仮想通貨の現物取引とは?【レバレッジ取引と比較】
   公開日 : 2020/02/01

仮想通貨の現物取引とは?【レバレッジ取引と比較】

Crypto Times 編集部

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「現物取引って何?」

仮想通貨をやっているとこのような疑問を持つことがあるかと思います。

仮想通貨には3つの取引タイプがあり、上手に使いこなすことがとても重要です。

本記事では、現物取引やその他の取引方法の特徴について詳しく解説しています。

具体的には下記です。


・仮想通貨の現物取引とは?
・他にはどんな取引方法がある?
・まとめ

「現物取引って何?」

「現物取引とレバレッジ取引はどう使い分けるの?」

といった方は是非最後まで読んでみてください!

仮想通貨の現物取引とは?

現物取引とは仮想通貨を「実際に」売ったり買ったりする取引方法です。

そのため、現物取引では自己資金の範囲内でのみ取引が可能となります。

つまり「10万円しか持っていない場合、10万円分のビットコインしか買えない」というのが現物取引ということになります。

そんな現物取引には下記の2種類があります。

・取引所方式(板取引)
・販売所方式

取引所方式(板取引)とは「仮想通貨を売りたい人と買いたい人が希望価格を決めて、マッチングしたら売買が成立する」という取引方法です。

株取引などをやったことがある方は馴染みある方法だと思いますが、わからない方はユーザー同士が価格を決めて売買を行う「メルカリ」をイメージするといいかもしれません。

一方、販売所方式とは「企業が売ってる仮想通貨を買ったり、買い取ってもらう」という取引方法です。

こちらは、売られている漫画を買ったり自分の漫画を買い取ってもらえる「ブックオフ」をイメージするとわかりやすいでしょう。

「販売所方式」はユーザー同士で売買を行う取引所方式よりかんたんに仮想通貨の売買が行える代わりに割高となることが多いです。

現物取引のメリット・デメリット

メリット

「投資した額以上は失う可能性がない」

デメリット

「資金が少ないとリターンが少ない」
「ショート(=空売り)ができない」

現物取引のメリットは「投資した額以上は失う可能性がない」という点です。

現物取引では、自己資金内で取引を行うため投資した額以上を失う可能性がありません。

現物取引のデメリットは下記の2つです。

・資金が少ないとリターンが少ない
・ショート(=空売り)ができない

という2つの点です。

自己資金内でしか取引できないということはメリットでもありますが、言い換えると「資金が少ないと十分なリターンを期待することができない」ということにもなります。

また、現物取引では売りから入る取引方法である「ショート(=空売り)」ができないため、取引の幅が狭くなってしまうというデメリットもあります。

他にはどんな取引方法がある?

①レバレッジ取引
 
②先物取引

①レバレッジ取引

レバレッジ取引とは、自分が持っている資金の何倍もの金額で売買ができる取引方法です。

レバレッジ取引を行う場合、まず最初に証拠金を取引所に預けてトレード専用のお金を借ります。

そして、この預けた証拠金に対して2倍、3倍とレバレッジ(=てこの原理)をかけて取引を行います。

例えば200倍までレバレッジをかけられる取引所に10万円の証拠金を預けた場合、レバレッジ200倍の2000万円分のトレードができるようになります。

このようにレバレッジ取引は自分の資金にレバレッジをかけて大きなリターンを狙うことができる手法となります。

レバレッジ取引のメリット・デメリット

レバレッジ取引のメリット下記の2つです・

・少ない資金で大きなリターンを期待できる
・ショートを行うことができる

レバレッジ取引は現物取引と違い、少ない資金で大きなリターンを期待することができます。

また、現物取引ではできないショート(=空売り)という取引を行うことができます。

ちなみにショートとは、売りからスタートする取引方法で「価格が下がったら儲かる」という手法です。

レバレッジ取引のデメリットは下記の2つです。

・損失リスクが高くなる
・借金を負う可能性がある

レバレッジ取引では、自己資金にレバレッジをかけて高リターンを狙うことができますが、当然ながら損失が大きくなる可能性も高まります。

また、取引所によっては損失が証拠金を越えた場合「追証」と呼ばれる借金を背負うことになります。

②先物取引

先物取引とは、将来する予定の売買を前もって約束する取引方法のことです。

先物取引は少し分かりづらいので例を出して考えてみましょう。

例えば、Aさんが「100万円のサファイアの指輪がほしい」と思ったとします。

しかし、Aさんは来月の給料が入らないとこの指輪は買うことができません。

そこでAさんは「1ヶ月後にこのサファイアの指輪を100万円で購入します」と取引の約束をしました。これが先物取引です。

なぜ、Aさんが先物取引をしたかと言うと、サファイアのような宝石は価格が変動するため1ヶ月後には100万円では買えなくなっている可能性があるからです。

このように先物取引とは、将来起こりうる価格変動のリスクをヘッジ(回避)することができる取引方法となります。

先物取引のメリット・デメリット

先物取引は決済する期限を決める取引であると説明しましたが、実は先物取引では期限前でも利益が出ていた時点で決済を完了させることができます。

これを「差金決済」といい、これが先物取引のメリットとなります。

例えば「12/31に1BTCを100万円で買う」と決めていた場合でも、11月の時点で80万円ぐらいになっていたら早めに買ってしまうことができるというわけです。

デメリットとしては、レバレッジ取引と同様に「レバレッジをかけた際に資金管理が難しくなる」ということが挙げられます。

そのため先物取引においても資金管理をしっかり行う必要があります。

3つの取引方法について表で再確認しよう

概要メリットデメリット
現物取引「実際に」仮想通貨を売ったり買ったりする方法・投資した額以上は損しない・買いから入ることしかできない
・少ない資金ではリターンが小さい
レバレッジ取引自分資金の何倍もの金額で売買ができる方法・少ない資金で大きなリターンが得られる
・売りから入ることができる
・損失が大きくなる可能性が高くなる
・借金を負う可能性がある(取引所によっては)
先物取引将来に行う売買を前もって約束する方法・差金決済ができる・損失が大きくなる可能性がある
・借金を負う可能性がある(取引所によっては)

まとめ

仮想通貨取引には「現物取引」「先物取引」「レバレッジ取引」の3つの種類があることが分かりました。

仮想通貨投資を行う際はこれら3つの取引方法を使い分けて無駄なリスクを最小限にすることが重要です。

また、仮想通貨投資をやるうえで重要な知っておくべきことがもう一つあります。

それは仮想通貨の「現状」や「将来性」についてしっかりと知っておくことです。

これらをしっかりと把握して良いタイミングで投資を行わないとみなさんの大事な資産を失う可能性が高まってしまいます。

以下の記事では、仮想通貨の現在の市場や将来性などについて詳しく解説しているので仮想通貨投資を考えてる方はしっかりと読んでおきましょう。

以上、最後まで読んでいただきありがとうございました。

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