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2021/08/27【Zerionの基本的な使い方】DeFiウォレットを一括管理しよう!
Zerionでは、複数のDeFiウォレットを一括して管理できます。 特に、DeFiの税金計算をするなら、類似ツールの中でもZerionが一番優秀です。 この記事では、Zerionの特徴や使い方を徹底解説します。 LP提供やファーミング、レンディングの手順もまとめるのでぜひ参考にしてくださいね。 最近ではNTFのエアドロップを行ったり、巨額の資金調達に成功するなど話題のツールです。 Zerionの使い方は公式Youtubeチャンネルでも公開しているので併せてチェックしましょう! ポートフォリオサービスのZerionがオリジナルNFTをエアドロップ DeFiのポートフォリオ管理ツール「Zerion」がシリーズAラウンドで約9億円の調達に成功 DeFiウォレット、Ambire Walletが約3億円の資金調達を完了 Zerionとは?DeFiウォレットを一括管理できる便利ツールの特徴を解説! 最初に、Zerionの主な特徴を解説します。 使える機能や内容について、類似ツールのDeBank・Zapperとの比較も交えて紹介するので、Zerionのメリットを理解できますよ! Zerionの特徴 トランザクションの一括管理に特化している 対応チェーン数は3つ TokenSwap、LP提供、レンディングに対応 スマホアプリでも管理可能 履歴のCSV出力により税金計算しやすい トランザクションの一括管理に特化している Zerionは、複数のDeFiを利用している場合に、ウォレットの一括管理が可能になる便利なツールです。 特に、複雑になることが多いトランザクション履歴の管理に特化しています。 さまざまなDeFiを回していると履歴を追うのに混乱しますが、Zerionなら一目で確認可能でCSV出力もできますよ。 対応チェーン数は3つ 類似ツールとの比較 対応チェーン数 搭載機能 特徴 Zerion 3 TokenSwap、LP提供、レンディング 取引履歴をCSV出力できる DeBank 7 TokenSwap DeFiの統計データが見やすい Zapper 5 TokenSwap、LP提供、ファーミング、ブリッジ 1クリックでLP提供 類似ツールであるDeBankとZapperとの比較をまとめています。 Zerionの対応チェーンは、Ethereum、BSC、Polygonの3つです。 比べると対応チェーン数は少ないことがわかります。 DeBankなら、xDaiやFantom、OKExChain、HECOにも対応しているので、チェーン数で選ぶならおすすめですよ。 DeFiのウォレットを一括ポートフォリオ管理ができる、DeBankの使い方を解説 DeFiウォレットを一元管理できるZapperの基本的な使い方を解説! TokenSwap、LP提供、レンディングに対応 Zerionでウォレット一括管理以外に使える機能は、TokenSwap、LP提供(+ファーミング)、レンディングです。 しかし、すべての対応チェーンがTokenSwapなどの機能を使えるわけではありません。 2021年8月時点で、TokenSwap、LP提供、レンディングの機能に対応するのはEthereumのみです。 BSC、Polygonはダッシュボードで管理できますがそれ以外の機能がないので注意してください。 機能的にはデメリット DeBankやZapperであれば、対応チェーンすべてがTokenSwapやLP提供の機能に対応しているので、この点はデメリットといえます。 スマホアプリでも管理可能 類似ツールにはなく、Zerionだけが提供しているのがスマホアプリです。 AppstoreとGoogleplay両方に対応しています。 リアルタイムでポートフォリオ管理してDeFiの市場状況もチェックできるのでかなり便利です。 通知を受け取る設定で、フォローしたユーザーの動きを確認できるのも使い勝手が良いですよ! AppStoreでZerionをインストールする GooglePlayでZerionをインストールする 履歴のCSV出力により税金計算しやすい Zerionで特に便利な機能が、トランザクション履歴をCSV出力できることです。 DeBankやZapperでは、履歴の一括表示は可能ですがCSV出力に対応していません。 履歴を一つ一つコピーして自分で集計する必要があります。 対してZerionなら、CSV出力可能なので税金計算のときは特に使い勝手が良いです。 複雑なトランザクション履歴をまとめて出力するならZerion択一ですよ! Zerionのインストールからポートフォリオ管理まで解説! Zerionはポートフォリオ管理・履歴確認も便利だとわかりました。 実際に、Zerionのインストール手順やトランザクション履歴の確認方法を解説します。 CryptoTimesでは、Zerionの使い方を公式Youtubeチャンネルでも公開しているのでぜひチェックしてください! Zerionのポートフォリオ管理手順 ZerionとDeFiウォレットの連携方法 他ユーザーのポートフォリオも確認可能 トランザクション履歴の確認・CSV出力方法 ZerionとDeFiウォレットの連携方法 まずはZerionの公式HPにアクセスします。 「Connect Wallet」から進んでウォレットと連携しましょう。 多くの人はMetaMaskだと思います。 最初に承認を求められるので許可してください。 これでウォレット連携は完了です。 DeBankやZapperを使っていると異変に気付くかもしれませんが、Zerionはシンプルにウォレットの中身しか表示されません。 LPやファーミング、レンディングといったデータが反映しないので、すべての資産が確認できないのは注意点です。 他ユーザーのポートフォリオも確認可能 次に、DeBankやZerionでも可能である他ユーザーのウォレット内を確認する方法です。 DeFiで利益が出ているユーザーの動きをチェックすれば、投資の参考になりますよ。 まず、Zerionの左上にある自分のアカウントをクリックして「Manage Wallets」を選択してください。 「Manage Wallets」の右側に表示される「+」マークをクリックします。 「Track any wallet」の部分に他ユーザーのアドレスを貼り付けましょう。 反映に時間がかかりますが、トランザクション履歴などを一覧で確認できます。 トランザクション履歴の確認・CSV出力方法 Zerionの一番の便利ポイントであるトランザクション履歴の確認とCSV出力方法について解説します。 確定申告では絶対必要ともいえる最重要内容です! 左側メニューの「History」をクリックします。 すると、過去の取引履歴が一覧で表示されているのがわかりますね。 「Download CSV」をクリックするとダウンロード開始されます。 このように、日時・トランザクション状況、ステータス、ガス代などすべての情報のCSV出力が可能です。 税金計算ではデータ仕分けの時間短縮になり便利ですね。 BSCやPolygonなどは未対応 2021年8月時点で、CSV出力できるのはEthereumネットワークのみです。BSCやPolygonなど別のネットワークは未対応なので注意が必要です。 Zerionの基本的な使い方を解説! Zerionのインストールやトランザクション確認についてマスターした後は、資産を動かす基本操作を覚えておきましょう。 ここでは、TokenSwapやファーミングといったZerionの基本的な使い方を解説します。 注意点が多いのでしっかり確認してくださいね。 CryptoTimes公式Youtubeチャンネルもぜひチェックしてください。 Zerionの基本操作 TokenSwapする方法 1クリックでLP提供する方法 ファーミング手順と解除方法 ZerionはCompoundでレンディングが可能 Compoundでトークンを借りる方法 TokenSwapする方法 ZerionでTokenSwapできるのはEthereumネットワークのみです。 高レートのDEXを自動選出するアグリゲーター機能も搭載しています。 TokenSwapするには、まず左側メニューの「Exchange」をクリックします。 Swapするアセットと数量を入力してください。 画像内「1inch Exchange」をクリックするとその時点で一番ベストなレートのDEXを選んでいることがわかります。 SushiSwapやUniSwapなども選択可能ですよ。 「Exchange」をクリックしてTokenSwap完了です。 1クリックでLP提供する方法 類似ツールであるZapperと似ている機能として、1クリックLP提供が可能です。 スマートコントラストに処理をまかせて手間を減らせませす。 ファーミング対応であれば、ZerionからStakeすることも可能です。 左側メニューの「Pools」をクリックして、流動性提供するプールを選択しましょう。 上の画像では、Sushi SwapのUSDC/ETHのプールに$10提供しています。 USDCだけウォレットにあれば、あとはETHへのSwapからLP提供まで処理されるので、承認の1クリックのみで完了です。 このときは0.006ETHのガス代が発生したので安いほうですね。 ファーミング手順と解除方法 USDC/ETHプールに流動性提供して受け取るSLPをStakeすることで、SUSHIトークンをファーミングできます。 左側メニューの「invest」をクリックしてください。 流動性提供したデータが反映されています。 下部の「Opportunities」部分で、承認とStakeを開始しましょう。 $10分のStake後です。 「Reward on SushiSwap」の部分にSUSHIトークンが付与されており、ファーミング中であるとわかります。 解除は「Unstake&Claim」 「invest」の画面から「Unstake&Claim」を選択するとファーミングとLP提供が解除されて、ウォレットにSLPとSUSHIトークンが入ります。 ZerionはCompoundでレンディングが可能 ZerionはCompoundの機能を搭載しているので、所持しているトークンを貸して利益を得たり、それを担保にしてトークンを借りることも可能です。 Compoundの使い方は別途Youtubeで配信しているので、レンディングサービスに興味があればぜひチェックしてください。 Zerionでのレンディング手順について解説します。 左側メニューの「Save」がレンディング、「Borrow」は借りるときに選択しましょう。 「Save」をクリックして貸付するトークンを選びApproveを承認してください。 画像では$10分のDaiをレンディングします。 「Deposit」が選択されていることを確認し、数量を入力後、「Deposit Dai」をクリックすれば完了です。 Compoundはレンディングで別途COMPトークンがもらえるので、Withdrawすると金利と一緒にウォレットに付与されますよ。 Compoundでトークンを借りる方法 次は、ZerionでCompoundのプロトコルでトークンを借りる方法です。 左側メニューの「Borrow」を選択して「New Loan」をクリックしてください。 借りるトークン(画像ではETH)と担保にするトークン(DAI)を選択します。 「Borrow」へ進んで金利などを確認後、もう一度「Borrow ETH」をクリックすれば完了です。 Zerionの使い方に関する3つの注意点を解説 Zerionは、ポートフォリオ管理のためにDeFiユーザー必見のツールです。 しかし、対応チェーンや手数料の部分で不便に感じる場合があります。 最後に、Zerionの利用で気をつける3つの注意点を解説するので、しっかり目を通しておきましょう。 Zerionの注意点 3チェーンに対応しているが機能的にはEthereumのみ LP提供は処理をまかせる分ガス代が高い CSV出力もEthereumネットワークのみ 1. 3チェーンに対応しているが機能的にはEthereumのみ ZerionはEthereum、BSC、Polygonの3つのチェーンに対応していますが、TokenSwapやファーミングなどの機能が使えるのはEthereumのみです。 ウォレットのダッシュボードに反映されるのが、BSC・Polygon含めた3チェーンとなります。 Zerionは資金調達に成功しているので、今後対応範囲が広がるのを期待するしかないです。 2. LP提供は処理をまかせる分ガス代が高い Zerionでは、LP提供を1クリックで行うことができますが、スマートコントラクトに複数処理をまかせる分ガス代が高いです。 そして、ZerionはEthereumネットワークのみ対応のため、BSCやPolygonなどに比べてガス代が高くつきます。 処理の手間は減りますが、数千円~数万円のガス代になる場合もあるので注意してください。 3. CSV出力もEthereumネットワークのみ 再三の注意になりますが、Zerionの最も使える機能であるCSV出力も、Ethereumネットワークのみ対応しています。 BSCやPolygonを使っているユーザーは多いと思いますが、Zerionでは履歴をCSV出力できません。 BSCスキャンなどを使って一つ一つ対応する必要があるので注意してください。 まとめ Zerionの特徴や基本的な使い方について解説しました。 税金計算する人はCSV出力できるZerion択一ですが、Ethereumのみ対応している点は注意が必要です。 機能的には、LP提供やCompoundのレンディングにも対応しており満足できます。 スマホアプリもZerionの強みであり、ウォレット管理やSwap、他ユーザーのウォッチも可能です。 ZerionはDeFiユーザーなら必見のポートフォリオ管理ツールといえます! Zerion公式サイトはこちら Youtube動画はこちら
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2021/06/22DeBankとは?DeFiのウォレットを一括ポートフォリオ管理ができる便利ツールの使い方を解説
DeBankは、DeFiを利用しているウォレットを一括管理できるポートフォリオ機能や1番安い価格でSwapできるTokenSwapの機能を備えているツールです。 DeFiユーザーには欠かせないツールとなっています。基本的な機能の使い方を解説していきますので、この記事で使い方を学習してください。 DeBankとは DeBankはDeFiを利用するユーザー向けに提供されている、DeFiのウォレットを一括管理できるポートフォリオアプリとなっています。 DeFiを利用しているウォレットをDeBankと接続することで、ユーザーは現在のウォレットの資金やポートフォリオ一覧の確認、利用中のDeFiの状況の把握、そして最適なレートでのトークンのスワップなどがDeBank上でできます。 また、現在対応しているチェーンも7種類のチェーンに対応しており、以下のチェーンに対応しています。 Ethereum Binance Smart Chain Polygon xDai Fantom OKExChain HECO DeBankの使い方を解説 DeBankの基本的な使い方は、以下になります。 ポートフォリオ管理 トランザクション履歴の閲覧 Approve履歴のDecline Token Swap DeFi統計データ閲覧 アドレスフォロー機能 自分のウォレット接続をするだけで、これらの機能が使えます。複数のDeFiを使っているユーザーは、一括でポートフォリオ、履歴などを把握できます。 ウォレット接続 DeBankのURLにアクセスをして「Conect MetaMask」をクリックしてください。 DeBankはこちら 「Conect Wallet」をクリックして、MetaMaskが起動したら接続をしてください。 アドレスが表示されれば、ウォレット接続は完了です。 ポートフォリオ管理 Profileをクリック Portfolioをクリック ウォレットのポートフォリオを確認できます。チェーン選択で7つのチェーンの切り替えも可能になっています。初期は「All Chains」で設定されています。 下へスクロールするとWallet内のトークンやプロジェクト単位でポートフォリオを確認することができます。 トランザクション履歴の確認 利用したDeFiのトランザクション履歴を一括で確認することができます。複雑なDeFiのトランザクションもDeBankで確認することで、見やすくなっているので重宝する機能です。 「History」をクリックすると直近30日間のトランザクション履歴の確認ができます。画像はBSCのチェーンを選択した履歴になっています。 フィルター機能も付いていますので、トランザクションの種類別に履歴を確認することができます。複数プロジェクトを一気に確認できるので、DeFiユーザーにはとても重宝する機能です。ただ、直近30日の履歴しか見れませんので、気をつけてください。 Approve履歴のDecline こちらの機能で、過去にApproveしたものを解除することができます。 Approvalをクリック Declineをクリック これで過去にApproveした履歴を解除することができます。定期的に確認をして、怪しいものがあったら解除しておくことをオススメします。悪意のあるコントラクトがあった場合、資産が危険な状態に晒されることもあります。 解除したいコントラクトのDeclineをクリックすると、MetaMaskが起動しますので、トランザクションを発生させればApproveを解除することができます。 Token Swap Token Swapは名前の通り、持っている暗号通貨を他の通貨に交換することができます。DeBankは7つチェーンに対応しているので、幅広いDeFiサービスの中から、その瞬間ベストな交換レートのものを推奨してくれます。 Token Swapをクリック チェーンを選択(ウォレット切り替え必須) 交換元通貨と数量を入力 交換先通貨と数量を入力 SwapするDeFiサービスを選択 この5ステップでトークンを交換することができます。DeBankの特性として、複数のDeFiサービスからガス代込みで、その時に1番安価で交換できるサービスを表示してくれます。上記の画像だと「1inch」がBESTのバッジが付いていますので、こちらが推奨になっています。 BESTのUnlockをクリック unlock 10 USDCをクリック MetaMaskが起動しますので、トランザクションを発行します。 ボタンが「Swap」に切り替わりますので、クリックしてください。 その後ウィンドウが表示されますので、「Trade」をクリックしてMetaMaskでトランザクションを完了させたら通貨の交換が終了します。 DeFi統計データ閲覧 DeFiの統計データは、DeBankが対応しているものであれば様々なデータを閲覧することができます。どこに投資をするのか?いつまでファーミングするのか?などの判断基準にもなりますので、定期的にチェックすることをオススメします。 「DeFi Market」をクリックすると、DeFiトークンのデータが閲覧できます。もちろんチェーンごとにソートもできますので、ご自身が見やすい状態でデータを確認してください。 「DeFi List」をクリックすると、DeBankが対応しているDeFiサービスのデータが見れます。ユーザーデポジット数なども確認できますので重要なデータとなっています。 「Ranking」ではGross Value Lockedを確認することができます。 Gross Value Lockedは、対応するスマートコントラクトにロックされているすべてのETHおよびその他のERC-20トークンの合計値(USD)を計算することにより、DeFiプロジェクトの採用規模を評価するための最も重要な指標となっています。 これらのデータを幅広く閲覧できますので、今後のDiFi活動に活かしてください。 アドレスフォロー機能 上部の検索窓にウォレットアドレスを入力すると、そのアドレスのポートフォリオを確認することができます。 気になるウォレットアドレスをフォローボタンでフォローしてください。 Profileをクリック Followingをクリック 対象アドレスをクリック これでいつでも追いたいアドレスを見ることができます。鯨などのウォレットアドレスをフォローしておくと市場の流れを掴みやすくなるかもしれません。 まとめ DeBankの基本的な使い方の解説でした。 DeBankはDeFi的なサービスは、Token Swapのみになりますが、複数チェーンの対応や幅広いデータ取得をすることができますので、便利なツールです。 UIもとてもシンプルなものになっていますので、日本語対応はしていませんが、日本人でも使いやすいツールとなっています。データを見ているだけでも市場の勉強になるので、DeFiを使っていない方もDeBankを覗いてみてください。 DeBankはこちら 免責事項 本記事はあくまでDeBankの使い方を解説している記事です。投資を推奨しているものではありません。万が一、損失や損害が出た場合、当メディアでは一切の責任を追いかねます。
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2020/02/29【初心者必見】知っておくと便利!仮想通貨トレードのコツ – 資金管理編
トレードの世界には「90-90-90ルール」という言葉があります。 これは「新規トレーダーの90%が、資金の90%を、90日以内に失う」という意味を表しています。 それほどトレードの世界は厳しいわけですが、そんな中で重要になってくるのが「資金管理」です。 本記事では、そんな非常に重要な資金管理の「メリット」や「やり方」についてわかりやすく解説していきます。 具体的には下記です。 ・資金管理のメリット ・資金管理のやり方 ・気をつけたい○つのこと 「資金管理って何?」 「資金管理をすると何が良いの?」 「資金管理って言葉は知ってるけどやり方は知らないよ」 といった方は是非最後まで読んでみてください。 資金管理のメリット 「資金をゼロにするリスクを下げることができる」 これが資金管理の最大のメリットです。 つまり、負け戦を減らせるということですね。 トレードの世界は初心者の9割以上が退場していくような世界です。 となると、負けないことがなによりも最重要事項になるわけですが、そこで役に立つのが資金管理。 詳しいやり方は次の章で解説してますが資金管理では「損失は資金の2%までならOK!」のようなルールを前もって決めます。 するとどうなるか。 ルールが決まっているので「大負けを取り返すために大勝負に出て、結果すっからかんになる」といったことが減らすことができるのです。 資金管理はこういった感情的なトレードによる一発退場を避けるための、いわば「守りの戦略」ということになります。 資金管理の方法 では、ここからは具体的な資金管理の方法について説明していきます。 「資金管理」という言葉は少しざっくりしているのでもう少し言葉を分解してみます。 「資金管理をする」というのは下記の4ステップを取るということです。 1. いくらまでの損失を許容するか決める 2. 根拠を持ってエントリーする 3. 損切りラインを決める 4. 損切りラインまでの値幅を元にポジションの大きさを決める まず初めに1回の取引で資産の何%までの損失を出していいかを決めます。 基本的には「資金の2%」などと言われていますが、初心者の方は1%から始めることをおすすめします。 次に何かしらの根拠を持ってエントリーします。(これに関して書くとめちゃくちゃ長くなるので今回は割愛します。) そしてエントリーの根拠が崩れる位置に損切りラインを引きます。 次にエントリーポイントから損切りラインまでの値幅を調べます。 そして、 ・損切りまでの値幅 ・1回の取引で出しても良い損失 の2つを元に「ポジションの大きさ」を決めます。 ここまでの一連の流れが資金管理の基本です。 ただこれだと、まだよく分からないと思うので、実際に数字を見ながら解説していきます。 具体的な例 例えば、下記のような条件の場合を見てみましょう。 ・資金は100万円 ・1回の取引での許容損失額は1万円 ・「BTC=100万円」のところでエントリーしたい ・「BTC=98万円」が損切りライン ・エントリーから損切りラインまでの値幅は2% 上記のような条件で、資金全額の100万円でエントリーしたとします。 もし損切りラインまで価格が下がった場合「100万円×2%= -2万円」の損失が出てしまいます。 これだと「損失は1万円まで」というルールを破ることになりますよね。 そこでエントリーする金額を50万円にしてみます。 すると、損切りラインまで価格が下落したとしても「50万円×2%= -1万円」とあらかじめ決めたルールの中で取引をすることができます。 このように、最初にポジションの大きさを決めるのではなくて エントリーポイントを決める ↓ 損切りポイントを決める ↓ ポジションの大きさを決める といった順番で決めていくことが「資金管理」の基本となるのです。 資金管理におすすめの取引所 おすすめは「BitMEX」という取引所です。 理由としては下記です。 ・レバレッジの制限が少ない ・サイトに計算機能が付いている ・取引量が多い BitMEXはサイトに計算機能が付いているので、トレードの度にスマホの計算機を使う必要がありません。 トレードはスタイルによっては数分、数秒を争うものなのでスピーディーに計算ができることは大きな強みとなります。 ただ1つだけ注意すべきなのは「BitMEXはビットコインでしか入金ができない」という点です。 まだビットコインを持っていないという方は、まず初めに日本の取引所でビットコインを買ってからBitMEXを利用しましょう。 BitMEX(ビットメックス)の登録・使い方の初心者ガイド!ハイレバレッジ取引所を使いこなそう まとめ -資金管理のメリット- 「無駄な負けを防げる」 -資金管理のやり方- 1. いくらまでの損失を許容するか決める 2. 根拠を持ってエントリーする 3. 損切りラインを決める 4. 損切りラインまでの値幅を元にポジションの大きさを決める ランダムに動く仮想通貨相場では、いかに自分でルールを作り、それを守るかが重要となってきます。 資金管理はルール作りの超重要な基本なので、しっかりとマスターしておきましょう。 最後まで読んでいただきありがとうございました!
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2020/02/10【初心者必見】知っておくと便利!仮想通貨トレードのコツ – トレンドライン編
トレンドラインは航海におけるコンパスのように、仮想通貨市場の方向を示してくれる重要な存在です。 しかし、トレード初心者でトレンドラインを習得している人は少ないですよね。 そこで本記事では、トレンドラインの引き方やメリットについてわかりやすく解説していきます。 具体的な内容は下記です。 ・2つのトレンドライン ・トレンドラインの2つのメリットとは? ・トレンドラインの引き方を解説! ・おすすめツールを紹介! トレンドラインをマスターできれば、トレードのレベルを一段上げることができます。 「トレンドラインってどうやって引くの?」 「トレンドラインって何がすごいの?」 といった方は是非最後まで読んでみてください! 2つのトレンドライン トレンドラインには下記の2つがあります。 ・上昇トレンドライン ・下降トレンドライン 上昇トレンドラインとは、今後も価格が上がっていく時に機能するラインのことです。 一方で下降トレンドラインとは、今後価格が下がっていく時に機能するラインのことです。 この辺はかんたんな内容なのでさくっと次にいきます。 トレンドラインの2つのメリットとは? ①エントリーポイントを絞れる ②利確・損切りポイントが分かる トレンドラインには上記のようなメリットがあります。 1つずつ見ていきましょう。 ①エントリーポイントが絞れる 仮想通貨市場の状態には以下の3つがあります。 1. トレンドがほとんど無い状態 2. 迷っている状態 3. 上昇トレンドor下降トレンドになっている状態 トレードをする上で大事なのが、トレンドの状態を見極めることです。 というのもトレンドの状態が分かっていればエントリーポイントが絞りやすくなるからです。 例えば、下記の画像のように上昇トレンドラインが引けていれば「ライン付近まで下がったら買おう」とエントリーポイントを絞ることができますよね。 トレンドラインは良いエントリーポイントを教えてくれる、優秀な存在なのです。 ②利確・損切りポイントがわかる トレードを行う時は、エントリーする前に下記を決めるのがセオリーです。 ・利確ライン ・損切りライン 利確ラインとは「ここまで上がれば十分だな」と思えるラインのこと。 対して、損切りラインとは「これより下がったらやばい」と思うラインです。 トレンドラインが引ければ「ラインを割ったら損切り」「ラインで反発して上がったら利確」と損切り・利確ラインを決めやすくなります。 トレンドラインを引くことで、感情に振り回されないトレードができるようになるのです。 トレンドラインの引き方を解説! トレンドラインを引くタイミングは下記です。 【上昇トレンドライン】 直近高値を超えてから、起点の安値と直近安値を結ぶ。 - 【下降トレンドライン】 直近安値を超えてから、起点の高値と直近高値を結ぶ。 実際に例を見ながら解説していきます。 まずはチャートをざっくり見て「N」のような形を見つけます(下降トレンドならNをひっくり返した形です)。 そして、直近の高値を越えているかどうかを確認します。 直近の高値を越えていることが確認できたら、直近の安値と起点となる安値をラインで結びます。 ここではローソク足のヒゲ同士でラインを結んでいますが、実体同士で結ぶ場合もあります。 どちらのラインが機能するかはその時々によって変わるので、初心者の方はヒゲ同士でも実体同士でもラインを引いてみましょう。 気をつけたい2つのポイント トレンドラインを引く上で気をつけたいポイントが2つあります。 それが下記です。 ①トレンドラインは引こうと思えばいくらでも引けてしまう ②トレンドの強度は変化する 「トレンドラインを引くにはまずは"N"のような形を見つけるといい」と先ほど説明しましたが、実はNのような形はいくらでも見つけることができてしまいます。 こうなるとしっかりと機能するラインが引けないので、トレンドラインを引く時はなるべく"大きなN"を探すようにしましょう。 また、もう一つ気をつけたいのが「トレンドの強度は変化する」ということ。 同じ方向のトレンドが続いている場合でも、その強度が変化していくことがあります。 この場合は、トレンドの強度の変化に合わせて新たにラインを足していきましょう。 なのでイメージ的には、 「大きなラインを引くことを意識しつつも、トレンドの強度が変化したら新たにラインを引いていく」 といった感じです。 最初はとにかく練習あるのみなので、上記のポイントを意識しつつひたすらラインを引いてみましょう。 おすすめツールを紹介! トレンドラインを引くツールは「Tradingview」一択ですね。 Tradingviewは多くのトレーダーが利用している人気チャートツールです。 初めて使うには少し戸惑うポイントがいくつかあるので、Tradingviewの具体的な使い方を説明していきます。 まずは、サイトホームページの検索窓に下記を入力しましょう。 ・ティッカー ・建値の種類 ティッカーとは、通貨を示す記号のことでビットコインだったら「BTC」、イーサリアムなら「ETH」といった感じです。 例えば、日本円建てのビットコインのチャートを見たい場合は「BTCJPY」と入力します。 入力すると、取引所の名前が右に記載された状態でいくつか候補が出てくるので、自分が使っている取引所や大手取引所のチャートをクリックします。 クリックすると、簡易的なチャートが表示されるので、画面右上の「フル機能のチャート」をクリックしましょう。 ローソク足のチャートが表示されるのを確認したら、画面左上のラインマークをクリックします。 この状態でカーソルを引きたいラインのポイントに持ってきて、ラインの始まりと終わりで1回ずつクリックすれば完了です。 Tradingviewは無料でも十分使えるツールなので、初心者の方はTradingviewを使ってたくさんラインを引く練習をしてみましょう! まとめ -トレードラインの種類- ①上昇トレンドライン ②下降トレンドライン -トレンドラインの2つのメリット- ①エントリーポイントが絞れる ②利確、損切りラインを絞れる -トレンドラインの引き方- ・まずは"N”のような形を見つける ・見つけたら安値同士を結ぶ -注意点- ・Nはできるだけ大きく取る ・トレンドの強度は変わるのでその都度ラインを引く 雰囲気でトレードをやっていても勝ち続けることは出来ません。 自分なりの勝利法則を見つけるためにもトレンドラインは是非マスターしておきましょう。 最後まで読んでいただきありがとうございました!
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2020/02/04【初心者向け】仮想通貨デモトレードのやり方【ツールも紹介】
「トレードの世界では90%の人が90日以内に90%の資金を失う」 これは、海外の投資家の間でよく言われている言葉です。 厳しいトレードの世界で生き残るのに重要なのが、デモトレードでしっかり練習するということ。 本記事ではそんな重要なデモトレードのやり方を解説していきます。 具体的には下記です。 ・デモトレードの大切さ ・デモトレードの3つのメリット ・デモトレードができる取引所・アプリ3選 ・実際のトレードとデモトレード 「いきなり仮想通貨取引をするのは少し怖い」 「トレードの注文方法とかがまだ分からない」 といった方々は是非最後まで読んでみてください! デモトレードの大切さ 大きくビットコインの価格が上昇した2017年のバブル期には、多くの仮想通貨長者が生まれました。 仮想通貨への注目とともに仮想通貨投資に挑戦する人も増加しています。 「仮想通貨の将来性」に関する詳しい記事はこちら!【初心者向け】参入はまだ遅くない?仮想通貨の将来性を徹底解説 しかし、相場は厳しい世界、投資を始めようしてもいきなり勝てるようにはなりません。 ある程度相場と対峙して雰囲気でも味わってから実際のトレードをすることをお勧めします。 そこで役に立つのがデモトレードです。 デモトレードの3つのメリット ①基本的なトレードの操作を覚えられる ②実際の値動きの中で練習できる ③戦略の検証ができる ①基本的なトレードの操作を覚えられる 瞬時に値が動く相場で、チャート画面の使い方に戸惑っていては勝てるものも勝てなくなってしまいます。 初めはデモトレードで、指値注文、逆指値注文などの決済方法を扱えるようになり、レバレッジの掛け方などを前もって練習しておくことが望ましいでしょう。 簡単なようで、刻々と変化する値動きの中で冷静に的確な注文を入れるにはそれなりの慣れが必要になってきます。 ②実際の値動きの中で練習できる デモトレードでは、資産の実際の値動きを使って売買シミュレーションができるので、"実際にお金をかけていたら"利益が出ていたか損失が出ていたかがはっきりと数値でわかります。 この価格でエントリーしていれば勝てただろうという判断や、もっと早く損切りをすべきだった、あるいは利確が少し早かった、という反省点を金銭の損失なく行えるのです。 また、値動きを実際に体験できるのも大きなメリットです。 体験で新たな発見があるかもしれません。 値動きが早いという気づきを得られたり、思ったより価格変動が少ないという発見をしたりと、実際の値動きから投資体験ができるため実りのある練習ができるでしょう。 ③戦略の検証ができる デモトレードの3つ目のメリットは戦略の検証ができる点です。 初心者だけではなくトレード経験が豊富な方で、投資戦略を構築したいなどというときにデモトレードは使えます。 損失なく、ここで売りを入れたら、買いを入れたら、あるいは利確したら損切りしたら利益はどうなっていたのかという検証を実際の値動きに従って検証することができるのです。 デモトレードで投資戦略を練ることで実際のトレードでの勝率もアップすることでしょう。 デモトレードができる取引所・アプリ3選 デモトレードも実際の取引と同様に、現物取引と仮想通貨FXの2通りの取引があります。 現物取引は、ビットコインやイーサリアムなど原資産を売り買いする取引のことです。 現物取引では、例えば80万円の価格がついている1ビットコインを82万円で売ったなら2万円の利益が生まれます。 一方の仮想通貨FXでは、レバレッジをかけることができるためリスクとリターンが高くなる取引方法だといえます。 レバレッジを2倍にすればリターンもリスクも2倍になります。 レバレッジの適切なかけ方など、FX特有の機能もデモトレードを通して理解していくことをおすすめします。 そこで今回は、デモトレードができる取引所・アプリを3つご紹介しましょう。 本格的なトレードを求めるなら 「BitMEX TESTNET(ビットメックス テストネット)」 特徴 ・本格的なトレード画面でデモトレードができる! ・出来高が多い 取引の種類 ・現物取引 ・仮想通貨FX(レバレッジ取引) BitMEX TESTNETは、これから本格的に投資を始めようとしている方におすすめです。 チャート画面が複雑でなかなか慣れないという意見を持っている方が初心者の中に多くいるかと思います。 本格的にトレードをするなら慣れておきたいチャート画面を、本番さながら体験できるのがBitMEX TESTNETの強みです。 しかも、BitMEX TESTNETのデモトレードで慣れておけば、すぐに本番トレードをBitMEXで始められます。 BitMEXは仮想通貨取引所最大手といっても過言ではないほど規模が大きく有名な取引所です。 BitMEX TESTNETで練習をしてBitMEXで本格的な投資を始めてはいかがですか? デモトレードのBitMEX TESTNETは、デモでないトレード環境を提供するBitMEXと異なる色のロゴになっています。 登録もそれぞれ別で必要なのでご注意ください。 公式HPを見る MetaTrader5を使用!「CryptoGT(クリプトジーティー)」 特徴 ・有名なMetaTrader5が使える ・高いレバレッジを体験できる! 取引の種類 ・仮想通貨FX(レバレッジ取引) CryptoGTは、先に紹介したBitMEX TESTNETなどと違い、MetaTraderというアプリを使ってデモトレードを行います。 CryptoGTに登録したあと、MetaTraderをApple storeかGooglePlayでインストールする必要があります。 MetaTraderは世界的に有名で、多くの投資家が愛用している総合トレードツールと言えるでしょう。 ですからMetaTraderの仕様に慣れてしまえば、多くの取引所でスムーズにトレードを始めることができます。 この機会に是非MetaTraderを使いこなせるようになってください! 公式HPを見る MetaTrader5を入手する 超気楽にトレードの練習ができるアプリ! 「びっとこ!」 特徴 ・気軽にデモトレードを始められる! ・わかりやすい画面 取引の種類 ・現物取引 多くの初心者の方には、BitMEX TESTNETやMetaTraderのチャート画面は複雑で取っつきにくいと感じられるのではないですか? びっとこ!アプリでは、初心者の方に優しいUI/UXとなっているため、そのような心配はいりません。 わかりやす画面で仮想通貨価格の実際の動きを元にデモトレードを重ねれば、市場がどのように動いているかを体験することができます。 値動きを体験できたら、次は取引所で本格的なトレードを始めればいいのです。 びっとこ!アプリを入手する 実際のトレードとデモトレード ここまででデモトレードの重要性を強調してきました。 デモトレードで実際の相場と向き合う訓練を重ねることは大切です。 しかしデモトレードと実際のトレードには大きな差があることにも注意してください。 実際のお金を動かし、そのお金が失われる可能性が常にある中で行うトレードとシミュレーションのデモトレードではメンタルにかかる負担に大きな違いがあります。 メンタルが正常でなければ冷静で合理的な判断はできません。 本来損切りすべきところでできず、利確すべきところでできず、失敗を重ねて損失を被ることも考えられます。 やはり最後は、実際のトレードで鍛えるしか方法はないようです。 仮想通貨の始め方 | 今日からできる!【完全ガイド】 実際のトレードでおすすめな取引所3選 GMOコイン-レバレッジ最大水準の国内取引所 アプリが使いやすいレバレッジ対応取引所 GMOコインではビットコインの現物・レバレッジ取引だけでなく、リップルやイーサリアムなどの売買もできる取引所です。すぐに取引ができるスピード注文や、見やすいチャートが表示できるアプリの評判が高くなっています。国内では最大倍率のレバレッジ10倍での取引が可能です。 人気・知名度 [star rating="5"] 取引の種類 現物取引(取引所・販売所) レバレッジ取引 取引手数料 BTC現物…Taker:0.1%, Maker:無料 BTCFX…無料 販売所…無料 【運営のコメント】 GMOコインはBTCFX(レバレッジ取引)を行うユーザーが多く利用しています。スマホでチャートを見るときはGMOコインのアプリ(ビットレ君)を使うという人も多いです。BTCFXは10倍固定と高めに設定されています。国内取引所では最高水準の倍率で取引が液るので、大きく利益を上げたい人におすすめです。 登録方法を確認する 公式HPを見る Coincheck(コインチェック)-初心者はまずはここからがおすすめ 初心者向けの入門取引所 Coincheck(コインチェック)は初心者でも使いやすい仮想通貨取引所です。販売所で簡単に取引ができるほか、中級車へのステップアップに最適な取引所機能やレバレッジ取引の機能も用意されています。ビットコインはもちろん、イーサリアムやリップルなどのメジャーなアルトコインも売買可能です。2018年の仮想通貨流出事件後、セキュリティや運営体制を強化して稼働再開しています。 人気・知名度 [star rating="5"] 取引の種類 現物取引 レバレッジ取引 取引手数料 無料 ※建玉管理料やスワップは別 【運営のコメント】 とにかくシンプルなUI/UXで使いやすい初心者向けの取引所です。仮想通貨に難しそうなイメージを持っている人はCoincheck(コインチェック)に登録して、まずは仮想通貨に触れてみるのがおすすめです。初心者からステップアップしたい場合、取引所での取引やレバレッジをかけての信用取引ができます。初心者から中・上級者まで長く使える取引所になっています。 登録方法を確認する 公式HPを見る bitbank(ビットバンク)-アルトコインの取引ならココ アルトコインの板取引ができる取引所 bitbank(ビットバンク)は最も人気な国内取引所の1つです。ビットコインだけでなく、アルトコイン代表のイーサリアム、人気のリップルも板取引(取引所形式)で取引することができます。アルトコインが取引所形式で取引できる数少ない国内取引所なので、bitbankに登録しておけば仮想通貨投資の幅が広がります。 人気・知名度 [star rating="5"] 取引の種類 現物取引 取引手数料 Maker:-0.05% Taker:0.15% 【運営のコメント】 ビットコインやアルトコインの「販売所」が用意されていないので、取引所の仕組みを理解するまでは使い方に少し戸惑うかもしれません。ただ、中~上級者になるためには取引所を使えるようになることが必須なので、仮想通貨投資の幅を広げるならぜひ登録しておきたいですね。また、レバレッジ取引はできないので、レバレッジ取引・ビットコインFXをしたい人は別の取引所にも登録しておきましょう。 登録方法を確認する 公式HPを見る まとめ まとめ・デモトレードでトレードの慣れれば勝率upにつながる ・しかし実際のトレードとの違いがあり油断は禁物 ・デモトレードで練習したらいざ本番へ ! デモトレードを始める上で役立つ情報がありましたか? ぜひデモトレード環境を効率的に使って実力を伸ばしてください。 本記事を読んで、本格的に仮想通貨取引をしてみたいという気になった方は以下の記事も読んでみてください! 仮想通貨の始め方 | 今日からできる!【完全ガイド】
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2020/01/21仮想通貨の貸仮想通貨(レンディング)の仕組みとは?国内取引所比較まで徹底解説
仮想通貨は購入をして、価格が上がって利益を出す方法が主流ですが、他にも仮想通貨の資産を増やす方法はいくつも存在します。その中の一つとして、貸仮想通貨(レンディング)サービスをご存知でしょうか? レンディングサービスは、仮想通貨を取引所に預けるだけで仮想通貨を増やすことができます。新しい資産運用の形としても注目を集めているレンディング。 ただし、注意事項もあるのでよく考えて検討してみてください。 今回は仮想通貨のレンディングの概要からメリット・デメリット、レンディングサービスを行なっている取引所の比較まで、網羅して解説していきます。 レンディングとは 仮想通貨のレンディングとは、仮想通貨を貸し出して金利(利子)を得るサービスを指します。 金利(利子)とは? 金銭などの貸し借りをした際に一定率支払われる対価のこと。貸した人は元金+利子を得ることができる。借りた人は元金+利子を支払わなければならない。 仮想通貨のレンディングサービスは、ちょうど銀行預金と似たようなシステムと考えていただければ、想像しやすいかもしれません。 保有している仮想通貨を仮想通貨取引所に預け、預けた期間分の利子を得ることができるのです。 要するに、トレーディングをしなくても預けるだけで仮想通貨を増やすことができるので仮想通貨をガチホしている方などに適した、新しい投資法として話題を集めています。 https://twitter.com/adamn3611/status/1016940188025720833 https://twitter.com/IHayato/status/1006671704821780481 仮想通貨レンディングの仕組み 仮想通貨レンディングは厳密に言うと、「貸したい人(レンディングしたい人)」が「取引所」に仮想通貨を預け、「借りたい人」が「取引所」から仮想通貨を借りるという構図となっています。 取引所はいわば「借りたい人」と「貸したい人(レンディングしたい人)」のマッチングを行い、仲介として機能しているのです。 仮想通貨レンディングには、「借りたい人」と「貸したい人(レンディングしたい人)」と「取引所」の三者が揃っていることが前提となります。(ただし、海外の取引所では取引所を介さないで直接ユーザー同士で貸し借りするパターンも存在します。) そこで仮想通貨を「借りたい人」とはどういう人なのか?という疑問が生じます。 その答えは「証拠金取引」という取引方法にあります。 トレーディングには主に、「現物取引」と「証拠金取引」の2種類が存在します。 2種類の投資方法 「現物取引」 取引所もしくは他のユーザーと投資した資金の範囲内での取引をすること。 「証拠金取引」 取引所に入金しているお金を担保にすることで、元手の何倍もの取引をすることができる。元手の倍の利益を得られる反面、倍の損を出すかもしれないというハイリスクハイリターンでの投資方法。 証拠金取引では何倍ものレバレッジをかけることができるので、何倍もの資金が必要となり取引所から日本円を借りなければいけません。 「借りたい人」「貸したい人(レンディングしたい人)」「取引所」の三者の仕組みをまとめると以下のようになります。 ※BTCで証拠金取引を行う場合 「借りたい人」 レバレッジ取引をするために、取引所を介して、日本円を借り、その分の利子を取引所に支払う 「貸したい人(レンディングしたい人)」 仮想通貨を取引所を介して他のユーザーに貸し出し、その期間分の利子を受け取る 「取引所」 上記両者の利子の差額分を利益として得ることができる このように「借りたい人」「貸したい人(レンディングをしたい人)」「取引所」の三者の需要と供給の合致によりレンディングサービスは成り立っているのです。 仮想通貨レンディングのメリット 【メリット①】仮想通貨を預けているだけで金利を得ることができる 仮想通貨レンディングの最大のメリットは、やはり預けているだけで金利を得ることができることでしょう。 トレーディングスキルを必要としないので、トレーディングに自信のない方におすすめです。 また、取引所にもよりますが、得られる金利はおよそ年間5-10%程度と大きいことも利点です。 銀行預金が年間およそ0.01%と比べるとその金利の大きさがわかると思います。 【メリット②】不正が起こりにくくなっている 貸し手と借り手の間に取引所が仲介として管理しているので、借り手が貸し手の資金を持ち逃げをすることが不可能であり、不正が起こりにくい仕組みとなっています。 仮想通貨レンディングのデメリット 【デメリット①】取引所が破綻するリスク カウンターパーティーリスクという言葉を聞いたことがありますか?これは、仮想通貨を預けている取引所の経営が破綻してしまった場合、預けた資産は戻ってこない可能性があります。 レンディングに対する補償は取引所によりますが、海外の取引所を利用している場合は補償が無いことも有り得る話です。 レンディングとは直接関係はありませんが、2019年11月IDAXという取引所で、突如としてIDAXのCEOが消失し連絡が取れなくなるという事件が起こりました。 同取引所ではコールドウォレットに入っている暗号資産へのアクセスができなくなり、資産の入出金ができないという事態になりました。 このように取引所側の理由から、資金の入出金ができなくなるという事態も実際に起こっているため決して無視できるリスクではありません。 日本国内においては、現在、顧客の資産を預かるルールを設定しており、国外と比較しても補償がされやすいでしょう。しかし、預ける際は注意が必要です。 【デメリット②】契約期間中、貸している仮想通貨を動かすことができない 仮想通貨はボラティリティが高いという特徴があります。 レンディング契約期間中、たとえ暴落したとしても貸し出ししている仮想通貨を引き出して、売却することはできません。 つまり、途中で損切りすることができないのです。 途中解約することもできますが、途中解約手数料が発生します。 レンディング契約する際は、契約する取引所とタイミングを慎重に見極める必要があります。 レンディングサービスを行なっている国内取引所比較 bitbank ※2020年1月時点 随時こちらで確認してください。 対応仮想通貨 BTC(ビットコイン) レンディング 期間 1年 年率 1 ≦ X < 5・・・3%(※) 5 ≦ X < 10・・・4% 10 ≦ X・・・5% レンディング 可能数量 1~25BTC 途中解約料 貸し出した数量の5%(※) ※XをBTCの数量とする。貸し出す数量が多くなれば年率も高くなる。 ※10BTC貸し出したと売れば途中解約料として0.5BTC支払い、残りの9.5BTCが返還される。 bitbankのレンディングサービス概要 現在ビットコインのみの募集となっていますが、順次リップル・ライトコイン・イーサリアム・モナコイン ビットコインキャッシュ 等のその他の仮想通貨も対象予定としています。 ・募集期間・募集月 毎月1日から月末にかけてレンディング募集者を募り、その期間を募集月と呼ぶ。 募集月が2018年7月の場合、募集期間2018年7月1日〜2018年7月31日のことを指す。 ※毎月始めに登録メールアドレス先にレンディングサービスの案内が送られてくる ・満了期日 募集月の翌月1日を起算日とし、その12ヶ月後(募集月の翌年月末)を満了日とする。 募集月が2018年7月の場合、2018年8月1日を起算日とし、2019年7月30日が満了日となる。 ・返還日 満了期日の翌日を起算日とし、10営業日以内にbitbank口座に相当消費税額を含めた同種、同等、同量の貸し出した仮想通貨と利子を返還する。 出典:bitbank取引ルール 口座開設を済ませれば、レンディングサービスを受けられます。まずは口座開設から始めてみてはいかがでしょうか。 登録方法を確認する 公式HPを見る GMOコイン ※GMOコインでは不定期にレンディングサービスを行なっています。ビットコインは2018年4月の募集要項アルトコインは2018年5月の募集要項を参照しています。随時公式サイトのニュースで確認してください。 対応仮想通貨 BTC(ビットコイン) ETH(イーサリアム) BCH(ビットコインキャッシュ ) LTC(ライトコイン) XRP(リップル) レンディング 期間 BTC→90日間 アルトコイン→150日間 年率 5%(税込) レンディング 可能数量 10BTC~100BTC 100ETH~1,000ETH 50BTC~500BTC 300LTC~3,000LTC 100,000XRP~1,000,000XRP 途中解約料 (貸し出し数量×貸し出し期間×利率)/365(※) ※10BTCを60日間貸し出したとして(10×60×5)/365として解約手数料は8%なので0.8BTCを支払い、残りの9.2BTCが返還されます。 GMOコインのレンディングサービスの概要 GMOコインでは不定期にレンディング応募者を募っており、対象通貨もその時で違うので、GMOコインの公式ニュースのページで募集要項を確認する必要があります。 ・募集期間・募集月 不定期であり、大体月始めから同月末で募集を行なっている。 ・満了期日 貸借期間の開始日として、個別契約において定める日を実行日とし、そこからそれぞれの期日を経た日を決済日として満了とする。 ・返還日 決済日において、借り入れた対象通貨と同種、同等、同量の仮想通貨と利子をユーザーの口座へと返還する。 出典:GMOコイン貸仮想通貨サービスや約款 レンディングサービスを受けるには口座開設が必要です。まずは口座開設を! 登録方法を確認する 公式HPを見る 海外の取引所のレンディングサービス事情 海外取引所では主にbitfinexやPoloniexなどがレンディングサービスを行なっています。国内取引所と違い、取引所を介さず直接証拠金取引を行うユーザーに対し貸し出しをするのが主流となっていました。 ユーザー同士で行うので、貸し出し期日を自由に設定できたり、対象となる通貨が豊富なことや利率を高く設定できることが魅力です。 利率はユーザー間で設定出来るため、変動利率となっています。その時々の利率はこちらで確認しましょう。 しかし、取引所を介さないで貸し出しを行うため、貸し倒れのリスクが高く、仮想通貨が戻ってこないということが十分起こり得るので注意してください。 また、2019年過ぎからは、新たに大手の暗号通貨取引所BinanceやKuCoinなどもレンディングサービスへと参入を開始しました。 これらの取引所はBitfinexやPoloniexなどとは違い、P2Pでのレンディングではなく、取引所が介してユーザーの資産を管理していることが特徴となります。 まとめ トレーディングとレンディングはどちらもメリット・デメリットがありますが、トレーディングに比べてレンディングの方が比較的ローリスクローリターンであると考えられます。 ガチホしている方には、嬉しいサービスだと思います。 ただし、契約する取引所とタイミングを見極めて行う必要があることを十分理解しましょう。 レンディングも余剰資金でやることをおすすめします。 堅実に資産を増やしたいという方は、レンディングを検討してみてはいかがでしょうか? CHECK仮想通貨/ビットコインの購入にオススメな取引所を徹底比較【2020年1月最新ランキング】
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2020/01/08個人ができる仮想通貨のセキュリティ対策とは?BTCなどの資産を安全に管理【2020年最新版】
2018年初にコインチェックの事件で580億円のNEMが流出したこともあり、仮想通貨投資のセキュリティ対策は必ず行う必要があります。 当時、実際にコインチェックを利用していたユーザーはコインチェックに預けていた資金が幽閉されてしまったという人も少なくないと思います。 しかし、あの事件から自身の仮想通貨に関するセキュリティを見つめ直した人はどれだけいるでしょうか。 そもそもなにをやっておくべきか? 最低限のセキュリティ対策は? 面倒じゃない? この記事では仮想通貨・ビットコインの基本的なセキュリティ対策についてまとめています。 もしまだ実施していない対策があれば、必ずやっておいてください。 取引所専用のアドレスを用意 手軽さ [star rating="5"] 必要なもの メールアドレス 取引所に登録するアドレスは、普段利用しているものとは違うアドレスを使いましょう。 覚えのない迷惑メールが届いたりするように、メールアドレスは意外と簡単に流出します。 メールアドレスが流出、メールアカウントがハッキング、取引所から資金を盗まれる、ということも起きた事例があるので、必ず普段使いのアドレスとは分けておきましょう。 ポイントGmailを使うと、1つのアドレスで取引所ごとに違うアドレスを利用することができて、さらにセキュリティを高めることができます。 [email protected]というGmailアドレスを利用しているとすると… 「[email protected]」のように「@」の前に「+英数字」を追加できます。 「[email protected]」のように任意の箇所に「.」を追加できます。 (メールはすべて[email protected]に届きます) パスワードの使い回しをしない 手軽さ [star rating="5"] 必要なもの (管理用ファイル) 各取引所やウォレットで同じパスワードにしていると、もし仮に取引所Aのパスワードが流出した時に取引所Bのパスワードも流出したことになります。 また、そんなときにすべてのパスワードを変更し直すのは面倒ですよね。 パスワードは取引所やウォレットごとに、必ず別々のものを使いましょう。 パスワードの管理エクセルやテキストファイルできちんと管理しましょう。バックアップもとって、USBやクラウドに保存しておくのがおすすめです。 Dropboxなどのクラウドに保存する場合はBoxcryptorという暗号化ソフトも必須です。 パスワードは強固なものを 手軽さ [star rating="5"] 必要なもの パスワード生成サイト パスワードについては暗記できるような単純なものを利用するのは絶対にやめましょう。 桁数 4桁 6桁 8桁 10桁 英小文字 1秒以下 1秒以下 46秒 9時間 英大小文字+数字 1秒以下 13秒 13.5時間 6年 英大小文字+数字+記号 1秒以下 2分24秒 14日 341年 こちらは株式会社ditの「セキュリティ調査レポート」です。 簡単なパスワードがいかに危ないかがわかりますね。 パスワードはパスワード生成サイトを利用して、自動的に作られた強固なものを利用するのがおすすめです。 パスワード生成サイトについて私はこちらのパスワード生成サイトを利用しています。 強度を最強、文字数を30字程度くらいにしておけば問題ありません。 二段階認証を必ず設定する 手軽さ [star rating="5"] 必要なもの 二段階認証アプリ ほとんどの取引所では二段階認証が利用できるようになっています。 というよりも、二段階認証のない取引所は利用しない方が良いくらいです。 二段階認証はそれくらい強力なセキュリティなので、必ず設定しておきましょう。 また、二段階認証はきちんとバックアップを取っておかなければ機種変更のときなどに自分も締め出されてしまいます。 二段階認証の設定・バックアップについてはアラタさんの「【仮想通貨】機種変でハマった2段階認証アプリの注意事項」がわかりやすいです。 ブックマーク登録を活用する BITTREXを検索してログインしようとしたら、検索ページに一番上のサイトが出てきた。クリックしたらいきなりIDとパスワードを要求されたんだけど、これってフィッシング??怖い怖い..... pic.twitter.com/QBRkpCbOPz — $ビットブル$ (@masahiroots) 2017年8月30日 手軽さ [star rating="5"] 必要なもの なし 取引所やMyEtherWalletなどのオンラインウォレットなどのURLは必ずブックマーク登録しておきましょう。 検索エンジンにはフィッシングサイトが紛れていることも多いので危険です。 取引所チェッカーというChromeの拡張機能があるので、これもインストールしておくと保険になります。 最近だと、MetaMaskを利用しているユーザーはフィッシングサイトや怪しいサイトにアクセスすると警告ページが表示されます。 ブックマークを忘れていた人Coinmarketcapの取引所ページから公式なページにアクセすることができます。 自分のウォレットを利用する 手軽さ [star rating="5"] 必要なもの ウォレット BTC…Blockchainなど XRP…ToastWalletなど ETH系…Metamaskなど NEO系…NEONWalletなど 仮想通貨の資産は取引所には置いたままにせず、自分のウォレットで管理するようにしましょう。 取引所のウォレットで管理していると、コインチェックの事件のときのように、突然自分の資産が引き出せなくなることがあります。 取引所は常に狙われているので、取引所のセキュリティに任せっきりにせずに、自分のウォレットを用意して自分で管理することが大切です。 コールドウォレットやペーパーウォレットなどであれば、ハッキングのリスクは更に下がりますが、準備が大変という方は信頼度のあるソフトウェアウォレットなどで管理をしましょう。 仮想通貨はウォレット管理をしよう!取引所での資産保管リスク 無料で安全に資産を管理できるペーパーウォレットとは?使い方も紹介! 仮想通貨のセキュリティ対策まとめ 仮想通貨・ビットコインのセキュリティ対策についてまとめてきました。 最低限の対策とはいえ、いますぐできるものばかりです。 まだ対策していなかった人はこの機会に自分のセキュリティを見直してみてください。
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2019/12/16仮想通貨投資の典型的な失敗パターン5選【あなたは大丈夫?】
「最大のリスクは"無知"である」 様々な分野で言われるこの言葉は仮想通貨投資にも当てはまります。 とは言っても、仮想通貨にどんなリスクがあるのかは初心者の方はわかりませんよね。 そこで、本記事では「初心者がしがちな仮想通貨投資の失敗パターン」を仮想通貨投資歴2年の筆者がわかりやすく解説していきます。 具体的には下記です。 ・典型的な失敗パターン5選 ・初心者がやっておくべき3つのこと 「大事な自分のお金を無駄に減らしたくない」 「少ない元手でコツコツ増やしていきたい」 と思っている方は、是非最後まで読んでみてください! 典型的な失敗パターン5選 ①手数料を把握せずに取引してしまう ②友人やSNSの情報に流されてしまう ③マイルールがない状態で取引してしまう ④「トレードすること」が目的になってしまう ⑤私生活を疎かにしてしまう ①手数料を把握せずに取引してしまう 初心者がよくやりがちなミスがこれですよね。 仮想通貨投資を行う時は、以下の式をいつも意識しましょう。 利益 - 手数料 = 本当の利益 これを意識していないと「儲かったと思ってたら実は損してた」なんてことが起こってしまうのです。 仮想通貨の取引には以下の2つの手数料があります。 ・入出金手数料 ・取引手数料 その中でも特に注意すべきなのは「取引手数料」。 取引手数料とは、仮想通貨を売り買いする度にかかる手数料のことで取引所や取引量によってその金額は異なります。 例えば、取引手数料が0.15%の取引所で「5万円分のビットコインを買ってまた日本円に戻す」という一連の売買を行う場合は、 50,000円 × 0.0015% = 75円 × 2 = 150円 が1回の取引で持っていかれるわけです。 「たった150円か。別に気にする額じゃないじゃん」 と思ったかも知れませんが、トレードというのは一発勝負で決まるものではなく、勝ち負けを繰り返しながら最終的にプラスにしていくものです。 「50,000円でトレード始めて、3000円利益出たわ。」 と思ったとしても、取引手数料を考えるとマイナスになってたりするので、取引手数料は常に意識しましょう。 ②友人やSNSの情報に流されてしまう これもありがちですよね。 投資の基本は「需要が無い時に買って、需要が高くなったら売る」です。 よくありがちなのが、周りが騒ぎ出してから慌てて買って損するパターン。(これをイナゴと言います) 「ビットコインめっちゃ上がってる!!」 というツイートを見てから買っているようじゃ遅いということです。 もう少し詳しく解説しましょう。 大口(資金がたくさんある人)やプロのトレーダーは大体、値段が上がる前に仮想通貨を仕込んでいます。 2017年末のバブルを例に出すと以下のような感じです。 大口・プロトレーダー達は、元から仕込んでいる仮想通貨をいつ売るかタイミングを見計らっているわけです。 周りが騒ぎ出してから飛びつくのは「上手い人達にいつ狩られるか分からないイナゴタワーに飛びつく」のと同じ、超高リスクな行為なので気をつけましょう。 ③マイルールがない状態で取引してしまう トレードにおけるマイルールとは、以下の2つを決めるということです。 ・損切りポイント ・利確ポイント 損切りポイントとは「これより下がったらヤバいので、ここで一旦撤退しておこう」というポイントのことです。 一方、利確ポイントとは「ここまで上がれば十分な利益出たからOKだな」と思えるポイントのこと。 仮想通貨トレードでは、自分がポジションを持つ前に損切りポイントと、利確ポイントをあらかじめ決めるのがセオリー。 初心者がやりがちなのは、マイルールを決めず雰囲気でトレードしてしまうことです。 このやり方だと、一時的に勝てたとしても最終的にほとんど負けます。 徹底してマイルールを作り、それを実行しましょう。 ④「トレードすること」が目的になってしまう 「そんなバカな」と思った方もいるかもしれませんが、多くの人がこのパターンに陥ります。 トレード画面には自分が今どういう状況なのかを示す「含み益」や「含み損」が表示されています。 これらは本来、架空のものなのですが、初心者は含み益や含み損に感情を揺さぶられがち。 含み益や含み損に感情を揺さぶられると、 利益はそんな出なかったけど、一瞬すごい含み益だったなあ(←満足) という状態になってしまいます。 あなたが「儲けたい」と思ってトレードを始めたのなら、結果にだけフォーカスしましょう。 ⑤私生活を疎かにしてしまう 初心者がポジションを持つと、トレードのことしか考えられなくなります。 これは結構まじです。(←筆者の体験談) 自分の大事なお金を突っ込んでいるので、チャートが今どうなっているのか常に把握しておきたくなりますよね。 常にチャートを見ていないと落ち着かないため「睡眠時間を削ってチャートを見続ける」なんてことに陥りがちです。 そうならないためにも初心者は、 ・余裕のある範囲でトレードする ・寝る前にポジションを解消する(寝ポジを持たない) ・寝ポジを持つ場合は利確・損切り注文を先に出しておく ことが重要になります。 トレードには人の心を揺さぶる力があるということを意識しておきましょう。 やっておくべき3つのこと ・公式サイトをブックマークする ・二段階認証を行う ・パスワードを忘れないようにする ありがちな失敗談の他に、初心者がやっておくべきことを3つ紹介します。 公式サイトをブックマークする 取引所の公式サイトをブックマークしておきましょう。 なぜなら、偽物の取引所サイト(フィッシングサイト)の被害に合う可能性があるからです。 フィッシングサイトは、あなたがいつも使ってる取引所になりすましてアカウント情報やパスワードを盗もうとしてきます。 「そんなのに引っかかる人いるの?」と思った方もいるかも知れませんが、これが意外と侮れません。 というのもフィッシングサイトはGoogleの検索トップに現れることがあるからです。 先日も「Zaif」という取引所のフィッシングサイトが、検索トップに広告として表示されている事案が発生しました。 取引所サイトにアクセスする時は、 ・ブックマーク(お気に入り)からアクセスする ・Twitterの公式アカウントからアクセスする のどちらかの方法でアクセスしましょう。 二段階認証を行う 二段階認証とは、ID/パスワードの他に、外部のアプリでさらにもう一つのパスワードを入力する仕組みです。 二段階認証を設定しておくと、たとえIDやパスワードが漏れたとしても第三者があなたのアカウントにログインすることは難しくなります。 下の画像は実際の二段階認証アプリの画面です。 登録しているサイト毎にパスワードが表示されており、これらは数十秒毎に一回新しいものが生成されます。(パスワードに賞味期限があるということです。) 二段階認証アプリは、 ・Google Authenticator(iOS/Android) ・Authy(iOS/Android) あたりがオススメです。 ほとんどの取引所では、アカウント画面から二段階認証の設定ができるので必ず行っておきましょう。 パスワードを忘れないように気をつける これは基本中の基本ですが大事なことですよね。 取引所の場合はパスワードを忘れてしまっても再発行などを行うことで対処できます。 注意しなければいけないのが、ウォレットに仮想通貨を入れている場合です。 ハードウェアウォレットやウォレットアプリに仮想通貨を入れている場合、パスワードを忘れてしまったら二度と仮想通貨を取り出すことができなくなります。 ・紙に書いて大切に保管しておく ・iPhoneのメモにロックをかけて保管しておく などの方法でパスワードは大切に保管しましょう。 まとめ -典型的な失敗パターン- ①手数料を把握していない ②周りの情報に流される ③マイルールが無い ④トレードが目的になってしまう ⑤私生活が疎かになる -やっておくべき3つのこと- ・公式サイトをブックマークする ・二段階認証を行う ・パスワードをしっかり管理する 仮想通貨やブロックチェーン技術は「人工知能、VRなどと並ぶ偉大な発明」とも言われていたりします。 今回は仮想通貨投資の"負の側面"の方に注目しましたが、仮想通貨には当然ながら魅力があります。 以下の記事では「仮想通貨の魅力」について解説しているので「仮想通貨って何がすごいの?」と思っている方は目を通しておきましょう。 詳しくはこちら! >仮想通貨の5つのメリットとは|決済だけじゃないって知ってた?< 以上、最後まで読んでいただきありがとうございました!
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2019/08/22【最新版】IEOとは?ICOとの違い・各取引所のパフォーマンスを解説
イニシャル・エクスチェンジ・オファリング(IEO)は、暗号資産取引所がプロジェクトを代行してトークンセールを行う新しい資金調達法です。 イニシャル・コイン・オファリング(ICO)は、ブロックチェーン系プロジェクトの資金調達法として莫大な人気を集めていましたが、近年米国を中心に規制が厳しくなり、最近ではほぼ見かけなくなってきました。 2018年からは、証券法を遵守したセキュリティ・トークン・オファリング(STO)も話題になり始めましたが、ユーティリティトークンの発行が大半を占める中、証券型トークンの発行というのはあまり人気ではないのが現状です。 そこで2019年に入り、「ICOの死」と入れ替わるように登場したのがIEOで、2019年2月に実施されたBinance LaunchpadのBitTorrent Token ($BTT) IEOを皮切りにその人気は急騰し、今では大手取引所の多くが同様のIEO事業を展開しています。 こちらのページではIEOの仕組みや特徴、ICOとの違いなどを詳しく解説し、各取引所でのIEO事業状況などをわかりやすく徹底解説していきます。 IEO(Initial Exchange Offering)とは? IEO(イニシャル・エクスチェンジ・オファリング)とは、一言で表すならば「暗号資産取引所がプロジェクトを代行して行うICO」です。 一般的にIEOでは、プロジェクトが発行したトークンを取引所へ送付し、取引所はプロジェクトに代わって受け取ったトークンを投資家に販売します。 投資家は取引所を通してトークンを購入するため、必然的に取引所のアカウント(KYC・AMLも含む)が必要となります。 2017年12月に大手暗号資産取引所のBinanceが初めてIEOを行いましたが、当初はあまり注目されず、同社は以降事業を中止していました。 しかし、ブームの衰退や規制の厳格化などからICOが実施困難となった2019年に入り、BinanceはIEOプラットフォームを復活させ、TRONが買収したP2Pネットワーク「BitTorrent」のトークンセールを代行することになります。 BitTorrentの$BTTは18分で完売し、瞬く間に7億7000万円相当を調達します。対象トークンはセール後にプラットフォームの取引所に上場もするため、このシステムは莫大な人気と注目を集めることになりました。 ICOとの違い ICO(イニシャル・コイン・オファリング)は、プロダクト開発段階にあるプロジェクトが、開発資金の投資と引き換えにプロダクトに付随するトークンを先行配布(=テストネットトークンを配布)するという資金調達法です。 Mastercoinと呼ばれるプロジェクトが2013年に初めてICOを行い、翌年にはイーサリアムが12時間で3700BTC(当時で約230万ドル相当)を調達し、ICOはブロックチェーン系プロジェクトの資金調達法として大きく注目されることとなりました。 2017年あたりからICOの数は目まぐるしい勢いで増え、調達資金を持ち逃げする「スキャム」も多く登場しました。優良プロジェクトの選別も当然難しくなっていきました。 そんな中、Binanceなどの大手集権型取引所が優良プロジェクトを選定し、自社プラットフォーム上でそのプロジェクトのICOを代行しよう、というアイデアから始まったのがIEOです。 それでは、投資家が自分でプロジェクト選定をしないこと以外に、大手取引所がICOを代行するIEOにはどのような特徴があるのでしょうか? IEOの特徴 IEOは、ICOにはない特徴をいくつか備えています。ここでは、それぞれの特徴を詳しく説明していきます。 プロジェクトは取引所のユーザーベースにリーチできる 大企業が主導するプロジェクトを除き、ICOを行うプロジェクトはゼロから投資家を勧誘していかなければならないため、マーケティングに多くの労力を費やす必要がありました。 一方IEOでは、すでに多くのユーザーを抱える大手取引所がプロジェクトを告知するため、リーチできるユーザーの規模・削減できるマーケティングコスト共に大きなアドバンテージがあります。 また、取引所によってはIEO実施に手数料を課すケースもあるようですが、ICOにかかるマーケティングコストやリスクを取り除くと、その分の資金や労力を開発など他のことに回すことができるようになります。 取引所が優良プロジェクトの審査を行う IEOでは、取引所がプロジェクトの技術力や正当性などを審査します。例えばBinance Launchpadでは、プロダクトの実用性やユーザーベースの大きさなどが審査項目として挙げられています。 ICOブーム時には技術力や正当性に疑問のあるプロジェクトが多く存在しましたが、IEOではこういった取引所の審査を突破して初めて資金調達ができるため、中身のないプロジェクトは淘汰されていきます。 取引所の審査ポリシーを鵜呑みにすべきではありませんが、上場通貨の精査などをしてきた取引所の判断はある程度信用しやすいといえます。 大型セカンダリマーケットへの流通が確定している ICOでは、トークンセール終了後にどこの取引所にも上場しない、もしくは流動性に欠けるマイナーな取引所にのみ上場するといったケースが数多くありました。 特に投資家にとって、投資したトークンがメジャーなセカンダリマーケットに上場するかどうか、というのは大きな心配であると言えます。 一方、大手取引所が実施するIEOでは、トークンセール終了後にエスカレーター方式で上場されるため、投資したトークンを必ずトレードできるという観点では安心できます。 メジャーなIEOプラットフォームの状況まとめ Binance Launchpadを皮切りに、今では多くの暗号資産取引所がIEO事業を展開しています。こちらでは、メジャーなIEOプラットフォームのこれまで事業状況を詳しく解説していきます。 Binance Launchpad プロジェクト名 上場日 上場日最高価格÷セール価格 Troy 2019/12/5 2.50倍 Kava 2019/10/25 2.78倍 Band Protocol 2019/9/18 5.00倍 Perlin 2019/8/26 3.48倍 WINk 2019/8/1 7.89倍 Elrond Network 2019/7/4 46.15倍 Harmony 2019/6/1 7.55倍 Matic Network 2019/4/26 4.00倍 Celer Network 2019/3/25 5.53倍 Fetch.AI 2019/2/25 6.00倍 BitTorrent Token 2019/1/28 5.48倍 Bread 2017/12/26 2.70倍 Gifto 2017/12/14 4.20倍 Binance Launchpadは2017年末にローンチされた世界初のIEOプラットフォームですが、当初にいくつかのプロジェクトをローンチした後放置されていましたが、2019年にサービスの再開が発表され、毎月1件IEOが行なわれることになりました。 第1弾として行われたBitTorrentのトークンセールは、開始後18分間で約7.7億円を即調達し、IEOブームに火を付けるきっかけとなりました。 Binance Launchpadは「一定期間内での自社トークン($BNB)平均保有量に応じて、IEOトークン購入権利の抽選券を獲得できる」という事業モデルを発明した第一人者でもあります。 このIEO事業モデルには、自社トークンの需要を高める狙いがあります。 Huobi Prime プロジェクト名 上場日 上場日最高価格÷セール価格 EMOGI Network 2019/8/15 7.40倍 Akropolis 2019/7/16 18.60倍 Reserve Rights 2019/5/22 8.48倍 ThunderCore 2019/5/9 8.00倍 Newton Project 2019/4/16 7.18倍 TOP Network 2019/3/27 6.21倍 Huobi Primeは大手暗号資産取引所のHuobiが今年3月にローンチしたIEOプラットフォームです。 第一弾となる「TOP Network」のIEOに参加したユーザーは全世界で13万人に登りました。Binance Launchpad同様、このトークンセールは瞬時に終了し、実際にトークンを購入できたのはわずか3764名となっています。 Huobi PrimeのIEOは、セールを3段階に分ける「Price Limit Rounds」方式を採用しています。また4月からは、従来のPrimeリスティングより短い期間でIEOを行う「Huobi Prime Lite」というものも登場しました。 Huobi Primeが選定するプロジェクトはBinance Launchpadに比べマイナー気味のものが多いのも特徴的です。 KuCoin Spotlight プロジェクト名 上場日 上場日最高価格÷セール価格 Tokoin 2019年8月23日 9倍 Coti 2019年6月4日 17.42倍 Chromia 2019年5月28日 3.0倍 Trias 2019年5月14日 10.0倍 MultiVAC 2019年4月9日 3.67倍 KuCoin SpotlightはKuCoinが2019年3月にローンチしたIEOプラットフォームです。 他者に比べるとまだ取り扱い数が少ないですが、MultiVACやTrias、Cotiなど認知度のあるプラットフォーム系プロジェクトを多く採り入れています。 特にCotiは、ブロックチェーン関連企業への積極的な投資をしている株式会社リクルートから出資を受けているプロジェクトです。 OK Jumpstart プロジェクト名 上場日 上場日最高価格÷セール価格 Pledgecamp 2019/8/22 2.20倍 Echoin 2019/8/9 4.16倍 Eminer 2019/7/31 4.67倍 WIREX 2019/7/1 5.32倍 En-Tan-Mo 2019/6/10 3.36倍 ALLIVE 2019/5/16 2.50倍 Blockcloud 2019/4/11 18倍 OK JumpstartはOKExが2019年4月にローンチしたIEOプラットフォームで、19年7月からは月2件という活発なペースでトークンセールを行なっています。 コインチェック マネックスグループが運営する大手国内取引所・コインチェックは2019年8月、ユーティリティトークンの資金調達を支援するIEO事業の検討を開始しました。 国内取引所のコインチェック、IEO事業の検討開始を発表 - CRYPTO TIMES 現時点では詳細な情報は一切公開されておらず、「検討」の範疇を超えないものとなっていますが、国内取引所初のIEO事業イニシアチブとして期待ができます。 日本ではJVCEA(日本仮想通貨交換業界)が主導して通貨上場に厳しいガイドラインが設けられており、匿名通貨やセキュリティ(配当型)トークンはもちろん、リスティングできるプロジェクトはかなり限られてくるものと推測されます。 IEOの懸念点 IEOは上位互換のような形でICOに取って代わりましたが、ICO時から残る問題点や、IEOならではの新たな課題が存在します。 大手取引所による集権的な資金調達 IEOは、大手取引所が優良プロジェクトをピックし、プラットフォーム上で販売を代行する資金調達法です。 また、上記でも触れた通り、IEO事業は取引所トークン(BNBやHTなど)の需要を助長するためのツールとして機能している点も否めません。 こういった意味合いでは、ブロックチェーン技術に分散型社会確立の可能性を見出している人々にとって、IEOはベストな資金調達システムではないと考えられます。 また、ICOではほとんどのトークンがイーサリアムのERC-20規格を用いたテストネットトークンとして発行されており、資産の追跡などは比較的容易でした。 しかし、取引所が行うIEOでは、セール結果のみが報告される場合が多く、透明性の確立が以前より難しくなっています。 結局、即売りがベスト? IEOプラットフォームの中には、Huobi Primeなど、より安定した価格形成を促す資金調達法を考案しているところもあります。 しかし、大半のケースではICO時同様、上場とともに購入したトークンを即売りして利益を上げるケースが多いように見受けられます。 こういった観点では、IEOはICO時から存在する投機的要素を取り除けていないと言えます。 取り上げられるプロジェクトがVCの出口に? 主要取引所で実施されているIEOには、2018年の5月以降に話題になったプロジェクトが多く存在します。 2018年は市場が悪化した年で、ベンチャーキャピタル(VC)から投資を受けたものの、ICOを実施せずに時を待ったプロジェクトも多く存在しました。 BinanceでIEOを実施したCeler Networkや、Huobi PrimeのTop Networkがその最たる例です。 2018年に有望と言われていたプロジェクトに投資したVCは、投資したトークンが上場するのを待ちわびてきたわけで、エグジットを考えるVCが一気にトークンを売ることで価格が大きく割れることなども出てくるかもしれません。 IEOの参加方法 IEOに参加するには各取引所のアカウントが必要となります。また、KYC(本人確認)や2段階認証などのセキュリテイも参加条件に含まれてきます。 取引所によって参加方法は異なりますが、ここではBinance Launchpadを例に紹介します。 まずはBinanceにログインし、右上の人型のアイコンから「My Account」を選択します。 続いてマイページ上部のLv.2の下にある「Submit Verification Documents」をクリックします。 アカウントの所有者が個人か法人か聞かれるので個人の方はPersonalを選択します。 上の画面が表示されるので以下の順に情報を入力していきます。 名前 ミドルネーム(ない場合は空欄) 苗字 生年月日 住所 郵便番号 都市 国 入力が完了したら「Begin Veritification」をクリックして次へ進みます。IDの認証プロセスが開始されるので「Start」をクリックして始めます。 身分証の発行国を選択し、アップロードする書類を選びます。日本の身分証はパスポート、免許証、保険証などに対応しています。 身分証の写真をアップロードすると、自撮り写真のアップロードを求められます。紙にBinanceと今日の日付を書いて自分の顔と一緒に撮影し、アップロードします。 ここまで完了すると、最後のプロセスとしてアプリ上での顔認証が求められます。Binanceのアプリをダウンロードし、表示されるQRコードを読み込んで認証を完了させます。 これで一連の認証プロセスは完了となります。あとは参加したいIEOのプロジェクトページに受付期間中に行き、「Claim Tickets」を押すと抽選に参加できるチケットがもらえます。 まとめ IEO(イニシャル・エクスチェンジ・オファリング)は、ブーム衰退・規制強化に伴って消え去ったICO(イニシャル・コイン・オファリング)に代わって登場した、集権的な資金調達法ということでした。 IEOはBinance LaunchpadでのBitTorrent Token即完売を火付け役に大きな人気を集め、今では米国・日本以外の主要取引所の多くが同事業に参入しています。 日本でもIEO参入が検討されつつある中、これからもIEOの動向を追っていくことはとても大切だと考えられます。 *こちらの情報は新たなIEO案件やプラットフォームの登場に応じて随時更新していきます。
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2018/12/27多機能で便利!ポートフォリオアプリCoin Statsの特徴・使い方まとめ
Coin Stats(コインスタッツ)は充実した機能と高い操作性が人気の仮想通貨専用ポートフォリオアプリです。 初心者から上級者まで、ずっと使い続けられるアプリになっています。 こちらのページでは、そんなCoin Stats(コインスタッツ)の特徴や使い方についてまとめています。 これを読めば、Coin Statsを使いこなして仮想通貨の資金管理を効率化することができますよ! 仮想通貨ポートフォリオアプリ「Coin Stats(コインスタッツ)」の5つの特徴を紹介! 仮想通貨ポートフォリオアプリ「Coin Stats(コインスタッツ)」には資産を管理する上で便利な機能がたくさんあります。 一つずつわかりやすく実際の画面とともに確認していきましょう! Coinmarketcapと連携していて時価総額をリアルタイムで確認できる Coin StatsはCoinmarketcapと連携して、時価総額をリアルタイムで確認することができます。 時価総額も変動が激しい仮想通貨なので、いちいちCoinmarketcapを開かなくてもアプリから確認できるのはかなり便利ですよね。 時価総額は資金がその通貨にどれだけ流れているのかを確認できるのできちんとチェックしておきましょう! ウォレットの残高を自動で読み込んで資産を確認することができる Coin Statsにウォレット情報を登録しておけば、そのウォレットで資産の移動があった時にはアプリが収支を自動計算してくれます。 そのため、もう手動で入金・出金・トレードなどを記録する必要はありません。 トレードも数を重ねると毎度の記録が面倒になるので、このような自動同期機能があると助かりますよね。 資産の割合が円グラフで見られる 自分の保有している資産を通貨別に色分けして円グラフに表示してくれる機能があります。 そのため保有通貨の割合が一目で確認することができるので分散投資ではとても重宝します。 Cehck 保有通貨に偏りがあると思わぬ暴落で資産を大きく減らしてしまうことがあります。リスクを抑えるためには分散投資をしましょう。 保有通貨とは別に仮想通貨のお気に入り登録ができる 気になる通貨をお気に入り登録しておくと、保有していない通貨でも価格情報などを簡単にチェックすることができます。 「現在は保有していないけど値動きはチェックしておきたい通貨」はこの機能を使ってウォッチしておきましょう。 トレード機会を逃さないためにも使いこなしたい機能ですね。 資産が5000ドル(約55万円)を超えると有料になる(Coin Stats Pro) Coin Statsは、資産が5000ドル(約55万円)を超えると有料になってしまうというデメリットがあります。 料金は月払いで約550円、年払いで約3000円です。 突然の通知にびっくりするかもしれませんが、資産が5,000ドルが超えたら案内が来ることを覚えておきましょう。 案内はどのようにくる? Coin Stats Proは、アプリ内で急に通知がきます。通知がきたら一部機能が制限され、料金を支払うと機能が解除される仕組みになっています。 Coin Stats(コインスタッツ)の使い方・見方を解説! それではこれからCoin Stats(コインスタッツ)の使い方、それぞれの画面の見方を実際のアプリの画像を使いながら解説していきます。 実際にアプリをダウンロードして操作しながら読み進めると理解が深まりますよ! ダウンロード・インストールはAppstoreかGooglePlayから こちらがアプリのアイコンです。 AppstoreかGooglePlayからダウンロードできるので間違えないようにダウンロードしましょう! iOSの方はこちら Androidの方はこちら 言語を日本語に設定する 初期設定ではEnglishになっているので、まずは日本語設定の仕方を説明していきます。 MoreからSettingをタップします。 languageという項目をタップすると言語が選択できるようになっています。 JapaneseをタップするとCoinStatsの日本語設定は完了です。 仮想通貨の時価総額を確認する Main画面から時価総額を確認したい通貨を検索します。 通貨を選択すると様々な情報が出てきます。 その中のVolume 24hという項目が24時間あたりの時価総額です。 Point 時価総額以外にも、価格や24時間(1日・1週間)の値動き、総供給枚数なども確認することができます。 ポートフォリオに保有通貨を追加する 下のメニューからPortfolioをタップして右上の+マークをタップすると、画像のような画面になります。 ADD MANUAL TRANSACTIONをタップします。 ポートフォリオに追加したい通貨を検索します。 画像のような画面が表示されるのでTotal TRXに現在保有している枚数を入力します。 次にPriceに購入した価格を入力してADD TRANSACTIONで追加完了です! 価格を簡単にチェックできるウィジェットを設定する ウィジェット機能とはスマホのアプリのショートカットのことです。 アプリをスマホの画面に表示することができます。 画像ようにポートフォリオの通貨の価格をスマホの好きな画面に表示できます。 もちろんiPhoneなどのiSO端末でも表示することができますよ! Coin Stats(コインスタッツ)の評判・口コミを確認しよう Coin Stats(コインスタッツ)の評判や口コミについても確認しておきましょう、 実際のユーザーの声も確認しておくと、使用感がよりリアルにイメージできますよ! あと、コインスタッツはやっぱり最高。ユーザー認証で移行も1発。もちろんAPI連携設定もそのまま引き継がれる。日本の取引所対応してたらホントに最強になる。 — 折笠さん (@little_enon) 2018年3月14日 コインスタッツ、便利なんだけどビットコインの値段を海外から引っ張ってくるから日本と値段がかなり違うことがある。ちなみに今は151万円と表示されてます。 — ス.ʕ•ᴥ•ʔ (@kn03) 2018年1月14日 コインスタッツは視覚的に楽しいから好き✨なんとなく — NANJぉゔぇ🌏⛅️💫🚀🌕 (@NANJ_IMMO_MIDEX) 2018年2月22日 資金管理アプリをいくつか試してるところだったのですけど、このアプリ便利そうっ"φ(・ェ・o)~メモメモ 仮想通貨の資産管理ならCOIN STATS(コインスタッツ) https://t.co/WqN84lMjXv @bitcoinseekerより — ひなた@歌うFX娘🦋フェルトも作るよっ (@hina_blockchain) 2018年2月24日 評判の数としては少なめでしたが、ユーザー認証によりデータを引き継げることなどが便利のようなポジティブな評判が多いです。 日本取引所への未対応、価格のズレなど、多少気になる部分はありそうですが、使って試してみる価値はありそうですよね。 充実した機能で仮想通貨取引を効率化しましょう! Coin Stats(コインスタッツ)で仮想通貨の資産管理を効率化しよう Coin Stats(コインスタッツ)の特徴や基本的な使い方についてまとめました。 Coin Stats(コインスタッツ)はポートフォリオ機能を始め、仮想通貨のいろいろな情報をアプリ1つで管理することができるので、仮想通貨取引を効率化してくれる強力な便利ツールです。 まずはインストールして、いろいろ触りながら使い方を身につけていきましょう! iOSの方はこちら Androidの方はこちら