韓国最大のメッセージングアプリ「カカオトーク」を提供するKAKAOのブロックチェーン戦略

韓国最大のメッセージングアプリ「カカオトーク」を提供するKAKAOのブロックチェーン戦略

ブロックチェーン関連の事業といえば今までは収益性が高い仮想通貨取引所関連事業、マイニング事業などが大半を占めておりました。また、ICOブームや仮想通貨の大きな価格上昇によりブロックチェーン技術が世界に知られ、その可能性について真剣に探っている企業が日本だけでなく、世界中で多くなってきています。

世界から大手銀行及び大手企業がブロックチェーン業界に参入している中、日本を含めたアジアの国々も積極的に参入していますがその中でも韓国が ‘出る釘’ であることは間違いありません。

現在、韓国では若い人たちの間で、仮想通貨の投資が人生逆転の最後のチャンスであるという認識が広がり、一時的に高校生まで仮想通貨の投資を始めるなど想像を超えるブームになりました。(筆者も去年の3月までは人生逆転の最後のチャンスであると考え投資をしていましたが痛い目にあいました。この考え方はよくありません。)

しかし、2018年の1月11日韓国の法務部長官である朴・サンギ氏が仮想通貨取引所閉鎖の可能性を示したことや韓国政府が発表したICO規制・仮想通貨取引実名制が始まり、このブームは一段落します。

ブームが一段落してからもブロックチェーン技術は韓国社会に影響を与え、事業拡大を考えている韓国の企業はもちろん、若い人たちから共感を得たいと思っている(おそらく若い有権者狙い)政治家にまで染み込むようになりました。そして、多くの地方自治体は次から次へと仮想通貨を発行しましたが、その蓋を実際に開けてみると誰も使わないただの電子ポイントとなり、選挙に勝つための見せかけの政策であるという批判も少なくありませんでした。

しかし、見せかけではない本物が韓国企業から現れ地殻変動が起こり始めています。

2月にはサムスンのGalaxy S10に仮想通貨ウォレットが搭載されるとかビットコインやイーサリアムの保管や決済を支援するというビッグニュースが報道されました。

また、サムスン以外の韓国の最先端のIT企業は新しいブロックチェーンプラットフォームを立ち上げdAppsエコシステムを構築するためにいち早く動いています。

この記事ではその中でも韓国国民から一番期待を集めているKAKAOについて説明いたします。

KAKAOについて

韓国90%のシェアを持つKAKAOトーク

(株)KAKAOは韓国で月間活性利用者数(MAU)が4,381万人を超える国民的なメッセンジャーアプリ『カカオトーク』を運営しているIT企業で名前が知られています。

日本ではメッセンジャーアプリだとLINEがほとんどのマーケットシェアを占めていますが、韓国ではカカオトークが殆どのマーケットシェアを占めています。

韓国のスマートフォンの普及率は世界一の95%以上であり、韓国の全体人口5,180万人から計算すると約4,920万人がスマートフォンを持っており約90%がカカオトークを利用していることが分かります。

株式会社KAKAOの沿革

沿革要約

1995年設立されポータルサイトを中心に事業展開していた(株)Daumコミュニケーションと2006年に設立され、モバイルメッセンジャーアプリサービスを提供する(株)KAKAOが(株)DAUMKAKAOとして合併後、2015年9月社名を(株)KAKAOに変更し、現在の(株)KAKAOになりました。

Daum

Daumコミュニケーションは1997年5月韓国で始めて無料E-mailサービスを提供するhanmail.netで事業を開始しました。

その後、1999年7月にhanmail.netの名称を‘Daum’に変更し、韓国で初めてポータルサイトという概念を導入します。

Daumは長い間、マーケットシェア1位の座を守ってきましたが、2000年にNAVERが知識IN(Yahooの知恵袋のようなサービス)サービスを展開してからどんどん衰退していきます。(Daumは2019年3月時点でマーケットシェア3位)

その後は総合ECサイトの’Daumショッピング’を開設し、モバイルサービスまで始め、韓国を代表するIT企業の一つとして成長しました。

KAKAO

KAKAOは2006年(株)IWILABという社名で開設され、2010年スマートフォン時代が到来したタイミングでモバイルメッセンジャー『カカオトーク』をリリースし、国民的なアプリをサービスする企業になりました。

その後、2012年の3月にはカカオストーリーというモバイル型SNSをリリースし、7月にはKAKAOゲームサービスをオープンするなど様々なサービスをリリースし成長を図ります。

しかし、カカオトークとの連携性を持つKAKAOストーリ以外のサービスでは大きな反響を得ることはできなかったため、以降は全く新しいサービスを開発して収益を得ることよりカカオペイのような海外の収益モデルをそのまま導入しようとする傾向を見せてきました。

合併後のDaumKakaoの状況と最近の動き

表ではDaumがKAKAOを買収する形になっていましたが、実質最大株主がKAKAO側だったためKAKAOがDaumを買収したと解釈したほうが正しいと思われます。その当時、世間では逆合併を通じ迂回上場することで、現金資産の確保に繋がるので、このような風の合併になったといわれています。

公式的な合併日は2014年10月1日で2014年10月31日から会社名が(株)DaumKAKAOになりましたが、共同代表体制が終わった2015年の9月の時点で社名を(株)DaumKAKAOからDaumを外し、(株)KAKAOになりました。

また、Daum地図をKAKAOマップにDaum MusicをKAKAO Musicなどにし、一部のサービスを除いてDaumの色を全部消し、KAKAOという社名で巨大化してきています。

カカオの2018年度の売上と事業展開に関して

㈱KAKAOはメッセンジャーアプリが代表的なサービスですがそれ以外にも様々事業を通じて収益を得ています。

ポータル・SNS・ショッピング・ゲーム・音楽・ウェブトゥーン・などIT技術が必要とされる事業に手を伸ばし巨大企業になりました。

最近はモビリティ分野に力を入れており、KAKAOカープールサービスをリリースしましたがタクシー業界が猛反発し、かなり揉めている印象を持っています。KAKAOカープールの相乗りサービスについてタクシー業界の方々は「このサービスが本格化すれば、タクシー業界は枯死する」といっていました。

しかし、KAKAOモビリティと韓国のタクシー業界は劇的な協議を遂げ、共存する方向に向かうことができKAKAOモビリティはさらに成長できるチャンスを得られました。

KAKAOの2018年度売り上げは日本円で換算すると約660億円規模で時価総額は8兆6,700億ウォン(日本円換算:約8,500億円)で韓国財界順位39位に位置しています。

KAKAOの次なるステージ

カカオ関連のサービスやDaumとの合併で多くのユーザーと資本を獲得できたKAKAOグループの最近の動きをみると次のステージとしてブロックチェーン業界を選んだのは明らかです。

KAKAOグループはブロックチェーンプラットフォームを開発するためGround Xという子会社の2018年の3月に日本法人として作り、Klaytnというブロックチェーンを開発しています。

また、カカオトークに暗号通貨ウォレット統合などの噂も出てきています。

Ground Xが開発しているKlaytnとは?

現在、ブロックチェーンプラットフォームを開発しているGround Xは(株)KAKAOのブロックチェーン研究開発(R&D)を担当しているKAKAOの系列会社です。Klaytnはサービス型のエンタープライズブロックチェーンプラットフォームを目指し、現在も開発されています。

Klyatnは独立的なパブリックブロックチェーンとなっており、Ethereumよりは中央化されているプラットフォームです。完全に非中央集権化してしまうとサービスや実用性には向かないプラットフォームになってしまうので一部のみを分散化(semi-decentralized)という選択を取りました。

Klaytnは信頼のできる企業による共同管理フレームワーク内で拡張ソリューションとデータ中心の意思決定を提案しています。

したがってKlaytnはパブリックプラットフォームの信頼性と透明性を維持しつつ、プライベートブロックチェーンの性能も達成することができます。

KAKAOはICOの副作用を指摘し、従来のブロックチェーンプロジェクトが行っていた一般大衆を相手にするICOを行わずにプライベートセールだけで日本円にして約100億を超える資金を調達し、サービスをリリースすることを発表しています 。

GroundXのCEOの経歴

ハン・ジェソン氏はFuture Play CTOの時からブロックチェーン事業に興味を持っていました。

ブロックチェーン事業を準備していた時にKAKAOのセミナーがありセミナーに参加したところKAKAO側からブロックチェーン関連事業を一緒にしないかいう提案を受けることになります。

彼はKAKAOなら韓国のブロックチェーン技術でグローバル市場に大きな影響を与えることができる舞台になるだろうと思い、KAKAOのブロックチェーン研究開発子会社であるGround XのCEOになりました。

 

学歴

・1992年-1998年、釜山大学の電子工学の学士
・1998年-2000年KAIST大学院電気電子工学の修士
・2000年-2005年KAIST大学院電気電子工学博士

経歴

釜山生まれ
・2007年KAIST情報メディア経営大学院兼任教授
・2007年-2011年KT NexRの創業者兼CEO
・2011年-2014年KTクラウドウェアのCTO
・2011年-2014年KT NexRのCEO
・2014年-2018年FuturePlay共同創設者兼CTO
・2018年 – 現在Gruond XのCEO

資金はすべてプライベートセールで調達

Ground Xは2018年の10月~12月までプライベートセールを通じ、資金を調達しました。

プライベートセールには

  • IDG Capita
  • Cresendo Equity Partners
  • Translink Capital

などのベンチャー投資会社とプライベートファンドが参加し9,000万ドル(約100億円)以上の資金を確保しています。

去年に続けて今年もプライベートセールだけを行う予定で前回と同じ規模の資金を確保するために現在も動いている状態です。

ブロックチェーンプラットフォームKlaytn

Klay Token

Klaytnプラットフォーム上で用いられるネイティブトークンはKlayです。

その名前は何でもかんでも作ることができる粘土(Clay)が起源でClayのCをKAKAOのKに入れ替え名づけられました

Klay TokenはKlaytn基盤のすべてのdAppで電子マネーのように使うことができ、上場された取引所で取引も可能になります。

Klaytnは初期に100億個のKlay Tokenを貢献度によって二つのノードに配分し、毎年報酬として追加トークンが発行されます。

Klaytnプラットフォームの特徴

開発者フレンドリー

Klaytnはブロックチェーン基盤のサービスを開発するために必要な開発ツールやチュートリアルを提供し開発者がKlaytnを利用しやすくする環境を提供します。

現在公開されているツールは・BLASQ ・Klaytn Wallet ・Klaytn scopeの3つが公開されています。

BLASQ

ブロックチェーン基盤の知識共有プラットフォームでBLASQでブロックチェーン関連の質疑応答により、報酬としてトークンが得られるサービスです。ブロックチェーン関係の開発者たちがお互いに協力できるコミュニティとして成長されるだろうと期待されています。

Klaytn Wallet

Klaytnで作られたトークンを安全に保管したり、送金できるサービスです。Klaytn Walletを利用するとKlayトークン及びKlay基盤のトークンの残高が確認できます。

Klaytn scope

EhterscanのようにKlaytnプラットフォームで行われるすべての活動(ブロックの生成、取引情報など)がモニタリングできます。

Ground Xはこれらのツール以外にもdAppサービスを開発する企業がKlaytnプラットフォームで開発の効率を高めらるようなツールがリリースする予定です。

Byzantine Fault Tolerance

可用性を確保するためKlatynはブロックチェーン基盤アプリケーションの開発環境とそのアプリケーションをユーザーが円滑に使用できるようにユーザーインターフェースを提供しています。

特にビザンチン・フォールト・ トレランス(Byzantine Fault Tolerance:BFT合意アルゴリズムが使われより少ない数のノードを確保し、LAN(Local Area Network)にネットワークを配布することで効率化を図る傾向があります。

したがって性能とネットワークのセキュリティー及び透明性の間でバランスを保つことができます。

Klaytnノードはハイブリッド構造

Ground XのKlaytnはブロックチェーンノードを少数の合意ノードと不特定多数のレンジャーノードで分け運営する特殊なハイブリッド構造で出来上がっています。

ビザンチン・フォールト・ トレランス(Byzantine Fault Tolerance:BFT合意アルゴリズムを基盤にした合意ノードは3分の1以上が協議しないとネットワークは壊れることなく、スピーディーにブロックを拡張することができ、ブロックチェーン技術の限界として指摘されている処理時間が遅いという問題を解決できます。

レンジャーノードはパブリックネットワークで構成されており、`読む`要請を処理し、合意ノードは`書く`要請を処理するようなイメージです。

合意ノードはKAKAOのような大型サービスが提供できる企業が参加することでノードが多くなるとスピードが低下される可能性もあり、はじめは数十個で制限されます。

合意ノード、レンジャーノード両方ともブロック生成に対する報酬としてKlaytnで発行されている仮想通貨のKlayトークンを得ることができます。

サービスチェーン

Klaytnは秒単位のトランザクション処理速度(TPS)を高めるために、サービスチェーンという概念を導入しました。

現在、ビットコインが一つの取引が行われるためには10分ほど必要で、一つの取引が完結するには1時間がかかる状態ですが、Ground XはKlaytnプラットフォームでトランザクションを処理し拡張するのにかかる時間を1秒以内にするためにこの概念を導入しました。

また、お互い影響を与えあうdAppだけ集めて、ブロックの順序を決定する際、別のサービスチェーンにある要素に対して注文を悩む必要をなくすことで、ブロックチェーンの処理速度を画期的に高めました。

サービスチェーンで隔離されたdApp内でサービス提供側はスマートコントラクト機能を自由に使い、トークンの持分を共有し、リソースが獲得できます。従って、個別の契約を締結することなく関連dAppを共通で利用できるようにサービスチェーンに配置し、管理の利便性を高めました。

dApp開発者はコントラクトを既に存在するサービスチェーンに配置させるか新しいサービスチェーンを生成するかを選べます。

Klaytonのパートナー

Klaytonには既に多くのパートナーが存在しています。

COSMOCHAIN

Cosmochainは美容をテーマにした報酬型SNSサービスCosmeeを運営するブロックチェーンプロジェクトです。

既存の美容SNS情報コンテンツの60%~70%はインフルエンサーとスポンサーが作っているマーケティングコンテンツが多いため、正確な情報の共有が難しい状況になっていますがCosmochainはCOSMEEプラットフォームを通じ、この問題を解決しすると共に客観的な指標を作りあげます。

Wemade Tree

ゲーム専門企業Wemade Treeは、WemadeのIPベースにしたゲームコンテンツの様々なゲームとブロックチェーンを結び付けます。

HINTchain

HINTchainは一人一人の食べ物の好みや行動をベースに作成されたフードのプロファイルを利用し、消費者には、人工知能ベースの推薦を企業には洗練されたターゲットマーケティングをできるように提供するフードプロトコルです。

VETTA

VETTAは、世界トップクラスのゲームアクセラレータであるGTRが選択した有望なゲームのクラウドファンディングプラットフォームです。

SPX

SportsplexはNHN Black Pickの元CEO及びコアメンバーによって開発されたMLBなどの人気のあるリーグをカバーするファンタジースポーツサービスです。

Humanscape

HumanscapeはKlaytnブロックチェーン基盤の患者コミュニティを構築するプロジェクトです。ユーザーの中で患者本人及び患者の家族から同意を得て病気と関連データを病院に提供し、マーケットプレイスを活性化させます。

Piction Network

Piction Networkは個人クリエイターの知的財産を保護し、これをプラットフォームに載せ生産、参加の生態系を作ります。そしてバトルコミックス、Africa TVなど韓国国内で4,000万人規模のユーザーを対象に展開します。2019年第1四半期のテストネットを公開する予定です。

Airbloc Protocol

Airbloc Protocolはユーザーの同意えて取引や個人情報を元に広告、インテリジェンスビジネスや研究等に必要なデータを取引するプラットフォームです。

Rayon

レーヨン(rayon)は、ローン逆提案などのサービスを提供する金融プラットフォームです。KAKAOの100万ユーザが使用するピンテックサービス「Finda」に適用される予定です。

Contents Protocol

Contents Protocolは、「Watcha」を搭載したコンテンツレビューデータプラットフォームです。「Watcha」「Watcha Play」を通じ、450万人のユーザーを確保しています。彼らはお勧め、レーティングおよびレビューなどの活動内容をブロックチェーンに記録し貢献度に応じて報酬を提供します。

Atlas

Atlasは、中国の高級旅行会社Zanaduによって開発されたブロックチェーンベースの旅行コンテンツおよび取引プラットフォームで、200万人のユーザーベースを持っています。

BORA

BORAはWay2Bitが開発したゲームおよびデジタルコンテンツプラットフォームで、ブロックチェーン上の透明なトランザクション記録に基づいてデジタルコンテンツサービスの配信とユーザー参加を活性化するソリューションを提案します。

SPIN protocol

SPINプロトコルは、国境を越えた取引、配送、および顧客サービスの問題を効率的に処理することによって、ユーザーがグローバルインフルエンサーおよび個々の売り手として機能できるようにするプロジェクトです。

Cloudbric

Cloudbricはは韓国でWebセキュリティとデータのセキュリティ業界で1位を占めている(株)ペンタセキュリティシステムの社内ベンチャーとしてスタートしました。

現在では、世界各国で10,000人以上のユーザー、50以上のグローバルパートナー、そして世界中に25以上のデータセンターを保有しています。クラウドブリックは、本プロジェクトを通じてサイバーセキュリティと人工知能との間の空の隙間を接続しようとします。

INSUREUM

Insureumは、ヘルスケアのスタートアップ ‘Zikto’によって強化された保険のバリューチェーンを充実させるためのデータ共有ブロックチェーンプロトコルです。

Knocknock

Knocknockはシンガポールを拠点とする「IDBook」と「WEWAY」の技術提携によるブロックチェーンベースのID検証サービスです。

Antube

Antubeは、ブロックチェーンベースのモバイルビデオエンターテイメントプラットフォームです。

Yomobとの協力を通じ、GoogleやFacebookを含む世界規模のモバイル広告ネットワークを統合し、1億2000万人以上の月間ユーザーにサービスを提供してします。 Antubeは韓国、アメリカ、および他の英語圏の国々からの生態系貢献者のためにその利益を共有します。

Terra

ステーブルコインで現在の決済システムが持つ限界をブロックチェーンの技術を活用して克服し、金融革新を起こすことを目標にしています。

まとめ

今まで一般大衆にとって、”仮想通貨”という言葉はよく耳にはするものの、なかなか身近に感じることはできませんでした。そして、ハッキング・暴落など否定的なイメージが強かったのも事実です。

しかし、韓国社会から既に大きな信頼を得ているKAKAOがブロックチェーン業界において、まともな事業展開を行うことは、ブロックチェーン技術をより身近なものに近づけ、親しみのあるイメージに変えるのは時間の問題といえます。

KAKAOは一般大衆を対象にしたICOを行わないという事実も今回のリサーチで知り、より良い哲学を元にブロックチェーンを正しい方向性で事業展開をしてくれるだろうと信じています。

また、メッセンジャーアプリで90%以上のマーケットシェアを占めているKAKAOトークプラットフォームとdAppsパートナーとの互換性がどう実現されるかも楽しみの一つです。

チャットからトークンのやり取りができるMixinのようなサービスが既に存在していますが大衆性がなく、全く流行っていない現状です。しかし、大衆性があるカカオトークで、KlaytnのdAppsにより得られたトークンがカカオトーク内でやり取りすることが流行れば、クレジットカード決済が主流となっている韓国社会で仮想通貨決済も今後、流行しるかもしれません。

NHNがLINKChainを、Upbit取引所を運営するDoonamuがLuniverseなどのブロックチェーンプロジェクトが立ち上がっており、強い競合他社がいる中で、果たしてKAKAOが今まで実現できなかったdApps市場を牽引できるかが気になるところであり、非常に期待が持てます。(Klaytnは2019年の3月末にオープンテストネット → 6月末にメインネットの予定)

コイン相場も、日本市場だけでなく、今まで同様に韓国市場にも力を入れていき、韓国市場を盛り上げるように尽力していきたいと思いますのでよろしくお願いいたします!

コイン相場

参考文献

・박상기 법무장관 “가상화폐는 도박, 거래소 폐쇄할 것”

(朴・サンギ法務長官仮想通貨はばくち博打、仮想通貨取引所を閉鎖するかもしれない

http://www.ohmynews.com/NWS_Web/View/at_pg.aspx?CNTN_CD=A0002394229

・KAKAO公式ホームページの実績資料

https://t1.kakaocdn.net/kakaocorp/admin/ir/results-announcement/3867.pdf

・지방자치단체, 잇달아 지역 암호화폐 도입 발표

(地方自治体の仮想通貨導入現況)

https://tokenpost.kr/article-3539

・인생역전 유혹 가상화폐에 청춘 바친 나약한 청년들

(人生逆転の誘惑、仮想通貨に取りつかれた青年たち)

http://www.skyedaily.com/news/news_view.html?ID=70821

・KAKAO沿革 –

https://www.kakaocorp.com/kakao/introduce/history

https://namu.wiki/w/%EC%B9%B4%EC%B9%B4%EC%98%A4(%EA%B8%B0%EC%97%85)?from=Kakao

https://blog.naver.com/freedommmmm/220660222953

・Klyatnとは –

http://wiki.hash.kr/index.php/%ED%81%B4%EB%A0%88%EC%9D%B4%ED%8A%BC

・Klaytnの特徴 –

http://wiki.hash.kr/index.php/%ED%81%B4%EB%A0%88%EC%9D%B4%ED%8A%BC

https://www.klaytn.com/technology

・ハン・ジェソン氏の経歴 – http://wiki.hash.kr/index.php/%ED%95%9C%EC%9E%AC%EC%84%A0

・Klaytnパートナー:https://www.klaytn.com/partners

・KAKAO、Klaytnの資金調達状況 – http://www.etnews.com/20190312000272

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