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2025/04/15GMGNとは?Web3時代のミームコイン探索&取引ツール
GMGN(Good Morning, Good Night)とは? GMGN(Good Morning, Good Night)は、ミームコインの発掘、分析、取引を効率的に行うためのWeb3ツールです。特にSolanaチェーンをはじめ、Ethereum、Base、Blast、Tronなどのマルチチェーンに対応し、トレーダーが新しいミームコインを迅速に見つけ、売買を行えるように設計されています。 ミームコインは、超ハイリスク超ハイリターンな分野として知られているものの、その収益性の高さや参入のしやすさから、多くの資金が集まっています。しかしながら、いざ興味を持って取引を開始しようにも、どこで正確な情報を得られるのか、どこで取引できるのかといった方法は初心者には分かりにくいものとなっています。 GMGNの分析ツールを活用することで、詐欺が多発するミームコイン市場において、比較的リスクを抑えた取引を行うことが可能になります。ミームコインの取引を行うならば欠かせないツールになりつつあります。 ただ、ミームコイン自体が今後も大きく盛り上がるかは分からない部分がありますので、注意が必要です。 以下の動画も要チェック! GMGNでのトークン分析 GMGNでは以下の機能を活用することで、トークン保有者を中心としたオンチェーン情報を参照することが可能です。 タブから各種情報を確認 トークン画面を下にスクロールすると、アクティビティやTOPトレーダー情報を参照することが可能です。 特に「保有者」タブからそのトークンに関連するウォレットやホルダーの動向を調べることが可能であり、「Smart/KOL/VC/Whale/Freshers/Insiders/Bot/Degen」を選ぶことで、各属性のトークン保有状況を調べることが可能となります。 例えば、SmartとKOL/VCの保有が多い場合は、急激な価格変動が起きる可能性が高いため注意が必要とされています。 怪しいウォレットの感知機能も この他にもGMGNには、怪しいウォレットを感知する機能が備わっています。 上記画像のような、赤色のウォレットアドレスは、内部関係者(インサイダー)の可能性があるウォレットとなっています。 また、複数ホルダーが同時刻・同一ソースからトークン送受信するなど価格操作の可能性がある場合には、ウォレットアドレスの隣に赤色の「!」がつけられており、フィッシングウォレットの疑いがあるものには、赤色の魚マークがつけられています。 これら情報を参照することで、危険性が高いトークンかどうかを判断しやすくなっています。 バブルマップでウォレット接続状況を確認可能 GMGNでは、ウォレット分析が充実しており、バブルマップを活用することで怪しいウォレットの接続の有無を調べることが可能です。 トークン画面の右側の「Bubble」から、バブルマップ画面を開けます。 既に多くの取引がされているトークンではあまり使う機会がないかもしれませんが、ローンチしたばかりや背景が不明なトークンの場合、特定のウォレットに独占されていないかや、フィッシングの疑いのあるウォレットと繋がりがないかど、取引の安全性を高めることに活用できます。 好成績を残しているウォレット検索も容易|コピートレードも可能 GMGNのウォレット探索機能は、スキャム防止だけでなく、さらなる利益追求の手段としても使えます。 画面上部の「CopyTrade」欄からは直近で好成績を収めているウォレットを参照し、その詳細な取引内容を見ることが可能です。 また、テレグラムウォレットと接続することでコピートレード機能を利用できます。 GMGNの公式サイトはこちら GMGNでの取引方法 GMGNは、ソラナ、Tron、Base、Ethereum、Blast等のミームコインをサポートしています。 今回の例では、ミームコイン取引の場として活況となっているソラナチェーンで取引をしています。 ウォレットを接続する 画面右上の「接続」から、ウォレットを接続します。 テレグラムウォレットとの接続が強調されて表示されますが、その下の「またはウォレットプラグインでログイン」から、PhantomやSolflareといった主要ウォレットと接続することが可能です。 数量を決めて購入(売却)|ウォッチリストから各トークンの状況把握も 取引は右画面の①の欄から行うことが可能です。簡素で分かりやすいUI&UXとなっており、取引は即座に行われます。 また、ウォレットと接続することで、画面左側の②の欄に自身でウォッチリスト登録をしたトークンを参照できます。また、トークンだけでなく、自身の取引ポジションやウォレット動向も参照することが可能です。 テレグラムウォレットによって取引の全機能を利用可能に 今回の取引は、PCからウォレットを接続して繋いだ状態で行いましたが、GMGNの取引機能を全て活用するにはテレグラムウォレットを使う必要があります。 テレグラムと接続することで、自動取引やコピートレードの機能を利用することが可能となり、売買においても利食いや損切りの設定も行うことが出来るようになります。 テレグラムウォレットに資金を移さなくても全機能は利用可能 指値注文といった全機能を使うにはテレグラムウォレットを使う必要がありますが、PhantomやSolflareの秘密鍵をインポートすることで、従来使用のウォレットのまま全機能を使用することが可能です。 これにより、テレグラムウォレットに資金を移す必要がなくなるため、ウォレット管理を複雑にすることなくGMGNを利用することが可能です。 ビデオで学ぶ Crypto Timesの公式Youtubeチャンネルで使い方を徹底解説しています。ご視聴ください。 おわりに 今回の記事では、ミームコイン分析・取引プラットフォーム「GMGN」を紹介しましたが、如何だったでしょうか? GMGNでは、使いやすいUI&UXでミームコイン分析に必須な情報が網羅されているプラットフォームであり、取引も可能なことから、ミームコイン分析・取引の主要な場として成長することが期待されています。 ミームコイン分析・取引に興味ある方がいれば、今回の記事を機にGMGNを利用してみてはいかがでしょうか? GMGNの公式サイトはこちら GMGN公式情報 ・公式サイト:https://gmgn.ai/ ・公式 X(英語):https://x.com/gmgnai ・公式 X(日本語):https://x.com/gmgnaiJapanese ・公式コミュニティ(英語):https://t.me/gmgnai ・日本公式コミュニティー:https://t.me/gmgnjp 免責事項 ・本記事は情報提供のために作成されたものであり、暗号資産や証券その他の金融商品の売買や引受けを勧誘する目的で使用されたり、あるいはそうした取引の勧誘とみなされたり、証券その他の金融商品に関する助言や推奨を構成したりすべきものではありません。 ・本記事に掲載された情報や意見は、当社が信頼できると判断した情報源から入手しておりますが、その正確性、完全性、目的適合性、最新性、真実性等を保証するものではありません。 ・本記事上に掲載又は記載された一切の情報に起因し又は関連して生じた損害又は損失について、当社、筆者、その他の全ての関係者は一切の責任を負いません。暗号資産にはハッキングやその他リスクが伴いますので、ご自身で十分な調査を行った上でのご利用を推奨します。(その他の免責事項はこちら)
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2025/04/08仮想通貨を無料で配布?エアドロップがもたらす可能性
仮想通貨のエアドロップとは、あるプロジェクトやプロトコルが自身のトークンをユーザーに無償で配布する仕組みです。マーケティング効果が高く、ネットワークへの参加を一気に促進できるほか分散化を後押しする手段としても知られています。 仮想通貨においてはトークンの保有者がガバナンスに参加するケースが多く、エアドロップは単なる「無料配布」以上にプロジェクトの方向性を決める権限やネットワークの所有権を共有する行為でもあります。 もともとはクレジットカードの普及時に行われた「カードの無償配布」が、ある種のエアドロップとして機能していたという歴史的視点もあります。現在の仮想通貨世界では、エアドロップによってトークンが配布されるとその瞬間に多くのユーザーから注目が集まり、ネットワークに一気に勢いがつくことがあります。しかし、その成長が持続的なものになるかどうかは、エアドロップの設計次第だと指摘されています。 エアドロップにはメリットだけでなくシビル攻撃や不適切なインセンティブ設計などの課題も多いです。 [ad_area] 国内仮想通貨取引所「OKJ」は、毎日・毎週・隔週・毎月のいずれかのプランで1,000円~200,000円からビットコイン (BTC) の積立購入サービスを提供しています。時間がなく忙しいあなたでもビットコインの投資が行えます。 現在、OKJの口座開設者は1,000円分のビットコインがもらえる限定キャンペーンが実施中。すでにほかの取引所の口座を持っている方もぜひ登録しておきましょう。 OKJで口座を開設する [/ad_area] トークンと株式の違いと仮想通貨の性質 伝統的な企業では株式の大半を投資家や創業者、従業員が保有するのが一般的でユーザーが直接株式を得る機会はほとんどありません。しかし仮想通貨の世界では、ネットワークトークン(仮想通貨)をコミュニティに対して大量に割り当てることがあります。エアドロップはプロトコルや分散型ネットワークにおける所有権をユーザー一人ひとりと共有するための象徴的な手段と位置づけられます。 トークンは投機対象になる側面が強い半面、プロジェクトによってはガバナンス参加の権利やネットワークの利用権としての意味合いがあるため、受け取ったユーザーがプロジェクトを積極的に育てる原動力にもなり得ます。とりわけ、エアドロップでは「誰がトークンを得るか」「どの行動に報酬を与えるか」という点が肝心で単に配布するだけではなく、ネットワーク全体にとって望ましい行動を引き出す設計が求められるのです。 \情報収集は「CandyDrops」がおすすめ/ [caption id="attachment_133261" align="aligncenter" width="871"] CandyDropsのホームページ[/caption] 当メディアCryptoTimesの姉妹サイトである「CandyDrops」では、エアドロップの獲得できる可能性のあるプロジェクトの概要と実際の使い方を紹介しています。 日本語のエアドロップ情報サイトとしてCandyDropsは国内トップクラスの情報量となっていますので是非ご活用ください。 インセンティブ設計の難しさと過去の事例 大きな課題の一つに、インセンティブを与えたい行動が本当に「質の高い貢献」なのかどうか、定量的に測定しにくいという点があります。NFTマーケットプレイスの例では、取引量を直接的に報酬する仕組みにしたところ、自作自演の取引(ウォッシュトレード)によってトークンを大量に獲得しようとするユーザーが相次ぎました。こうした状況はプロトコルが意図した健全な流動性づくりにはつながりにくく、かえってプロジェクトの評判を落とす結果になります。 一方でBlurのような新規プロジェクトの中には、ユーザーが競争力ある価格やオファーを提示する行動に報酬を与えるなどより「生産的な行動」を重視する設計がなされています。インセンティブを適切に設定しないと表面的にはアクティブなように見えても実態は薄い活動で終わるといった問題があるため、エアドロップは常に試行錯誤の連続であると言えます。 シビル攻撃と人間性の証明 エアドロップが普及するにつれ浮上したもう一つの大きなテーマが、シビル攻撃の防止です。エアドロップを受け取る対象を「唯一無二の実在ユーザー」と捉えたいにもかかわらず、アドレスやアカウントを安価に大量作成できる環境では一人が複数の名義で不正にトークンを獲得する事例が後を絶ちません。 ガス代(ブロックチェーンを利用する際の手数料)が高かった時期には不正コストも高く、ある程度は自然に抑制される面もありましたが、技術の進歩によってトランザクション手数料が低廉化すると、攻撃のハードルも下がってきます。こうした問題に対処するため、ワールドコインのWorld IDなど生体認証によって人間性を証明しつつプライバシーも保護するプロトコルが出始めています。 また、Kaito AIの「Yaps」のように、ユーザーの発信が市場からどれほどの注目を集めているかと、Xと連携しながら確かめられるソリューションも登場しています。 エアドロップとAIエージェント時代 AI技術が進む中、今後はネットワーク参加者が必ずしも人間とは限らない時代が訪れる可能性があります。プロトコルの利用やガバナンスにAIエージェントが参加し、独自のウォレットを持ち、エアドロップを受け取る、さらには投票や意思決定を行うというシナリオも十分にあり得ます。 前述のKaito AIでは、aixbtという仮想通貨市場の情報を自動で呟くAIエージェントが$KAITOトークンの配布対象になったものの「AIエージェントにトークンを配布は如何なものか」という視点で実際の配布は保留されました。 人間を前提としたシビル耐性の仕組みだけでは対応できないケースが増え「AIエージェントがどんな行動をし、その行動がネットワークにとってどのような価値を生むのか」を新たな観点で評価しなければなりません。仮想通貨におけるエアドロップの仕組みは、AIとの融合によってさらに複雑かつ興味深い局面を迎えることになります。 ガバナンスへの参加と継続的なエアドロップの考え方 エアドロップには一度に大量のトークンをばらまくやり方と、複数回に分けて継続的に配布するやり方があります。一度に配る方法は大きな話題を呼び、コミュニティの存在感を一気に高めることができる一方、後から「もうインセンティブが残っていない」と思われると、ユーザーの長期的なコミットを得られにくくなるデメリットがあります。 これに対して、将来に向けた複数回のエアドロップをあらかじめ予告しておき、好ましい行動を重ねていくユーザーに報酬を与える方法をとると長期の関与を期待しやすくなります。特にガバナンス・トークンの場合、投票や委任といった行動を評価して配布する仕組みを継続できれば、多くの人にとって「貢献すれば将来のエアドロップがある」という強いインセンティブが生まれ、ネットワークへの信頼感や価値が高まりやすいと指摘されています。 権利確定とボラティリティ管理 エアドロップに関連する議論では、トークンのボラティリティをどう扱うかという問題も避けて通れません。最初から全量を解放してしまうと、大量の売り圧力が短期的に発生し、価格が急落する懸念があります。そこで、権利確定(ベスティング)を設けることで、徐々にトークンが解放されるようにする方法が注目されています。 権利確定を導入すれば、エアドロップを受け取ったユーザーは長期的にプロジェクトに貢献する動機を得やすくなりますし、価格にも急激な変動が起こりにくくなります。特にプロトコル立ち上げ直後の段階では不確実性が高いため、市場からの過度な期待や失望を緩和するという意味でも有用な仕組みと見られています。 まとめと今後の展望 エアドロップは、仮想通貨におけるネットワークやコミュニティの形成において非常に強力な手段です。多くのユーザーにトークンを配布することで、知名度や利用者数の拡大を一気に狙えますが、同時にシビル攻撃や不適切なインセンティブ設計の問題が常に付きまといます。 さらに、AIエージェントの普及によってユーザーの定義自体が変化し、人間性の証明とはまったく別次元の課題が生まれる可能性もあります。エアドロップの本質はトークンを「誰に」「どのように」「なぜ配布するか」という問いかけにあります。プロジェクトが得たい成果やコミュニティの性質によって、エアドロップの設計は大きく変わるため、今後も多くの実験的試みが続いていくでしょう。
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2025/03/21リップル (XRP) の今後と将来性|100倍以上の可能性も?
リップル (正式名称:エックスアールピー) / XRPは、国際送金を効率化するための仮想通貨で、リップル社の分散型台帳技術に基づいています。XRPはその送金速度と低コストの特徴から一部の金融機関や決済サービスに採用されており、注目を集め続けています。 2025年3月中旬時点でXRPの時価総額は1,400億ドルを超え、仮想通貨市場で第4位の規模を誇っています。 一部の仮想通貨アナリストは、2025年について「数年かけてXRPが100倍以上の価格高騰を目指す大きな転換点になる年である」と示唆するなど今後のXRPの価格動向にも注目が高まっています。 本記事では、そんなXRPの今後の展望や将来性について注目トピックと共に詳しく解説していきます。 [ad_area] 国内仮想通貨取引所「OKJ」は、毎日・毎週・隔週・毎月のいずれかのプランで1,000円~200,000円からエックスアールピー (XRP) の積立購入サービスを提供しています。 OKJは金融庁に登録された正式な取引所となっており、使いやすいUI/UXなどを理由に人気の取引所となっています。すでにほかの取引所の口座を持っている方もぜひ登録しておきましょう。 OKJで口座を開設する [/ad_area] XRP(リップル)の価格動向【2025年3月版】 XRPの価格は2024年後半から急激に上昇し、特に12月に顕著な価格上昇を見せました。この期間、XRPは2.5ドル付近から3ドル台に達し、大きなボラティリティを伴いながら価格を維持していました。その後、価格は急激に下落し、2025年初頭には2.0ドル付近にまで下がりました。 現在、XRPは再び2.4ドル前後で推移中。直近1年間では約300%の価格上昇を見せており、時価総額上位10銘柄においてトップのパフォーマンスを記録しています。 XRP(リップル)の今後に重要な4つのトピック 今後のXRP(リップル)の価格に大きく影響することが予想されるトピックは以下の4つです。 SECとの争い XRPの現物型ETF ステーブルコイン「RLUSD」 トランプ政権下における仮想通貨準備金 それぞれ見ていきましょう。 SECとの争い 2020年、米証券取引委員会(SEC)はリップル社を未登録証券としてXRPを販売したとして提訴しました。裁判ではXRP自体は証券に該当しないと判断されましたが、機関投資家向けのXRP販売については証券法違反と認定されました。 その後、2025年3月19日、リップル社CEOであるBrad Garlinghouse氏は自身のツイートで、SECによるリップル社に対する訴訟が公式に終了したことを発表しました。 This is it – the moment we’ve been waiting for. The SEC will drop its appeal – a resounding victory for Ripple, for crypto, every way you look at it. The future is bright. Let's build. pic.twitter.com/7WsD0C92Cm — Brad Garlinghouse (@bgarlinghouse) March 19, 2025 Garlinghouse氏は発表動画内で、SECとの争いにおける勝利を強調し、仮想通貨コミュニティやリップルの支持者に向けたメッセージを発信。その中で「XRPが証券ではないこと」「SECこそが市場操作者だった」とゲイリー・ゲンスラー前SEC委員長の行動を非難し、SECの訴訟によって「XRP保有者から150億ドルもの価値が奪われた」と指摘しました。 このBrad CEOのツイートとSECとの裁判終了の発表を受け、XRPは前日比価格で+15%の価格上昇を見せました。 XRPの現物型ETF 2023年の司法判断を受け、複数の資産運用会社が米国で現物型XRP ETF(上場投資信託)の申請を行いました。当初、Bitwiseや21Shares、WisdomTree、NYSE Arcaなどが名を連ねていましたが、2025年3月12日には、フランクリン・テンプルトンもForm S-1を提出しました。 SECはすでにいくつかのアルトコインETFの申請を承認しており、現物型XRPETFの審査プロセスが開始されています。トランプ政権の誕生以降、米国の規制環境は変化しており2025年には大きな進展が見られるとの予測も強まっており、JPモルガンはSECとリップル社の争いが終結すれば2025年中にSECがスポットXRP ETFを承認すると見込んでおり、前述の通りSECとの争いは終了しています。 Polymarketなどの予測市場では、XRP ETFが2025年にSECの承認を得る確率は80%近いとされており、市場の期待感が高まっていることがうかがえます。もし承認されれば、最大で30〜60億ドルの資金流入が見込まれ、これに伴う価格上昇が期待されています。 ステーブルコイン「RLUSD」 リップル社が昨年ローンチしたステーブルコイン「RLUSD」はXRP LedgerとEthereum上で発行されており、2025年2月7日〜8日には合計1010万枚がミントされたことが確認されました。この大規模な発行の背景には、オンラインバンキングアプリ「Revolut」とインフラプラットフォーム「Zero Hash」がRLUSDのサポートを追加したことが影響しています。 現在、RLUSDは取引所「Bullish」で高い人気を誇り、総取引高の80%以上を占めるなど、一部の取引所での需要が増加しています。 XRP Ledger上で本格的な展開が進むことで、RLUSDの利用が拡大し、そのガス代として使われる$XRPの一部がバーンされることで、デフレメカニズムが働き$XRPの価格上昇に寄与する可能性もあります。 トランプ政権下における仮想通貨準備金 2025年3月3日、トランプ大統領は自身のSNSでXRP(XRP)を含めた仮想通貨の戦略的準備金を推進するよう大統領作業部会に指示したこと発表しました。 まだ、具体的な購入戦略などは明かされていませんが、準備金構想が実現した場合、XRPは米国政府からの購入されることとなります。 経済大国である米国からの需要に関連し、他国や企業も同様の取り組みを進める可能性も指摘されています。 XRP(リップル)の今後の価格予想 海外大手仮想通貨取引所Bitgetのリサーチ部門のチーフアナリストを務めるライアン・リー氏は、XRPの2025年の見通しとして、平均予測は1.8ドルから8.4ドルの間で楽観的なシナリオでは10ドルを超えるピークを示唆するものもあると指摘しています。 同氏はXRPの採用率の増加と規制上のハードルを乗り越えることに懸かっており、ステーブルコインのRLUSDが主要な取引ツールとして採用されれば、金融エコシステムにおけるXRPの役割はさらに強固なものとなるとコメントしています。 数年かけて100倍以上の予想も XRPの価格は今後数年で100倍以上の上昇を見せる可能性があるとの予想も行われています。 #XRP 2017 Vs 2025 pic.twitter.com/Jyp8wBMLbP — Dark Defender (@DefendDark) March 9, 2025 アナリストの@DefendDark氏は、月足でXRPのチャートを見た時の過去のトライアングル型パターンや最近の取引量が約4倍に増加している点に注目し、2026年までに1 XRP = 280ドル付近まで大きく上昇する可能性を示唆しています。 しかし、仮に今からXRPが100倍以上になるとBTCの時価総額に迫ることとなります。そのためこの予想は、XRPのポテンシャルだけで達成できる可能性は低く、仮想通貨市場が急激に拡大し多額の資金が流入していることが前提にある点には留意が必要です。 XRP(リップル)の買い方 XRP(リップル)を購入する方法は、利用する取引所によって異なります。国内取引所のOKCoin Japan(OKJ)と、海外取引所のBitgetそれぞれに特徴があり、購入方法や取引のオプションが異なります。 OKJ(旧OKCoin Japan)でXRPを購入する OKCoin Japanは、日本の金融庁に登録された国内の仮想通貨取引所です。この取引所では日本円を直接入金してXRPを購入することができます。 銀行振込などで日本円をアカウントに入金した後、XRPを購入することができるため、特に日本国内で取引したいユーザーには利便性が高いです。また、毎日・毎週・隔週・毎月のいずれかのプランで1,000円~200,000円からエックスアールピー (XRP) の積立購入サービスも提供されています。 OKJの口座を作成 BitgetでXRPを購入する Bitgetは海外の仮想通貨取引所で、XRPをクレジットカードで購入できる点が大きな特徴です、 さらに、Bitgetでは最大20倍のレバレッジを使った取引が可能で、資産をより効率的に運用できます。また価格が下がった場合に利益を得ることができる空売り(ショート)取引もサポートしており相場の下落時にも取引チャンスがあります。 Bitgetの口座を作成 まとめ 今後のXRP(エックスアールピー)の価格は、現物型ETF、RLUSDの利用拡大、トランプ政権下での仮想通貨準備金採用などに影響される可能性が高いといえます。 これらの要素が絡み合い、XRPの価値は2025年に向けて大きく変動する可能性があります。引き続き市場の動向に注目が集まります。 XRP(リップル)を購入するなら国内取引所のOKJがおすすめ! 記事ソース:Decrypt
初心者向け
2025/03/03仮想通貨の始め方|初心者向けの買い方などを解説【2025年3月版】
2025年現在、仮想通貨市場は再び世界的な注目を集めています。米国では仮想通貨に親和的なトランプ大統領が政権を率い、世界各国の機関投資家や大手企業も続々と市場に参入しています。 その一方で、初めて仮想通貨に触れる方にとっては「何から始めればよいか」「どんなリスクがあるのか」など、疑問や不安も多いかもしれません。 そこで本記事では、初めて仮想通貨を触る方が安心して始められるように、基礎知識から仮想通貨の始め方をわかりやすく解説していきます。 当サイトはこれまで8,000本以上の仮想通貨関連記事を配信してきた専門メディアです。ぜひこの記事をきっかけに、仮想通貨の世界への一歩を踏み出してみてください。 「仮想通貨を始める」4つの方法 「仮想通貨を始める」と言っても、ビットコインやイーサリアムなどの仮想通貨を購入する以外にも様々な方法があります。主なものは以下の4つです。 仮想通貨の売買(トレード) エアドロップ活動(←おすすめ!) 仮想通貨による資産運用 NFTや仮想通貨を活用してWeb3ゲームで稼ぎながら遊ぶ それぞれついて詳しく解説していきます。 1. 仮想通貨の売買(トレード) 仮想通貨の売買(トレード)とは、実際に仮想通貨を購入または売却する行為です。株式投資と同じように安く買って高く売ることで利益が得られます。こちらは実際に仮想通貨を保有したり手放したりするため「現物取引」と呼ばれています。 また、一定額のお金を預け入れることで、現物の仮想通貨の値動きに追随する価格に対してトレードが行える「先物取引(レバレッジ取引)」と呼ばれる手法も存在します。先物取引では実際に仮想通貨の保有は出来ず、利益や損失のみを持ち帰ることとなります。先物取引では、対象通貨の価格が下がるほど利益が得られる「空売り(ショート)」と呼ばれる取引が可能な点も大きな特徴です。 仮想通貨における2つの取引方法 ・現物取引 = 実際に仮想通貨を保有でき、価格が上がった場合に利益が得られる ・先物(レバレッジ)取引 = 証拠金を元に取引し実際に仮想通貨は保有できない。価格が下がった時にも注文方法によっては利益が得られ、レバレッジもかけられる 現物取引をしたい方に必要なこと 初心者の方が仮想通貨の現物取引を行いたい場合、まず国内の「仮想通貨取引所」で口座を開設する必要があります。取引所とは、仮想通貨を日本円で購入できるプラットフォームで初心者の方の利用は必須です。 \初心者向けの取引所は「OKJ」がおすすめ/ 取引所にはいくつか種類がありますが、金融庁に正式に認可されている点や通貨の種類の豊富さ、アプリの使いやすさなどから「OKJ」が最もおすすめです。 OKJのおすすめポイント ・金融庁に登録された正式な取引所 ・毎日・毎週・隔週・毎月のいずれかのプランでの積立購入サービスを提供 ・デザインや取引体験などが使いやすい ・上場している仮想通貨の種類が豊富 OKJで口座を開設する 先物(レバレッジ)取引をしたい方に必要なこと 初心者の方が仮想通貨の先物(レバレッジ)取引を行いたい場合、海外の仮想通貨取引所でアカウントを作成する必要があります。海外の仮想通貨取引所を使う場合、クレジットカードで直接証拠金となる仮想通貨を購入するか、国内取引所で購入した仮想通貨を送金する必要があります。 国内取引所から海外取引所に送金する場合、2023年より導入されているマネーロンダリングやテロ資金供与等を防止するための規則(トラベルルール)が適用され送金が制限される可能性があるため、*一度自身で作成した外部のウォレットに送信する必要があるケースがあります。*公式推奨はしていませんのでご自身の責任でお願いいたします。 \初心者向けの海外取引所は「Bitget」がおすすめ/ Bitgetは1,300種類以上の仮想通貨を取り扱う海外大手仮想通貨取引所です。先物取引だけでなく現物取引にも対応可能で、様々な仮想通貨の資産運用サービスも提供しています。 Bitgetのおすすめポイント ・世界トップクラスの仮想通貨取引所 ・国内取引所では扱われていない注目仮想通貨が多数上場 ・現物取引、先物(レバレッジ)取引の両方が可能 ・運用サービスなど様々な仮想通貨サービスが展開 Bitgetでアカウントを作成したあとは、以下の記事を参考に仮想通貨の売買を行ってみてください。 Bitgetで口座を開設する 2. エアドロップ活動 「エアドロップ活動を行う」という方法も仮想通貨を始める一つの手段です。 仮想通貨分野におけるエアドロップとは一般的にいうスマホで写真や動画を送付する行為ではなく、発行される仮想通貨を購入せずに獲得する行為を指します。 DEX(分散型取引所)と呼ばれる取引所の利用や特定のNFTの保有、情報プラットフォームのポイント集めなどを条件に数十万円から、ときには数億円の仮想通貨が個人へ配布された事例が過去にはあります。 「仮想通貨を始めたいけど購入する資金がほとんどない」といった方はエアドロップ獲得に向けて日々活動してみるのも良いかもしれません。 \情報収集は「CandyDrops」がおすすめ/ [caption id="attachment_131131" align="aligncenter" width="699"] CandyDropsのホームページ[/caption] 当メディアCryptoTimesの姉妹サイトである「CandyDrops」では、エアドロップの獲得できる可能性のあるプロジェクトの概要と実際の使い方を紹介しています。 日本語のエアドロップ情報サイトとしてCandyDropsは国内トップクラスの情報量となっていますので是非ご活用ください。 仮想通貨による資産運用 仮想通貨はトレードだけでなく資産運用にも活用できます。仮想通貨の資産運用は大きく分けて以下の2つの方法があります。 取引所の資産運用サービスを利用する DeFiを利用して自分自身で運用する 1. 取引所の資産運用サービスを利用する 取引所の資産運用サービスを利用するメリットは、手順や操作がシンプルで簡単なことです。 多くの仮想通貨取引所では、仮想通貨を預けるだけで利息がもらえる「レンディングサービス」や、価格変動リスクを抑えながら安定的な収益を得られる「ステーキングサービス」などさまざまな資産運用サービスを提供しています。 初心者の方や簡単に資産運用を始めたい方は、まずは取引所の資産運用サービスを利用してみるのが良いでしょう。 \資産運用向けの取引所は「Bitget」がおすすめ/ 国内取引所と比較して海外取引所はより多くの種類の資産運用サービスを提供していることが多いです。 例えば、海外取引所Bitgetでは仮想通貨を預け入れるだけで利回りが得られる「セービング」や仮想通貨を一定期間預け入れるだけで新しいトークンがもらえる「ローンチプール (Launchpool) 」など、様々な運用サービスが用意されています。 ちなみに、記事執筆時2025年3月では米ドルと連動するステーブルコイン「USDT」を預け入れることで年利5.1~13.1%となっています。(Bitgetの場合) Bitgetで口座を開設する 2. DeFiを利用して自分自身で運用する DeFi(分散型金融)とは、ブロックチェーン技術や仮想通貨を活用した新しい金融サービスです。ある仮想通貨を担保に別の仮想通貨を借り入れたり、仮想通貨を預けて利息を得たりできます。 DeFiを利用するメリットは取引所よりも高い利回りを得られる可能性があることです。 一方、DeFiを利用するデメリットはハッキングリスクや詐欺プロジェクトのリスクがあることです。また、DeFiサービスを利用するにはある程度の知識や経験が必要になります。 関連:DeFiを利用する上でのリスクや注意点を徹底解説 NFTや仮想通貨を活用してWeb3ゲームで稼ぎながら遊ぶ Web3ゲームとは、仮想通貨やブロックチェーン技術を活用した新しいゲームジャンルです。従来のゲームとは異なり、ゲーム内のアイテムやキャラクターを仮想通貨の一種である「NFT」として所有したり、ゲームをプレイすることで仮想通貨を稼いだりすることができます。 Web3ゲームで遊ぶメリットは、ゲームを楽しみながら収益を得られる可能性があることです。また、NFTや仮想通貨を通じてゲームの世界観に深く関与することができます。 Web3ゲームには、スマホでできるものから、PCで本格的にプレイするものまで様々です。Play to Earn(遊んで稼ぐ)という概念が一般的であり、ゲームをしながら稼ぐことも場合によっては可能です。 ただし、Web3ゲームで稼ぐためには、ある程度の初期投資が必要になる場合があります。また、必ずしも稼げるわけではありません。 Web3ゲームを始める前に、事前にプレイしたいWeb3ゲームに必要なアイテム(NFTや仮想通貨)や手数料がどれくらいの金額になるかをチェックするようにしましょう。 よくある質問 仮想通貨は未成年でも可能ですか? - 仮想通貨は未成年でも始められます。*条件有 (2022年4月1日から民法上の成年年齢が20歳から18歳に引き下げられています) 仮想通貨の売買は国内取引所であれば「OKJ」で*可能です。それ以外の多くの取引所の場合は満18歳以上が口座を開設できます。*16歳未満は不可 OKJで18歳未満の方が口座を開設する場合、以下の画像のような「未成年の口座開設及び取引に係る同意書」と呼ばれる書類を法定代理人の署名を記載した状態で提出する必要があります。 [caption id="attachment_131132" align="aligncenter" width="507"] 『未成年者の口座開設及び取引に係る同意書』|画像引用元:OKJ[/caption] 仮想通貨はいくらから始められますか? - 仮想通貨は1000〜2000円程から始めることができます。- 仮想通貨は小さい単位からでも購入できるので、手数料も含めて1000〜2000円程から始められます。 仮に1 BTC(ビットコイン)が1500万円であったとしても、小数点以下からの購入は可能となっているので、まずはお試しに少額で購入してみるも良いかもしれません。 \初心者向けの取引所は「OKJ」がおすすめ/ 仮想通貨で儲かった分の税金はどうなりますか? - 仮想通貨取引で出た利益が20万円以上になると、雑所得として税金がかかってきます。- しっかりと申告をしないと「脱税」となってしまうので、利益が出た方は税理士に相談するなどしっかりと対応しましょう。 学生や主婦(夫)などで給与所得がなく家族の扶養に入っている人は、仮想通貨による利益が48万円(基礎控除額)を超えると確定申告が必要になります。 ハッキングのリスクはありますか? - あります。 記憶に新しいCoincheck(コインチェック)での560億円のハッキング事件は、同取引所で仮想通貨を保有しているユーザーの仮想通貨が盗まれてしまったという事件でした。しかし、この事件がきっかけとなり金融庁が国内取引所の監査基準をかなり厳しく設定することにつながりました。 また、メタマスクやRabby Walletのような個人で管理するタイプのウォレットで仮想通貨を保有している場合においても、偽サイトや悪意のあるプロジェクトにウォレットを接続してしまった場合、ハッキングされるリスクがありまs. 初心者の方は二段階認証の徹底や偽サイトやマイナーなプロジェクトを避けるなどの技術的な対策や、大手で資金がある(仮にハッキングされたも補償される可能性が高い)取引所のみを使用することやそもそも大金を仮想通貨として保有しないなどの対策を講じる必要があります。 まとめ 今回は、仮想通貨の始め方について、初心者の方にもわかりやすく解説しました。 仮想通貨は、トレード、資産運用、Web3ゲームなどさまざまな用途で利用することができます。 本記事を参考にして、自分に合った資金量や方法で仮想通貨の世界に足を踏み入れてみましょう! 免責事項 ・本記事は情報提供のために作成されたものであり、暗号資産や証券その他の金融商品の売買や引受けを勧誘する目的で使用されたり、あるいはそうした取引の勧誘とみなされたり、証券その他の金融商品に関する助言や推奨を構成したりすべきものではありません。 ・本記事に掲載された情報や意見は、当社が信頼できると判断した情報源から入手しておりますが、その正確性、完全性、目的適合性、最新性、真実性等を保証するものではありません。 ・本記事上に掲載又は記載された一切の情報に起因し又は関連して生じた損害又は損失について、当社、筆者、その他の全ての関係者は一切の責任を負いません。暗号資産にはハッキングやその他リスクが伴いますので、ご自身で十分な調査を行った上でのご利用を推奨します。(その他の免責事項はこちら)
初心者向け
2025/02/18ビットコイン (BTC) の今後と将来性|価格予想と5つの注目トピック
2009年に誕生したビットコイン (BTC) は、世界初の分散型のデジタル通貨として台頭し、ブロックチェーン技術を活用した取引の透明性やセキュリティの高さを特徴として持っています。 BTCはデジタルゴールドと称されることもあり、希少性の高さからインフレヘッジ資産としても注目されています。また、ETFの承認や機関投資家の参入が進む中で、その価値はさらに拡大しています。2025年2月時点でBTCの時価総額は280兆円を超え、仮想通貨市場で圧倒的な地位を維持しています。 本記事では、そんなビットコインの今後や将来性について、マクロ経済、機関投資家の動向、スケーリング技術の発展などさまざまな視点から詳しく解説していきます。 ビットコインを購入するなら国内取引所「OKJ」がおすすめ! ビットコイン (BTC) の価格動向【2025年2月版】 直近1週間のビットコイン(BTC)価格は、高値圏でのもみ合いが続きました。価格は94,000~100,000ドルのレンジで推移し、出来高が減少する中で狭い値幅のレンジ相場となっています。 週足チャートでは強気・弱気双方の迷いを示唆しています。下値は90,000ドル付近で強固なサポートに支えられ、反対に100,000ドルが心理的な上値目途、さらにその上の110,000ドルが大きなレジスタンスとして意識されています。このレンジを出来高をともなって明確にブレイクすれば、次のトレンドが決定づけられる可能性があります。 OKJに登録でBTCを購入 ビットコイン (BTC) の今後に重要な5つのトピック 今後のビットコイン (BTC) の価格に大きく影響することが予想されるトピックは以下の5つです。 現物型ETF 米国の金利 機関投資家や企業の関与 戦略的ビットコイン準備金 ビットコインレイヤー2 それぞれ見ていきましょう。 現物型ETF ETF(上場投資信託)とは、株式市場で取引できる投資信託の一種で、投資家はETFを通じて特定の資産を間接的に保有できます。ビットコイン現物ETFは、実際にビットコインを購入・保管しその価値に連動する形で運用されるため、従来の金融機関や投資家がより簡単にビットコイン市場へ参入できるようになります。 2024年1月に米国で複数のビットコイン現物ETFが承認・ローンチされ、2025年2月時点でビットコイン全体のシェアの約6%に及ぶ約17.3兆円分の規模となっています。 こうした巨額の資金流入は、機関投資家の参入が本格化したことを示しています。ETFは規制された証券市場で取引されるため、これまで直接ビットコインを保有できなかった年金基金や投資信託、富裕層の資金が流入しやすくなりました。その結果、ビットコインの資産クラスとしての地位が向上し、ウォール街でも懐疑的だった投資家の見方が変化しています。ある調査では56%の金融アドバイザーが顧客ポートフォリオに暗号資産を組み入れることに前向きと回答し、伝統的金融機関の姿勢が軟化していることが明らかになっています。 現物型ETFは今後もさらに伝統金融市場からの資金流入の鍵となり、ビットコインの価格自体にとっても重要なテーマとなるでしょう。 米国の金利 金利とは、お金を借りる際に支払う利息の割合を指し、経済全体の資金の流れを左右する重要な指標です。特に米国の政策金利は景気やインフレの調整手段としてFRB(米連邦準備制度理事会)が管理しており、金融市場全体に大きな影響を及ぼします。 2022年から2023年にかけて、FRBは急激な利上げを実施し、政策金利は5.25~5.50%の高水準に達しました。インフレ抑制が目的でしたが、これにより市場の資金調達コストが上昇し株式やビットコインなどのリスク資産は下落しました。しかし、2023年後半にはインフレが鈍化し、FRBは利上げを停止。2024年に入ると利下げへと転換し、9月までに0.75%の利下げが行われたと指摘されています。 利下げは市場に流動性を供給し、投資家がリスク資産へ資金を移しやすくなるため、ビットコインにとって好材料となります。実際、2024年後半にはビットコインが反発し、上昇トレンドを形成しました。ただし、2025年に入ってからのFRBのスタンスは慎重で、大幅な追加利下げは見込みにくいとされています。今後も金融政策の変化がビットコイン市場の重要な要因となるため、投資家はFRBの声明や経済指標を注視する必要があります。 ビットコインを購入するなら国内取引所「OKJ」がおすすめ! 機関投資家や企業の関与 昨年から今年にかけて、ビットコイン市場への機関投資家や企業の関与が急速に拡大しました。2023年にはフィデリティやシタデル証券などが支援する機関投資家向け取引所「EDX Markets」が米国でサービスを開始し、伝統金融と仮想通貨市場の融合が進行しました。 一方、企業のビットコイン保有も増加。MicroStrategy社は478,740BTC(約7兆円)を保有し、企業による最大のビットコイン投資例となりました。また、TeslaなどもBTCを継続保有し、新興国企業では自国通貨リスクの回避手段としてBTCを利用する動きも見られます。さらに、米カリフォルニア州の教職員退職年金基金「CalSTRS」などがMicroStrategy株を取得するなど、間接的なビットコイン市場への関与も増加しています。 総じて、機関・企業のビットコイン市場参入は量・質ともに新たな段階に入り、市場の成熟と拡大を加速させています。また、GAFAMにテスラとエヌビディアを加えた「Mag7」による保有が行われればさらにビットコインの採用は拡大するでしょう。 戦略的ビットコイン準備金 昨年から今年にかけて、米国を中心に「戦略的ビットコイン準備金」という概念が浮上しました。これは国家や自治体がビットコインを長期保有資産(準備金)として組み入れる動きで、2024年にはトランプ前大統領が「ビットコインを国家で備蓄する」と公約。これを受け、ルミス米上院議員は100万BTCを政府が5年間で購入・保有する法案を提案しました。 州レベルでも、ペンシルベニア州が州準備金の最大10%(約7億ドル)をビットコインに投資可能とする法案を提出し、テキサス州やオクラホマ州でも類似の法案が相次いで提出。既に6州が関連法案を検討しており、今後さらなる拡大が見込まれます。 この構想はまだ法案段階であり実現性は未知数ですが、ビットコインを戦略資産とみなす発想の登場は重要な転換点です。米国の動向は他国にも影響を与える可能性があり引き続き注目が集まります。 ビットコインレイヤー2 ビットコインのレイヤー2(L2)とは、メインのビットコインのブロックチェーン(レイヤー1)の外でトランザクションを処理し、取引速度を向上させつつ手数料を抑える技術のことです。 2021年以降、ビットコインL2プロジェクトは10件から75件に急増し、2024年にはL2関連のVC投資額が累計4億4,700万ドルに達しました。ビットコインL2が今後さらに発展すると、BTCを用いて資産運用が可能となります。 ビットコインL2市場は、2030年までに最大470億ドル規模に成長すると予測されています。流動性確保と利回り提供が成功の鍵となり、Galaxi Digitalは最終的に3〜5の主要プロジェクトが市場を牽引すると予想しています。 ビットコイン (BTC) の今後の価格予想 1 BTC = 100万ドル? ビットコイン強気派の投資家として知られるアンソニー・ポンプリアーノ氏は、ビットコインが将来的に100万ドルに到達する可能性を指摘しました。同氏は伝統金融分野でのビットコインの浸透に注目しており、不動産、債券、生命保険といった分野での活用が今後の資金流入を促すと述べています。 I sat down with @polinapompliano to discuss bitcoin, Mark Zuckerberg, the congestion tax, and why Justin Trudeau resigning is a new era. The world is accelerating. Things are changing quickly and vibes have shifted. I would love to hear your feedback on my opinions and… pic.twitter.com/RiNz1ffDNv — Anthony Pompliano 🌪 (@APompliano) January 7, 2025 具体例として、不動産企業Newmarkの住宅ローン提案を紹介。このモデルでは、住宅ローンを組み直す際に修繕費だけでなくビットコイン購入資金も調達できる仕組みを導入し、ビットコインを担保の一部として活用。また、Cardone Capitalの不動産・ビットコインハイブリッドファンドにも言及し、不動産収益でビットコインを追加購入する仕組みを評価しました。 さらに、ブラックロックの債券ファンド(BSIIX)がビットコインETFに投資した事例を挙げ、ビットコインと債券の融合が進んでいると指摘。また、生命保険企業Meanwhile社のビットコイン生命保険も紹介し、保険料・保険金がビットコインで支払われ、税制メリットも享受できる新たなモデルとして注目しました。 ポンプリアーノ氏は、多くの投資家が資産の1~5%しかビットコインに配分していない一方で不動産や債券、生命保険には5%以上を投資している点を指摘。これらの金融商品を通じた間接的な資金流入がビットコイン市場の次の大きな成長ドライバーになると予測しています。 ビットコインを購入するなら国内取引所「OKJ」がおすすめ! 70,000~75,000ドルまで調整する可能性も BitMEX共同創業者のアーサー・ヘイズ氏は、ビットコインが短期的に最大30%下落し、70,000~75,000ドルまで調整する可能性があると警告しています。 Read it and weep, "The Ugly" - y I think $BTC is going to $70k-$75k before ascending to $250k by year end.https://t.co/IvtZQF9Pse pic.twitter.com/YSP0FZkdRa — Arthur Hayes (@CryptoHayes) January 27, 2025 主な懸念材料として、各国の金融引き締めを挙げています。米FRBの利上げと量的引き締めにより市場の流動性が低下しており、10年債券利回りの上昇が株式市場と仮想通貨市場に悪影響を与えると指摘。中国も人民元防衛を優先し金融緩和のペースを落とし、日本も同様の動きを見せています。 ヘイズ氏は、これらの要因を考慮し短期的な調整を予測しつつ、2025年末までにビットコインは250,000ドルに到達する可能性もあると長期的な強気姿勢を維持。自身のアルトコインを売却し、大幅な下落後の買い場に備えていると述べました。ただし、価格が110,000ドルを突破した場合は再度買い戻す意向を示しています。 ビットコイン (BTC) の買い方 ビットコイン (BTC) を購入する方法は、利用する取引所によって異なります。国内取引所のOKCoin Japan(OKJ)と、海外取引所のBitgetそれぞれに特徴があり、購入方法や取引のオプションが異なります。 OKJ(旧OKCoin Japan)でBTCを購入する OKCoin Japanは、日本の金融庁に登録された国内の仮想通貨取引所です。この取引所では日本円を直接入金してBTCを購入することができます。 銀行振込などで日本円をアカウントに入金した後、BTCを購入することができるため、特に日本国内で取引したいユーザーには利便性が高いです。 また、OKJではBTCを積立で購入出来るサービスが提供されています。「国内取引所で安心してBTCを購入したい」といった方におすすめです。 OKJの口座を作成 BitgetでBTCを購入する Bitgetは、海外の仮想通貨取引所でBTCをクレジットカードを使って購入することができるという特徴があります。 さらに、Bitgetでは最大20倍のレバレッジを使った取引が可能で、資産をより効率的に運用できます。また価格が下がった場合に利益を得ることができる空売り(ショート)取引もサポートしており相場の下落時にも取引チャンスがあります。 Bitgetの口座を作成 まとめ ビットコイン (BTC) の価格は、米国を中心とした金融政策、機関投資家の資金流入、ビットコインETFの普及、などの影響を受けるでしょう。また、トランプ政権下での仮想通貨規制の動向や国家レベルでのビットコイン準備金採用の可能性も市場に大きな影響を与える要素となります。 これらの要素が絡み合い、ビットコインの価格は2025年に向けて大きく変動する可能性があります。引き続き市場の動向に注目が集まります。 ビットコインを購入するなら国内取引所「OKJ」がおすすめ! 記事ソース:Galaxi Digital
初心者向け
2024/11/28仮想通貨投資はまだ間に合うのか|強気相場の最中、初心者が知るべき戦略
Web3ベンチャーキャピタルPlaceholderのパートナーであり過去にArk Investmentのプロダクトリードを務めたChristopher Burniske氏は「市場を確実に把握している人はいない」と前置きした上で、初心者に向けた仮想通貨投資アドバイスを実施しました。 1/ If your friends associate you with Bitcoin, Ethereum, or any part of crypto, you’re probably getting Qs about what to do. It’s tricky to guide someone from where we are currently ($BTC ~$100K), especially if they’re an inexperienced investor. Some learnings from 10+ years of… — Chris Burniske (@cburniske) November 27, 2024 Burniske氏によると現在の仮想通貨市場の強気相場は2022年11月頃からすでに2年目に突入しているといいます。当時から現在(2024年11月28日)までの間に、ビットコインは約6倍、イーサリアム(ETH)は約4倍、ソラナ(SOL)は約30倍も価格が上昇しています。 [caption id="attachment_125500" align="aligncenter" width="518"] BTCの価格推移[/caption] 仮想通貨の価格は上昇すると注目度が高まり、それがさらなる価格上昇につながるというサイクルを生み出します。しかしBurniske氏はこのサイクルの後期になればなるほど参入は不利になると指摘。最も良いエントリーポイントは注目度が低かった2022年であり現在は最適なタイミングではないと主張しました。 では、このような状況下で投資初心者はどうすれば良いのでしょうか? 仮想通貨取引所のBitget(ビットゲット)では、ビットコインの現物取引だけでなく、最大125倍の先物取引が行えます。そのため少ない資金でも大きなリターンを得られる可能性があります。 [caption id="attachment_124643" align="aligncenter" width="1104"] Bitgetの公式サイト[/caption] さらに、口座開設とタスク完了で50 USDTの獲得が可能なキャンペーンが期間限定で実施中なので、これを機にぜひ口座を開設してみましょう。 Bitgetの公式サイトはこちら 初心者向けポートフォリオとエグジット戦略 Burniske氏はビットコイン/$BTC、イーサリアム/ETH、ソラナ/SOLを「50:25:25」の比率で保有することを推奨し、エントリーとエグジットのタイミングが上手くいかなくても質の高い資産を保有することでリスクを軽減できると説明しています。 また、長期保有を行う場合はこれらの仮想通貨への配分を全体の10%未満に抑えることで、エントリーによるリスクをさらに限定できると付け加えました。 エグジットポイント、つまり売却のタイミングについてはエントリー価格から2倍になった時点で保有量の半分を利確するべきだと同氏は主張。さらにエントリー価格から3倍になったら全てを売却するか、実現利益が2倍の状態でそのまま保有し続けるかのいずれかを選択すべきだと述べています。 Burniske氏は、強気相場の最中に売却することは特有の難しさがあると改めて言及しました。利益を確定した後に市場がさらに盛り上がった場合、FOMO(置き去りにされることへの恐れ)から利益を再投資したくなるかもしれません。しかし、そこから市場が予想外に暴落した場合、実現利益に対する税金がFOMOで取得した仮想通貨で得られた金額よりも大きくなる可能性があり、これは頻繁に起こることだと同氏は警告しています。 実際に利益を確定した後は、12~18ヶ月間は元本保証、利子付きの伝統的な金融資産で保有することをBurniske氏は推奨しています。そして、ピークが終了し、通常12ヶ月以上経過して市場の人々が関心を失ったときに次の投資対象を探すのが良いとしています。 強気相場継続の幻想と冷静な投資判断の重要性 ETFや米政府によるビットコインの買い支えは従来ほどの弱気相場がビットコインに訪れさせない可能性を高めています。 11月28日時点で米現物型ビットコインETFにおけるビットコインの保有総額は1,043億ドルにのぼり、これは全体の5.46%にのぼります。 [caption id="attachment_125501" align="aligncenter" width="875"] 米現物型ビットコインETFへの資金流入データ|画像引用元:SoSoValue[/caption] 米政府はダークウェブ「シルクロード」から押収したビットコインなどを含め、現在合計208,109BTCを保有しています。当初は売却の方針を示していたものの、先日大統領選挙で勝利したドナルド・トランプ氏はこれを停止し「戦略的ビットコイン準備金」の創設を表明しました。 さらに、米共和党上院議員シンシア・ルミス氏は米国のグローバルな金融的地位強化のため、1,000,000枚のビットコインを取得する法案を米国上院に提出しています。現在、米上下院議員の過半数が仮想通貨に対して好意的であることからこの法案が可決・実施される可能性も否定できません。 上記のような複数の強気材料が散見されるなか、強気相場では多くの人が弱気相場が訪れない理由だけを挙げたがるため注意が必要だとBurniske氏は指摘します。 同氏は短期的なバブルとは異なり、長年にわたり強気相場が継続する「スーパーサイクル」という考え方を「集団的な妄想」と一蹴。サイクルの長期化と4年周期のパターンからの脱却の理由は理解できるとしながらも、長期にわたり強気相場が継続するのは「弱気相場のPTSD(心的外傷後ストレス障害)の症状」だと批判しています。 100倍以上に急上昇した通貨はいずれ80~90%下落すると指摘し、利確の重要性を改めて強調。今回の強気サイクルで例えばソラナ/$SOLが800ドルまで上昇した場合、ピークが過ぎた場合の底値は80ドルから160ドルになる可能性があり、もし240ドルでエントリーしてそのまま保持し続けた場合、次の弱気相場までに損失を被ることになると説明しました。 Burniske氏は、経験の浅い投資家は金額そのものの増加に目を奪われがちで、価格変動率を軽視する傾向があると指摘します。重要なのはパーセンテージでの増加率であり、例えばソラナ/$SOLが8ドルから240ドルへ上昇した場合のパフォーマンスは30倍ですが、240ドルから1,000ドルへの上昇はわずか4倍に留まります。Burniske氏は「価格変動を金額ではなく倍率で捉えることが、投資において非常に重要だ」と説明しています。 仮想通貨市場での最新情報の言語は英語や中国語など外国語であることが多いと言えます。2017年末のバブルを振り返っても、日本で仮想通貨が言及され初めたのは強気相場のサイクルの最終局面でした。 こういった状況の中で多くの日本人が適切な投資戦略を実行するには、Burniske氏の主張するような冷静な判断が求められるかもしれません。
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2024/11/18Discord(ディスコード)ブラウザ版の使い方を徹底解説!
Discord(ディスコード)は、チャットや音声通話ができる無料のコミュニケーションツールです。 仮想通貨(暗号資産)やNFTに関する多くのプロジェクトのコミュニティがDiscord上で活動しており、最新の情報をキャッチするためには必須のツールになっています。 DiscordはPCやスマホのアプリとして提供されていますが、Webブラウザからも利用が可能です。本記事ではDiscordのブラウザ版について、アプリ版との違いや使い方の詳細を解説します。 ブラウザ版ならではのメリットもあるので、アプリ版とうまく使い分けて情報収集を効率化していきましょう! Discord(ディスコード)の使い方を解説 | 仮想通貨の便利ツールを活用する Discord(ディスコード)とは? Discord(ディスコード)とは? チャットや音声通話ができるコミュニケーションツール 仮想通貨やNFTの情報収集に必須 アプリ版とブラウザ版があり、スマホからもブラウザ版が使える Discord(ディスコード)の使い方を説明する前に、Discordについておさらいします。 Discordに関する基本的な事項をまとめたので、ひとつひとつ確認していきましょう。 チャットや音声通話ができるコミュニケーションツール Discordの基本情報 種別 チャットアプリ コミュニケーションツール 対応OS Windows, macOS, Android, iOS, Linux, ウェブブラウザ 初版 2015年5月 提供元 Discord Inc. 公式サイト https://discord.com Discordは、チャットや音声通話によるコミュニケーションツールで、基本的に無料で使えます。 フレンドとなったユーザー間でテキストや音声・ビデオ通信ができるだけでなく、コミュニティごとにサーバーを立てることができ、サーバーの参加者間で情報をやり取りすることが可能です。 提供しているのは米国のDiscord Inc.で、親しい友人での少人数の集まりから数千人規模のファンコミュニティまで、さまざまな規模のコミュニティが活動しています。 Infulencer Marketing Hubの調べでは、登録者数は3億9000万人、毎月のアクティブユーザー数は1.5億人、アクティブなサーバー数は1,900万を超える巨大なコミュニケーションプラットフォームです。 仮想通貨やNFTの情報収集に必須 仮想通貨・NFTに関するおすすめDiscordコミュニティ コミュニティ名 海外/国内 説明 Axion Crypto-Community 海外 メンバー数が56,000人を超える大規模仮想通貨コミュニティ Cryptohub 海外 仮想通貨に関する初心者向けのコミュニティ Larva Labs 海外 NFTのグローバルな最新トレンドをフォローするのに最適 boarding bridge 国内 CryptoTimesの公式コミュニティで、DeFi・NFTなどのプロジェクトやエアドロップに関する情報共有を行う Discordは、当初はオンラインゲームでのコミュニケーションツールとして作られましたが、ゲーム以外のコミュニティへの浸透が著しいため、より汎用的なコミュニケーションツールとして2020年にリブランドされました。 現在は仮想通貨やNFTに関するコミュニティも多く活動しています。 参加者が限定されたコミュニティ内ならではのフレッシュな情報がいち早く入手できるのが特徴で、プロジェクトやNFTに関する新情報やトレーディングに役立つシグナルなどをキャッチするには外せない情報源になっています。 アプリ版とブラウザ版があり、スマホからもブラウザ版が使える Discordには、携帯やPC向けにソフトウエアをダウンロードして使うアプリ版か、DiscordのURLにWebブラウザからアクセスして使用するブラウザ版があります。 アプリ版は多様なOSに対応したバージョンが容易されており、ダウンロード後にインストールして使用します。 ブラウザ版はWebブラウザ経由でDiscordにアクセスする方法で、ダウンロードやインストールなしに使うことができます。スマホのブラウザからでも使う事ができるので、スマホにアプリをインストールする必要はありません。 ブラウザ版はこちら>> iOS版/Android版/Windows版/Linux版/Mac版のダウンロードはこちら>> ブラウザ版のDiscord(ディスコード)はアプリ版とどう違う? ブラウザ版のDiscord(ディスコード)はアプリ版とどう違う? ダウンロード不要でブラウザから使える ブラウザ版よりアプリ版のほうが動作が軽い 英語チャットを一括翻訳で日本語化できる ブラウザ版は仮アカウントでも利用できる ブラウザ版はカスタムキー割り当てができない Discord(ディスコード)のアプリ版とブラウザ版は、基本的な機能は同じですが細かい点で違いがあります。 こちらでは、アプリ版と比較した場合のブラウザ版の特徴を解説します。 両者の違いを理解してうまく使い分けると、Discordからの情報収集が楽になりますよ。 ダウンロード不要でブラウザから使える ブラウザ版の大きな特徴のひとつは、アプリをダウンロードする必要がない点です。 Discordはサイズの大きなアプリのため、ダウンロードするにはそれなりに大きな容量が必要です。 例えばiOS版やAndroid版では200MB近くのサイズを必要とします。 容量に十分余裕がある場合は問題ありませんが、ひっ迫しているスマホでは使いにくいアプリです。 ブラウザ版よりアプリ版のほうが動作が軽い 一般的には、ブラウザ版よりもアプリ版のほうが動作が軽い傾向があります。 十分ハイスペックなPCで使用する場合はアプリ版とブラウザ版に大きな差は感じませんが、スペックの低いPCやスマホで比較すると、アプリ版のほうが動作が軽いことに気がつきます。 ブラウザ版を使用して動作が重いなと感じたら、アプリ版の使用を検討しましょう。 英語チャットを一括翻訳で日本語化できる Discordでは仮想通貨やNFTに関する発信の多くは英語で行わており、最新の情報に触れるためには英語がメインのサーバーに参加することが必要です。 Discord自体にはテキストチャットの内容を一括で翻訳してくれる機能がないため、日本語に翻訳したい場合は面倒なコピペを繰り返すことになります。 ただしブラウザ版の場合は、Google Chromeブラウザの拡張機能と翻訳機能を組み合わせて、テキストチャットの内容を一括で翻訳して表示することが可能です。 英語がメインのサーバーから素早く情報を取り出したいときには、ブラウザ版がおすすめです。 ブラウザ版は仮アカウントでも利用できる Discordはアカウント登録をしてから利用するのが前提のツールです。 使用する前にメールアドレスなどの情報を入力して、アカウントの認証を終わらせておく必要があります。 ただしブラウザ版だけは、個人情報の登録が不要な仮アカウントで利用できます。 Discordを一時的に試してみたい場合に便利なので、本格的に利用するかどうかを迷っている場合には、ブラウザ版を仮アカウントで使ってみましょう。 ブラウザ版はカスタムキー割り当てができない Discordには多くのショートカットキーが用意されており、短いキーアクションでDiscordのさまざまな機能を呼び出すことができます。 アプリ版のDiscordであれば、システム側で決まっているショートカットキー以外のものをユーザーが独自に定義する「カスタムキー割り当て」の機能があります。 Discordをより使いやすくする便利な機能ですが、残念ながらブラウザ版にはありません。 カスタムキー割り当てを使ってDiscordを便利に使い込みたい人は、アプリ版をおすすめします。 ブラウザ版のDiscord(ディスコード)の使い方 ブラウザ版のDiscord(ディスコード)の使い方 Discordへのアカウント登録 登録済みのアカウントでブラウザ版のDiscordにログインする ブラウザ版Discordに仮アカウントでログインする サーバーに参加する方法 ブラウザ版Discordの画面構成 英語チャットを日本語に一括翻訳する方法 ここからは、ブラウザ版Discord(ディスコード)の使い方を解説します。 操作画面のキャプチャ画像とともに説明するので、自分の環境で試しながら確認していきましょう。 Discordへのアカウント登録 Discordを使用するには、最初にアカウントを登録する必要があります。 アカウントの登録は、Discordの公式ページから行います。 公式ページを開いて最も下の部分までスクロールしましょう。 右側に「登録」のボタンがあるのでこれをクリックすると、「アカウント作成」のページが開きます。 「アカウント作成」のページで、アカウント登録に必要な諸情報を入力します。 メールアドレス・ユーザー名・パスワード・生年月日を入力して「はい」をクリックしましょう。 ここでユーザーがコンピューターでないことがCAPTCHAによって確認された後、サーバーの作成画面が表示されます。 このページから自分用のサーバーを作成することができますが、すぐにDiscordを使う場合には右上の「×」をクリックしましょう。Discordの画面が開き、使い始めることができます。 この後、登録したメールアドレス向けにアドレス確認のメールが届きます。 このメールを開いて「Eメールを確認します」をクリックすれば、アカウントの登録は終了です。 CAPTCHAとは 「Completely Automated Public Turing Test To Tell Computers and Humans Apart」の略で、ユーザーがコンピューターではないことを確認する仕組みです。人間に絵の認識をさせるタイプのものが多く、ユーザー認証の際に多く使われています。 Discord(ディスコード)アカウント削除とアイコン変更の初心者向けガイド 登録済みのアカウントでブラウザ版のDiscordにログインする ブラウザ版のDiscordへのログインは、Discordの公式ページから行います。 公式ページの右上のログインを選択すれば、ログイン情報の入力画面が表示されます。 ログイン情報の入力画面にメールアドレスとパスワードを入力して「ログイン」をクリックすれば、Discordへのログイン完了です。 また、この画面のQRコードをスマホのDiscordアプリで読み込むだけでも、ログインが完了しますよ。 Discord(ディスコード)のパスワードを忘れたときの対処法を解説 ブラウザ版Discordに仮アカウントでログインする ブラウザ版のDiscordでは、正規のアカウントを登録することなく、仮アカウントでDiscordを使えるのが特徴です。 Discordがどんなものか試してみたい場合や、コミュニティ内での会話を一時的に覗きたい時に、手軽にDiscordを試すことができます。 それでは、仮アカウントでのログインの方法を説明していきましょう。 仮アカウントでログインするには、Discordの公式ページを開きます。 「Discordをブラウザで開く」のボタンがあるので、こちらを選択しましょう。まだDiscordにログインしていない状態であれば、仮のユーザー名を入力する画面が表示されます。 仮のユーザー名を入力して「→」をクリックしましょう。 CAPTCHAによって、ユーザーがコンピューターでないことの確認が行われます。 CAPTCHAによる確認が完了すると誕生日を入力する画面が開きます。 ここで誕生日を入力して「次へ」のボタンを選択すると、サーバーの作成画面が表示されます。 このページから自分用のサーバーを作成することができますが、すぐにDiscordを使う場合には右上の「×」をクリックしましょう。 Discordの画面が開き、使い始めることができます。 繰り返し利用するなら正規のアカウントを作ろう 仮アカウントは一時的な利用には便利ですが、永続性が無いので一度ログアウトすると再度ログインすることはできません。繰り返し利用したい場合は、正規のアカウントを作成しましょう。 サーバーに参加する方法 Discordにログインできたら、次は興味のあるサーバーに参加しましょう。サーバーに参加するための主な方法は3種あります。 招待リンクを使ってサーバーに参加する サーバーへの招待のダイレクトメッセージから参加する 公開サーバーを探して参加する それぞれの参加方法を個別に解説していきましょう。 招待リンクを使ってサーバーに参加する サーバーの招待リンクのURLを持っている場合は、それを使ってサーバーに参加することができます。 Discordにログインした状態で、まずは左側にある+のボタンを選択しましょう。 このボタンは新しいサーバーの作成や参加するサーバーを追加するボタンなので、「サーバーを作成する」の画面が開きます。 この画面で下部の「サーバーに参加」を選びましょう。 「サーバーに参加」の画面が開くので、招待リンクを入力して「サーバーに参加する」をクリックすれば、サーバーに参加できます。 ダイレクトメッセージによる招待から参加する フレンドからダイレクトメッセージで、サーバーへの招待が送られてくることもあります。 その場合は、ダイレクトメッセージを開いて「参加」をクリックするだけで、サーバーに参加することができます。 公開サーバーを探して参加する 全ての人に公開されているサーバーであれば、招待リンクが無くても参加することができます。 公開サーバーを検索するには、Discordにログインした状態で左側にある方位磁石の形のボタンを選択しましょう。 公開サーバーの検索機能の画面が表示されるので、キーワードを入力して検索を実行します。 検索の結果ヒットしたサーバーを選択すれば、サーバーに参加することができます。 ブラウザ版Discordの画面構成 サーバーに参加できたら、そこで発信されている情報を見たり、自分から発信したりすることができるようになります。 ブラウザ版Discordの基本的な画面構成と、各パーツの説明をまとめておきます。 ①ダイレクトメッセージの送受信画面の呼び出し ②参加しているサーバーのリスト ③新規サーバーの作成や参加するサーバーを追加する機能の呼び出し ④公開サーバーのサーチ ⑤Discordアプリのダウンロード ⑥アクセス中のサーバーに関するメニューの呼び出し ⑦アクセス中のチャンネル ⑧アクセス中のサーバーに含まれるチャンネルのリスト ⑨アクセス中のチャンネルに含まれるスレッドの表示 ⑩通知設定メニューの呼び出し ⑪チャンネルに含まれるピン止めされたメッセージの表示 ⑫メンバーリストの表示 ⑬発信の検索 ⑭自分宛てのメッセージの受信ボックス ⑮ヘルプセンターを開く ⑯ユーザーに関する情報表示 ⑰マイクとスピーカーの設定 ⑱ユーザー設定機能の呼び出し ⑲チャンネルの内容表示 ⑳チャンネルへのメッセージ送信 英語チャットを日本語に一括翻訳する方法 仮想通貨に関する情報は英語で発信されているものが多くあります。 アプリ版のDiscordには一括で翻訳して表示してくれる機能がないので、英語のDiscordコミュニティから情報を取得するのはとても面倒です。 ブラウザ版のDiscordなら、Chromeの拡張機能と翻訳機能を使って一括で日本語化して表示できます。この点は、ブラウザ版を利用する大きなメリットです。 ここからは、ブラウザ版Discordでの一括翻訳の使い方を説明します。 まずGoogle Chromeブラウザを開き、Google Chromeの拡張機能「Google Chrome™の右クリックを有効にする」をインストールします。 「Google Chrome™の右クリックを有効にする」のページを開き「Chromeに追加」をクリックすれば、インストールが完了します。 次に、翻訳したいページを開いてChromeブラウザの右上の、ジグソーパズルのピースのようなアイコンをクリックして、拡張機能の設定画面を開きます。 「Google Chrome™の右クリックを有効にする」の機能を選択して、ONのマークがつけば、一括翻訳の機能を呼び出すことができます。 翻訳したいページ上で右クリックしてメニューを開き、「日本語に翻訳」を選択すれば、翻訳された表示に変わります。 Discord(ディスコード)を使う時の注意点 Discord(ディスコード)を使う時の注意点 アカウントの乗っ取りに気を付ける 仮想通貨やNFTに関する詐欺も多い 知らないサーバーに勝手に参加している現象への対処法 Discord(ディスコード)は、仮想通貨に関するフレッシュな情報をキャッチできるとても便利なツールですが、セキュリティ上のトラブルも多く発生しています。 ここからは、Discordを使う際に注意すべき点について確認しておきましょう。 アカウントの乗っ取りに気を付ける Discordのアカウントの乗っ取りへの対策 安全性の高いパスワードを使う。 定期的にパスワードを変更する。 二段階認証を使用する。 不信なメッセージに含まれるリンクをクリックしない。 Discordへのログインは公式ページから行う。 Discordでもアカウントの乗っ取りの事例は多く発生しています。 アカウントを乗っ取られると、自分の個人情報を抜き取られたり、不正な操作をされたりします。 乗っ取られたアカウントを踏み台にして他のユーザーへの詐欺行為が行われて被害が拡大することもあるので、十分注意しましょう。 仮想通貨やNFTに関する詐欺も多い Discordでの仮想通貨やNFTに関する詐欺への対策 無償で仮想通貨やNFTを配るといった内容を鵜呑みにしない。 信用できるサイト以外に、個人情報を入力しない。 ダイレクトメッセージの設定を変更して、不信なメッセージをフィルターする。 Discordでは、仮想通貨やNFTに関する詐欺も増えています。 公式アカウントからの仮想通貨のプレゼントやNFTの限定セールを装ったメッセージに、詐欺サイトへのURLを貼り付けておく、といった手段が多く使われます。 日ごろから対策を取って、大事な資産を詐欺から守りながら情報収集を進めましょう。 知らないサーバーに勝手に参加している現象への対処法 Discordを使用していると、知らないサーバーに参加している現象が起こる場合があります。 脱退してもまた知らないうちに参加していることが多く、サーバーから抜けられない状態にはまってしまいます。 この現象は、Discordと連携済みのアプリケーションが引き起こしている場合がほとんどです。 連携済アプリケーションは認証解除すれば動作しなくなります。「サーバーに参加する」権限を持つ連携アプリケーションがあったら、解除しましょう。 連携済アプリケーションの認証解除の方法 連携済アプリケーションの確認と認証解除は、「ユーザー設定」から呼び出すことができます。ブラウザ版Discordの画面左下の歯車のようなアイコンをクリックして「連携済アプリケーション」のメニューを選択しましょう。 まとめ この記事ではブラウザ版のDiscord(ディスコード)について、アプリ版との違いや使い方の詳細を解説しました。 ブラウザ版ではアプリ版とほぼ同様の機能を利用できますが、違いもあります。 特に日本語への一括翻訳が可能な点は、仮想通貨やNFTに関する多くのDiscordコミュニティが英語を中心に情報交換しているため、ブラウザ版の大きなメリットになっています。 アプリ版とブラウザ版をうまく使い分けて、フレッシュな情報を効率的に収集しましょう。
初心者向け
2024/11/15NFTの購入方法|具体的な購入までの手順、おすすめのマーケットプレイスを解説
「NFTに興味があるけど、実際にどうやって買えばいいか分からない…」 そんな悩みをお持ちのあなたへ、この記事では、NFTの購入方法からおすすめマーケットプレイス、そして購入する際の注意点までを分かりやすく解説していきます。 NFTは、デジタルアートやトレーディングカード、ゲームアイテムなど様々な分野で注目を集めています。いざNFTを購入しようと思っても、仮想通貨取引所の口座開設や、マーケットプレイス選び、偽物のNFTの見分け方など、疑問や不安を感じる方も多いのではないでしょうか? この記事では、そんな疑問を解消し、安心してNFTを購入するための情報を分かりやすくお届けします。 この記事でわかること ・NFTの購入方法:具体的な手順と準備 ・国内・海外のおすすめNFTマーケットプレイス ・NFT購入に際して注意すべきこと NFTの購入に必要な仮想通貨は、仮想通貨取引所のBitget(ビットゲット)で多く取り扱われています。 [caption id="attachment_120184" align="aligncenter" width="879"] Bitget公式サイト[/caption] NFTに興味がある方は、ぜひこの機会にBitgetもチェックしておきましょう。 Bitgetの公式サイトはこちら NFTとは? NFTの概要 ブロックチェーン上に記録された識別可能な固有の性質(データ)をもつことで、代替不可能な価値を有するトークンのこと。 「Non-Fungible Token」の略で、日本語では「非代替性トークン」と呼ばれる。 つまり、ブロックチェーン上に固有のデータが記録されることで、デジタルデータに希少性や唯一性が生まれ、代替不可能な価値を有したものであると言えるでしょう。 NFTは近年様々な分野で注目を集めており、その資産的価値も大きな上昇を見せています。 下の画像は「Bored Aped Yacht Club」という人気NFTコレクションの2024年10月以降の最低価格の推移をグラフにしたものです。*OpenSea参照 多少の下落はありながらも、現在は回復の兆しを見せ12 ETHを記録しています。 NFTの情報収集には「NFT Media」がおすすめ! [caption id="attachment_120186" align="aligncenter" width="743"] NFT Mediaのサイトの様子|画像:https://nft-media.net/[/caption] 「NFT Media」は、NFT(Non-Fungible Token)や仮想通貨などの概要から国内外での取引事例、ゲームやスポーツなどの身近な産業での活用事例など、様々な観点からより深く知ることができるWEBメディアです。 NFTのマーケットは拡大を続ける一方で、情報収集も困難となっています。NFT Mediaのようなメディアを活用して、正しい情報を手に入れましょう。 NFT Mediaで最新情報をチェックする NFTを購入できるおすすめのマーケットプレイス ここからはNFTの購入におすすめなマーケットプレイスを国内と海外に分けて解説します。 NFTマーケットプレイスとは、NFTの売買や取引を行うオンラインプラットフォームで、国内外に様々な特徴をもった多数のマーケットプレイスがあります。 国内のNFTマーケットプレイス 1.Coincheck NFT(コインチェックNFT) 画像:Coincheck NFT 名称 Coincheck NFT(コインチェックNFT) 主な取扱NFTタイプ ゲームアセット / トレーディングカード 決済対応通貨・手段 ビットコイン / イーサリアム / リップル / ネム / ライトコイン / ビットコインキャッシュ, etc. ガス代(手数料) 出品・購入:無料 販売:10% 出庫:0.01〜0.16ETH 対応ウェブウォレット メタマスク 対応チェーン Ethereum 公式サイト https://coincheck.com/ja/nft 国内最大級かつ金融庁認可の暗号資産取引所Coincheckが運営するNFTマーケットプレイスです。 決済通貨の豊富さや、シンプルでわかりやすいUIに加え、オフチェーン取引に対応している点が特徴です。ウェブウォレットに接続していなくてもCoincheckアカウントさえあれば利用可能です。 Coincheck NFTとは?NFTマーケットプレイスの特徴と使い方を解説 2.Adam by GMO 画像:Adam by GMO 名称 Adam by GMO 主な取扱NFTタイプ デジタルアート 決済対応通貨・手段 イーサリアム / 日本円 / クレジットカード ガス代(手数料) 二次販売:5% クレジットカード決済:3% 日本円決済:300円(振込手数料) 対応ウェブウォレット メタマスク 対応チェーン Ethereum 公式サイト https://adam.jp/ GMOインターネットグループの小会社が運営するNFTマーケットプレイスで、取り扱うNFTはイラスト、ビデオ、音楽などのデジタルアートがメインです。 著名人のNFTが多く出品されていることや、日本円やクレジットカードでの決済が可能であることも特徴です。 3.HEXA(ヘキサ) 画像:HEXA 名称 HEXA(ヘキサ) 主な取扱NFTタイプ デジタルアート / ツイートNFT / デジタル住民票 / スポンサーNFT, etc. 決済対応通貨 日本円 / クレジットカード / XYM / WETH / WMATIC ガス代(手数料) 購入・出品・出庫:無料 販売手数料:Polygonチェーンの場合20%、イーサリアムチェーンの場合30% 対応ウェブウォレット メタマスク 対応チェーン Ethereum / Polygon 公式サイト https://hexanft.com/ HEXAは日本円のみで取引を関係できるNFTマーケットプレイスです。購入や出庫に手数料がかからず、販売収益も日本円で受け取ることができるため、暗号資産をもっていなくてもNFTの売買が可能です。 HEXAでは数々のユニークなNFTが出品されていますが、なかでも著名人のツイートNFTが話題をよびました。Twitterのアカウント認証を行うことでツイートをNFT化し「ツイートNFT」として出品することが可能です。 4. ANA NEO:NFTマーケットプレイス 名称 ANA GranWhale NFT MarketPlace 主な取扱NFTタイプ デジタルアート・地域創生・ANAオリジナル・デジタルスタンプラリー 決済対応通貨 日本円・ETH ガス代(手数料) あり 対応ウェブウォレット メタマスク 対応チェーン Ethereum 公式サイト https://nft.ana-granwhale.com/ ANA GranWhale NFT MarketPlaceは、ANAのグループ企業ANA NEOが運営するNFTマーケットプレイスです。メールアドレスの登録だけでアカウントを作ることができ、クレジットカードでNFTを購入できるため、初心者の方におすすめのNFTマーケットプレイスです。 エアライングループとしては世界初になったこのNFTマーケットプレイスでは、”ANAの幻の飛行機”など魅力が詰まったANAオリジナルコンテンツから、デジタルアート、地域を応援する体験型NFTまで、さまざまなNFTを取り扱っています。 NFTを用いたデジタルスタンプラリーを日本各地で開催しており、ただ販売・取引するだけのマーケットプレイスではなく、NFTとのタッチポイントを分かりやすく提供しています。 5. そごう西武社:NFTマーケットプレイス 名称 NFT PRODUCED BY SEIBU SOGO 主な取扱NFTタイプ デジタルアート・IP・イベント, etc. 決済対応通貨 ETH・MATIC(POL) ガス代(手数料) 一次出品:8% 二次出品:5% 対応ウェブウォレット メタマスク 対応チェーン Ethereum / Polygon (Matic) 公式サイト https://nft.sogo-seibu.jp/ NFT PRODUCED BY SEIBU SOGOは、百貨店を運営するそごう西武が2024年6月より運営するNFTマーケットプレイスです。 百貨店では初となる本NFTマーケットプレイスは、「新たなコミュニケーションの場の創出」をコンセプトに運営されています。文化の目利きが選んだNFTが多数揃っています。 リアル空間である西武渋谷店も活用したPOPUPイベントも活発に実施しており、リアルとデジタルを感じ取ることができる、そごう西武ならではのNFTマーケットプレイスです。 海外のNFTマーケットプレイス 1.OpenSea(オープンシー) 画像:OpenSea 名称 OpenSea(オープンシー) 主な取扱NFTタイプ ゲームアセット / デジタルアート / トレーディングカード / ユーティリティトークン, etc. 決済対応通貨 SOL、BTC、ETH、MATIC、AVAX、KLAY、BNB等 手数料 二次販売:2.5% 対応ウェブウォレット MetaMask / TrustWallet / Ledger Live /Phantom / Coinbase Wallet, etc. 対応チェーン Ethereum、Arbitrum、Avalanche、Base、Polygon、Optimism、Solana、Zora等 公式サイト https://opensea.io/ja 世界最大手のNFTマーケットプレイスであり、その対応するチェーンとウェブウォレットの豊富さが特徴です。 スタイリッシュで直感的な操作がしやすく、取り扱うNFTの種類も豊富で、NFTの売買を検討するならばまず一度は訪れるべきマーケットプレイスと言えるでしょう。 NFTマーケットプレイスOpenSeaの使い方、出品から購入、ミント方法までを完全解説 2.Blur(ブラー) 画像:BLUR 名称 BLUR(ブラー) 主な取扱NFTタイプ ゲームアセット / デジタルアート / トレーディングカード / ユーティリティトークン, etc. 決済対応通貨 イーサリアム ガス代(手数料) 販売:0% 対応ウェブウォレット メタマスク / WalletConnect / Coinbase Wallet / OKX Wallet 対応チェーン Ethereum 公式サイト https://blur.io/ 2023年2月に前述のOpenSeaの取引高を上回るなど、昨今注目の大手NFTマーケットプレイスです。 手数料0円という大きな強みに加えて、複数のマーケットプレイスを横断して出品状況の確認や取引ができるアグリゲーター機能などプロトレーダー向けのサービス提供が特徴です。 また、独自トークンである$BLURのエアドロップなども話題をよび、今後の展開が注目されます。 NFTプロジェクト「Blur」の使い方を解説|購入や出品方法も 3.Magic Eden(マジックエデン) 名称 Magic Eden(マジックエデン) 主な取扱NFTタイプ ゲームアセット / デジタルアート / トレーディングカード / ユーティリティトークン, etc. 決済対応通貨 SOL、BTC、ETH、MATIC、ETH(Baseチェーン) 手数料 掲載料:0%、取引手数料:2% 対応ウェブウォレット Phantom/Magic Eden Wallet/OKX Wallet/MetaMask/Coinbase Wallet 等 対応チェーン Ethereum、Solana、Bitcoin、Polygon、Base、Arbitrum、Apechain、Berachain (予定) 公式サイト https://magiceden.io/ Magic EdenはOpenSeaに匹敵する大手NFTマーケットプレイスで、複数のチェーンに対応している他、OpenSeaとは異なるUIや分析データと共にNFTの売買などが行えます。 昨今注目を集めているBitcoin上のNFTも取り扱っているのも特徴の1つと言えます。 NFTの購入方法 ここからはNFTの具体的な購入方法について、事前の準備を含め、以下の3ステップで解説します。 ① ウォレットの作成 ② 暗号資産の購入・送金 ③ NFTの購入 ① ウォレットの作成 まずはウェブウォレットの作成から始めましょう。NFTを購入するための暗号資産や購入したNFTの管理、マーケットプレイスへの接続などで基本的に必須となります。 数多くのウォレットが存在しますが、基本的にはイーサリアムベースのサービスに幅広く対応する「メタマスク」を最初に作っておけば間違いないでしょう。 くわしい手順は下記の記事で解説していますが、ここでは手順の概略を説明します。 MetaMask(メタマスク)の使い方まとめ!入出金・トークン追加も超簡単 メタマスク公式サイトにアクセスし「Download」を選択、案内に沿ってPCの場合はブラウザ拡張機能をインストール、スマホの場合はアプリをダウンロード インストール及びダウンロードが終わったら、「新規ウォレットを作成」>パスワード設定>「作成」と進む(パスワードは適切に保管しましょう) シークレットリカバリーフレーズについての注意書きが表示されるので確認し、次に進む 案内に沿ってシークレットリカバリーを保存し、適切に保管する 「Account 1」という表示がウォレット残高が表示されたらウォレット作成が完了 ② 暗号資産の購入・送金 主要なマーケットプレイスにてNFTを購入する際には、決済通貨として暗号資産が必要になります。そのため、まずは元手となる決済用の暗号資産を準備しておきましょう。 暗号資産の購入におすすめの取引所は「Bitget」です。 Bitgetをおすすめする理由 クレジットカード決済で日本円で暗号資産を購入できる ウェブサイトとスマホアプリともに日本語対応で安心 手数料の割引があったり、お得なキャンペーンを利用できる 多くの海外取引所では日本円での暗号資産の購入はできませんが、Bitgetであればクレジットカード決済で日本円で暗号資産の購入が可能です。 また、公式ウェブサイトとスマホアプリの両方が日本語に対応しており、はじめての方でも安心です。 さらに、Bitgetが発行するトークンであるBGBを使用すれば取引手数料が20%オフになったり、新規登録によるクーポン配布や入金に応じたキャッシュバックなど、様々なキャンペーンを利用することができます。 Bitgetの登録はこちら 購入する暗号資産は「イーサリアム (ETH) 」がおすすめです。今回ご紹介したマーケットプレイスでは日本円かイーサリアムのどちらかで決済ができるものばかりです。 また、購入した暗号資産はマーケットプレイスでの決済に使用できるよう、作成したウォレットに送金しておきましょう。 Bitgetから外部ウォレットへの送金(出金)方法については、下記のサポートページが参考になります。 関連:出金方法ガイド|Bitget ③ NFTの購入 ここまでくるとついにNFTの購入です。手順の概略は以下の通りです。 NFTマーケットプレイスとウォレットを接続する 購入したいNFTを見つける NFTの詳細画面から「Buy (購入する) 」を選択 ウォレット側で承認して決済 今回紹介した主要なマーケットプレイスごとのより詳細なNFT購入手順については、以下の各記事で解説しています。 Coincheck NFT Coincheck NFTとは?NFTマーケットプレイスの特徴と使い方を解説 OpenSea NFTマーケットプレイスOpenSeaの使い方、出品から購入、ミント方法までを完全解説 Blur NFTプロジェクト「Blur」の使い方を解説|購入や出品方法も NFTの購入に際して注意するべきこと ここからはNFTを始める場合に知っておくべき注意点について解説します。 投機性が高く、価格が不安定 現在のNFTは投機的な取引の対象としての性格が強い傾向にあり、その価格は大きく変動することがあります。 そのため、場合によってはNFTの価格変動によって大きな損失が発生してしまうリスクもあります。 偽プロジェクトや詐欺等のリスク 偽のNFTプロジェクトを装って資産を詐取しようとする詐欺等のリスクもあることに注意しましょう。 とくにOpenSeaなどのマーケットプレイスでプロジェクト名を検索すると、偽プロジェクトがたくさんヒットすることがあります。 このような詐欺等の被害に遭わないためにも、お気に入りのプロジェクトにはHPや公式SNSのリンクからアクセスしたり、正しいURLをブックマークしておくなど、普段の対策を心がけるようにしましょう。 著作権はクリエイターに帰属する NFTの著作権は原則としてクリエイターに帰属します。 しかし、有名キャラクターや他クリエイターの作品などの著作物を使用したと思われる二次的著作物がNFTマーケットプレイスで販売されていたりと、現在の法的枠組みでは十分に取り締まることができていないのが現状です。 こうした問題が気になる方は、法整備や法解釈が不十分である現状ではマーケットプレイスごとの利用規約等をしっかりと確認しておく必要があるでしょう。 NFTの購入方法 まとめ NFTの購入方法とおすすめのマーケットプレイスについて解説しました。 盛り上がりを見せるNFTですが、アートや音楽からゲームなど身近な分野でも応用がどんどん進んでいます。 この機会にぜひNFTをまずひとつ所有してみることからはじめてみてはいかがでしょうか。 参考サイト:Web3電子の巻 免責事項 ・本記事は情報提供のために作成されたものであり、暗号資産や証券その他の金融商品の売買や引受けを勧誘する目的で使用されたり、あるいはそうした取引の勧誘とみなされたり、証券その他の金融商品に関する助言や推奨を構成したりすべきものではありません。 ・本記事に掲載された情報や意見は、当社が信頼できると判断した情報源から入手しておりますが、その正確性、完全性、目的適合性、最新性、真実性等を保証するものではありません。 ・本記事上に掲載又は記載された一切の情報に起因し又は関連して生じた損害又は損失について、当社、筆者、その他の全ての関係者は一切の責任を負いません。暗号資産にはハッキングやその他リスクが伴いますので、ご自身で十分な調査を行った上でのご利用を推奨します。(その他の免責事項はこちら)
初心者向け
2024/10/21DeFiを利用する上でのリスクや注意点を徹底解説
「APY100%」といった高利回りの案件が散見されるDeFi。 高い利回りに注目が集まることが多い一方で、インパーマネントロス・税金・詐欺トークンなど、さまざまな「リスク」が存在しています。 しっかりと注意点を押さえておかないと、最悪の場合、大事な仮想通貨を失う可能性も否定できません。 この記事では、DeFiを利用するなら知っておきたい、DeFi関連のリスク・注意点について解説しています。 *下記動画でも同様のトピックを紹介しているので是非参考にしてください 利用者増の一方でDeFiはリスクだらけ?! 日々、さまざまなサービスが登場しており、進化が著しいDeFi。場合によっては年間数百%〜数千%といったリターンが狙える運用方法もあり、魅力的な面がクローズアップされがちです。 しかし、DeFiには無視できないリスクが多数存在しています。成長を続けるDeFiの現状とリスクの概要を押さえていきましょう。 期待がかかるDeFiの成長 2022年のFTXの破綻はDeFi領域へのさらなる流入と発展を予感させるものでしたが、CEXを大きく代替するほどの伸びを見せることはありませんでした。 続く2023年もDeFi領域のTVLは概ね横ばいとなりましたが、同年後半にはビットコインETF周辺の動きにより暗号資産相場全体の高騰が促され、10月以降のDeFi領域のTVLもじりじりと上昇を見せてきました。 米SECによるビットコインETFの承認で、従来の伝統的な金融領域のプレイヤーの仮想通貨への認識に変化が生じ、DeFi領域への参入がこれまで以上に進む可能性もあります。 2024年の仮想通貨市場の展望|50名の業界人が語る リスクや課題は多い DeFiへの期待が大きくなる中で、そのリスクや課題を指摘する声もあります。 身近なもので言えば、流動性プールに資金を預ける際のインパーマネントロスや、レンディングサービスを利用した際の担保の清算リスクなどが挙げられます。 この他にも、RugPullや税金問題など、DeFiに関する注意点・リスクは軽視できるものではありません。 利用者が増加し、どんな人にも身近になり得るDeFiですが、その一方で注意点・リスクは利用前に押さえておきたいと言えます。 DeFiにおける代表的な5つのリスク これから、DeFiにおける代表的なリスクを、5つの観点からご紹介していきます。 あくまで一例であって、以下の項目を確認すれば、リスクを全て押さえたとは言えません。 各サービスによって独自のリスクを持っていることも多いので、サービスを利用する前に予めリサーチしておくことを推奨します。 【持ち逃げ】RugPull DeFiにおける代表的なリスクのひとつが「RugPull」と呼ばれるものです。 DeFiにおけるRugPullとは、プロジェクトの運営・開発サイドの人間が、DEXの流動性プールなどから流動性 (プール内の資金) を奪うことを指しています。 つまり、運営・開発サイドによってプールを持ち逃げされるといったもので、DeFiの特性上、最も想像しやすいリスクのひとつではないでしょうか。 実際に過去にRugPullが発生した事例はいくつもあり、DeFiを利用する際に注意したい代表的なリスクと言えます。 【預けるだけで損失】インパーマネントロス DEXなどでリターンを目的として流動性の提供などを行う際に注意したいのがインパーマネントロスです。 多くのサービスに共通しているリスクなので、DeFiを利用する際は必ず押さえておいた方が良いでしょう。 インパーマネントロスの概要 インパーマネントロスとは、日本語で「変動損失」のことです。 通常、DEXなどに流動性を提供する際は、仮想通貨を2つのセット (ペア) で提供します。この際に、流動性プールに提供される仮想通貨のペアの価値は1:1である必要があります。 例えば「ETH = 10ドル」「BTC = 50ドル」というレートであった場合は「ETH 5枚・BTC 1枚」という枚数で、流動性を提供する必要があるということです。 しかし、仮想通貨は日々価格変動が発生しています。殆どのケースで、流動性の提供後に通貨ペア間において価格が変動し、価値のバランスが変わってしまいます。 そのような価格変動により発生する損失がインパーマネントロスです。 流動性の提供を行う際には、損失の大小はあるものの基本的にインパーマネントロスは発生します。 以下の動画では、インパーマネントロスが発生する原理について簡単に解説しています。 インパーマネントロスによる損失の例 気になるのはどの程度インパーマネントロスが発生するのか?という点でしょう。 DeFiは利回りが高いことが少なくないため、ある程度のインパーマネントロスは許容できるケースが多いです。 BINANCE ACADEMYのデータを参考にすると、一般的なインパーマネントロスの損失率は以下の通りです。 価格変動率に比例して損失率も増加していることが分かります。(価格の上下を問いません) また、インパーマネントロスというのは「通貨ペア間における価格変動」が問題であるため、仮に5倍の価格変動が発生したとしても、流動性を提供した通貨ペアのどちらも同じように5倍の価格変動が起こっているならインパーマネントロスは発生しません。 「片方の通貨だけに価格変動が発生した場合」にのみ、インパーマネントロスは発生します。 【多額の納税】税金関連のツールが整ってない 仮想通貨関連の税は複雑になりがちですが、DeFiを利用した運用となると殆どのケースでより複雑なものになります。 また、DeFiが流行して間もないため税金を計算するツールなども充実しておらず、非常に不便な状況が続いています。 現時点では、DeFiの利用に伴う以下のようなアクションにおいて納税の対象となる可能性が考えられます。 ・スワップ(換金) ・・・取得価格とスワップ時の差額によって損益が発生 ・ステーキングやレンディングによる利益 ・流動性提供における解除時の損益など DeFiを利用する際は、上記のようなアクションを何度も踏むことが少なくないため、法整備やツールが揃っていない現状ではかなり複雑です。 中には納税に対する認識が足らず、脱税のようなかたちになってしまうリスクも否定できません。 【価値が無くなる】トークンの価格が下落する SUSHIトークン、CAKEトークンなど、DeFiのエコシステムへの貢献に対するインセンティブとして独自のトークンが利用されることは少なくありません。 このようなトークンに共通しているのは「価格が下落するリスクがある」という点です。 例えば、著名なDEXであるSushiswapのSUSHIトークンは、創設者のSUSHIトークン売却によって価格が10分の1程度に下落したことがありました。(以下の記事で詳しく解説しています) DeFi市場におけるAMM DEX「Sushiswap」の基本的な使い方・リスクを徹底解説! - CRYPTO TIMES Sushiswapの一件とは異なり、はっきりとした理由が分からない場合であっても、DeFiが発行しているトークンが下落するリスクは十分にあります。 それに加えて、仮想通貨全体のボラティリティが非常に大きいことも考慮しなくてはいけません。 インパーマネントロスなどの損失を被った上で、独自トークンの価格も下落するといった事態になると、かなりの損失が出ることも予測されます。 【元々価値が無い】詐欺的なトークンを購入してしまう 海外仮想通貨取引所の取扱通貨と比較すると、国内仮想通貨取引所の取扱通貨のバリエーションが著しく乏しいことが分かります。 国内取引所が新しく仮想通貨を上場させる際には厳しい手続きを踏む必要があり、不自由な反面、利用者にとっては安全が担保された仮想通貨を購入できるという側面があります。*価格の安定を約束するという意味ではありません 国内取引所から見ると、取扱数の多いバイナンス (Binance) などの海外取引所であっても、中央集権的な取引所であれば上場には一定のハードルが存在していることが多いです。 しかし、Uniswapなどに代表されるDEXに関しては、取扱・上場に際しての審査が設けられていない設計となっているケースが多いです。 このことから、詐欺的なプロジェクトのトークンから、勘違いによる購入を狙って明らかに既存の通貨を模倣したトークンが取引可能なケースもあります。 DEXは自由度が高く取扱通貨も多い反面、玉石混交な点が否めません。 DeFiにおけるリスクの対処法 「DeFiを利用するのが怖くなってきた・・・」といった方も居るかも知れません。 しかし、代表的なリスクに関しては、工夫やコツによってある程度軽減可能なものが多いです。 ひとつひとつチェックしていきましょう。 RugPullはリサーチを徹底的に行う RugPullを防ぐには、予めリサーチを徹底的に行なっておくのがおすすめです。 利用したいサービスの基本的な情報をチェックするのはもちろん、ネット上に公開されているさまざまな情報にアクセスしておきましょう。 日本語での情報源は少ない傾向にあるため、リサーチを行う際は英語ベースでのリサーチがおすすめです。 また、テレグラムやDiscordなどのコミュニティの盛り上がり具合や、各SNSのフォロワーなどをチェックしておきましょう。 詐欺的なプロジェクトの場合は中身が伴っていないことも少なくないため、様々な情報から総合的に判断する姿勢が必要です。 ただし、各種情報を精査出来る自信がない方は、まずは既に知名度や実績を持っている代表的なサービスを利用することを推奨します。 インパーマネントロスは工夫次第でリスクを軽減 インパーマネントロスは構造上どうしても避けにくい損失ですが、工夫次第でかなりリスクを抑えた運用を行うことが可能です。 インパーマネントロスは通貨ペア間における価格変動によって発生するため、「通貨ペア間において価格変動が起こりにくい通貨」を利用することで損失を抑えられます。代表的なものでは「米ドルと価格が連動しているステーブルコイン (USDT・USDCなど) の流動性プールを利用する」といったものが挙げられます。 「インパーマネントロス = 通貨ペア間の価格変動による損失」という点を意識することで、リスクの低い運用方法が見つけやすいはずです。 ただし「ステーブルコイン同士のペア」といった流動性プールは、他のリスクが高い通貨ペアに比べるとAPYがあまり高くないことが多いです。そのため、大きなリターンを狙っている方の場合は、物足りない運用となってしまう可能性があるのは頭に入れておきましょう。 税金の知見を持っておく 税金に関するトピックについては、常に最新情報をキャッチして、知見を持っておくというのが最大の対策となるでしょう。 DeFiに対応しているという点をアピールしている確定申告関連のサービスもいくつか登場しています。(Gtaxなど) ただし、大きな規模 (数千万円~数億円) の運用を行っている方は、既にトップレベルの知見を持っている税理士などに相談するのがおすすめです。費用は掛かってしまいますが、税金関連の事故を出来る限り防ぐメリットを考慮すると安いものではないでしょうか。 独自のトークンは一定の頻度で換金しておく トークンの価格下落に伴うリスクに対応するには「トークンの換金を行っておく」のがおすすめです。「独自トークンの価格変動によるリスクを負いたくない」といった方は、できるだけ早く独自トークンを換金するのが一番でしょう。 高利回りを実現しやすい独自トークンのステーキングなども存在しており、一概に「換金を行う正しいタイミング」は存在していません。ただし、少なくとも「独自トークンを保有すればするほど、そのプロジェクトに関連するリスクを取っている」という認識は持っておいた方が良いです。 また、あまりにも高頻度でインセンティブを獲得・換金していると、多額のガス代が掛かるケースもあるため、さまざまなリスクやコストを考慮した上で利確タイミングを設定しておきましょう。 詐欺を避けるにはコントラクトアドレスなどを用いる DEXにおいて詐欺的なトークンを掴まされないためにおすすめの方法が「コントラクトアドレス」を用いることです。 コントラクトアドレスを予めチェックしてから取引を行うことで、詐欺的なトークンを掴まされる可能性はぐんと下がります。 コントラクトアドレスを用いた取引方法については、Uniswapを例に以下の動画で解説しています。 DeFiでの運用は余剰資金で この記事ではDeFiのリスクや注意点についてさまざまな観点から解説しました。 進化が著しく、どんどん利便性が高まるDeFi界隈ですが、リスクについては忘れがちです。DeFiにおいてはどんなことが起こるか分からないという点をおさえた上で運用を行っていきましょう。 「DeFiを利用するのが怖くなった・・・」「もっと簡単に、できるだけ安全に仮想通貨を運用したい!」という方には、仮想通貨取引所Bitget(ビットゲット)がおすすめです。 [caption id="attachment_121888" align="aligncenter" width="1123"] Bitgetの公式サイト[/caption] Bitgetでは、仮想通貨を預けることで利回りが得られるセービングや、新しい仮想通貨を獲得できるローンチプールなど、様々な運用サービスが展開されています。 さらに、口座開設とタスク完了で50 USDTの獲得が可能なキャンペーンが期間限定で実施中なので、これを機にぜひ口座を開設してみましょう。 Bitgetの公式サイトはこちら
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2024/10/21【PC版】MetaMask(メタマスク)とは|ログイン・送金・トークン追加方法を解説
メタマスク (MetaMask) は、イーサリアムなどの仮想通貨を管理するためのウォレットであり、Web3の世界への入り口となる重要なツールです。 近年、NFTやDeFiといったWeb3サービスが急速に普及し、メタマスクの利用者も増加しています。しかし、初心者の方にとっては、メタマスクのインストールや初期設定、基本的な使い方などが難しく感じるかもしれません。 そこで今回は、メタマスクとは何か、インストール方法、ウォレットの作成、送金・受取方法、そしてアプリケーションへの接続方法まで図解を交えながら分かりやすく解説していきます。 動画で確認したい方は以下をチェック! MetaMask(メタマスク)とは? メタマスクとは、ブラウザ拡張機能として動作する仮想通貨ウォレットアプリケーションです。イーサリアムやERC-20トークンといった仮想通貨を保管・管理できるだけでなく、NFTの保管や、DeFiなどのWeb3アプリケーションと接続して利用することも可能です。 従来のWebサービスでは、ユーザーはサービス提供者に個人情報を預け、サービスを利用していました。しかしWeb3ではメタマスクのようなウォレットを通じて、ユーザー自身が自分のデータや資産を管理できるようになります。 メタマスクを使うメリット 「Web3アプリケーションを簡単に利用できる」:NFTの売買、DeFiへの参加など、メタマスクを介することで様々なWeb3サービスを利用できるようになります 「セキュリティが高い」:秘密鍵を自分で管理するため、セキュリティ面で安心感があります 「無料で利用開始できる」:メタマスクは無料でダウンロードして利用することができます 「様々なデバイスに対応」:パソコンのブラウザだけでなく、スマホアプリとしても利用可能です MetaMask(メタマスク)のインストール方法を解説 メタマスクは、Chrome、Firefox、Brave、Edgeといった主要なブラウザに対応しています。ここでは、Chromeブラウザへのインストール方法を例に解説していきます。 またスマホアプリからでも利用可能になります。ぜひこちらの記事をご覧ください。 MetaMask(メタマスク)モバイル・スマホの使い方を解説! 1. メタマスク公式サイトにアクセスする メタマスク公式サイトにアクセスし、「Download(ダウンロード)」をクリックします。 2. Chromeウェブストアで追加する ダウンロードをクリックすると、Chromeウェブストアのメタマスクページに遷移します。右上の「Chromeに追加」をクリックします。 「MetaMaskを追加しますか?」というポップアップが表示されるので、「拡張機能を追加」をクリックします。 3. インストール完了 インストールが完了すると、ブラウザ上にキツネのアイコンが表示されます。これでメタマスクのインストールは完了です。 メタマスクの初期設定:ウォレットを作成する メタマスクをインストールしたら、次はウォレットを作成しましょう。 ブラウザの右上にあるキツネのアイコンをクリックすると、メタマスクが起動します。 利用規約の同意にチェックを入れ、「新規ウォレットを作成」をクリックします。(既存ウォレットのインポート方法は後述します) その後、使用データ収集のお願いが表示されるので、問題なければ「同意します」をクリックします。 続いて、パスワードを作成します。新しいパスワードと確認用パスワードを入力し、チェックボックスにチェックを入れたら、「新規ウォレットを作成」をクリックします。 *ここで作成したパスワードは今後同じデバイスでMetaMaskのロックを解除する際に必要となるので、忘れないよう紙に書いて保存するなど、しっかりと保管しておきましょう。 パスワード作成が完了すると、ウォレット保護のための重要な案内が表示されます。表示される動画を視聴し、画面下部の説明文を読み、シークレットリカバリーフレーズの保管とウォレットの保護について理解しましょう。完了したら「ウォレットの安全を確保(推奨)」をクリックします。 次に、シークレットリカバリーフレーズの表示と書き留めを行います。表示されている注意書きをよく読み、「シークレットリカバリーフレーズを確認」をクリックします。12個の英単語から成るシークレットリカバリーが表示されるので、正確に書き留めましょう。 *このフレーズは、絶対に誰にも教えないようにし、安全な場所に保管してください。紛失すると、ウォレットにアクセスできなくなり、資産を失ってしまう可能性があります。 書き留めが完了したら、次の画面ではシークレットリカバリーフレーズの確認を行います。画面の指示に従って確認を行いましょう。 問題なく確認できたら、ウォレットの作成が完了となります。ここでも表示される注意書きをあらためて確認しておきましょう。 ウォレット作成完了の画面で「了解」をクリックすると、以下のようなホーム画面が表示されるはずです。これでMetaMaskを利用できるようになりました。おつかれさまでした! MetaMask(メタマスク)のバックアップ・復元方法を覚えておこう MetaMaskが無事にインストールできたら、次は万が一の時のバックアップ方法を覚えておきましょう。 これを知らなければ万が一PCが壊れた時、買い換えた時に対応できなくなってしまいます。 MetaMask(メタマスク)のバックアップ・復元方法!SEEDを必ず控えよう MetaMask自体のバックアップは、インストールしたときの12単語(SEED)がすべてです。MetaMaskはGoogleChromeの拡張機能なので、誤って削除してしまうと残高などが全て消えてしまいます。 では、実際に12単語を使用して復元してみます。 まず前述の方法でMetaMaskをインストールします。 MetaMaskが起動したら「既存のウォレットをインポート」をクリックします。 その後、使用データ収集のお願いが表示されるので、問題なければ「同意します」をクリックします。 続いて、シークレットリカバリーフレーズを確認します。12個の英単語を入力し、「シークレットリカバリーフレーズの確認」をクリックします。 *12個の単語はウォレットにアクセスできる鍵の役割を果たすので、自分がアクセスしているサイトがMetaMaskの公式サイトかどうかを今一度確認することを推奨します。 問題なく進んだら、新規ウォレット作成時と同じくパスワードを作成します。新しいパスワードと確認用パスワードを入力し、チェックボックスにチェックを入れたら、「ウォレットをインポート」をクリックします。 これでウォレットの復元(インポート)が完了です。「了解」をクリックすると、MetaMaskのホーム画面へ移ります。 MetaMask(メタマスク)で管理している各ウォレットのバックアップ・復元方法も知っておくと安心 MetaMaskで管理している、各ウォレットの復元方法を紹介します。 秘密鍵をエクスポートする 最初にウォレットアカウントの秘密鍵をエクスポートします。 アカウント名右横の「︙」アイコンをクリックして、表示されるメニューの中から「アカウントの詳細」をクリックし、次の画面で「秘密鍵を表示」を押しましょう。 続いてパスワードを入力し「確認」をクリックすると、秘密鍵に関する注意書きが表示されます。内容を確認したら、「長押しして秘密鍵を表示します」をクリックします。秘密鍵が表示されるため、安全に保管しましょう。*紛失した場合、復元不可能となるなので注意が必要です ウォレットをインポートする 各ウォレットの復元方法です。 上部のアカウント名(デフォルトでは「Account 1」)をクリックしてから、「Add account or hardware wallet(アカウントもしくはハードウェアウォレットを追加)」をクリックします。 続いて、「アカウントをインポート」をクリックしたら、「秘密鍵」を選択し、下の入力ボックスに秘密鍵を入力して、「インポート」をクリックします。これでインポートが完了です。 MetaMask(メタマスク)の基本的な使い方を解説!シンプルで使いやすい MetaMaskのインストール、バックアップのための基本操作ができたら、実際に使ってみましょう。 一番基本になる入金・出金の方法についてまとめています。 MetaMask(メタマスク)にETH・トークンを入金(アドレスを確認)する方法を確認しよう アカウントの下の英数字部分をクリックすると自動でアドレスがコピーされます。 また、「︙」アイコンの設定ボタンから「アカウントの詳細」をクリックすると表示されるQRコードを読み取ることで、送金画面で自動的にアドレスが入力されます。 Point ERCトークンも上記のアドレスに入金して問題ありません。 MetaMask(メタマスク)から送金(出金)する方法を確認しよう メタマスクを開き「送金」をクリックします。 表示される入力ボックスに送金先アドレスを入力します。右側のスキャンアイコンをクリックすると、PCのカメラを使用してQRコード読み込みによる送金先アドレス入力が可能です。 送金先アドレスが入力されると、自動的に送金内容設定の画面に移行します。アセット(送金する通貨)と金額を入力し、ガス代(手数料)や合計金額をよく確認し、問題なければ「次へ」をクリックします。その後トランザクションが作成されれば送金は完了となります。 MetaMask(メタマスク)にERCトークンを追加してみよう MetaMaskはイーサリアムのウォレットを管理できるため、当然ERCトークンの保管も可能です。 しかし、MetaMaskに入金すれば自動的に残高が反映されるわけではなく、自分でトークンを追加する必要があります。 ここからはMetaMaskでイーサリアム系トークンの残高を確認する方法について紹介していきます。 EtherScanで必要な情報を取得する こちらでは例としてCrust Network (CRU) のトークンを追加してみます。 まずはEtherScanというサイトからトークンを追加するために必要な情報を取得します。サイトトップの検索ボックスからトークンの名前を検索しましょう。 トークンを検索すると、以下の画像のような画面になります。MetaMaskにトークンを追加するために必要なのが赤枠で囲んでいる「TOKEN CONTRACT」に続くアドレスですので、こちらをコピーしましょう。アドレスの右横にあるアイコンをクリックすれば自動でコピーされます。 EtherScanの情報を入力してトークンを追加する コントラクトアドレスのコピーができたら、MetaMaskを開き、トークン残高一覧を下にスクロールして「トークンをインポート」をクリックします。 「カスタムトークン」を選択し、「トークンコントラクトアドレス」と表示されている入力ボックスに先ほどコピーしたコントラクトアドレスをペーストします。入力できたら「次へ」をクリックします。 最後にトークン追加の確認をされるので、間違いなければ「インポート」をクリックしましょう。 トークンがきちんと反映されていると、残高とシンボルが表示されるようになります。もしうまくいかない場合は、入力にミスがないかを確認してみてください。 また、「カスタムトークン」を選択した手順で、そちらを選ばずに「検索」からそのままトークンが追加できるケースもあります。ある程度メジャーなトークンの場合は「検索」から追加するとEtherScanへアクセスする手間が省けますよ。 【補足】トークンを追加するタイミングについて MetaMaskへのトークンの反映(追加)自体は、あとから(入金後に)行っても大丈夫です。 先に入金してしまったけどどうしよう…と焦る必要はありません。 MetaMask(メタマスク)でアプリケーションに接続してみよう メタマスクは、様々なWeb3アプリケーションと接続して利用することができます。ここでは、分散型取引所 (DEX) のUniswapを例に、メタマスクを接続する手順を解説していきます。 1. Uniswapにアクセスしてウォレットを接続 UniswapのWebサイトにアクセスし、画面右上の接続からメタマスクを選択します。 2. 接続を承認する メタマスクのポップアップが表示されるので、「次へ」をクリックし、接続を承認します。 3. 接続完了 これで、Uniswapとメタマスクが接続されました。 メタマスク利用時の注意点 メタマスクは、非常に便利なツールですが、使い方を間違えると資産を失ってしまう可能性があります。以下の点に注意して、安全に利用しましょう。 信頼できるサイトからのみダウンロードする メタマスクは、必ず公式サイトや公式のアプリストアからダウンロードしましょう。偽のサイトからダウンロードすると、マルウェアに感染する可能性があります。 シークレットリカバリーフレーズは厳重に管理する シークレットリカバリーフレーズは、ウォレットを復元するために必要な非常に重要な情報です。**絶対に誰にも教えず、安全な場所に保管しましょう。**紙に書き写して保管するのがおすすめです。 フィッシングサイトに注意する Web3の世界には、偽のサイトやアプリケーションが存在します。メタマスクを接続する際は、URLやサイトのデザインをよく確認し、信頼できるサイトであることを確認しましょう。 不審なトランザクションを承認しない メタマスクからトランザクションを承認する際は、送金先アドレス、送金する暗号資産、送金する金額などを必ず確認しましょう。 不審なトランザクションは承認しないようにしてください。 関連:【安全対策】メタマスク Revoke(リボーク)の概要と方法 まとめ:MetaMask (メタマスク) でWeb3を使いこなそう 今回は、メタマスクの初期設定から使い方まで、図解を交えながら解説しました。 メタマスクはWeb3の世界を体験するためには必要不可欠なツールと言えます。使い方をしっかり理解し注意点を踏まえて安全に利用しましょう。