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2025/01/24Solana上のステーブルコイン総額、100億ドルを突破
Solana上のステーブルコイン総額が2025年1月24日時点で108億ドルに達し、100億ドルを超える新記録を達成しました。DeFiLlamaのデータによると、2025年1月1日の51億ドルから110%増加しており、Solanaネットワークが急成長を遂げていることが示されています。 [caption id="attachment_128610" align="aligncenter" width="745"] Solana上のステーブルコインの推移|画像引用元:DeFiLlama[/caption] Solana上のステーブルコインの増加は2024年12月末から始まりましたが、2025年1月18日にトランプ前大統領がSolana上で公式ミームコイン「$TRUMP」を発行したことを発表して以降、急激に加速しました。この発表をきっかけにネットワーク上の取引活動が活性化し、1月19日にはSolanaの1日のネットワーク手数料が過去最高の3320万ドルに達しています。 ステーブルコインの内訳ではCircle社が発行するUSDCが供給量の77%を占めており、Tether社のUSDTが続いています。Solana上での取引やDeFi活動がUSDCを中心に展開されていることを示唆しています。 他の主要ブロックチェーンと比較すると、Ethereum上のステーブルコインが1150億ドルと圧倒的に多く、BNB Chainが70億ドル、Baseが38億ドル、Arbitrumが31億ドルと続いています。Solanaの時価総額はEthereumの約1/3程度に留まりますが、ステーブルコイン供給量では依然として約10倍の差があります。 今後のSolanaの成長がどこまで続くのか、さらに注目が集まります。 [ad_area] トランプ公式ミームコイン$TRUMPは国内の仮想通貨取引所ではまだ取り扱われていないものの、仮想通貨取引所Bitget(ビットゲット)ではすでに$TRUMPの現物取引が可能となっています。CryptoTimesの限定リンク(こちら)から口座開設とタスク達成で先着200名で5000円相当の$TRUMPがもらえるキャンペーンも現在実施中です。(詳細はこちら) [/ad_area] 記事ソース:DeFiLlama
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2025/01/20トランプ一族の仮想通貨プロジェクト、就任式目前で注目集まる
ドナルド・トランプ氏とその家族が参加するDeFi(分散型金融)プロジェクト「World Liberty Financial(以下:WLFI)」の動きが注目されています。 関連:388倍高騰で話題の仮想通貨「TRUMP」5000円相当をプレゼント【先着200名】 トランプ一族のブランドや認知度を活用し、より多くのユーザーをWeb3へと参入させることなどを目的とするWLFIは、仮想通貨のレンディング機能などを備えるプラットフォームとして構想されています。チームにはトランプ氏のほか、同氏の息子であるエリック・トランプ氏、ドナルド・トランプJr氏、バロン・トランプ氏が名を連ねています。 [caption id="attachment_128344" align="aligncenter" width="752"] WLFIの公式ページ|画像引用元:worldlibertyfinancial.com[/caption] 約3.2億ドル分の仮想通貨を保有しているとされるWLFIのウォレットアドレスはこれまでに多様な仮想通貨取引を実施しており、$ETH、$WBTC、$AAVE、$LINK、$ENA、$ONDOなどの仮想通貨を購入していることが確認されています。 また、最近の報告では2000万ドル相当のUSDCを使用し、合計6041 $ETHを購入したことが明らかになっています。 Trump's World Liberty(@worldlibertyfi) just spent 20M $USDC to buy 6,041 $ETH at $3,311.https://t.co/UeDdWJIRaghttps://t.co/n8LgvE2v2z pic.twitter.com/MNQhw1xeua — Lookonchain (@lookonchain) January 19, 2025 WLFIのメンバーであるエリック・トランプ氏は現地時間昨日、自身のXで「明日WLFIが何をするか見るまでお待ち下さい」と投稿しました。 Wait until you see what they do tomorrow! 🚀🚀 @worldlibertyfi https://t.co/v8eRDFImHo — Eric Trump (@EricTrump) January 20, 2025 その後、WLFIは$WLFIトークンの供給量の5%が購入できるようになったと発表。エリック・トランプ氏の発言がこの動きを指していたのか、ドナルド・トランプ氏の就任式に合わせて新たなアナウンスが行われることを示唆していたのかは不明です。 ドナルド・トランプ次期大統領は自身でミームコイン$TRUMPを発行するなど、過去前例のない動きを実施しています。引き続き同氏やその関連プロジェクトの動向に注目が集まります。 [no_toc] $TRUMPは国内の仮想通貨取引所ではまだ取り扱われていないものの、仮想通貨取引所Bitget(ビットゲット)ではすでに現物取引が可能となっています。CryptoTimesの限定リンク(こちら)から口座開設とタスク達成で先着200名で5000円相当の$TRUMPがもらえるキャンペーンも実施中です。(詳細はこちら) 記事ソース:worldlibertyfinancial.com
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2025/01/16AIエージェント系仮想通貨「$AIXBT」が高騰し過去最高値を記録
AIエージェント系仮想通貨「$AIXBT」が直近24時間で35%以上の価格上昇を記録し、過去最高値を更新しました。これにより、時価総額は7.5億ドルに到達しています。 [caption id="attachment_128029" align="aligncenter" width="653"] $AIXBTのチャート|画像引用元:CoinGecko[/caption] aixbtは仮想通貨市場のインテリジェンス提供に特化したAIエージェントプロジェクトであり、市場動向の追跡やデータ解釈を自動化することで注目を集めています。 このプロジェクトは、400人以上のKOL(Key Opinion Leader)の活動を追跡し、リアルタイムで市場トレンドのナラティブを分析する機能を提供しています。また、さまざまな仮想通貨の値動きに対するテクニカル分析を行う能力も備えています。専用のターミナルは、600,000 $AIXBT(約8,200万円相当)を保有するユーザーが利用可能です。一方、Xアカウントではタグ付けすることで、一定の確率でAIエージェントから返信が得られる仕組みとなっています。 データプラットフォーム「Kaito AI」が手掛けるインフルエンス可視化ツール「Yaps」において、aixbtのマインドシェアはトップであることが確認されており、仮想通貨業界内で一定のプレゼンスを確立していることが窺えます。 [caption id="attachment_128030" align="aligncenter" width="580"] Yapsのマインドシェア|画像引用元:yaps.kaito.ai[/caption] 一部では、aixbtがDeFAI(DeFi × AI)のナラティブにおいて、Perp系DEX(パーペチュアル系分散型取引所)に組み込まれる可能性を指摘。対象となるプラットフォームとしては、SynFutures、Hyperliquid、Jupiter、dYdXなどが挙げられています。 https://t.co/Vn2ZvGZ4YV — Stacy Muur (@stacy_muur) January 15, 2025 この統合により未決済建玉(OI)、取引量のトレンド、資金調達率といったデータを活用した自動取引が実現する可能性があるといいます。 AIエージェントナラティブを牽引するaixbtの動向に引き続き注目が集まります。 [ad_area] 仮想通貨取引所のBitget(ビットゲット)では、$AIXBTが取り扱われています。 また、現在、50 USDT(約8,000円)分の取引ボーナスを獲得できる期間限定コラボキャンペーンがBitgetで実施されています。 キャンペーン参加手順 専用リンクからBitgetで口座を開設 KYC認証(本人確認) 100 USDT分の仮想通貨を入金/購入(2日間の維持) [caption id="attachment_127346" align="aligncenter" width="359"] イベント概要イメージ[/caption] 50 USDT(約8,000円)分の取引ボーナスは引き出すことはできませんが、50 USDTを元にレバレッジ取引等をして得られた利益はそのまま獲得できるのが大きな特徴です。 キャンペーンは1月31日迄となっているので興味がある方は是非お早めにご参加ください。*当キャンペーンは新規口座開設ユーザーが対象です 詳細:8000円相当の仮想通貨取引ボーナスの無料配布イベントが開催中!【1月末まで】 期間限定イベントに参加する [/ad_area]
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2025/01/15新たなAI領域「DeFAI」に注目集まる|$ANONや$GRIFFAINが高騰
仮想通貨市場では現在、AIを中心とした様々なプロジェクトやトークンがローンチされています。そんな中「DeFAI (DeFi × AI) 」分野の銘柄が、先日の仮想通貨市場の下落から大きく反発し価格高騰を見せています。 [caption id="attachment_127948" align="aligncenter" width="1160"] $ANONのチャート|画像引用元:CoinGecko[/caption] $ANONは1月8日には8.8ドルで取引されていたものの、15日現在は19.7ドルにまで高騰しており、2倍の価格上昇となりました。この他にも$GRIFFAINは2日間で50%以上の価格高騰を記録しており、AI銘柄の反発が目立っています。 [caption id="attachment_127949" align="aligncenter" width="1156"] DeFAIカテゴリーの通貨データ|画像引用元:CoinGecko[/caption] CoinGeckoでは、「DeFAI」とラベリングされたセクターが作られておりその注目度の高さが窺えます。 DeFi領域は勢いが増す一方、複雑な操作や乱立するブロックチェーンによる参入障壁の高さが課題点として挙げられています。こうした背景を踏まえて提唱されているのが、DeFiとAI領域を掛け合わせた「DeFAI」という概念です。 DeFiはインターネット環境にアクセスできる世界中のすべての人にオンチェーン上で資産運用機会をもたらし、Web3におけるイノベーションの先頭を走ってきました。しかし、その複雑さゆえに未だ大衆化が進みにくい現状があります。こうした問題を昨今成長を続けるAIソリューションとブロックチェーン/仮想通貨の技術をかけ合わせることで、解消することがDeFAIの大きな目的の一つとされています。 2025年の市場を牽引するテーマとなる可能性のある同分野の動向に引き続き注目が集まります。 [ad_area] 仮想通貨取引所のBitget(ビットゲット)では、50 USDT(約8,000円)分の取引ボーナスを獲得できる期間限定コラボキャンペーンが実施されています。 キャンペーン参加手順 専用リンクからBitgetで口座を開設 KYC認証(本人確認) 100 USDT分の仮想通貨($BTCなど)を入金/購入(2日間の維持) [caption id="attachment_127346" align="aligncenter" width="359"] イベント概要イメージ[/caption] 50 USDT(約8,000円)分の取引ボーナスは引き出すことはできませんが、50 USDTを元にレバレッジ取引等をして得られた利益はそのまま獲得できるのが大きな特徴です。 キャンペーンは1月31日迄となっているので興味がある方は是非お早めにご参加ください。*当キャンペーンは新規口座開設ユーザーが対象です 詳細:8000円相当の仮想通貨取引ボーナスの無料配布イベントが開催中!【1月末まで】 期間限定イベントに参加する [/ad_area] 情報ソース:CoinGecko($ANON、DeFAI Coins)
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2025/01/152025年の仮想通貨市場、ステーブルコインやRWA、DeFiが鍵か
米大手仮想通貨ファンドPanteraは米ドル離れに関連する流れとRWA(実世界資産)の台頭、そしてDeFiの進化が2025年以降に大きな転換点をもたらすと指摘しています。 関連:2025年注目の仮想通貨のテーマは?60名近くの業界人が予想 Our latest Blockchain Letter uncovers the opportunities and trends shaping crypto in 2025. – The Path to Adoption: Blockchain’s Next 100x Opportunity – Predictions for Crypto in 2025 – Crypto: The Ironic Answer to De-Dollarization – Three Trends in DeFihttps://t.co/EYsSa1ekdb — Dan Morehead (@dan_pantera) January 14, 2025 外貨準備に占める米ドルの割合は2000年以降下落トレンドにあり米ドルの弱体化への懸念が高まるなか、このトレンドはまもなく反転するとPanteraは予想。そしてこの動きは多くの米国の政策立案者や中央銀行が問題の原因と捉えていたブロックチェーン技術やトークン化によって発生すると述べています。 その最大の要因としてPanteraが挙げるのが、法定通貨(米ドル)建てステーブルコインの急速な普及です。現在、法定通貨を担保にしたステーブルコインの時価総額は約2,000億ドルに達し、その9割以上が米ドルをベースとしています。また、これらのステーブルコインを発行する企業が短期米国債などを担保として利用しているため、米国債への需要が高まり結果としてドル基軸を一層支える仕組みが形成されています。米国内ではステーブルコインに関する規制を整備する動きも進んでおり、法制度が明確化すればドル建てステーブルコインがさらに利用しやすくなると期待されています。 一方で、RWA(現実世界の資産)のオンチェーン化という動きも本格化しつつあります。米国債やプライベートクレジット、さらには株式やコモディティなどをブロックチェーン上にトークン化して流通させる試みが広がりつつあり、Panteraの予測によると2025年にはRWAがオンチェーンにロックされる資産の30%を占めるかもしれないといいます。 [ad_area] 仮想通貨取引所のBitget(ビットゲット)では、50 USDT(約8,000円)分の取引ボーナスを獲得できる期間限定コラボキャンペーンが実施されています。 取引ボーナスを獲得する キャンペーン参加手順 専用リンクからBitgetで口座を開設 KYC認証(本人確認) 100 USDT分の仮想通貨($BTCなど)を入金/購入(2日間の維持) [caption id="attachment_127346" align="aligncenter" width="359"] イベント概要イメージ[/caption] キャンペーンは1月31日迄となっているので興味がある方は是非お早めにご参加ください。*当キャンペーンは新規口座開設ユーザーが対象です 詳細:8000円相当の仮想通貨取引ボーナスの無料配布イベントが開催中!【1月末まで】 期間限定イベントに参加する [/ad_area] RWAの今後の発展に関する動きはDeFiにも大きな影響を与えるとみられています。これまでのDeFiは仮想通貨市場の内部で資本が循環する内生的な成長が中心だったものの、RWAのトークン化を介して大きな外部資金が入ってくることで今後は外生的に拡大していくと考えられています。 [caption id="attachment_127924" align="aligncenter" width="673"] 画像引用元:Pantera Capital[/caption] 具体的にはトークン化された米国債やプライベートクレジットなどを取り扱うオンチェーンのレンディングプロトコルを通じて、ウォール街の機関投資家が本格参入することが予想されています。大手取引所による独自チェーンの提供やユーザーエクスペリエンスの改善なども重なり、仮想通貨やDeFiを利用するハードルが下がり、多様な層が参入できる環境が今後さらに整う可能性もあります。 現物型ビットコインETFのローンチが市場に大きな影響を与えたように、ブロックチェーン技術による次の大きなインパクトが近い将来訪れると見られています。ウォール街と仮想通貨市場の融合が進むことで2025年以降の金融の常識が大きく変わる可能性があり、その瞬間に備えて動向を注視することが今後の鍵になるといえます。 記事ソース:Pantera Capital
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2025/01/10AIチャットでDeFiの利用が可能に?Mode Networkが2025年の展望明かす
分散型金融 (DeFi) プラットフォームMode Networkの創設者であるJames Ross氏は、AIエージェントがDeFiの普及を加速させ次の10億人のユーザーをシームレスにオンチェーン化するための鍵となると考えています。「AIエージェントはDeFiにおける過去最大のアップグレードである」と発言するなど、AIエージェント領域に大きな期待を寄せる同氏は先日、2025年のMode Networkの展望を明らかにしました。 https://t.co/CQUzxT0y3P — James Ross 🟡 (@JRossTreacher) January 9, 2025 同氏によるとMode Networkは2024年上半期に70以上のDeFiプロトコルを伴うエコシステムを構築し、数ヶ月で約7億ドルをブリッジすることに成功。下半期にはDeFiとAIの融合(DeFAI)に焦点を移し、5つのAIプロジェクトへの助成金提供、9つのチームのアクセラレーターへの参加、Bittensor SubnetであるSynthのテストネットローンチ、そしてAIエージェントアプリケーションストアの公開を実現したとしています。 現在、ModeではARMA、Amplifi、Chirper、ModiusといったDeFiに対応するAIエージェントプロジェクトが展開されており、数千件のオンチェーントランザクションが処理されている模様です。Ross氏は2025年にはこの数を数百万件にまで拡大することを目指しています。 DeFi分野は急成長を遂げる一方、その複雑さや多層的なブロックチェーン構造が参入障壁となっている現状があります。この課題に対する解決策として注目されているのが、DeFiとAI(人工知能)を融合させた「DeFAI」という新たな領域です。DeFAIは、DeFiの利便性を飛躍的に向上させ新規層の参入を促進する可能性を秘めていると一部で言われています。 ModeのDeFAIスタックには、インターフェース層、データ層、インフラ層が含まれるとRoss氏は説明。インターフェース層では、2025年1月にveMODE保有者向けに「Mode AI Terminal」と呼ばれるチャット形式でDeFiプロトコルのスワップやステーキングなどを可能にするプラットフォームが先行公開予定としています。 また、データ層ではBittensor Subnet「Synth」が合成データを提供し、AIエージェントが不確実な環境での戦略立案を支援。さらに、インフラ層ではAIセキュアシーケンサーやSuperchainインターオペラビリティが稼働しておりより安全で効率的なトランザクションが期待されているといいます。 [ad_area] 仮想通貨取引所のBitget(ビットゲット)では、50 USDT(約8,000円)分の取引ボーナスを獲得できる期間限定コラボキャンペーンが実施されています。 キャンペーン参加手順 専用リンクからBitgetで口座を開設 KYC認証(本人確認) 100 USDT分の仮想通貨($MODEなど)を入金/購入(2日間の維持) [caption id="attachment_127346" align="aligncenter" width="359"] イベント概要イメージ[/caption] 50 USDT(約7,800円)分の取引ボーナスは引き出すことはできませんが、50 USDTを元にレバレッジ取引等をして得られた利益はそのまま獲得できるのが大きな特徴です。 キャンペーンは1月31日迄となっているので興味がある方は是非お早めにご参加ください。*当キャンペーンは新規口座開設ユーザーが対象です 詳細:8000円相当の仮想通貨取引ボーナスの無料配布イベントが開催中!【1月末まで】 期間限定イベントに参加する [/ad_area]
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2025/01/06先月のDeFi手数料収益が9億ドル超え|AIとの融合「DeFAI」にも注目
[no_toc] 先月2024年12月のDeFi領域における手数料収益が9億ドルに達しました。11月からの流れを引き継ぎ、Solana上の主要プロトコルであるRaydium(1.34億ドル)やJito(1.25億ドル)、さらにpump.fun(8000万ドル)などが大きく台頭し、市場全体を押し上げた形となっています。 pump.funの年間手数料は3.1億ドル、Jitoは6.03億ドルといずれも大きな数字が報告されており、DeFi全体の存在感を示す象徴的な事例ともいえます。また、Uniswap(1.54億ドル)やLido(9800万ドル)、PancakeSwap(8800万ドル)、Aave(6500万ドル)、MakerDAO(4300万ドル)など既存大手のDeFiプロトコルもそろって手数料を伸ばしている点が注目されます。 注目を集める「Ethena」 デルタニュートラル戦略を用いたステーブルコイン「USDe」や利回り付きステーブルコイン「sUSDe」を手掛けるEthenaは、先月に1ヶ月あたり過去最大となる8900万ドルの手数料収益を記録しました。 USDeの時価総額は現在58億ドルに達しており、これはステーブルコインの時価総額としてUSDT、USDCに次ぐ第3位の規模となります。 先月中旬には、トランプ次期大統領が支援するDeFiプロジェクト「World Liberty Financial(WLFI)」とEthena Labsが提携を発表。WLFIが運営するAaveのインスタンスにおいて、Ethenaの「sUSDe」をコア担保資産として追加するガバナンス提案が出されるなど、新たな動きも進んでいます。 [ad_area] 仮想通貨取引所のBitget(ビットゲット)では、ビットコインをクレジットカード経由でも購入できるだけでなく、0.5~4%の年利で運用できるサービスが提供されています。 さらに、50 USDT(約7,800円)分の取引ボーナスを獲得できる期間限定コラボキャンペーンが実施されています。Bitgetの口座開設と100 USDT(米ドルと同価値)分の仮想通貨の初回入金/購入を行い、2日間の維持で獲得できます。 [caption id="attachment_127346" align="aligncenter" width="359"] イベント概要イメージ[/caption] 50 USDT(約7,800円)分の取引ボーナスは引き出すことはできませんが、50 USDTを元にレバレッジ取引等をして得られた利益はそのまま獲得できるのが大きな特徴です。*キャンペーンは1月31日迄となっているので興味がある方は是非お早めにご参加ください。 口座開設でイベントに参加する [/ad_area] DeFiとAIが融合する「DeFAI」という新潮流 DeFi分野の勢いが増す一方で複雑な操作や乱立するレイヤー1/2ブロックチェーンによる参入障壁の高さが課題として指摘されています。こうした背景を踏まえ、一部の有識者が提唱しているのが、DeFiと昨今急成長を遂げているAI領域を掛け合わせた「DeFAI」という概念です。 DeFiは銀行口座を持たない人々にもオンチェーン上で資産の貸し借りや運用、利回り獲得の機会をもたらし、金融革命の文脈が強いWeb3におけるイノベーションの先頭を走ってきました。しかし、その複雑さゆえ、未だ大衆化が進みにくい現状があります。こうした問題をAIの活用によって解消することが、DeFAIの大きな目的の一つとなっています。 元VC出身で、現在はDeFiプロトコルを含む複数のWeb3プロジェクトに携わる0xJeff(X上のハンドルネーム)は「DeFiポートフォリオの管理が、ChatGPTとのチャットと同じくらい簡単になる世界を想像してみてほしい」と語っています。 https://t.co/8QvGuCxGMb — 0xJeff (@Defi0xJeff) January 5, 2025 同氏によると、現段階でのDeFAIには以下の3つの領域が特に注目されているといいます。 1. 抽象化レイヤー - 複雑なダッシュボードを自然言語コマンドに置き換え、ユーザーが直感的にDeFiプロトコルとやりとりできるようにする取り組みで、具体的なプロジェクトとしてGriffainやOrbit(@orbitcryptoai)、neur、Slate、Wayfinderなどが代表例として挙げられている 2. 自律型取引エージェント - 動的な環境から情報を抽出・分析し、従来の取引ボットにはない自律的な意思決定を行うAIエージェントのこと、これらが正しく機能しているかを検証するインフラとして、TEE(Trusted Execution Environment)やzkML、opMLなどの透明性の高い実行・検証フレームワークの活用が重要となると0xJeff氏は説明。具体的なプロジェクトとしてPhala NetworkやHyperbolicなどが挙げられている 3. AI搭載のdApps(分散型アプリケーション) - AIやAIエージェントを統合し、機能性・自動化・ユーザー体験を向上させた分散型アプリケーションと定義。現時点では初期段階とされているもののMode Networkを中心に複数のプロジェクトが台頭しはじめていると0xJeff氏は述べている DeFiが高い収益性を維持するなか、AIとの融合によって生まれるDeFAIの取り組みはユーザーの参入障壁を大きく下げることが期待されています。複雑さを解消し、より多くの人がDeFiを活用できる未来に向けて、次世代の金融インフラとして進化を続けるDeFiとその新たな潮流であるDeFAIの動きから今後も目が離せません。 記事ソース:The Block、Twitter
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2024/12/24仮想通貨業界に北朝鮮ハッカーグループの影再び|400億円以上の被害も
今年12月に入りビットコインの最高値更新など仮想通貨市場全体での活況が続く中、セキュリティ上の懸念が再び高まっています。 仮想通貨取引プラットフォーム「Hyperliquid」で北朝鮮を背景とするアドレスが取引を行っているとの情報を有識者が発信したことを受け、同プラットフォームが北朝鮮ハッカーグループの標的となっている可能性があるのと懸念が一部ユーザーから生じました。 [caption id="attachment_126887" align="aligncenter" width="565"] 発端となったTaylor Monahan氏(Ethereum系のウォレット「MyCrypto」の創設者兼CEOで、現在は人気ウォレット「MetaMask」のセキュリティ担当)のツイート[/caption] Hyperliquidは公式Discordチャンネルでこの件について認識しているとした上で「北朝鮮ハッカーグループによる攻撃は一切発生していない」と明言しています。 仮想通貨ウォレットのみで現物取引や先物取引が行える「Hyperliquid」は、先月史上最大規模の仮想通貨「$HYPE」エアドロップ(仮想通貨の無料配布)を実施したことなどから業界で非常に高い関心を集めているプラットフォームです。 今回の騒動の影響はHyperliquidへの資金フローに現れており、ローンチ以降右肩上がりで上昇していた同プラットフォームの資金フローは今回初めて約2.5億ドルの大幅なマイナスを記録しました。 [caption id="attachment_126888" align="aligncenter" width="672"] Hyperliquidの資金フローチャート|画像引用元:stats.hyperliquid.xyz[/caption] しかし、同プラットフォームの現在のTVL(Total Value Locked)は*22.6億ドルと引き続き高水準を維持。さらに独自トークン$HYPEは騒動後に一時的な下落を見せたものの、現在29.5ドルと高水準を維持しており、ローンチ後の安定価格(1 $HYPE = 約4ドル)から8倍近いパフォーマンスを記録しています。*DeFiLlama参照 [ad_area]仮想通貨取引所のBitget(ビットゲット)では、ビットコインの現物取引だけでなく、最大125倍の先物取引が行えます。そのため少ない資金でも大きなリターンを得られる可能性があります。[/ad_area] [ad_area] [caption id="attachment_124643" align="aligncenter" width="1104"] Bitgetの公式サイト[/caption] [/ad_area] [ad_area]さらに、口座開設とタスク完了で50 USDTの獲得が可能なキャンペーンが期間限定で実施中なので、これを機にぜひ口座を開設してみましょう。[/ad_area] [ad_area] Bitgetの公式サイトはこちら [/ad_area] 「DMM ビットコイン」への攻撃に北朝鮮グループが関与|警察庁が発表 北朝鮮グループによる仮想通貨への関与は他の事例でも注目を集めています。 今年6月に国内仮想通貨取引所DMM ビットコイン(現在は廃業)で発生した482億円規模の仮想通貨流出事件について、日本の警察庁、FBI(米国連邦捜査局)、DC3(米国国防省サイバー犯罪センター)の合同調査により、北朝鮮当局の下部組織とされる「Lazarus Group」傘下の「TraderTraitor」による犯行であると結論付けられました。 警察庁は、関東管区警察局サイバー特別捜査部及び警視庁による捜査・分析の結果や米国との連携によって得られた情報を踏まえ、北朝鮮を背景とするサイバー攻撃グループTraderTraitorが株式会社DMM Bitcoinから約482億円相当の暗号資産を窃取したことを特定しました。https://t.co/wNqIQwpDj6 — 警察庁 (@NPA_KOHO) December 23, 2024 発表によると、犯行グループは今年3月下旬、ビジネス特化型SNS「LinkedIn」を通じて、DMM ビットコインの取引管理を委託されていた仮想通貨ウォレットソフトウェア会社Gincoの従業員にヘッドハンティングを装って接触。悪意のあるPythonスクリプトへのURLを送付し従業員がこれを自身のGithubページにコピーしたことで犯行グループはGincoの通信システムへのアクセスに成功したといいます。その後、DMM ビットコイン従業員による正規取引のリクエストを改ざんすることで、4,502.9BTC(攻撃当時約482億円相当)を奪取したと説明されています。 DMMビットコインは資金の盗難後、資金調達を行い盗難されたビットコインを買い戻し全額保証を実施。しかし、今年12月に廃業する方針を固めたことが明らかとなっており、顧客資産は2025年3月頃を目途に全てSBI VCトレードに移管予定となっています。 *なお、DMMグループからは今回の警察庁からの発表関するアナウンスやさらなる詳細情報の開示は現在確認されていません FBIが警告する北朝鮮グループの高度な攻撃手法 FBIは今年9月、北朝鮮のソーシャルエンジニアリング(被害者を巧みに誘導し情報を詐取する手法)は高度かつ巧妙で技術的洞察力に長けた被害者も標的にしていると警告を発していました。サイバーセキュリティ対策に精通している人物であっても、北朝鮮グループによる仮想通貨の盗難やハッキングへの対処は難しいと同機関は説明しています。 The FBI has put out a statement/warning that "North Korean actors may attempt malicious cyber activities against companies associated with cryptocurrency ETFs." The notice includes what to watch for and what you can do about it. h/t @Cointelegraph Link: https://t.co/aeyrg9ElWh pic.twitter.com/8OR8iOXhnb — Eric Balchunas (@EricBalchunas) September 4, 2024 上記の警告が出された当時(今年9月)、北朝鮮のサイバー犯罪グループは1月に上場した現物型仮想通貨ETFについて調査を行っていたといいます。 犯罪グループは犯行に先立ち、特定のDeFiプロジェクトや仮想通貨関連企業を標的に定め、従業員数十名に対してソーシャルエンジニアリングを仕掛けてネットワークへの不正アクセスを試みるとしています。また、この際に標的となる人物の経歴、スキル、雇用状況、ビジネス上の関心事などの個人情報を基に興味を引くようにカスタマイズされた架空のシナリオを作成するケースが多いといいます。 FBIによると、新しい雇用や企業投資のオファーを持ちかけられる場合が多く、個人情報、関心事、所属、イベント、個人的な関係、職業上のつながりなど被害者が他の人には知られていないと考えるような詳細情報が用いられるとしています。実際に今回のDMMビットコインの一件もヘッドハンティングを匂わせる接触から不正アクセスへと繋がっています。 北朝鮮の犯罪グループは見込みのあるターゲットと長時間にわたる会話を重ねて信頼関係を築き、自然な流れでマルウェアを配信しようと試みるだけでなく、高い言語能力を備え、仮想通貨の技術的側面にも精通しているケースが多いのも特徴となっているといいます。 仮想通貨市場の盛り上がりとともに、投資やキャリアなど様々な面での機会が増加する一方、悪意ある個人やグループの参入も増加する傾向にあり、市場参加者は今後一層の注意を払う必要があると言えます。 記事ソース:X (Taylor Monahan氏)、Discord (Hyperliquid)、Hyperliquid、DeFiLlama、警察庁、FBI [no_toc]
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2024/12/21ハイブリッド型仮想通貨取引所「GRVT」、メインネットアルファ版をローンチ
ハイブリッド型仮想通貨取引所GRVTがメインネットアルファをローンチしました。分散型取引所 (DEX) と中央集権型取引所 (CEX) の利点を組み合わせたCeDeFiプロジェクトであるGRVTは、公開後1時間で1500万ドルを超える取引量を記録しています。 It’s here: GRVT Mainnet Alpha is LIVE Welcome to the world's first compliant and licensed DEX Where TradFi meets DeFi Where barriers fall Where opportunities rise Our vision: redesign finance on blockchain Our mission: be the first true CeDeFi ◆ Build a hybrid, compliant,… pic.twitter.com/T6mCueHRIy — GRVT (@grvt_io) December 20, 2024 すでに3万人のKYC済ユーザーが登録しているGRVTでは、ビットコイン(BTC)とイーサリアム(ETH)の先物取引が可能で、今後数週間で更なる取引ペア、機能、報酬プログラムが追加予定となっています。 [caption id="attachment_126765" align="aligncenter" width="758"] GRVTの取引画面[/caption] GRVTの共同設立者兼CEOであるホン・イー氏は「今日はGRVTにとって歴史的な日です。私たちは、世界初のコンプライアンスに準拠し、認可を受けたブロックチェーン決済取引所を構築し、CeDeFiの世界を構築する先駆者となっています。私たちのビジョンは常に世界の金融システムをブロックチェーン上で再設計し再構築することでありそれは困難な道のりでした。このマイルストーンは、私たちのチーム、信頼できるパートナー、そして私たちが築いているものに信頼を寄せてくれているリテールユーザーの揺るぎないサポートと献身なしには実現しなかったでしょう」と述べています。 GRVTは、ZKsyncのElastic ChainとしてハイパーチェーンL3として構築されています。ZKsyncの共同発明者であるAlex Gluchowski氏は「GRVTのような革新的で規制されたDEXがZKsyncの技術を利用し、Elastic Networkへの参加に成功したことは素晴らしいことです。GRVTのオンチェーンファイナンスに対する革新的なアプローチと世界初の規制されたDEXとしての地位はイーサリアムのエコシステム内で進化する金融アプリケーションに力を与えるZKsyncのスケーラブルでコンプライアントなインフラの能力を例証するものです。」とコメントしています。 現在、GRVTではユーザー招待、取引、流動性提供でポイントを獲得できるプログラムが実施中です。 GRVT公式リンク 公式サイト X LinkedIn Telegram Discord 記事ソース:GRVT
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2024/12/20Solv Protocol、ネイティブトークン$SOLVをHyperliquidで上場へ
ビットコインに焦点を当てたDeFiプラットフォームSolv Protocolは、分散型取引所Hyperliquidでネイティブトークン$SOLVを上場します。 関連:BTCFiの未来を切り開く「Solv Protocol」AMAレポート ₿m.$SOLV will be on @HyperliquidX. pic.twitter.com/5bMRX3TAy9 — Solv Protocol (@SolvProtocol) December 16, 2024 $SOLVは13万ドルのオークション価格でスロットを確保し、Hyperliquidの現物取引所で上場される最初のトークンの一つとなりました。具体的なローンチ時期や取引の詳細は不明です。 [caption id="attachment_126675" align="aligncenter" width="1197"] Hyperliquid|DeFiLlama[/caption] Hyperliquidは現在多くの注目を集めているレイヤー1ブロックチェーンおよび取引所であり、取引所のTVLは24億ドルを超えています。また、直近の24時間取引高は130億ドルを記録しました。 ネイティブトークンの$HYPEの価格も堅調に推移しており、トークンローンチから約20日間で6倍の上昇を記録。CoinGeckoのデータによると、第24位の時価総額を有しています。 Hyperliquidは最も多くの注目を集めているチェーンの一つであり、$SOLVの価格上昇に寄与することが期待されています。 仮想通貨取引所のBitget(ビットゲット)では、ビットコインをクレジットカード経由でも購入できるだけでなく、0.5~4%の年利で運用できるサービスが提供されています。 [caption id="attachment_126665" align="aligncenter" width="966"] Bitget公式サイトのBTC運用画面[/caption] さらに、口座開設とタスク完了で50 USDTの獲得が可能なキャンペーンが期間限定で実施中なので、これを機にぜひ口座を開設してみましょう。 Bitgetの公式サイトはこちら 情報ソース:DeFiLlama、X(Hyperliquid)、CoinGecko