Kakaoが開発するブロックチェーン『Klaytn』のガバナンス協議会が発表、日本からはgumi,Coconeが参加
アラタ | Shingo Arai
韓国のメッセンジャーアプリ『カカオトーク』を提供するKakao株式会社が開発しているブロックチェーンプラットフォーム『Klaytn』のガバナンス協議会に参加する企業が発表されました。
Klaytnの長期的な成長を生み出すことに尽力しているKlaytn Governance Councilは、プラットフォームガバナンス、コンセンサスノードの運用、およびエコシステムの成長を担当する、多国籍企業および組織の連合となっています。
今回、発表されたKlaytn Governance CouncilはIT、電気通信、コンテンツ、ゲーム、および金融を含むさまざまな業界の分野で大規模なユーザーベースを持ち、人気のあるサービスを作り出してきた23のグローバル企業から構成されており、下記の通りとなっています。
Klaytn Governance Council参加企業
韓国のLGグループ
アジアで最大25億ドル規模のバイオ医療企業
韓国のゲームデベロッパー、パブリッシャー
多様なIPを持つ人気のゲーム開発会社
MMORPG『黒い砂漠』の開発会社
世界でも有名なPlayerUnknown’s Battlegroundsを提供するゲーム開発会社
「Neowiz」の投資部門で、韓国最大のゲーム会社の1つ
Six Networkを設立し、タイで金融サービスとデジタル資産財布を提供するIT開発会社
カカオの子会社
東南アジア最大の通信複合企業のデジタルサービス部門
中国の 「Wanxiang Blockchain Labs」 の戦略的パートナー
香港に拠点を置く最大規模のfintechグループ
東南アジアに特化した不動産デベロッパー
香港を拠点とし、ホテル向けサービスを提供するグローバルな旅行・ライフスタイル事業を展開するユニコーン企業
日本の大手ソーシャルネットワークデジタルコンテンツ会社
日本に本社を置く世界有数のモバイルゲームパブリッシャー兼開発者
Klaytn Governance Councilに参加している企業は、今後、ビジネスと技術的な議題のための主要な意思決定者として、コンセンサス・ノード・ネットワークの運営に責任を負っていき、Klaytn上で運用されるブロックチェーンサービスを開発、より広いオーディエンスがブロックチェーンサービスを体験できるように大規模なユーザー獲得を加速することにも取り組んでいくとしています。
Klaytnに関しての詳しいリサーチ・レポートは株式会社コイン神社のヨンソン氏が書いた下記記事でも読むことができるので、参考にしてください。