MEXC Globalの二段階認証を完全ガイド! 設定手順やトラブルの対処法を解説
さっちゃん
MEXC Globalは、2018年に設立された比較的新しい仮想通貨取引所です。
海外の取引所ですが、公式HPは日本語対応しており、サポートとのオンライチャットも日本語で利用できるので、日本人にも使いやすいのが特徴です。
この記事では、MEXC Globalの二段階認証について解説しています。
設定手順の詳細を操作画面付きで詳しく説明したので、最後まで読めば二段階認証をしっかり使いこなせますよ。
目次
MEXC Globalの二段階認証の基礎知識を確認しておこう
まず最初に、MEXC Globalの二段階認証の基本について説明しましょう。
二段階認証の重要性や、MEXC Globalでの二段階認証の特徴についておさえていきます。
- MEXC Globalの二段階認証の基礎知識
二段階認証はアカウントの不正利用防止に重要
二段階認証では、個人認証が必要な時に、IDとパスワードによる通常の認証に加えて別の方法による認証を行います。
SMSや認証アプリによって認証コードが利用者に提供され、それを入力して認証する方式です。
認証コードは毎回変わるので、IDとパスワードによる認証と比較して、不正利用の可能性をグッと減らすことができます。
認証がひと手間増えて多少面倒ですが、MEXCの大切な資産を守るために必須な機能です。
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利用できる二段階認証方式はメール・SMS・Google Authenticatorの3種
メールによる認証 | MEXC Globalに登録したメールアドレス宛に送られた認証コードを使う方法 |
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SMSによる認証 | MEXC Globalに登録した携帯番号宛にSMSで送られた認証コードを使う方法 |
Google Authenticatorによる認証 | スマホ向け認証アプリGoogle Authenticatorが出力する認証コードを使う方法 |
二段階認証は、認証コードを利用者に提供する方式によって違いがあります。
MEXC Globalで利用可能な認証方式は、メール・SMS・Google Authenticatorの3種です。
MEXC Globalに新規に登録した状態ではメールによる認証のみが設定されていますが、他の方法も設定するよう強く推奨されるので、必ず設定しておきましょう。
二段階認証が行われるのはログイン・出金・セキュリティ設定
MEXC Globalでは、不正利用の可能性がある場合や大きなお金が動く場合に、二段階認証が行われます。
まずログイン時には、通常のID・パスワードに加えて二段階認証が必要です。
不正な出金を避けるために、仮想通貨の出金時にも二段階認証が要求されます。
また、パスワードや二段階認証などのセキュリティ設定の変更時にも行われます。
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アンチフィッシングコードを設定してフィッシングを防ごう
MEXC Globalでは、フィッシングを防ぐためにアンチフィッシングコードを設定可能です。
任意の文字列をアンチフィッシングコードとしてMEXC Globalに登録しておけば、同社から送られてくるメールには同じコードが含まれるようになります。
このコードの存在を確かめれば、正しくMEXC Globalからのメールであることが確認できます。
仕組みは簡単ですが効果は高いので、二段階認証とあわせてこちらも設定しておきましょう。
MEXC Globalの二段階認証の設定手順を徹底解説!
MEXC Globalの二段階認証の基本事項を確認した後は、設定や変更の手順について解説します。
操作画面を交えて詳細に説明しているので、しっかり確認していきましょう。
- MEXC Globalの二段階認証の設定手順を解説
二段階認証の設定は「セキュリティセンター」のページから
二段階認証の設定は、「セキュリティセンター」のページから行います。
MEXC GlobalのHPにログインした後に、上部の人型のメニューを開き、「セキュリティセンター」を選択すればOKです。
「セキュリティセンター」のページでは、セキュリティにかかわる様々な設定が可能です。
また、ページ上部には現在の設定でのリスクレベル評価が表示されています。
リスクレベルが「低い」と評価されればより安全なので、これを目安にセキュリティの設定を進めていきましょう。
- セキュリティの設定変更後24時間は出金できない
- メールアドレスやSMS、Google Authenticationに関する設定を変更した後の24時間は、仮想通貨の出金はできません。出金の予定がある場合は、変更を控えましょう。
メールによる認証の設定変更手順
メールによる二段階認証で使用するメールアドレスを変更するには、「セキュリティセンター」のページで「メール認証」の「変更」を選択します。
「メール変更」のダイアログが開くので、変更後の新メールアドレスを入力し、さらに新メールアドレスで取得した認証コードと変更前の旧アドレスで取得した認証コードを入力しましょう。
SMSやGoogle Authenticatorをすでに設定している場合は、これらから得られる認証コードも入力します。
そして右下の「確認する」をクリックすれば、メールアドレスの変更は完了です。
SMSによる認証の設定手順
SMSによる二段階認証の新規登録や携帯番号の変更も、「セキュリティセンター」のページからです。
「セキュリティセンター」のページで「SMS認証」の「変更」を選択すると、「携帯番号の変更」のダイアログが開くので、使用する携帯番号を入力しましょう。
さらに、新しく設定した番号宛のSMSで取得した認証コードを入力します。
新規設定ではなく、携帯番号の変更の場合には、変更前の番号宛の認証コードも必要です。
Google Authenticatorを設定している場合は、こちらから得られる認証コードも入力して、右下の「確認する」をクリックすれば、SMSによる二段階認証の設定・変更は完了です。
Google Authenticatorによる認証の設定手順
「セキュリティセンター」のページで「Google Authenticator」の「設定」を選択すると、Google Authenticatorによる二段階認証の設定ができます。
事前にGoogle Authenticatorをスマホにインストールしておき、「セキュリティセンター」のページに表示される設定用キーのQRコードをGoogle Authenticatorに読み込みましょう。
すると、MEXC Global向けの認証コードがGoogle Authenticatorに表示されるようになります。
その後に「セキュリティセンター」のページの指示にしたがってパスワードとGoogle Authenticatorが表示する認証コードを入力すれば、設定は完了です。
アンチフィッシングコードの設定手順
アンチフィッシングコードの設定も「セキュリティセンター」からです。
「セキュリティセンター」のページで「アンチフィッシングコード」の「設定」を選択しましょう。
「アンチフィッシングコードを選択する」のページに切り替わるので、使用する文字列を入力して「確認する」をクリックすれば、設定完了です。
これ以降、MEXC Globalから届くメールには設定した文字列が含まれます。
MEXC Globalの二段階認証でのトラブル対処方法を紹介
二段階認証の設定・変更の手順の後は、よく起こるトラブルついて見ていきましょう。
ここに記載した対処方法をおさえておけば、MEXC Globalの二段階認証を不安なく使いこなせますよ。
- MEXC Globalの二段階認証でのトラブル対処方法
認証コードが届かない時は登録したメアドや携帯番号を確認する
メールやSMSでの二段階認証が必要な時に、MEXCから認証コードが届かないことがあります。
その場合はまず、認証コードを再度取り直してみましょう。
メールやSMSでの認証コード送信のボタンは、認証コードを入力するエリアの近所に配置されています。
入力エリアの近くに「送信」「再送」の文字を見つけたら、それをクリックすれば認証コードが再送されますよ。
- 認証コードを再送しても届かない場合は?
- 「送信」「再送」のボタンをクリックしても認証コードが届かない場合は、MEXC Globalに登録しているメアドや携帯番号が違っている可能性があります。HPで設定を確認してみましょう。
認証コードを入力しても失敗する時は新しいコードを入力する
認証コードを入力しても、MEXCの二段階認証に失敗することもよくあります。
最も多いのは単なるコードの誤入力なので、まずは正しく入力しなおしましょう。
また、認証コードには短期の有効期間があり、入力が遅れるとコードが無効になってしまう場合があります。
その場合は、新たに認証コードを取得しなおして入力すれば、問題なく認証できるはずです。
- Google Authenticatorの認証コードは30秒ごとに変わる
- Google Authenticatorが出力する認証コードは30秒ごとに変わります。残り時間が少ないコードを無理に入力するよりも、コードが切り替わるのを待ちましょう。
機種変更時に備えてGoogle Authenticator用の設定キーを記録しておこう
Google Authenticatorによる二段階認証を行っている場合は、スマホを機種変更するとトラブルになる場合があります。
新しいスマホにGoogle Authenticatorをインストールしただけでは、MEXC Global用の認証コードが出力されません。
この場合は、Google Authenticatorによる二段階認証設定時に読み込んだ設定用のQRコードを、新しいスマホのGoogle Authenticatorに読み込む必要があります。
このため、最初にGoogle Authenticatorによる二段階認証を設定した際に表示されたQRコードは、必ずバックアップをとっておきましょう。
Google Authenticatorによる認証の解除は「セキュリティセンター」から
メールやSMSによる二段階認証は、メアドや電話番号の変更はできますが、認証の解除はできません。
Google Authenticatorによる二段階認証は、「セキュリティセンター」のページから解除することが可能です。
「セキュリティセンター」のページで「Google Authenticator」の「閉じる」を選択し、パスワードと Google Authenticatorから取得した認証コードを入力すれば手続きは完了です。
Google Authenticatorの認証を解除すると、解除後24時間仮想通貨の出金が停止されるので、解除のタイミングには気をつけましょう。
二段階認証がうまくいかないときはサポートに問い合わせる
二段階認証でどうしても解決できないトラブルが発生したときは、サポートに問い合わせましょう。
MEXC Globalのオンラインチャットは、サポートとリアルタイムでやり取りできます。
日本語も使えるので、気軽に問い合わせることができてとても便利です。
リアルタイムのチャットが不慣れな方は、メールでサポートにコンタクトすることもできますよ。
MEXC Globalの二段階認証まとめ
この記事では、MEXC Globalの二段階認証について解説しました。
設定手順の詳細に加えてトラブル時の対処方法までまとめたので、MEXC Globalの二段階認証を不安なく使うことができますね。
仮想通貨の取引は大きな金額のお金を扱うことが多く、セキュリティはとても気になります。
二段階認証はアカウントの不正利用を防げる必須の仕組みですから、多少面倒でも積極的に使っていきましょう。