRICS諸国(ブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカ)との取引において有望なツールとみなされています。 現在ロシアは西側諸国からの制裁に直面していますが、ロシア産業家企業家同盟(RSPP)は、西側の制裁に直面する中、国境を越えた取引を強化するための重要な手段としてステーブルコインを捉えています。 ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は、国際決済にデジタル金融資産(DFA)の使用を許可する法律に署名しました。しかし、外国企業からの二次制裁への懸念から、このプロセスはまだ完全には実施されていません。 また、ロシアのDFAは現在、世界の仮想通貨市場と互換性がなく、交換性と流動性の問題から、国際決済での利用が制限されています。 情報ソース:CryptoSlate
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2024/07/04Symbiotic、リステーキング上限を引き上げ
EigenLayerの対抗馬と期待されるリステーキングプロジェクト「Symbiotic」が、リステーキング上限を引き上げました。 After 4 hours, Symbiotic's 210,600 wstETH cap has been reached. Other assets can still be staked, and caps will be increased over time. More assets will be added as we continue the initial scaling of the protocol. — Symbiotic (@symbioticfi) July 3, 2024 Symbioticは、6月上旬からサービスを開始したリステーキングサービスですが、その高い人気から多くの資金が流入し、ローンチから数時間以内に当時のwstETHの上限である41,290枚が埋まりました。 上限解放が待ち望まれていた中でwstETHの上限を21万枚まで解放したということもあり、今回も数時間で上限まで枠が埋まりました。 現在、SymbioticのTVLは10億3000万ドルに達しており、過去最高を更新しています。 Symbioticは、sUSDeに対応するなどEigenLayerにはない独自の取り組みを行っており、これからの成長に期待が集まっています。 情報ソース:DefiLlama (Symbiotic)
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2024/07/04イーサリアムETF、早ければ来週上場の可能性|BitwiseがS-1フォームを再提出
Bitwiseが、S-1フォームの修正版を提出しました。これにより、現時点では、イーサリアムETFが来週後半か再来週に上場する可能性があります。 [caption id="attachment_116799" align="aligncenter" width="1439"] 引用元:SEC[/caption] SECは5月23日、Bitwiseを含む8つの現物イーサリアムETFの19b-4フォームを承認しました。発行者は、取引開始前に、2段階のプロセスの一環として、S-1届出書の有効化を待つ必要があります。 先月末、SECはイーサリアムETF申請書類を発行者に返却し、修正を求めていました。Bitwise以外の発行体も続いて修正書類を提出するものと見られます。 SEC、イーサリアムETF申請書類を発行者に返却|ETF実現一歩遠のく Bitwiseは運用報酬を一部免除へ[no_toc] Bitwiseは、最初の5億ドルの資産に対して信託手数料を免除することを追加するなど、フォームにいくつかの変更を加えました。 手数料については不明ですが、VanEckも当面は手数料を免除するとしており、競争が発生することが予測されます。 情報ソース:SEC
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2024/07/01イーサリアム、3週連続の資金流出|ビットコインはセンチメント転換か
デジタル資産投資商品は3週連続の資金流出となったことが、CoinSharesによって報告されました。 [caption id="attachment_116640" align="aligncenter" width="1352"] 画像引用元:CoinShares[/caption] 特に大きく流出したのがイーサリアムであり、総額6,100万ドルの流出を記録し、これは2022年8月以来最大の流出です。また、過去2週間の流出額は1億1,900万ドルに達し、年初来の純流入額では最悪のパフォーマンスとなっています。 一方で、マルチアセットとビットコインのETPがそれぞれ1,800万ドルと1,000万ドルの流入となりました。ショートビットコインも先週420万ドルの流出増加が見られ、センチメントが転換している可能性を示唆しています。 その他ソラナなど、幾つかのアルトコインにも流入が見られました。 ブロックチェーン関連株式は、今年の仮想通貨に対するポジティブなセンチメントにもかかわらず、今年5億4,500万ドルの流出に見舞われ、これは運用資産残高(AuM)の19%に相当します。 情報ソース:CoinShares
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2024/07/01ソニー、Amber Groupを買収|暗号資産取引所の運営へ本格参入
ソニーは、暗号資産取引サービス「WhaleFin」を運営するAmber Japanを買収しました。これによって、ソニーが暗号資産取引所サービスへ本格的に参入することになります。 この暗号資産取引所は、元々は「DeCurret」として知られていましたが、2022年にシンガポールのAmber Groupの日本子会社に買収されていました。その後2023年8月に、ソニーの完全子会社であるQuetta Web Co.に買収されました。 Web3事業に注力するソニー[no_toc] ソニーはWeb3でのプレゼンス拡大に力を入れており、昨年にはブロックチェーン企業Startale Labsと提携し、独自の公開ブロックチェーンネットワークを構築しています。 Here is the Japanese article. If you may know, the head of web3 who is going to lead exchange at Sony is our external director of the company. We have made a plan of the chain layer 1.5 years ago and we entered the execution phase.https://t.co/vKKaZkQ8oV — Sota | Astar + Startale (@WatanabeSota) July 1, 2024 Startale Labsの創業者兼CEOである渡辺創太氏は、ソニーの新しい暗号資産取引所を率いることになるweb3の責任者はStartaleの社外取締役であることをX(旧Twitter)で発表していますが、詳細は明らかにしていません。 情報ソース:PR Times
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2024/07/01米国政府のウォレットアドレスから、3300ETHが送金
米国政府のウォレットアドレスから、3375ETH(約1175万ドル)が送金されたことが、ブロックチェーン分析プラットフォームArkham上で観測されました。 [caption id="attachment_116625" align="aligncenter" width="1439"] 画像引用元:Arkham[/caption] このウォレットアドレスには、エストニアの仮想通貨起業家から押収した資金が保管されていました。 6月25日には、ドイツ当局のウォレットアドレスから約40億円分のビットコイン送金が観測されていました。 ドイツ当局によるビットコイン送金は売却を目的としたもの考えられていますが、今回のアメリカ政府によるイーサリアム送金の目的は未だはっきりとはしていません。 ビットコインやイーサリアムの価格上昇による政府系のウォレットアドレスの活発化に注目が集まります。 ドイツ当局、約40億円分のビットコインを移動|売却準備か
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2024/07/01Gemini、サッカークラブと5年間のビットコインスポンサー契約
仮想通貨取引所Geminiは、ピーター・マコーマック氏が共同所有するReal Bedford Football Clubと5年間のスポンサー契約を締結しました。ピーター・マコーマック氏は、暗号資産インフルエンサーとして知られています。 [caption id="attachment_116619" align="aligncenter" width="1200"] 画像引用元:Real Bedford Football Club公式X[/caption] Real Bedford Football Clubは、財務をビットコインで保有するだけでなく、選手への報酬やファンによるチケットやグッズの購入にビットコインを使用できるようにすることで、ビットコインを完全に業務に統合しています。 この5年間の契約金はビットコインで前払いされ、新しいトレーニングセンターの建設や、マコーマック氏が住むベッドフォードシャー州の恵まれない子供たちを対象としたユース・フットボール・アカデミーの設立に活用されるとのことです。 Gemini広報担当者によると、このスポンサー契約は、Geminiの創業者であるウィンクルボス兄弟が所有する投資会社Winklevoss Capitalが今年4月にクラブに行った450万ドルの投資とは別のものであり、2022年から続くクラブへのスポンサーシップを継続し、Geminiのロゴをチームのユニフォームやピッチ全体に表示することを保証するものとのことです。 情報ソース:The Block
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2024/06/30SEC対バイナンス訴訟、裁判所はSECの主張の大部分を支持も一部却下
連邦裁判所は、バイナンスとその創業者に対する米国証券取引委員会(SEC)の告発の大部分を支持する判決を下しました。ただし、BNBの二次販売に関する告発など一部は却下されました。 以下、今回の判決の概要となります。 SECの主張の大部分を支持:裁判所は、バイナンスが未登録の投資商品を提供し、詐欺防止規定に違反した可能性があるというSECの主張の大部分を認めました。 一部告発を却下:バイナンスのBUSDおよびSimple Earnプログラムは投資契約に該当しないと判断され、BNBの二次販売に関する告発も却下されました。これは、以前のリップル裁判での判決を引用したものです。 CZの個人責任:裁判所は、Binanceの創業者兼前CEOであるChangpeng Zhao(CZ)氏に、Binanceの違反行為に対する個人的な責任が生じる可能性があると指摘しました。 裁判所の判決は、仮想通貨資産が投資契約に該当するかどうかは、個々の状況に基づいて判断されるべきであることを改めて強調したものとなっています。 また、仮想通貨業界の法律専門家たちは、BNBの二次販売に関する告発が却下されたことを歓迎しています。 情報ソース:The Block
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2024/06/30ビットコインの週末取引量、過去最低|ETFの影響か
仮想通貨調査会社Kaikoによると、2024年のビットコインの週末取引量は、過去最低の16%にまで減少しました。 仮想通貨の特徴の一つは、株式とは異なり、24時間土日でも取引できることです。過去には、週末にビットコイン価格が大きく変動する「Wild Weekends(ワイルドウィークエンド)」現象が有名でした。 しかし、2019年に28%だった週末取引量は減少し続けています。この原因として、現物ビットコインETF(上場投資信託)の開始に伴い、ビットコインの取引時間が伝統的な証券取引所のスケジュールに沿うようにシフトし、価格変動が低下したことが原因と考えられています。 Kaikoによると、平日の午後3時から4時までのビットコイン取引量は、2023年第4四半期の4.5%から6.7%に増加しました。この時間帯は、ETFの保有者がビットコインの価格を決定し、ETFの純資産価値を計算するために使用する「ベンチマーク・フィクシング・ウィンドウ」として知られています。 クリプトフレンドリーな銀行の破綻も影響[no_toc] [caption id="attachment_116599" align="aligncenter" width="1439"] 画像引用元:Around the World Photos / Shutterstock.com[/caption] また、2023年3月に仮想通貨に友好的な銀行であるシリコンバレー銀行とシグネチャー銀行が破綻したことも、週末の取引量の減少に拍車をかけました。 これは、マーケットメーカーがこれら銀行の24時間年中無休の決済ネットワークを利用して、リアルタイムで仮想通貨を売買できなくなったためです。 ボラティリティも2023年初頭から50%を下回っており、これはビットコインがより成熟した資産になりつつあることを示していると言えるでしょう。 情報ソース:Bloomberg
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2024/06/30SEC、イーサリアムETF申請書類を発行者に返却|ETF実現一歩遠のく
米国証券取引委員会(SEC)は、軽微なコメントを添えてイーサリアムETFの申請書類(S-1)をETF発行者に返却し、問題点を修正して再提出するよう求めました。 SECは、発行者に対して、7月8日までにコメントに対応して再提出するよう指示しています。しかしながら、これは最終的な提出ではなく、ETFが取引開始できるようになるまでには、少なくとももう1ラウンドの提出が必要になる見込みです。 2段階のETF申請プロセス[no_toc] ETFが上場するまでのプロセスは2段階に分かれており、今回のS-1フォームの提出は2番目の段階です。(5月に承認されたのは、1段階目の19b-4フォームの承認です) 当初、ETFは7月4日にも上場するとの報道がありましたが、現在ではそれは不可能となっています。SECが最終提出期限を提示するまで、ETFがいつ上場するかはっきりとは分からない状況です。 ゲーリー・ゲンスラーSEC委員長は以前、イーサリアムETFの承認は「今年の夏のいつか」に行われる可能性があると述べていましたが、明確なタイムラインは示していません。 情報ソース:The Block