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2024/04/11DFINITY財団、新アクセラレーションプラットフォーム「Olympus」立ち上げ
分散型クラウドコンピューティングプラットフォームであるインターネットコンピューターブロックチェーン(ICP)の開発を主導しているDFINITY財団は、新しいアクセラレーションプラットフォーム「Olympus」を立ち上げたことを発表しました。 Olympus Acceleration Platform, the first on-chain Web3 accelerator, launched on #ICP Olympus enables permissionless ecosystem inclusivity by creating a marketplace accessible to qualified projects@Cointelegraph explores more: https://t.co/bYCEfdxZTDhttps://t.co/oMwtpCx3yo — DFINITY (@dfinity) April 10, 2024 [no_toc] アクセラレーションプラットフォームとは? アクセラレーションプラットフォームは、スタートアップ企業を育成・支援するためのシステムのことです。 有力なベンチャー企業を発掘し、資金調達や人的リソースの確保、事業の成長をサポートするのが主な目的です。 Olympusの特徴 世界初のオンチェーンのアクセラレーションプラットフォーム:Olympusは、ブロックチェーン上で完全に稼働する世界初のアクセラレーションプラットフォームです。これにより、透明性の高い、信頼できる仕組みで企業支援を行うことができます。 DAOに移行予定:ローンチ当初はDFINITY財団が運営しますが、2024年末までにDAOに移行する予定です。DAOになることで、プラットフォームの自律性と持続可能性が高まります。 マルチチェーンに対応:Olympusは、インターネットコンピューター(ICP)プロトコルだけでなく、他のブロックチェーンにも対応しているため、様々なプロジェクトが利用できます。 助成金・投資家へのアクセスが容易:Olympusでは、助成金の獲得や VC投資家とのマッチングが容易に行えます。これにより、スタートアップ企業の資金調達が格段に楽になります。 オープンなエコシステム:従来のアクセラレーターは閉鎖的な運営が多かったのに対し、Olympusはオープンで誰でも参加できる環境を提供します。プロジェクト、メンター、投資家が自由に交流できるのが特徴です。 Olympusの意義 Olympusは、ブロックチェーン・Web3分野におけるイノベーションを加速することが期待されています。特にアジア地域での活躍が期待されており、ICP Asia Allianceとの協業も行われています。 また、助成金や投資家へのアクセスが容易になることで、世界中のスタートアップ企業の成長が促進されると考えられています。 Olympusは、ブロックチェーン業界におけるアクセラレーション支援の新しいモデルとなる可能性を秘めています。2024年末のDAO化を経て、どのように進化していくのか注目が集まっています。 記事ソース:PR Newswire
NFT
2024/04/10MetaMaskでエアドロップの確認/請求が可能に|Daylightと提携で
主要仮想通貨ウォレットであるMetamaskはDeylight APIと提携することでMetaMask のポートフォリオのExploreページ上の「Eligible Airdrops」よりエアドロップの資格の確認、クレームができるようになりました。 🪂Verify airdrop eligibility in seconds! We’ve partnered with @Daylight to help users check if they qualify for any airdrops in the ecosystem. ☀️ Head over to the Explore tab on MetaMask Portfolio to get started. 👀 https://t.co/0iwJO634H6 pic.twitter.com/Oidr5l2eIL — MetaMask 🦊🫰 (@MetaMask) April 9, 2024 また、NFTに関してもユーザーの様々な情報を基に、ユーザーのおすすめのNFTを提案してくれるようになりました。 例えば、過去にミントしたことのあるクリエイターによるNFTや、フォローしているインフルエンサーが関わったNFT、Forcasterでフォローしている人がmintしたNFTなどが「Trending NFT Mints」に表示されるようになります。 また、自身のウォレットが条件に必要なトークンを保有しておりallowlistに登録されている場合などは、それらもおすすめとして表示され、ミントページへそのまま移行することができます。 マルチチェーンにも対応しており、Ethereum、Optimism、Arbitrum、Base、Zora、Polygon上資格を確認できます。 この機能の追加によって、ユーザーが気がつかなかったエアドロップを発見したり、トレンドの NFTや人気クリエイターのコレクションなども見つけやすくなるため自身のコレクションを広げるきっかけが与えれることが見込まれます。 記事ソース;Metamask
ウォレット
2024/04/101inch ×マスターカード、Web3デビットカードを発表
分散型取引所アグリゲーターの1inch Networkが、Web3デビットカード「1inchカード」の提供を発表しました。このカードはマスターカードとCrypto Lifeのパートナーシップによって実現したものです。 1/ Hot off the press! We're unveiling the groundbreaking 💳 #1inchCard in partnership with @Mastercard and @CL_Technology! Your #crypto is about to go from hodl to spend, online and in-person, wrapped in an exclusive design. 👉 Get early access: https://t.co/SHaFiOj7u4#DeFi pic.twitter.com/ldX5K5b0ap — 1inch Network (@1inch) April 8, 2024 常に最先端のユーザーエクスペリエンスを提供することを目指す1inchが手がける今回のWeb3デビットカードでは、ユーザーは1inchウォレットから手軽に暗号資産を使った決済やキャッシングなどが可能となります。 1inchカードの主な特徴 クリプトから法定通貨への即時換金により、オンラインやリアル店舗での支払い、ATMでの現金引き出しが可能 物理カードとバーチャルカードの2形態を提供 マスターカード加盟店にて世界中で利用可能 タッチ決済にも対応 ユーザーは自身の資金を保持したままで決済できる 各社のコメント 1inchの共同創設者Sergej Kunz氏は、「これはDeFiへの大規模ユーザー導入への重要な一歩です。1inchカードにより、ユーザーはDeFiと伝統的金融の双方の利点を享受できます」と語っています。 マスターカードのChristian Rau氏は、「お客様のニーズに合ったソリューションを提供し、どこでも使用でき、安心、そして最高水準のセキュリティを実現することを推進してきました。1inchカードはWeb2とWeb3の世界の橋渡しになります」と語りました。 Baanx及びCrypto LifeのチーフコマーシャルオフィサーのSimon Jones氏は、「1inchはDEX分野のパイオニアであり、優れたブランドと評判を築いています。Baanxはマスターカードと連携して1inchユーザーエコシステムにCrypto Lifeカードを統合できることを嬉しく思っています」と述べています。 1inchカードは初めに、イギリスとEEA(欧州経済領域)ユーザーに向けて発行されることが決まっています。 法的課題がある日本国内での短期的な導入は難しい見通しですが、Web3デビットカードの世界的な普及は、暗号資産の実用化と大規模ユーザー獲得につながる重要な一歩となるでしょう。 記事ソース:1inch [no_toc]
ニュース
2024/04/09HashKeyがイーサリアムレイヤー2の「HashKey Chain」を発表
香港にて暗号資産取引所を運営するHashKey Group(以下HashKey)がイーサリアムレイヤー2にて独自のHashKey Chainを展開することを発表しました。 We're expanding our #Web3 ecosystem! 🎊HashKey is thrilled to announce the upcoming launch of HashKey Chain, an Ethereum L2 What's so exciting: ✅ Low-cost, efficient, dev-friendly, and scalable onchain solutions driven by ZK-proof technology ✅ An "Ecosystem Chain" that… pic.twitter.com/YauPyJGDOv — HashKey Group (@HashKeyGroup) April 9, 2024 HashKey Chainはゼロ知識証明を採用し、低コストかつ効率的であり開発者にも優しいオンチェーンソリューションを提供することを特徴としています。 HashKey Chainの特徴 HashKeyのプラットフォームトークンであるHSKを使用した、エコシステム貢献者へのインセンティブ制度 オープンで拡張可能なエコシステムチェーン 取引、投資、アプリケーションデプロイなど多様なオンチェーンサービスの展開を促進 開発者にとっても、インキュベーターやベンチャーキャピタルとの連携によって、開発支援やファイナンスなどの開発者ニーズに応えるインセンティブの提供もあり、協調的なL2コミュニティの育成にも力をいれるとのことです。 さらに、第三者監査やセキュリティテストも徹底することで、安全かつ信頼できる開発環境を提供します。 HashKey Cloudが支えるHashKey Chain HashKey Cloudは2018年から80以上のパブリックチェーンのノード検証サービスを提供しており、HashKey Chainの基盤となります。 HashKey Chainのテストネットは6か月以内に、メインネットは1年以内に立ち上がる予定です。 全体的に開発者に重点を置いたチェーンの展開が、今後のWeb3エコシステムをどのように発展させていくか注目です。 記事ソース:HashKey Group [no_toc]
NFT
2024/04/05バイナンス、ビットコインNFTのサポート終了を発表
2024年4月4日、バイナンスはブログ記事を通じて、ビットコインNFTの取り扱いを2024年4月18日より終了すると発表しました。その理由としては、「プロダクトラインナップの合理化」が挙げられています。 2023年5月、バイナンスはビットコインオーディナルズNFTのサポートを開始し、ビットコインネットワークでのデジタルアートの新たな可能性を切り開くと宣言していました。しかし、この度バイナンスは約1年でその方針を転換することになりました。 今回の発表では以下のような変更点や注意点があります: 2024年4月18日06:00 (UTC) 以降、ビットコインネットワークを通じたNFTの購入、入金、入札、出品ができなくなる 影響を受ける出品オーダーは4月18日06:00 (UTC) に自動的にキャンセルされる ユーザーは2024年5月18日00:00 (UTC) までにビットコインNFTをバイナンスNFTマーケットプレイスから引き出す必要がある さらに、2024年4月10日以降はバイナンスNFTマーケットプレイスがビットコインNFTに関連するエアドロップ、特典、ユーティリティをサポートしないことも明記されています。 特に注目されるのが、Runestone NFTのユーザーに対する呼びかけです。バイナンスは4月4日までにRunestone NFTをユーザーアカウントに配布しており、これらを4月10日10:00(UTC)までに引き出すよう促しています。期限を過ぎるとトークンやユーティリティを受け取れなくなる可能性があるためです。 3月はビットコインNFTの取引量がイーサリアムチェーンの取引量を超えたり、Node Monkesのフロア価格がBAYCを上回るといったニュースが相次ぎました。 これだけ関心が高まっているマーケットにも関わらず、この判断に至った背景には、ビットコインOrdinalsの急速な普及による、ネットワークの混雑と手数料高騰の問題があると考えられます。 ビットコインNFTが今後どのようにユーザーを獲得していくのか、また、今回の決定により他プラットフォームの参入障壁になるのか、クリエイターへの影響があるかどうかも注目です。 関連記事:NFTの詐欺・盗難対策 -「Delegate」を活用して資産を守る方法 記事ソース:Binance
ニュース
2024/04/04Solanaチェーンのミームコインで1.37億円相当の持ち逃げか
Solanaチェーンにてプレセールが一部話題を呼んでいたミームコインのcondomsol ($CONDOM) が日本円でおよそ1.37億円相当の4,965SOLを調達した後Xのアカウントを削除して資金を持ち逃げ(ラグプル)したとして話題となっています。 BREAKING: Solana memecoin $CONDOM (@condomsol) raised 4,965 $SOL worth $906K in the presale and rugged before launch. pic.twitter.com/rzOAZKopDh — Whale Insider (@WhaleInsider) April 3, 2024 現在は削除されていますが、condomsolの公式Xアカウントフォロワー数はプレセールの段階で5万人を超えており、各海外メディアやインフルエンサーからも取り上げられていました。 SolanaScanで見ると、いまだ4,965SOLに動きはありませんが多くの投資家がこのプレセールに参加していたことがわかります。 ミームコインは、通常の暗号資産とは異なり、実用性や機能性よりもインターネット上のジョークやユーモアをもとに開発されているため、価格の裏付けがしにくいとされています。さらに、DEX(分散型取引所)ではある程度の知識があれば誰でも簡単にトークンを生成して販売が可能です。 価格が1円以下の銘柄も多く、少額でも多くの数量を購入できるため、取引のタイミング次第では大きな利益を狙える可能性がありますが、その反面、価格が乱高下するリスクも高いです。マーケティングがしっかりしているように見える、コミュニティが確立されていると思われる、と憶測で投資をすると大きな資産を失う可能性が高いことも念頭に入れて投資・投機をするよう心掛けましょう。 免責事項 ・本記事は情報提供のために作成されたものであり、暗号資産や証券その他の金融商品の売買や引受けを勧誘する目的で使用されたり、あるいはそうした取引の勧誘とみなされたり、証券その他の金融商品に関する助言や推奨を構成したりすべきものではありません。 ・本記事に掲載された情報や意見は、当社が信頼できると判断した情報源から入手しておりますが、その正確性、完全性、目的適合性、最新性、真実性等を保証するものではありません。 ・本記事上に掲載又は記載された一切の情報に起因し又は関連して生じた損害又は損失について、当社、筆者、その他の全ての関係者は一切の責任を負いません。暗号資産にはハッキングやその他リスクが伴いますので、ご自身で十分な調査を行った上でのご利用を推奨します。(その他の免責事項はこちら)
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2024/04/04IoTex、DePINエコシステム開発のため75億円の投資受ける
モノのインターネット(IoT)の次の段階として、スマートデバイスから取得した実世界のデータをブロックチェーン上で安全に記録・共有できる分散型プラットフォームを提供するIoTexが、DePINエコシステム開発のため各VCファームから総額で75億円の出資を受けることを発表しました。 $50M investment into IoTeX's DePIN ecosystem. Funding from @snzholding, @ForesightVen, @borderless_cap, @ambergroup_io, @fmgroupxyz, @MetricsVentures, @EV3ventures, @waterdripfund, @SummerEverest & others. The $50M will be injected into long-term staked $IOTX, our DePINsurf… pic.twitter.com/ucbPrbJ5cL — IoTeX (@iotex_io) April 2, 2024 IoTexのプラットフォームでは、スマートフォンのセンサーデータ、自動車の走行データ、ドローンの空撮映像など、デバイスから発信される実世界の情報をブロックチェーン上に直接記録できます。このデータは改ざんが困難な分散型台帳に記録されるため、高い信頼性が担保されます。 さまざまな産業でIoTデータを活用し、新しいWeb3アプリケーションやサービスを生み出せるという点が、投資家から高く評価されています。例えば、自動運転の安全性を大幅に高められたり、よりパーソナライズされたヘルスケアサービスを提供できるなどの可能性があります。 今回IoTexに投資をしたVCの一つ、SNZキャピタルのKeith Chen氏は「IoTexはこの新しい分野を牽引する存在です。私たちはIoTexのモジュール式インフラ上に構築されるプロジェクトにも大きな期待を寄せており、DePINの残り2024年と今後の飛躍的な成長を確信しています」と語っています。 実際、すでに100程のプロジェクトがIoTexのプラットフォーム上で参加しており、自動車、都市マッピング、グリーンエネルギー、フィットネスなど、さまざまな領域での実証実験が行われています。今回の投資資金は、さらなるイノベーションの加速に使われる予定です。 ボーダーレスキャピタルのAlvaro Gracia氏は「私たちは最も活発なDePINインベスターであり、IoTexとそのエコシステムに投資し、DePINプロジェクトの充実と発展に寄与することを喜ばしく思っている。私たちはIoTexと協力し、活気に満ちた急成長中のコミュニティに貢献することを心待ちにしている」と語っています。 5,000万ドルという巨額の投資額は、投資家たちがIoTexの持つ技術的なポテンシャルと、DePIN分野の将来的な成長可能性が強く評価されていることを示しています。 今回の出資を受けて、IoTexはDePINエコシステムの拡大とイノベーションの加速が期待できるでしょう。 実用化に向けてさらなる技術の発展と、多様な産業でのユースケース創出が重要になってくると思われます。DePINという新しい分野の立ち上がりと今後の展開に大きな期待が持てるニュースだったと言えるでしょう。 記事ソース:PR Web
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2024/04/03BNBチェーン、賞金総額1.5億円のミームコインイベントを開催
BNBチェーンがミーム開発者を誘致するためのイベント「BNB Chain MEME Innovation Battle」の開催を発表しました。 💥 We're thrilled to announce the BNB Chain Meme Innovation Battle where up to $1M is up for grabs! This is an exciting opportunity for developers and creators to showcase their creativity and compete for amazing rewards.https://t.co/6acfjHVimX — BNB Chain (@BNBCHAIN) April 2, 2024 イベントの詳細 MEME Innovation Battleの参加には2024年4月10日の朝8時59分(日本時間)までに登録が必要となります。 コンペ自体は、同日の9時からスタートし5月10日の朝8時59分に終了します。この期間中、参加者は創造性を発揮し、最大100万ドル(約1.5億円)の賞金プールを目指して競います。 トップ10の発表が5月10日~5月16日の5日間にわたって行われ、プログラム全体の結果発表は5月16日に行われます。 見事勝者となった方にはイベント終了後3週間以内に報酬が配布される予定です。 賞金プールは最大100万ドルで、期間中のミームコインの総取引量によって最終金額が決定される模様。また、取引が多いほど、賞金プールが大きくなる仕組みが採用されています。 一部要件の中には参加者が最低の報酬を獲得するには、ミームコインの最低取引量が 20 億ドルである必要があります。一方、取引量が300億ドルを超えるミームコインは、賞金100万ドルの資格を得ることができます。 配布に関しては以下の通りです。 キャンペーンの対象となるすべてのミームトークンの30日間の総取引量(USDT)の基準とリワード 2B~5B: $100,000 5B~15B:$300,000 15B~30B:$600,000 30B以上:$1,000,000 最終的な賞金プールは、総取引量、市場価値、ミームコミュニティホルダーのランキングに基づいて資格のある参加者に分配されます。 参加資格には、セキュリティ監査を完了していることやプロジェクトをBSCScanでオープンソース化すること、ロックされた総流動性が半年間で25%を超えていること等などが定められており、安全性も確保した上でキャンペーンが開催される予定です。 止まらないミームコインの勢い SolanaやBASEチェーン上でのミームコインブームは衰えを知らず、最近では新しく登場したL3チェーンであるDegen Chainでもミームコインが主流となっています。 4月1日には、ミームコインの総時価総額が700億ドルに跳ね上がりました。これは、Dogwifihat (WIF) やBook of Meme (BOME) などの新しく発売されたトークンや、PEPEやBONKなどの1世代前のミームトークンの価格が急騰したことによるものです。 今回のBNB Chain Meme Innovation Battleがミームコインブームをさらに加速させ、さらなる新しい流れを生み出すのか注目です。 記事ソース:BNB CHAIN [no_toc]
Web3ゲーム
2024/04/03大手VC「a16z」、Web3ゲーム分野に約45億円投資へ
大手ベンチャーキャピタルAndreessen Horowitz(以下:a16z)は、45日間で3,000万ドル(約45億円)をゲームスタートアップに投じるとゲーム総合プロデューサーのアンドリュー・チェン氏がXにて発表しました。 BIG NEWS: i'm investing $30M in the next 45 days via the a16z SPEEDRUN program 😎 Yes, $750k per startup that joins the SPEEDRUN program plus obv it'll be a great way to work together on something. So come work with me at a16z's SPEEDRUN program -- we'll invest, work with you,… — andrew chen (@andrewchen) April 1, 2024 この資金は"a16z SPEEDRUN" プログラムを通じてスタートアップ1社あたり75万ドル(約1億1250万円)ずつ投下される模様です。 上記プログラムはAI/インフラ、3Dツール、VR/AR、Web3ゲーム、ゲーミフィケーション等いわゆる"TECH x GAMES"の領域で活躍するスタートアップを発掘・育成するアクセラレータで、採択されたスタートアップは資金面の援助だけでなくコーチやメンターにもアクセスできるなど様々な機会が与えられます。 ただし、採択基準は厳しく、前回の採択率はわずか1%となっています。その一方で、採択された80%が次のラウンドで資金調達に成功しているとのことです。 ブロックチェーンゲームに熱い期待 今回、a16zが大型の投資に踏み入ったのは、Web3やブロックチェーンゲームへの期待が高まっていることが背景の1つとして考えられます。 King River、Immutable,Polygonによるゲームファンドの創設や、Web3ゲームである「Illuvium」がシリーズAで約18.2億円を調達するなどゲーム開発環境の充実化や個別のゲームタイトルに関する注目度も著しく活発となっています。 既存のゲーム市場では大手ゲーム会社間の競争が激しく新規参入は難易度が高くなっている中で、a16zが言う"TECH x GAMES"により新たなイノベーションが期待されます。 昨今各プロジェクトやベンチャーキャピタルによるゲーム関連企業への投資が多く報じられています。 近年は技術の進化によってゲーム業界に変化が起きており、シリコンバレーの投資家たちもその可能性に着目し、大型投資に乗り込んでおり、今後も同分野に注目が集まります。 記事ソース:sr.a16z.com
ニュース
2024/04/02XION、アニモカや野村レーザー・デジタルなどから2500万ドルの資金調達実施
消費者ニーズに焦点を当てたブロックチェーンXIONがAnimoca Brands、レーザー・デジタル(野村)、Multicoin Capitalなどから総額2500万ドルの資金調達を実施したことが発表されました。 XION has raised an additional $25M to continue making crypto accessible to everyone, everywhere. pic.twitter.com/JkEIiuEkzA — Burnt (XION)🔥 (@burnt_xion) April 1, 2024 ユーザーフレンドリーなブロックチェーンプラットフォーム 現在のWeb3またはブロックチェーン業界は、技術的なハードルや専門用語で溢れており、経験が浅い人にとっては馴染みが薄く、利用が広がりにくい状況が続いています。 また、投機的な用途が中心で、ブロックチェーン技術の特性を生かした分かりやすく便利な一般向けアプリケーションの開発が遅れているのが現状です。XIONはこの課題を解決することを目的としたプロジェクトです。 XIONの最大の革新は、「ジェネラライズド・アブストラクション」と呼ばれる新しいアプローチです。 これは、従来のブロックチェーンが抱える複雑さを根本から解消するソリューションとなっています。XIONはこの技術を用いて、開発者が一からユーザーフレンドリーなWeb3アプリを設計・構築できる、世界初のブロックチェーンプラットフォームを実現しました。 取引の主要通貨にUSDC(デジタルドル)を採用し、エコシステム内の価格を一般ユーザーにも分かりやすい形で示せるのも大きな特徴です。 さらに、メタアカウントという機能を使えば、メールやバイオ認証でアカウント作成でき、プライベートキーを意識する必要がありません。また、複数デバイス間での利用、本人認証の強化、アカウント復旧など、ユーザービリティが大幅に向上します。さらに他のブロックチェーンとのつながりも強化され、クロスチェーンでのスムーズな利用も可能になります。 圧倒的な成長とユーザー普及の実績 XIONはすでにテスト段階で130万個以上のメタアカウントが作成され、1500万件以上の取引がスムーズに処理されるなど、大きな実績を上げており、150を超えるプロジェクトが参加するエコシステムも形成されています。 XIONのコアコントリビューターのBurnt Banksy氏は「XIONは、クリプトを身近なものにするブロックチェーンです。XIONを使えば、人々は携帯電話で分散型アプリケーションとシームレスにやりとりできま、シードフレーズを覚えたり、秘密鍵を保管したりする必要はありません」と強みをアピールしています。 今回の資金調達により、より一層の技術開発と世界規模でのエコシステム拡大を加速し「ブロックチェーンをだれもが使えるようにする」という目的に一歩近づいたXIONに今後も注目です。 記事ソース:Burnt Blog [no_toc]