FCoinが実質的な経営破綻、最大約130億円の支払いが不可能に
2020/02/17・
アラタ | Shingo Arai
ニュース
中国に拠点を置く、2018年にはトレードマイニングで日本でも一躍話題を集めたFCoinが実質的に破綻状態であることをWebsiteのプレスリリースにて発表しました。
公式サイトの発表よると、2018年よりシステムのバグで本来の配当以上のFTを配ってしまい、資金が足りなくなってしまったと発表しています。今回の資金ショートの規模は、7000〜13000 BTCの間であると予測されています。
FCoinは10日からメンテナンスを行っていました。今回の破綻発表により、メールでの資金の引き出し処理が、現在行われているフェーズと長期フェーズの2つのフェーズに分けられることも併せて発表しています。
FCoinのCEOは今後、個人的に新たなプロジェクトを立ち上げ、ユーザーへの弁償は、1~3年の期間で行われる予定となっています。
2月18日 追記 : FCoinは経営破綻ではなく、ExitScam(出口詐欺)では?という疑惑も上がっています。 詳細は下記の記事にてチェックができます。
FCoinは経営破綻ではなく、ExitScamか?コールドウォレットより顧客資産の送金がトランザクションにて確認される
他の取引所にも影響か
今回のFcoinの破綻により、中国に拠点を置くExinOneが資金の一部をFcoinに預けていたため、入出金が一時停止する旨を発表しています。
この他にも同じような取引所があることも予想がされます。
記事ソース : Fcoin