ゴールドマン・サックス、ビットコイントレーディングデスクを開始
2018/05/04・
さっちゃん
ニュース
水曜日、ゴールドマン・サックスがビットコイントレーディングデスクを開始することが発表されました。
ニューヨークタイムズ紙によると、これに際してゴールドマン・サックスは、自己資金を使い始める準備をしていることがわかっています。
最終的には「物理的なビットコイン」を直接取引することが目標です。
これまでの経緯と発表の詳細
ゴールドマン・サックスは、昨年12月から仮想通貨取引デスクを開始する予定であると噂されていましたが、役員や広報担当はこの噂を否定していました。
実際、最近ではゴールドマン・サックスがデジタル資産市場部門の責任者としてジャスティン・シュミット氏を迎え入れた4月23日の時点で、ゴールドマン・サックスは未だ「デジタル資産提供の範囲についての結論は出ていない」と述べています。
しかし5月になり、ビットコインにリンクされる「ノンデリバラブル・フォワード」と呼ばれる先物取引の提供を始めることになりました。
- それでも会社内では疑いの声も
- ビットコイントレーディングデスクの開始を確認したゴールドマン・サックスの役員の一人であるRana Yared氏は、この業務に携わる人々のほとんどがまだ仮想通貨に疑念を抱いていると話しています。
それにもかかわらず、ゴールドマン・サックスは、ヘッジファンド、慈善団体、その他の投資家から十分な利子を得て、取締役会が仮想通貨及仮想通貨派生商品を取引するために自己資金を使用する最初の主要な米国銀行になることを認めています。
Rana Yared氏は、顧客がビットコイン先物を始めるのは「ビットコインが価値のある代替品であると感じている」からだと話しています。
ゴールドマンサックスは最終的に、米連邦準備理事会(FRB)やニューヨーク当局などの規制当局の承認を得られたら、実際に”物理的なビットコイン“などの仮想通貨を直接取引することを目標にしています。