WSJが1450のICOを調査し、約2割が危険だとする結果を発表
2018/05/19・
Crypto Times 編集部
ニュース
この記事の3つのポイント!
1.WSJが1450のICOを精査し、19%に危険信号が見つかったと発表
2.19%のICOの中には情報を隠蔽しているものからホワイトペーパーの盗用まで確認された
3.ICOという資金調達方に関して世界で意見が別れている
記事ソース:WSJ
1.WSJが1450のICOを精査し、19%に危険信号が見つかったと発表
2.19%のICOの中には情報を隠蔽しているものからホワイトペーパーの盗用まで確認された
3.ICOという資金調達方に関して世界で意見が別れている
記事ソース:WSJ
ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)は1450件のICOを調査し、そのうちの18.6%に危険信号が見つかったとという結果を17日に発表しました。
WSJは最新のICO案件の調査を実施し、2割弱に当たる271件で紛らわしい戦略や詐欺的戦略すら発見されたとしています。これらの戦略は、様々なバリエーションが存在していたようで、発行元の所在地や責任者に関する情報を隠していたものから、財務状況の隠蔽や、ホワイトペーパーの盗用まで散見されたと言います。
271件にも登る疑わしいICOの中にはすでにプロジェクトが閉鎖されたものもあり、投資家は2億ドル以上にもなると見られる損失を回収すべく、起訴する予定です。
規制当局は疑わしいICOに対処する努力を続けており、米証券取引委員会(SEC)は国内のICOに対する監視を厳しくすることを検討しています。
現状ICOで資金を調達することに関しては世界中で意見が別れており、イギリスのプラットフォームであるCoinSharesのダニー・マスターズCEOは「ビットコイン市場の成長にはICOの改善が不可欠である」と述べています。
一方の中国に拠点を置くBinanceの趙長鵬CEOはICOを褒め称え、従来のベンチャーキャピタルの100倍簡単と評価しました。
kaz
調べるフィールドにもよるだろうけどスキャム率もっと高いと思ってた