【2024年最新版】仮想通貨の始め方ガイド|トレード、資産運用、Web3ゲームまで
Crypto Times 編集部
2024年後半に入り、ビットコイン価格は60,000ドル台の高値水準で推移しています。今年は米国での現物型ビットコインETFの承認により世界中の機関投資家や既存企業からの注目も日々高まっており、今後ビットコインは再び史上最高値を更新する可能性も高いと言えます。
しかし、いざ仮想通貨を始めようと思っても、初めて触れる概念や操作方法に戸惑ってしまう方も多いのではないでしょうか?
本記事では、そんな仮想通貨初心者の方に向けて、安心して始められるよう具体的な手順をわかりやすく解説していきます。
当サイトはこれまで8,000本以上の仮想通貨に関する記事を発信してきた専門メディアです。ぜひこの記事を参考に仮想通貨の世界へ一歩踏み出してみてください。
目次
そもそも「仮想通貨を始める」って?
「仮想通貨を始める」と言っても、具体的に何ができるのかイメージが湧かない方もいるかもしれません。仮想通貨でできることは多岐に渡りますが、主なものは以下の3つです。
- 仮想通貨のトレード
- 仮想通貨で資産運用
- NFTや仮想通貨を活用してWeb3ゲームで稼ぎながら遊ぶ
以下では、それぞれの始め方について詳しく解説していきます。
仮想通貨のトレード
仮想通貨のトレードとは、仮想通貨を売買して利益を狙うことです。株式投資と同じように、安く買って高く売ることで利益を得られます。また、空売り(ショート)と呼ばれる取引方法を活用すると対象通貨の価格が下がるほど利益が得られます。
仮想通貨のトレードを始めるには、以下の手順が必要です。
- 仮想通貨取引所の口座開設
- 購入資金の入金
- 仮想通貨の購入
1. 仮想通貨取引所の口座開設
仮想通貨のトレードを行うには「仮想通貨取引所」という場所で口座を開設する必要があります。仮想通貨取引所は、仮想通貨を売買するためのプラットフォームを提供しています。
仮想通貨取引所は数多くありますが、初心者の方には以下の2つの取引所がおすすめです。
- 「OKJ (旧:OKCoinJapan) 」:銀行口座から購入資金を用意したい場合に最適
- 「Bitget」:クレジットカードで購入資金を用意したい場合に最適
OKJは、日本の金融庁に登録されている仮想通貨取引所なので、安心して利用できます。Bitgetは、世界中のユーザーに利用されている海外の仮想通貨取引所で、500種類以上の仮想通貨を取り扱っているのが特徴です。
2. 購入資金の入金
口座開設が完了したら次は日本円を入金します。OKJの場合は銀行振込によって、OKJ内の自分のアカウントに日本円を振り込みます。*Bitgetの場合は入金作業は不要です
3. 仮想通貨の購入
日本円の入金が確認できたら、いよいよ仮想通貨の購入ができます。取引所のサイト上で、購入したい仮想通貨を選択し数量と価格を指定して注文を出します。
注文が成立すると、取引所内のあなたの口座に仮想通貨が反映されます。
関連:OKCoinJapan(オーケーコイン・ジャパン)の登録方法から使い方まで解説!
本格的に仮想通貨トレードに挑戦したい方はBitgetがおすすめ!
Bitgetの場合は、クレジットカードで直接仮想通貨を購入できます。
ただし、すぐに仮想通貨を購入したい場合は予めBitgetに仮想通貨を用意しておくことを推奨します。その際、米ドルに連動するステーブルコイン$USDTなどを用意しておくと良いでしょう。
関連:Bitgetの登録方法まとめ!口座開設とKYC認証まで徹底解説
仮想通貨で資産運用
仮想通貨は、トレードだけでなく、資産運用にも活用できます。仮想通貨の資産運用は、大きく分けて以下の2つの方法があります。
- 取引所の資産運用サービスを利用する
- DeFiなどを利用して自分自身で運用する
1. 取引所の資産運用サービスを利用する
取引所の資産運用サービスを利用するメリットは、手順や操作がシンプルで簡単なことです。
多くの仮想通貨取引所では、仮想通貨を預けるだけで利息がもらえる「レンディングサービス」や、価格変動リスクを抑えながら安定的な収益を得られる「ステーキングサービス」など、さまざまな資産運用サービスを提供しています。
初心者の方や、簡単に資産運用を始めたい方は、まずは取引所の資産運用サービスを利用してみるのが良いでしょう。
豊富な選択肢で資産運用に挑戦したい方は海外取引所がおすすめ!
国内取引所と比較して、海外取引所はより多くの種類の資産運用サービスを提供していることが多いです。
例えば、Bitgetでは、仮想通貨を預け入れるだけで利回りが得られる「セービング」や、仮想通貨を一定期間預け入れるだけで新しいトークンがもらえる「ローンチプール」など、様々な運用方法が用意されています。
関連:Bitgetの使い方まとめ!ログイン・入出金や取引方法を解説
ちなみに、記事執筆時2024/10/20では米ドルと連動するステーブルコイン「USDT」を預け入れることで年利10.41%となっています。(Bitgetの場合)
2. DeFiなどを利用して自分自身で運用する
DeFi(分散型金融)とは、ブロックチェーン技術や仮想通貨を活用した新しい金融サービスです。ある仮想通貨を担保に別の仮想通貨を借り入れたり、仮想通貨を預けて利息を得たりできます。
DeFiを利用するメリットは、取引所よりも高い利回りを得られる可能性があることです。
一方、DeFiを利用するデメリットは、ハッキングリスクや詐欺プロジェクトのリスクがあることです。また、DeFiサービスを利用するにはある程度の知識や経験が必要になります。
DeFiを利用した資産運用を行う場合は「メタマスク」が必須
メタマスクとは、仮想通貨を管理するためのウォレットサービスです。DeFiを利用するには、メタマスクなどのウォレットに仮想通貨を保有している必要があります。
メタマスクは、Google ChromeやFirefoxなどブラウザの拡張機能、スマホアプリとして無料でインストールできます。
関連:
NFTや仮想通貨を活用してWeb3ゲームで稼ぎながら遊ぶ
Web3ゲームとは、仮想通貨やブロックチェーン技術を活用した新しいゲームジャンルです。従来のゲームとは異なり、ゲーム内のアイテムやキャラクターを仮想通貨の一種である「NFT」として所有したり、ゲームをプレイすることで仮想通貨を稼いだりすることができます。
Web3ゲームで遊ぶメリットは、ゲームを楽しみながら収益を得られる可能性があることです。また、NFTや仮想通貨を通じてゲームの世界観に深く関与することができます。
Web3ゲームには、スマホでできるものから、PCで本格的にプレイするものまで様々です。Play to Earn(遊んで稼ぐ)という概念が一般的であり、ゲームをしながら稼ぐことも場合によっては可能です。
ただし、Web3ゲームで稼ぐためには、ある程度の初期投資が必要になる場合があります。また、必ずしも稼げるわけではありません。
Web3ゲームを始める前に、事前にプレイしたいWeb3ゲームに必要なアイテム(NFTや仮想通貨)や手数料がどれくらいの金額になるかをチェックするようにしましょう。
関連:NFT(Web3)ゲームとは?|始め方や稼ぎ方、おすすめタイトルを紹介
番外編:無料で仮想通貨を始める方法はあるのか
結論から言うと、まったくのゼロの資金から仮想通貨を始めることは難しいです。
しかし、仮想通貨の業界では「エアドロップ」と呼ばれる概念があり、これを上手く活用すると少ない資金から一定額の仮想通貨を獲得できる可能性もあります。
エアドロップとは?
エアドロップとは、新しいプロジェクトが発行する仮想通貨を、自らのエコシステム拡大のために一定条件を満たしたユーザーに配布する行為です。
新興プロジェクトにとって、最も重要なことはユーザーや資金を集めることです。そのため、エアドロップの実施や場合によっては実施の匂わせ(示唆する)ことでユーザーや資金を集めようとするモデルが誕生し普及しています。
エアドロップの対象となる条件はプロジェクトによって異なりますが、例えば以下のようなものがあります。
- 対象プロジェクトを利用する(1,000ドル以上を一定期間以上預けておく等)
- 対象プロジェクトに関連するNFTを保有している
- プロジェクト側が実施するプログラムでポイントを貯める
エアドロップで稼ぐことはできる?
エアドロップで獲得できる金額はプロジェクトや仮想通貨の人気度によって異なりますが、数千円〜数万円程度のものが一般的です。また、全く獲得できない場合も多くあります。
一方で数百万円、数千万円相当の価値になるエアドロップも存在します。そのため、”エアドロップハンター”と呼称される人達も現れているほどです。
CyrptoTimes(我々のサイト)が運営するサイト「CandyDrops」では、エアドロップに特化した情報発信を行っており、こちらを参考にすると良いでしょう。
米ドルと連動するステーブルコインを活用してエアドロップの獲得を狙う場合、米ドルへのポジションリスクと対象プロジェクトのハッキングリスク以外を抑えられるとも言えます。
よくあるQ&A
仮想通貨って未成年でもできるの?
– 仮想通貨は未成年でも始められます。–
仮想通貨は未成年でも取引所に口座を開設できます。ただし、記事執筆時(2024年2月)で未成年の口座開設が可能(条件有)なのは「BTCBOX」という取引所のみになります。
仮想通貨っていくらから始められるの?
– 仮想通貨は1000〜2000円程から始めることができます。–
仮想通貨は小さい単位からでも購入できるので、手数料も含めて1000〜2000円程から始められます。
仮想通貨で儲かった分の税金はどうなる?
– 仮想通貨取引で出た利益が20万円(扶養は33万円)以上になると、雑所得として税金がかかってきます。–
しっかりと申告をしないと「脱税」となってしまうので、利益が出た方は税理士に相談するなどしっかりと対応しましょう。
【初心者必見】知らないと危ない!仮想通貨の税制について解説!
ハッキングのリスクってあるの?
– 取引所に仮想通貨を預けている限りはハッキングのリスクがあります。–
記憶に新しいCoincheck(コインチェック)での560億円のハッキング事件は、同取引所でトレードをしているユーザーの仮想通貨が盗まれてしまったという事件でした。ただ、この事件がきっかけとなり金融庁が国内取引所の監査基準をかなり厳しく再設定することにつながりました。
二段階認証の徹底、長期保有の場合はハードウェアウォレットで保管するなど個人でできる対応をしっかりと行いましょう。
まとめ
今回は、仮想通貨の始め方について、初心者の方にもわかりやすく解説しました。
仮想通貨は、トレード、資産運用、Web3ゲームなどさまざまな用途で利用することができます。
本記事を参考にして、自分に合った方法で仮想通貨の世界に足を踏み入れてみましょう!
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