主要アルトコイン $XRP , $ETH が大幅な価格上昇、ロックやエアドロップから起こるホールドインセンティブが原因か
   公開日 : 2020/11/24

主要アルトコイン $XRP , $ETH が大幅な価格上昇、ロックやエアドロップから起こるホールドインセンティブが原因か

Crypto Times 編集部

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ビットコインの価格が19000ドルに近づき、日々盛り上がりの声が聞こえてくる暗号通貨市場、記事執筆時点における市場の時価総額全体は約5676億ドルとなっています。

この水準は、2018年1月と同水準の時価総額となっており、市場全体に対して資金の流入があらゆるところから起こっていることが伺えます。

2017年末から2018年頭にかける盛り上がり以来の強気相場となっていますが、その中でも主要アルトコインであるEthereum の ETHとRipple社の発行する XRPが非常に強い価格上昇を見せています。

本記事では日本の取引所でも取り扱いが行われている上記2銘柄に関して、なぜ価格上昇が起きているかを考察していきます。

そもそも、なぜ価格の上昇は起こるのか?

今回のアルトコインの強気相場を牽引するETHとXRPの価格上昇の原因解明の前に、なぜ価格の上昇が起こるのか?というところをBTCのケースから考えてみましょう。

先日の考察の記事でも書いたとおり、Chainalysisの出したレポートによると、BTCは需要供給のバランスから大きく価格が上昇したのでは?という事が考えられています。

参考記事 : $BTC は19000ドル目前まで上昇、日本国内上場済みの $XRP などのアルトコインも価格上昇中

現在、市場に出回っていてすぐに取引が可能なBTCの枚数は340万BTCに留まっているとされています。更に海外の大企業によるポートフォリオの一部に加えられるなど、2017年と比較した際の需要供給バランスが大きく変わったことが述べられていました。

特に今年はビットコインの半減期が5月にありました。これにより、新規に発行されていたビットコインも半減期前と比較して半分に減ってたことも要因として考えられます。

つまり、価格上昇とは買い圧が売り圧を超えるからであり、単純に市場の参加者の質が変化したこと(機関投資家や海外の大手企業の市場参入)、希少価値がついてきたBTCをホールドする参加者が増え、大量の枚数を売るユーザーが減ったことが考えられます。

XRPとETHの価格上昇

前述した需要供給の観点を今回の主要アルトコインにも当てはめて考えると、アルトコインの強気相場を牽引しているXRPとETHには類似する点が見受けられます。

ETH/BUSDの日足チャート

ETHはEthereum 2.0が始動するためにDeposit Contractに大量のETHが現在ロックされ始めています。執筆時点ではDeposit Contractに必要な最低枚数はDeposit(現在価格で約300億以上)され、これらのETHは2年間ロックされることになります。

つまり、2年間は市場に出回らないと考えられるため、一時的に市場の売り圧が通常時と比較して、減っていることがわかります。DepositされるETHは今後も増え続けることが考えられるため、市場に出回らずロックされていくETHは徐々に増えていくでしょう。

また、現状DeFiの需要も非常に増えており、TVLの価格は今も右肩上がりとなっています。現状、ほかプラットフォームのDeFiはまだまだというような現状となっており、主要DeFiやUniswapを利用するにはETHが必要です。

DeFiにロックされる時価総額

これらはユーザーからのETHの需要が高まっていることが伺えるため、価格は必然的に右肩上がりになっているのではということが予想できます。

XRP/BUSDのチャート

続いて、1週間前と比較すると130%の価格上昇を見せるXRPです。

XRPはFlare Networkというプロジェクトがエアドロップにて配布するSparkという通貨の配布条件にXRPをホールドしていることが条件であると発表しています。これらの配布に関してはスナップショット指定日にXRPを持っておくことが条件となっています。

https://twitter.com/ronaldonline777/status/1330104884700569609?s=20

Spark Tokenを受け取るためのXRPユーザーのアカウントやバランスが大幅増加していることから、市場における需要の増加、そして一時的な供給量の減少が考えられます。また、XRPの価格が大きく上昇していることからも買い焦って飛び乗っているユーザーも増えていることも予想できます。

XRPに関しては、日本のTwitterトレンドにも乗るくらいの勢いとなっています。

価格上昇はいつまで続くのか?

さて、価格上昇はいつまで続くのか?これらに関しての答えは誰もわかりません。

しかし、需要(ユーザーの購入欲)が供給(ユーザーの売りたい欲)を上回っていれば、どの通貨に置いても価格の上昇は今後も見込めるでしょう。

今回はETHとXRPの価格上昇を皮切りに、その他のアルトコインも価格の上昇を見せており、市場全体への資金流入も大きく見られています。

大事なのは、各通貨を慌てて購入することではなく、落ち着いて購入していくことが大事だと筆者は考えています。2017年末から2018年頭にかけて起こった仮想通貨バブルで学んだことを今後も発信していくのでぜひともお付き合いください。

市場がバブリーになると、特定の通貨を煽るユーザーや美味しい話で悪いことを考える詐欺のようなユーザーも増加していくるため、楽観的にならずに自分の目で市場を確かめながら、各通貨を購入するようにしましょう。

日本で暗号通貨を購入するのにおすすめの取引所は、こちらの記事から紹介しています。

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